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2024.12.2

すべての海を繋ぐため“導く者”となったモアナが再び冒険へ旅立つ「モアナと伝説の海2」試写会レビュー

「アナと雪の女王」「インサイド・ヘッド2」のディズニーが贈る、美しく神秘的な海を舞台にした感動のミュージカル・アドベンチャー「モアナと伝説の海」の続編が公開されます。
前作では故郷・モトゥヌイを救うため、あふれる好奇心と勇気で大海原へと旅立ったモアナ。今作では島のリーダーとして、1000年にひとりの“導く者”となり、すべての海を繋ぐため困難な冒険に繰り出します。よりパワーアップした海の描写と心を揺さぶる音楽、そしてモアナを待ち受ける過酷な運命から目が離せません!
12月6日の公開に先駆けて試写会に参加したSASARU movie編集部が映画の見どころをレビューします。

「モアナと伝説の海2」の気になるストーリー

モアナ2場面写真

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前作の壮大な冒険から3年。妹のシメアが生まれ、少し大人へと成長したモアナ。故郷であるモトゥヌイの他にも人の住む島があるかもしれないと、ときどき外海に出ては探検を繰り返しています。ある日、外海の島に人が住んでいた痕跡を発見!モアナは大喜びで島に戻り、ひとつの伝説を知ります。「かつて人々は海で繋がっていたが、人間を憎む神によって引き裂かれた。海の果てにある島に辿り着けば呪いは解け、世界は再びひとつになる」。偶然にも1000年にひとりの“導く者”に選ばれたモアナ。彼女は人々の引き裂かれた絆を取り戻すため航海に出ようとします。しかし、その島は嵐に包まれており、近づこうとすると生きては帰れないといわれるほど危険に満ちた冒険でした。幼い妹のシメアはもちろん、家族や仲間と二度と会えないかもしれない…。モアナは迷い、葛藤します。しかし、愛する人たちを守るため「私が、やらなきゃ」と決意。島の仲間たちと一緒に、果てしない冒険へ旅立ちます。──たとえ、どんな運命が待ち受けていても。

成長しさらに魅力的になったモアナと、モアナを支える仲間たちに注目

海と特別な絆で結ばれたヒロイン、モアナ。今作で少し大人になった彼女は、リーダーとしての自覚を持ち、より優しく、より勇敢に、よりパワフルに成長しています。しかし、世界を引き裂く呪いを解くために、二度と戻れないかもしれない航海へ出ることに。重大な使命を担ったことで、愛する島や家族たちと離ればなれになる恐怖、本当に自分は“導く者”としての役割を果たせるのかといった迷いを抱えます。
モアナと共に航海に出る、新たな島の仲間にも注目。モアナとマウイが大好きで、島の歴史や神話に詳しく鋭い観察眼を持つ伝説オタクの青年モニ。最高の船を作るため日々試行錯誤を繰り返す、エネルギッシュな船大工で天才肌の少女ロト。頑固で口数は少ないけれど農作物のことならなんでも知っている、料理担当の老人ケレ。今回の旅には、神出鬼没&予測不可能な行動をとるニワトリのヘイヘイはもちろん、元気いっぱいだけれど怖がりなブタのプアも乗船します。
心強い新しい仲間たちとモアナにどんな冒険が待ち受けているのでしょうか。
モアナ2場面写真

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モアナ2場面写真

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また、モアナと固い絆で結ばれた相棒のマウイももちろん登場!風と海をつかさどる半神半人の英雄であるマウイは、神に与えられた巨大な釣り針で自然現象を操り、あらゆる生き物に姿を変えてモアナの旅を助けてくれる存在。自信に満ちあふれ、大胆不敵だけれどモアナに対してはうまく気持ちを伝えられない一面も。そんな時はマウイの体のタトゥーのひとつ、ミニマウイが、今作でも本心を伝える手助けをしてくれます。
彼らの冒険に立ちはだかる、見た目はキュートなのに冷酷で残忍なココナッツの海賊・カカモラ。コウモリのように舞いモアナを惑わせる謎の存在マタンギ。そして人間を憎む神によって、嵐に包まれた謎の島…。モアナは困難を乗り越え、無事に使命を果たせるのでしょうか?

スクリーンで観てほしい!圧倒的スケールで描かれる神秘的な海の世界

南太平洋のポリネシアにインスパイアされた、楽園のようなモアナの世界の海。透き通るようなエメラルドグリーンや波打ちぎわの細かな泡。モアナの手にふれるやわらかそうな水の表現や船にぶつかるキラキラとした水しぶき。シーンごとに表情を変えるどこまでも広がる大海原…その全てが感動するほどの美しさ!また、今作でも海はキャラクターのひとりとしてモアナの前に姿を現します。前作と同様に海が割れてモアナを迎え入れるシーンも、今作ではさらにスケールアップし、あまりの美しさに圧倒されてしまいます。青い海原だけでなく、夕焼けに染まった海や、嵐が轟く荒々しい海など様々な海の表情を表現しています。とくに夜の海は神秘的。ジンベエザメやエイとなって現れる祖先の霊は、道しるべのように光り輝き、葛藤し続けるモアナを励まし続けてくれます。
体の底から元気が沸き上がるような、生命力にあふれる海の世界をぜひスクリーンで味わってほしいです!
モアナ2場面写真

