(C)2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会
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2024.11.19

「六人の嘘つきな大学生」試写会レビュー|就活の最終選考に残った6人の密室で暴かれる嘘と罪とは?

現在までに累計65万部を突破している浅倉秋成原作「六人の嘘つきな大学生」が待望の実写映画化!就職活動の最終選考に残った6人の裏の顔が暴かれていく"密室サスペンス"要素と、暴かれた嘘と罪の真相を検証しながら人生と向き合っていく"青春ミステリー"要素を掛け合わせた物語は、一秒たりとも目が離せません。公開に先駆けて試写会に参加したSASARU movie編集部が映画の見どころをレビューします。

「六人の嘘つきな大学生」の気になるストーリー


(C)2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会

誰もが憧れるエンターテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用。最終選考まで勝ち残った6人の就活生に課せられたのは、6人を1チームとし、1か月後のグループディスカッションに臨むことでした。全員での内定獲得を夢見て、万全の準備を進め、親密になっていく6人。しかし、選考直前に急な課題変更が通達されます。「勝ち残るのは1人だけ。その1人は皆さんで決めてください」。会議室という密室で、共に戦う仲間から突如1つの席を奪い合うライバルに。そこに追い打ちをかけるかのように、それぞれの名前が書かれた6通の怪しい封筒を発見。その中の1通を開けると「●●は人殺し」という衝撃的な告発文が。そして次々と暴かれていく、6人の嘘と罪。誰もが疑心暗鬼になる異様な空気の中、1人の犯人と1人の合格者を出す形で最終選考は幕を閉じます。
そして悪夢の最終面接から8年が経ったある日、スピラリンクスに1通の手紙が届きます。それは「犯人の死」。犯人が残したその手紙には、「犯人、●●さんへ。」という告発めいた書き出しに続き、あの日のすべてを覆す衝撃的な内容が記されていました。残された5人は、真犯人の存在をあぶりだすため、再びあの密室に集結することに…。嘘に次ぐ嘘の果てに明らかになる、 あの日の「真実」とは?

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就活×密室×青春 3つの要素が交じり合うミステリー


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就職活動を舞台に、密室サスペンスと青春ミステリーの要素が見事に融合した本作。意外に思える設定と状況ですが、観ているうちにすんなりと受け入れられます。なにしろ今後の人生を大きく左右する就職活動、しかも大企業の最終選考ともなればその緊張感は計り知れません。そんな状況で「グループディスカッションの出来によっては全員が内定を獲得できるかも」と告げられれば、グループディスカッションを成功させよう、と考えるのも当然のこと。最終選考に残るほど優秀な彼らは、課題に対して熱心で、週に何度も会い議論を重ねるようになります。ぶつかり合いながらも互いを尊重し仲を深め、結束力が高まっていくのも自然な流れでした。そんな中で突然の課題内容の変更、しかも内定者は1人だけ。緊迫感が漂う最終面談は、会議室という名の"密室"で行われます。時間制限があり、時間内の退出は選考の辞退を意味する…。就職活動だからこそ成り立つ場面設定が、独特の雰囲気を演出します。
 
冷静でいようと努める彼らの前に現れた告発文により、場は大混乱。最初に開かれた一通は衝撃の内容でした。「良いやつ」だと思っていた相手が、実は全く違う裏の顔を持っていた。では残りの封筒はどうするべきか? どうやって内定者を決めるべきか? 全員嘘つきの心理戦は混乱を極め、疑心暗鬼の極限状態の中、ついに犯人は暴かれ、内定者が決まります。
この物語の驚くべき点は、ここで終わりではないこと。舞台が8年後に移り、なんと犯人が亡くなり、1通の手紙が真犯人の存在を示唆するという展開。再び集まった5人は何を語るのか、そして真犯人は誰なのか? この続きはぜひ映画館で確かめてください!

