2024.9.16

少女漫画好きの心が騒ぐ!ドキドキ必須のサスペンス映画『夏目アラタの結婚』丸山礼さんインタビュー

累計発行部数240万部のベストセラーコミックの実写映画『夏目アラタの結婚』で映画初出演、UHB『いっとこ!みんテレ』にもレギュラー出演している丸山礼さんにUHBアナウンサーの柴田平美がインタビュー。ロケ先のうどん店で、いつも通りざっくばらんに(笑)お話を伺いました!

桃山香役・丸山礼さんインタビュー

―――礼さん、映画を観た感想から教えてもらっていいですか?

丸山
:やっぱり堤幸彦さんワールドというか、少し不気味さもあってユーモラスもありながら観て惹きこまれちゃうような作品というか。そんな中にも獄中で結婚するっていうサスペンス要素もありながら本当いろんな感情にかき乱される作品だと思います。
 
―――ずっとドキドキが止まらなかった感じがしましたね、最初から最後まで!

丸山
:そうなんですよ!波乱なんですよね、かなり!そこもまたいいですよね。
 
―――この映画の魅力かなと思います。礼さんはドラマに出演されていますけど、映画の出演は初めてということで、お話が来た時はどんな気持ちだったんですか?

丸山
:この映画って志らく師匠も出るんですよ。志らくさんが同じ事務所なので、志らくさんのマネージャーさんに、「丸山さん、今度お願いしますよ!志らくさんと本当の娘みたいな役で。」みたいに言われたのが最初で。(笑)私、何も聞いてなかったので、マネージャーさんに確認したら、「うわ、ちょっとタイミング見て言おうと思ったのに。」みたいな。(笑)フライングで志らく師匠のマネージャーさんに聞かされるっていう、本当に自分のマネージャーさんから聞いても、こう、イエイ!なテンションでしか喜べない感じはあったんですけど。(笑)映画は初めてだったのでちょっと勝手がまだわからなくてびっくりしているのと、あとキャストの方がすごい方がたくさんいるんですよ!柳楽さんに黒島さんに中川さん、あと市村正親さん、佐藤次郎さん…もう錚々たるメンバーで。そこに堤幸彦監督というちょっとプレッシャーはありながらだったんですが、一つ飛び出してみようかなという気持ちでした。
 
―――ドラマと映画で取りかかり方というのは違いましたか?

丸山:時間をかけてゆっくり一つの話を作っていく映画の方が、こう言おうかなとか役に対する気持ちを作りやすいのかなと思いました。 ドラマはやっぱり放送が毎週あるじゃないですか。そこに合わせていくのは大変だなっていうか…ああ、はい、広瀬すずさんがそう言っていました!(笑)

―――えええ!受け売りですか?(笑)

丸山:映画とドラマの違い、マジ聞いてそうだと思ったので使わせてもらってます。(笑)これ、著作権は広瀬すずさんです。なんか聞いたらそうやって言ってて納得して、使わせてもらっています。(笑)

―――自分もそう感じたってことですね。(笑)

丸山:あと、堤幸彦さんの現場も初めてだったんですけど、現場にスピーカーがあって、そこから指示が聞こえてくるのが不思議な感覚でしたね。
―――黒島さん演じる真珠と対峙するシーンがあると思います。礼さん出演のシーンは、そこが山場ですよね。

丸山
:そうだと思います。私は、児童養護施設で働いている福祉士の役なんですけど、黒島さんは東京拘置所に拘置されていて、私と黒島さんが面会室でアクリル板越しに、女性同士の妬みとか嫉妬の感情を交らわせるシーンがあって、そこが一番緊張しました。 あと他のシーンは割とほっこりしたところで出現してくるんですけど、あの黒島さんのシーンをすごく大事にしたかったので、挨拶も最小限で本当、「おはようございます」「お願いします」だけで現場入って、特に和気あいあいな会話もせず、割と神経が張り詰めた状態でした。拘置所の面会室のライティングも、暗いけど白光っていて気持ち悪い不気味な雰囲気があったので、そこの雰囲気を崩さないようにしたいと思いました。黒島さんも役の入り方がえげつなかったんで。真珠の役は歯が特徴的だったりするので、何ヶ月もマウスピースつけてらっしゃったりとかする話聞いていて、すごい女優さんなんだとか思いながら。で、真珠が柳楽さん演じるアラタという役に憧れている、好き、結婚という話なんですよね。そして、またアラタの好きなタイプが私が演じる桃山香だったので、アラタに憧れられないといけない。そこの三人の関係性も大事にしつつ、いびつな会話感を表現するのは女優さんとしてすごくパワーが必要なシーンだったなと思います。
―――柳楽さんの話が出てきましたけど、柳楽さんの先輩役ということで現場が一緒のことも多かったと思いますが、現場でアドバイスなどもらったりしたんですか?