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ディズニー映画といえばやっぱり音楽!勇気を奮い立たせる楽曲がたっぷり

モアナ2場面写真

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本作のメインテーマ「ビヨンド ~越えてゆこう~」は、主人公・モアナが、愛するものたちのため、危険が待ち受ける航海に出る決意を歌い上げています。戸惑いながらも、自分を信じて迷いや葛藤を越えてゆこうという彼女の強い意志が心に響き、私たちにも勇気を与えてくれますよ。他にも、ミュージカル映画らしい、場面に合わせた魅力的な楽曲がたっぷり。故郷・モトゥヌイへの帰還を喜ぶ歌「ウィー・アー・バック(原題)」や、初めての航海に戸惑う仲間と、それを率いるモアナたちが歌う曲は、聴いているだけで明るく楽しい気持ちになれます。
島への手がかりがなくなり、この先どうすれば良いか迷うモアナを、さらに惑わせるようなマタンギの歌は、困らせるだけではなく、どこかエールを送っているようにも感じました。
使命を果たせないかもしれないと途方にくれるモアナを励ますマウイの歌も忘れられません。二度と戻れないかもしれないとまで言われる過酷な旅の中で、「お前ならできる、レベルアップだ!」と言えるのは半神半人の英雄マウイくらい。「マウイがそこまで言ってくれるなら本当にそうかも?」と思えてきます。
モアナの旅を彩り、後押ししてくれる楽曲たちは、観客である私たちの心も奮い立たせてくれるものばかり。スクリーンに広がる南国の海と、活力に満ちたモアナの姿には勇気と元気をもらえるはず。日々寒さが厳しくなる今だからこそ映画館で観てほしい作品です。
モアナ2場面写真

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「モアナと伝説の海2」基本情報

モアナ2場面写真

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監督:デイブ・デリック・ジュニア
音楽:アビゲイル・バーロウ、エミリー・ベアー
           オペタイア・フォアイ、マーク・マンシーナ
日本版声優:屋比久 知奈 (モアナ)、尾上 松也 (マウイ)、小関裕太 (モニ)、鈴木梨央 (ロト)、山路 和弘 (ケレ)、ソニン (マタンギ)、増留優梨愛 (シメア)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
原題:Moana2
全米公開日:2024年11月27日
日本公開日:2024年12月6日

公式HP:https://www.disney.co.jp/movie/moana2

「モアナと伝説の海2」の気になるストーリー

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前作の壮大な冒険から3年。妹のシメアが生まれ、少し大人へと成長したモアナ。故郷であるモトゥヌイの他にも人の住む島があるかもしれないと、ときどき外海に出ては探検を繰り返しています。ある日、外海の島に人が住んでいた痕跡を発見!モアナは大喜びで島に戻り、ひとつの伝説を知ります。「かつて人々は海で繋がっていたが、人間を憎む神によって引き裂かれた。海の果てにある島に辿り着けば呪いは解け、世界は再びひとつになる」。偶然にも1000年にひとりの“導く者”に選ばれたモアナ。彼女は人々の引き裂かれた絆を取り戻すため航海に出ようとします。しかし、その島は嵐に包まれており、近づこうとすると生きては帰れないといわれるほど危険に満ちた冒険でした。幼い妹のシメアはもちろん、家族や仲間と二度と会えないかもしれない…。モアナは迷い、葛藤します。しかし、愛する人たちを守るため「私が、やらなきゃ」と決意。島の仲間たちと一緒に、果てしない冒険へ旅立ちます。──たとえ、どんな運命が待ち受けていても。

成長しさらに魅力的になったモアナと、モアナを支える仲間たちに注目

モアナ2場面写真

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海と特別な絆で結ばれたヒロイン、モアナ。今作で少し大人になった彼女は、リーダーとしての自覚を持ち、より優しく、より勇敢に、よりパワフルに成長しています。しかし、世界を引き裂く呪いを解くために、二度と戻れないかもしれない航海へ出ることに。重大な使命を担ったことで、愛する島や家族たちと離ればなれになる恐怖、本当に自分は“導く者”としての役割を果たせるのかといった迷いを抱えます。
モアナと共に航海に出る、新たな島の仲間にも注目。モアナとマウイが大好きで、島の歴史や神話に詳しく鋭い観察眼を持つ伝説オタクの青年モニ。最高の船を作るため日々試行錯誤を繰り返す、エネルギッシュな船大工で天才肌の少女ロト。頑固で口数は少ないけれど農作物のことならなんでも知っている、料理担当の老人ケレ。今回の旅には、神出鬼没&予測不可能な行動をとるニワトリのヘイヘイはもちろん、元気いっぱいだけれど怖がりなブタのプアも乗船します。
心強い新しい仲間たちとモアナにどんな冒険が待ち受けているのでしょうか。
モアナ2場面写真

(C)2024 Disney. All Rights Reserved.