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全員が嘘つき? 最終選考に挑む6人の大学生


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個性的な6人の大学生を演じるのは、実力派の人気俳優たち。人並外れた洞察力を持つ嶌衣織を浜辺美波、まっすぐな性格でチームの精神的な支柱となる波多野祥吾を赤楚衛二、フェア(公平)であることを重んじ、冷静で的確なリーダーシップをとる九賀蒼太を佐野勇斗、語学力と人脈に自信を持つ矢代つばさを山下美月、口数は少ないが分析力に優れた森久保公彦を倉悠貴、高校時代は野球部のキャプテンで、今はスポーツと社会の関わりを学ぶムードメーカー的存在の袴田亮を西垣匠が演じます。
最終選考に挑むため、準備を進める彼らの姿はまさに青春そのもの。悩み、ぶつかり笑い合い、お互いを信頼しはじめる様子は未来への希望に溢れていました。そこから会議室で見せる姿は一転!嘘をつき、罵り、激昂する様子は思わず引き込まれるほどの生々しさ。みずみずしい青春パートと緊迫感あふれる密室パートのギャップは見どころのひとつです。

何度でも楽しめる「伏線の狙撃手」による極限の心理戦

本作は就職活動を舞台にしつつ、「過去と嘘」も重要なテーマのひとつ。内定を取るため、自分をよく見せ続けなければならない、ある意味嘘をつき続けなければならない就職活動を月の表側と裏側に例えたセリフが印象的です。暴かれたそれぞれの過去の所業も映画内でどう扱われていくかも注目してみてくださいね。
また、「伏線の狙撃手」と謳われる浅倉秋成の作品らしく、あちらこちらに多くの伏線が張られています。あまり多くを語れないのが歯がゆいですが、一度目はぜひ頭を空っぽにして驚きを楽しんで。その後は原作を確かめてみるのも良し、視点を変えて再度観るのもおすすめです!

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「六人の嘘つきな大学生」の基本情報


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タイトル:六人の嘘つきな大学生
公開日:2024年11月22日(金)
出演 :浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠 ほか
監督 :佐藤祐市
脚本 :矢島弘一
主題歌:緑黄色社会「馬鹿の一つ覚え」(Sony Music Labels Inc.)
配給 :東宝
公式サイト:https://6uso-movie.toho.co.jp/

「六人の嘘つきな大学生」の気になるストーリー


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誰もが憧れるエンターテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用。最終選考まで勝ち残った6人の就活生に課せられたのは、6人を1チームとし、1か月後のグループディスカッションに臨むことでした。全員での内定獲得を夢見て、万全の準備を進め、親密になっていく6人。しかし、選考直前に急な課題変更が通達されます。「勝ち残るのは1人だけ。その1人は皆さんで決めてください」。会議室という密室で、共に戦う仲間から突如1つの席を奪い合うライバルに。そこに追い打ちをかけるかのように、それぞれの名前が書かれた6通の怪しい封筒を発見。その中の1通を開けると「●●は人殺し」という衝撃的な告発文が。そして次々と暴かれていく、6人の嘘と罪。誰もが疑心暗鬼になる異様な空気の中、1人の犯人と1人の合格者を出す形で最終選考は幕を閉じます。

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そして悪夢の最終面接から8年が経ったある日、スピラリンクスに1通の手紙が届きます。それは「犯人の死」。犯人が残したその手紙には、「犯人、●●さんへ。」という告発めいた書き出しに続き、あの日のすべてを覆す衝撃的な内容が記されていました。残された5人は、真犯人の存在をあぶりだすため、再びあの密室に集結することに…。嘘に次ぐ嘘の果てに明らかになる、 あの日の「真実」とは?