丸山
:うーん、特になかったですね。楽しく一緒にお弁当食べたりとか、最近この写真の撮り方が流行ってるんですよとか言って一緒に撮ってもらったりとか。あと、車の免許持っているかという話になって、いろんな役をやるんだったら持っといた方がいいかもね。と言ってくださったりして。他にも中川大志さんとかもご一緒したんですけど、特にみんなでこう話すとかもなく…それが逆に不安でしたね。アドバイスがない状態で監督もこう攻めた指示はなかったので…
 
―――自分で考えた自然体でというか、描いていた桃ちゃん風に。

丸山:そうですね。自分と似ているところを照らし合わせながら、どんな感じかなと思いながら作った感じがありました。

(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会

―――最後にここだけの裏話があったら教えてください!
丸山
:撮影終わって、黒島さんにたまたま道で会う機会があったんですけど、私たち1日しか撮影してないので、道で「お疲れ様です、黒島さん」と声をかけたら、「え、あ、どこで会いましたっけ」て言われました。いや、マジで覚えてなかったっぽくて。(笑)1回だけプライベートで遭遇したことがあって、そこで会いましたよねって話をされて「え、違います。あの、共演しました」っていうびっくり展開がありました!で、「あ そうだった!」みたいな。(笑)黒島さん、それだけ結構役に入り込んでいろんなシーンを撮っていたので、その中の一つの私だったから「ま、そりゃそうだよな」って思って、逆にこれぐらいがなんか役としては心地よくて。(笑)入ってる~!って思って興奮しましたね。
 

ナルミのススメ。~『夏目アラタの結婚』

こう見えて…。と書き出したけれども、どう見えているのかわかりませんが、少女漫画が昔から大好きな私。『夏目アラタの結婚』はサスペンスだし、大丈夫かなと思いながら鑑賞しました。確かに、真珠という連続殺人事件の死刑囚と夏目アラタが獄中結婚するという物語なので、少し目を伏せたくなるようなシーンもあるのですが、それ以上にどんどん話に惹き込まれていってハラハラドキドキが止まらない。劇中の丸山礼さん演じる桃ちゃんや中川大志さん演じる弁護士・宮前のように、真珠の人の心を見透かしているような態度、ころころ変わる表情と不気味ながらも純粋な雰囲気に私も翻弄されていたのかもしれません。気が付いたら映画が終わっていました。そして、観終わった後「ああ、この映画を観て良かった…え…面白すぎたかも!」と、少し間があってから面白さを実感するくらい映画の世界に入り込んでいた自分がいました。少女漫画好きの期待を裏切らない、サスペンスだからこそ今までになかったこの感覚。初めての感覚にムズムズしています。そして、また観てしまうのだと思います。礼さんの見たことない表情が観られる映画デビュー作、皆さんも劇場でぜひ。
 

作品情報


(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会

公開日:2024年9月6日(金)
原作:乃木坂太郎「夏目アラタの結婚」(小学館ビッグコミックスペリオール刊)
監督:堤幸彦
脚本:徳永友一
 
主題歌:「ヴァンパイア」オリヴィア・ロドリゴ(Universal International)
 
出演:柳楽優弥 黒島結菜 中川大志 丸山 礼 立川志らく 福士誠治 今野浩喜 平岡祐太 藤間爽子 / 佐藤二朗 / 市村正親
 
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト URL:natsume-movie.jp/
予告編YouTube URL:https://youtu.be/Gpo1QIA5iJA

桃山香役・丸山礼さんインタビュー

―――礼さん、映画を観た感想から教えてもらっていいですか?

丸山
:やっぱり堤幸彦さんワールドというか、少し不気味さもあってユーモラスもありながら観て惹きこまれちゃうような作品というか。そんな中にも獄中で結婚するっていうサスペンス要素もありながら本当いろんな感情にかき乱される作品だと思います。
 
―――ずっとドキドキが止まらなかった感じがしましたね、最初から最後まで!

丸山
:そうなんですよ!波乱なんですよね、かなり!そこもまたいいですよね。
 
―――この映画の魅力かなと思います。礼さんはドラマに出演されていますけど、映画の出演は初めてということで、お話が来た時はどんな気持ちだったんですか?

丸山
:この映画って志らく師匠も出るんですよ。志らくさんが同じ事務所なので、志らくさんのマネージャーさんに、「丸山さん、今度お願いしますよ!志らくさんと本当の娘みたいな役で。」みたいに言われたのが最初で。(笑)私、何も聞いてなかったので、マネージャーさんに確認したら、「うわ、ちょっとタイミング見て言おうと思ったのに。」みたいな。(笑)フライングで志らく師匠のマネージャーさんに聞かされるっていう、本当に自分のマネージャーさんから聞いても、こう、イエイ!なテンションでしか喜べない感じはあったんですけど。(笑)映画は初めてだったのでちょっと勝手がまだわからなくてびっくりしているのと、あとキャストの方がすごい方がたくさんいるんですよ!柳楽さんに黒島さんに中川さん、あと市村正親さん、佐藤次郎さん…もう錚々たるメンバーで。そこに堤幸彦監督というちょっとプレッシャーはありながらだったんですが、一つ飛び出してみようかなという気持ちでした。
 
―――ドラマと映画で取りかかり方というのは違いましたか?

