2024.7.16

世界歴代1位!大人も泣ける、この夏必見!「インサイド・ヘッド2」

日本に先駆け公開された、全米はじめ世界90の国と地域では、オープニング3日間における2024年時点のアニメーション史上世界歴代1位となる興行収入を記録した『インサイド・ヘッド2』。今回はUHBアナウンサーの柴田平美が、試写会に参加し映画の魅力をレポートします。

どんな感情も、きっと宝物になる―ディズニー&ピクサーが贈る、あなたの中に広がる<感情たち>の世界。子どもはもちろん、大人だって共感できるその“感情の嵐”に巻き込まれてみて!

 

インサイド・ヘッド2の作品紹介


(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

全世界が涙した『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『リメンバー・ミー』など、数々の心温まる感動の物語を贈り届けてきたディズニー&ピクサー。世界中の誰もが共感でき、深く感動できる物語が高く評価され、制作スタジオとしてアカデミー賞®長編アニメーション賞を最多受賞しているピクサー・アニメーション・スタジオが新たに贈り出すのが今作。
少女ライリーを子どもの頃から見守ってきた頭の中の感情・ヨロコビたち。ある日、高校入学という人生の転機を控えたライリーの中に、シンパイ率いる<大人の感情>たちが現れます。「ライリーの将来のために、あなたたちはもう必要ない」―シンパイたちの暴走により、追放されるヨロコビたち。巻き起こる“感情の嵐”の中で自分らしさを失っていくライリーを救うカギは、広大な世界の奥底に眠る“ある記憶”に隠されていた?!

思春期がやってきた!大人になるための感情たちが大暴走!

元々ライリーの頭の中にいる感情、ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、イカリ、ビビリ。幼いころからライリーが経験してきた記憶が作り出す “性格の島”も成長と共に変化し、さらにその中でも特別な記憶は彼女の頭の中の世界の奥深くに根を張って、 “ジブンラシサ”の花を咲かせていました。とても明るく良い子に育ったライリーに幸せな人生を送ってほしいと奮闘する司令部に突如、大人になるための感情たちがやってきます。

生まれたばかりの新しい感情シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシたちは、ライリーの頭の中をうまくコントロールすることができず、次々と色々な感情の嵐のようにに巻き起こしていきます。どんどん自分らしさとは何かがわからなくなっていくライリー。けれど、制御できない新しい感情たちは、どの子もライリーの敵ではなく、すべてライリーの幸せのためにあるもの。元々いる感情たちと新しい感情たちが、お互いそのことに気付けたとき、ライリーの真の“ジブンラシサ”が見つかるのです。
 

(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

登場人物それぞれの頭の中の感情たちに注目!


(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

1作目の時は、ライリーの頭の中の様子を中心に、パパやママの頭の中の感情たちが描かれていたことも印象的でした。司令部の椅子に座る位置や、同じ感情でもコントロールの仕方が1人1人違う様子に個性を感じたのを覚えています。今作では、パパ・ママに加え、ライリーの親友の感情たちの様子が描かれているのも見どころの一つ。同じ年代の友人たちのやりとりの中に発生する感情の変化にクスっとなること間違いなしです。
 

どの感情が欠けてもいけない、全部自分らしさ。

この映画は、「私の中には、こんなにたくさんの感情があるのだ」と改めて気づかせてくれます。嫌な感情や思い出も、そのすべてが自分を作っているのだということ。どんな自分も包み込んでくれる、抱擁感にあふれる“毛布”のようなキャラクターたち。観終わったあとにほかほかと心が温かくなる気がします。感情たちへの感謝とともに自分も愛してあげたくなりますよ。ヨロコビはもちろん、カナシミ、シンパイ、ダリィと、どのキャラクターもとっても愛おしく感じ、自分をまるごと好きになれる映画でした。
 
今後、SASARUmovieでは、ライリー役・横溝菜帆さんのインタビュー記事を掲載予定!
こちらもぜひチェックしてみてくださいね!
 

(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

作品情報


(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

監督
ケルシー・マン (『モンスターズ・ユニバーシティ』、『2分の1の魔法』)
脚本
メグ・レフォヴ
製作
マーク・ニールセン (『トイ・ストーリー4』)
日本版声優
大竹しのぶ (カナシミ)、多部未華子 (シンパイ)、 横溝菜帆 (ライリー)、村上 (マヂカルラブリー/ハズカシ)、小清水亜美 (ヨロコビ)、小松由佳 (ムカムカ)、落合弘治 (ビビリ)、浦山迅 (イカリ)、花澤香菜 (イイナー)、坂本真綾 (ダリィ)、武内駿輔 (ブルーフィー)、花江夏樹 (ポーチー)、中村悠一 (ランス・スラッシュブレード)