就活×密室×青春 3つの要素が交じり合うミステリー


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就職活動を舞台に、密室サスペンスと青春ミステリーの要素が見事に融合した本作。意外に思える設定と状況ですが、観ているうちにすんなりと受け入れられます。なにしろ今後の人生を大きく左右する就職活動、しかも大企業の最終選考ともなればその緊張感は計り知れません。そんな状況で「グループディスカッションの出来によっては全員が内定を獲得できるかも」と告げられれば、グループディスカッションを成功させよう、と考えるのも当然のこと。最終選考に残るほど優秀な彼らは、課題に対して熱心で、週に何度も会い議論を重ねるようになります。ぶつかり合いながらも互いを尊重し仲を深め、結束力が高まっていくのも自然な流れでした。そんな中で突然の課題内容の変更、しかも内定者は1人だけ。緊迫感が漂う最終面談は、会議室という名の"密室"で行われます。時間制限があり、時間内の退出は選考の辞退を意味する…。就職活動だからこそ成り立つ場面設定が、独特の雰囲気を演出します。
 

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冷静でいようと努める彼らの前に現れた告発文により、場は大混乱。最初に開かれた一通は衝撃の内容でした。「良いやつ」だと思っていた相手が、実は全く違う裏の顔を持っていた。では残りの封筒はどうするべきか? どうやって内定者を決めるべきか? 全員嘘つきの心理戦は混乱を極め、疑心暗鬼の極限状態の中、ついに犯人は暴かれ、内定者が決まります。
この物語の驚くべき点は、ここで終わりではないこと。舞台が8年後に移り、なんと犯人が亡くなり、1通の手紙が真犯人の存在を示唆するという展開。再び集まった5人は何を語るのか、そして真犯人は誰なのか? この続きはぜひ映画館で確かめてください!

全員が嘘つき? 最終選考に挑む6人の大学生


(C)2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会

個性的な6人の大学生を演じるのは、実力派の人気俳優たち。人並外れた洞察力を持つ嶌衣織を浜辺美波、まっすぐな性格でチームの精神的な支柱となる波多野祥吾を赤楚衛二、フェア(公平)であることを重んじ、冷静で的確なリーダーシップをとる九賀蒼太を佐野勇斗、語学力と人脈に自信を持つ矢代つばさを山下美月、口数は少ないが分析力に優れた森久保公彦を倉悠貴、高校時代は野球部のキャプテンで、今はスポーツと社会の関わりを学ぶムードメーカー的存在の袴田亮を西垣匠が演じます。
最終選考に挑むため、準備を進める彼らの姿はまさに青春そのもの。悩み、ぶつかり笑い合い、お互いを信頼しはじめる様子は未来への希望に溢れていました。そこから会議室で見せる姿は一転!嘘をつき、罵り、激昂する様子は思わず引き込まれるほどの生々しさ。みずみずしい青春パートと緊迫感あふれる密室パートのギャップは見どころのひとつです。

何度でも楽しめる「伏線の狙撃手」による極限の心理戦


(C)2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会

本作は就職活動を舞台にしつつ、「過去と嘘」も重要なテーマのひとつ。内定を取るため、自分をよく見せ続けなければならない、ある意味嘘をつき続けなければならない就職活動を月の表側と裏側に例えたセリフが印象的です。暴かれたそれぞれの過去の所業も映画内でどう扱われていくかも注目してみてくださいね。
また、「伏線の狙撃手」と謳われる浅倉秋成の作品らしく、あちらこちらに多くの伏線が張られています。あまり多くを語れないのが歯がゆいですが、一度目はぜひ頭を空っぽにして驚きを楽しんで。その後は原作を確かめてみるのも良し、視点を変えて再度観るのもおすすめです!

「六人の嘘つきな大学生」の基本情報


(C)2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会

タイトル:六人の嘘つきな大学生
公開日:2024年11月22日(金)
出演 :浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠 ほか
監督 :佐藤祐市
脚本 :矢島弘一
主題歌:緑黄色社会「馬鹿の一つ覚え」(Sony Music Labels Inc.)
配給 :東宝
公式サイト:https://6uso-movie.toho.co.jp/

休日のスケジュールが決まっていない方、何を見ようか迷っている方など"ライトな映画ファン"に対して、映画館に出かけて、映画を楽しむことをおすすめします。SASARU movie編集部では、話題性の高い最新映画を中心にその情報や魅力を継続的に発信していきます。

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