丸山:時間をかけてゆっくり一つの話を作っていく映画の方が、こう言おうかなとか役に対する気持ちを作りやすいのかなと思いました。 ドラマはやっぱり放送が毎週あるじゃないですか。そこに合わせていくのは大変だなっていうか…ああ、はい、広瀬すずさんがそう言っていました!(笑)

―――えええ!受け売りですか?(笑)

丸山:映画とドラマの違い、マジ聞いてそうだと思ったので使わせてもらってます。(笑)これ、著作権は広瀬すずさんです。なんか聞いたらそうやって言ってて納得して、使わせてもらっています。(笑)

―――自分もそう感じたってことですね。(笑)

丸山:あと、堤幸彦さんの現場も初めてだったんですけど、現場にスピーカーがあって、そこから指示が聞こえてくるのが不思議な感覚でしたね。
―――黒島さん演じる真珠と対峙するシーンがあると思います。礼さん出演のシーンは、そこが山場ですよね。

丸山
:そうだと思います。私は、児童養護施設で働いている福祉士の役なんですけど、黒島さんは東京拘置所に拘置されていて、私と黒島さんが面会室でアクリル板越しに、女性同士の妬みとか嫉妬の感情を交らわせるシーンがあって、そこが一番緊張しました。 あと他のシーンは割とほっこりしたところで出現してくるんですけど、あの黒島さんのシーンをすごく大事にしたかったので、挨拶も最小限で本当、「おはようございます」「お願いします」だけで現場入って、特に和気あいあいな会話もせず、割と神経が張り詰めた状態でした。拘置所の面会室のライティングも、暗いけど白光っていて気持ち悪い不気味な雰囲気があったので、そこの雰囲気を崩さないようにしたいと思いました。黒島さんも役の入り方がえげつなかったんで。真珠の役は歯が特徴的だったりするので、何ヶ月もマウスピースつけてらっしゃったりとかする話聞いていて、すごい女優さんなんだとか思いながら。で、真珠が柳楽さん演じるアラタという役に憧れている、好き、結婚という話なんですよね。そして、またアラタの好きなタイプが私が演じる桃山香だったので、アラタに憧れられないといけない。そこの三人の関係性も大事にしつつ、いびつな会話感を表現するのは女優さんとしてすごくパワーが必要なシーンだったなと思います。

(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会

―――柳楽さんの話が出てきましたけど、柳楽さんの先輩役ということで現場が一緒のことも多かったと思いますが、現場でアドバイスなどもらったりしたんですか?

丸山
:うーん、特になかったですね。楽しく一緒にお弁当食べたりとか、最近この写真の撮り方が流行ってるんですよとか言って一緒に撮ってもらったりとか。あと、車の免許持っているかという話になって、いろんな役をやるんだったら持っといた方がいいかもね。と言ってくださったりして。他にも中川大志さんとかもご一緒したんですけど、特にみんなでこう話すとかもなく…それが逆に不安でしたね。アドバイスがない状態で監督もこう攻めた指示はなかったので…
 
―――自分で考えた自然体でというか、描いていた桃ちゃん風に。

丸山:そうですね。自分と似ているところを照らし合わせながら、どんな感じかなと思いながら作った感じがありました。
―――最後にここだけの裏話があったら教えてください!
丸山
:撮影終わって、黒島さんにたまたま道で会う機会があったんですけど、私たち1日しか撮影してないので、道で「お疲れ様です、黒島さん」と声をかけたら、「え、あ、どこで会いましたっけ」て言われました。いや、マジで覚えてなかったっぽくて。(笑)1回だけプライベートで遭遇したことがあって、そこで会いましたよねって話をされて「え、違います。あの、共演しました」っていうびっくり展開がありました!で、「あ そうだった!」みたいな。(笑)黒島さん、それだけ結構役に入り込んでいろんなシーンを撮っていたので、その中の一つの私だったから「ま、そりゃそうだよな」って思って、逆にこれぐらいがなんか役としては心地よくて。(笑)入ってる~!って思って興奮しましたね。
 