また、モアナと固い絆で結ばれた相棒のマウイももちろん登場!風と海をつかさどる半神半人の英雄であるマウイは、神に与えられた巨大な釣り針で自然現象を操り、あらゆる生き物に姿を変えてモアナの旅を助けてくれる存在。自信に満ちあふれ、大胆不敵だけれどモアナに対してはうまく気持ちを伝えられない一面も。そんな時はマウイの体のタトゥーのひとつ、ミニマウイが、今作でも本心を伝える手助けをしてくれます。
彼らの冒険に立ちはだかる、見た目はキュートなのに冷酷で残忍なココナッツの海賊・カカモラ。コウモリのように舞いモアナを惑わせる謎の存在マタンギ。そして人間を憎む神によって、嵐に包まれた謎の島…。モアナは困難を乗り越え、無事に使命を果たせるのでしょうか?

スクリーンで観てほしい!圧倒的スケールで描かれる神秘的な海の世界

モアナ2場面写真

(C)2024 Disney. All Rights Reserved.

南太平洋のポリネシアにインスパイアされた、楽園のようなモアナの世界の海。透き通るようなエメラルドグリーンや波打ちぎわの細かな泡。モアナの手にふれるやわらかそうな水の表現や船にぶつかるキラキラとした水しぶき。シーンごとに表情を変えるどこまでも広がる大海原…その全てが感動するほどの美しさ!また、今作でも海はキャラクターのひとりとしてモアナの前に姿を現します。前作と同様に海が割れてモアナを迎え入れるシーンも、今作ではさらにスケールアップし、あまりの美しさに圧倒されてしまいます。青い海原だけでなく、夕焼けに染まった海や、嵐が轟く荒々しい海など様々な海の表情を表現しています。とくに夜の海は神秘的。ジンベエザメやエイとなって現れる祖先の霊は、道しるべのように光り輝き、葛藤し続けるモアナを励まし続けてくれます。
体の底から元気が沸き上がるような、生命力にあふれる海の世界をぜひスクリーンで味わってほしいです!

ディズニー映画といえばやっぱり音楽!勇気を奮い立たせる楽曲がたっぷり

モアナ2場面写真

(C)2024 Disney. All Rights Reserved.

本作のメインテーマ「ビヨンド ~越えてゆこう~」は、主人公・モアナが、愛するものたちのため、危険が待ち受ける航海に出る決意を歌い上げています。戸惑いながらも、自分を信じて迷いや葛藤を越えてゆこうという彼女の強い意志が心に響き、私たちにも勇気を与えてくれますよ。他にも、ミュージカル映画らしい、場面に合わせた魅力的な楽曲がたっぷり。故郷・モトゥヌイへの帰還を喜ぶ歌「ウィー・アー・バック(原題)」や、初めての航海に戸惑う仲間と、それを率いるモアナたちが歌う曲は、聴いているだけで明るく楽しい気持ちになれます。
島への手がかりがなくなり、この先どうすれば良いか迷うモアナを、さらに惑わせるようなマタンギの歌は、困らせるだけではなく、どこかエールを送っているようにも感じました。
使命を果たせないかもしれないと途方にくれるモアナを励ますマウイの歌も忘れられません。二度と戻れないかもしれないとまで言われる過酷な旅の中で、「お前ならできる、レベルアップだ!」と言えるのは半神半人の英雄マウイくらい。「マウイがそこまで言ってくれるなら本当にそうかも?」と思えてきます。
モアナ2場面写真

(C)2024 Disney. All Rights Reserved.

モアナの旅を彩り、後押ししてくれる楽曲たちは、観客である私たちの心も奮い立たせてくれるものばかり。スクリーンに広がる南国の海と、活力に満ちたモアナの姿には勇気と元気をもらえるはず。日々寒さが厳しくなる今だからこそ映画館で観てほしい作品です。

「モアナと伝説の海2」基本情報

モアナ2場面写真

(C)2024 Disney. All Rights Reserved.

監督:デイブ・デリック・ジュニア
音楽:アビゲイル・バーロウ、エミリー・ベアー
           オペタイア・フォアイ、マーク・マンシーナ
日本版声優:屋比久 知奈 (モアナ)、尾上 松也 (マウイ)、小関裕太 (モニ)、鈴木梨央 (ロト)、山路 和弘 (ケレ)、ソニン (マタンギ)、増留優梨愛 (シメア)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
原題:Moana2
全米公開日:2024年11月27日
日本公開日:2024年12月6日

公式HP:https://www.disney.co.jp/movie/moana2

休日のスケジュールが決まっていない方、何を見ようか迷っている方など"ライトな映画ファン"に対して、映画館に出かけて、映画を楽しむことをおすすめします。SASARU movie編集部では、話題性の高い最新映画を中心にその情報や魅力を継続的に発信していきます。

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