ナルミのススメ。~『夏目アラタの結婚』

こう見えて…。と書き出したけれども、どう見えているのかわかりませんが、少女漫画が昔から大好きな私。『夏目アラタの結婚』はサスペンスだし、大丈夫かなと思いながら鑑賞しました。確かに、真珠という連続殺人事件の死刑囚と夏目アラタが獄中結婚するという物語なので、少し目を伏せたくなるようなシーンもあるのですが、それ以上にどんどん話に惹き込まれていってハラハラドキドキが止まらない。劇中の丸山礼さん演じる桃ちゃんや中川大志さん演じる弁護士・宮前のように、真珠の人の心を見透かしているような態度、ころころ変わる表情と不気味ながらも純粋な雰囲気に私も翻弄されていたのかもしれません。気が付いたら映画が終わっていました。そして、観終わった後「ああ、この映画を観て良かった…え…面白すぎたかも!」と、少し間があってから面白さを実感するくらい映画の世界に入り込んでいた自分がいました。少女漫画好きの期待を裏切らない、サスペンスだからこそ今までになかったこの感覚。初めての感覚にムズムズしています。そして、また観てしまうのだと思います。礼さんの見たことない表情が観られる映画デビュー作、皆さんも劇場でぜひ。
 

作品情報


(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会

公開日:2024年9月6日(金)
原作:乃木坂太郎「夏目アラタの結婚」(小学館ビッグコミックスペリオール刊)
監督:堤幸彦
脚本:徳永友一
 
主題歌:「ヴァンパイア」オリヴィア・ロドリゴ(Universal International)
 
出演:柳楽優弥 黒島結菜 中川大志 丸山 礼 立川志らく 福士誠治 今野浩喜 平岡祐太 藤間爽子 / 佐藤二朗 / 市村正親
 
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト URL:natsume-movie.jp/
予告編YouTube URL:https://youtu.be/Gpo1QIA5iJA

柴田平美

UHBアナウンサー

UHBアナウンサー。ねむろ観光大使。土曜の情報番組「いっとこ!」の映画コーナーを担当。私が初めて観た映画は『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』(2001)。故郷・根室に映画館がなかったため、観たい映画があると隣町の釧路まで行って観ていました。映画館では、一番後ろの真ん中で、ひとりで観るのが好き。ジャンルは、ラブ・ファンタジー・アクションを中心に、話題作をチェックしています。皆さんの心に残る映画を見つけるきっかけとなれますように。

eventイベント・キャンペーン

point注目映画一覧(外部サイト)

Snow White

白雪姫

2025-03-20

Straume

Flow

2025-03-14

世界が大洪水に包まれ、今にも街が消えようとする中、ある一匹の猫は居場所を後に旅立つ事を決意する。流れて来たボートに乗り合わせた動物たちと、想像を超えた出来事や予期せぬ危機に襲われることに。しかし、彼らの中で少しずつ友情が芽生えはじめ、たくましくなっていく。彼らの運命を変える事が出来るのか?そして、この冒険の果てにあるものとは―?

Mickey 17

ミッキー17

2025-03-28

「パラサイト 半地下の家族」で第72回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞、第92回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4冠を達成したポン・ジュノが、ハリウッドで手掛けたエンターテインメント大作。人類発展を掲げる巨大企業の下、ミッキーは、命を落とすたびに新たな身体で再生する究極のミッションに就くが……。

Presence

プレゼンス 存在

2025-03-07

崩壊寸前の4人家族が、ある大きな屋敷に引っ越してくる。一家の10代の少女クロエは、家の中に自分たち以外の何かが存在しているように感じてならなかった。“それ”は一家が引っ越してくる前からそこにいて、“それ”は人に見られたくない家族の秘密を目撃する。クロエは母親にも兄も好かれておらず、そんな彼女に“それ”は親近感を抱く。一家とともに過ごしていくうちに、“それ”は目的を果たすために行動に出る。

Anora

ANORA アノーラ

2025-02-28

第77回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールに輝いたショーン・ベイカーのロマンティックコメディ。ニューヨークを舞台に、ロシア系アメリカ人のストリップダンサー、アノーラのジェットコースターのようなロマンスと騒動を、ユーモラスに、そして真摯に描く。

Wicked

ウィキッド ふたりの魔女

2025-03-07

魔法と幻想の国・オズにあるシズ大学の学生として出会ったエルファバとグリンダ。緑色の肌をもち周囲から誤解されてしまうエルファバと、野心的で美しく人気者のグリンダは、寄宿舎で偶然ルームメイトになる。見た目も性格もまったく異なる2人は、最初こそ激しく衝突するが、次第に友情を深め、かけがえのない存在になっていく。しかしこの出会いが、やがてオズの国の運命を大きく変えることになる。

Conclave

教皇選挙

2025-03-20

バチカンのシスティーナ礼拝堂で行われる教皇選挙<コンクラーベ>の裏側を描くヒューマン・ミステリー。ローマ教皇が死去した。悲しみに暮れる暇もなくローレンス枢機卿は新教皇を決める教皇選挙を執り仕切るが、その渦中、バチカンを震撼させるある秘密を知る。