インサイド・ヘッド2の作品紹介


(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

全世界が涙した『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『リメンバー・ミー』など、数々の心温まる感動の物語を贈り届けてきたディズニー&ピクサー。世界中の誰もが共感でき、深く感動できる物語が高く評価され、制作スタジオとしてアカデミー賞®長編アニメーション賞を最多受賞しているピクサー・アニメーション・スタジオが新たに贈り出すのが今作。
少女ライリーを子どもの頃から見守ってきた頭の中の感情・ヨロコビたち。ある日、高校入学という人生の転機を控えたライリーの中に、シンパイ率いる<大人の感情>たちが現れます。「ライリーの将来のために、あなたたちはもう必要ない」―シンパイたちの暴走により、追放されるヨロコビたち。巻き起こる“感情の嵐”の中で自分らしさを失っていくライリーを救うカギは、広大な世界の奥底に眠る“ある記憶”に隠されていた?!

思春期がやってきた!大人になるための感情たちが大暴走!


(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

元々ライリーの頭の中にいる感情、ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、イカリ、ビビリ。幼いころからライリーが経験してきた記憶が作り出す “性格の島”も成長と共に変化し、さらにその中でも特別な記憶は彼女の頭の中の世界の奥深くに根を張って、 “ジブンラシサ”の花を咲かせていました。とても明るく良い子に育ったライリーに幸せな人生を送ってほしいと奮闘する司令部に突如、大人になるための感情たちがやってきます。

生まれたばかりの新しい感情シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシたちは、ライリーの頭の中をうまくコントロールすることができず、次々と色々な感情の嵐のようにに巻き起こしていきます。どんどん自分らしさとは何かがわからなくなっていくライリー。けれど、制御できない新しい感情たちは、どの子もライリーの敵ではなく、すべてライリーの幸せのためにあるもの。元々いる感情たちと新しい感情たちが、お互いそのことに気付けたとき、ライリーの真の“ジブンラシサ”が見つかるのです。
 

登場人物それぞれの頭の中の感情たちに注目!


(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

1作目の時は、ライリーの頭の中の様子を中心に、パパやママの頭の中の感情たちが描かれていたことも印象的でした。司令部の椅子に座る位置や、同じ感情でもコントロールの仕方が1人1人違う様子に個性を感じたのを覚えています。今作では、パパ・ママに加え、ライリーの親友の感情たちの様子が描かれているのも見どころの一つ。同じ年代の友人たちのやりとりの中に発生する感情の変化にクスっとなること間違いなしです。
 

どの感情が欠けてもいけない、全部自分らしさ。


(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

この映画は、「私の中には、こんなにたくさんの感情があるのだ」と改めて気づかせてくれます。嫌な感情や思い出も、そのすべてが自分を作っているのだということ。どんな自分も包み込んでくれる、抱擁感にあふれる“毛布”のようなキャラクターたち。観終わったあとにほかほかと心が温かくなる気がします。感情たちへの感謝とともに自分も愛してあげたくなりますよ。ヨロコビはもちろん、カナシミ、シンパイ、ダリィと、どのキャラクターもとっても愛おしく感じ、自分をまるごと好きになれる映画でした。
 
今後、SASARUmovieでは、ライリー役・横溝菜帆さんのインタビュー記事を掲載予定!
こちらもぜひチェックしてみてくださいね!
 

作品情報


(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

監督
ケルシー・マン (『モンスターズ・ユニバーシティ』、『2分の1の魔法』)
脚本
メグ・レフォヴ
製作
マーク・ニールセン (『トイ・ストーリー4』)
日本版声優
大竹しのぶ (カナシミ)、多部未華子 (シンパイ)、 横溝菜帆 (ライリー)、村上 (マヂカルラブリー/ハズカシ)、小清水亜美 (ヨロコビ)、小松由佳 (ムカムカ)、落合弘治 (ビビリ)、浦山迅 (イカリ)、花澤香菜 (イイナー)、坂本真綾 (ダリィ)、武内駿輔 (ブルーフィー)、花江夏樹 (ポーチー)、中村悠一 (ランス・スラッシュブレード)

柴田平美

UHBアナウンサー

UHBアナウンサー。ねむろ観光大使。土曜の情報番組「いっとこ!」の映画コーナーを担当。私が初めて観た映画は『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』(2001)。故郷・根室に映画館がなかったため、観たい映画があると隣町の釧路まで行って観ていました。映画館では、一番後ろの真ん中で、ひとりで観るのが好き。ジャンルは、ラブ・ファンタジー・アクションを中心に、話題作をチェックしています。皆さんの心に残る映画を見つけるきっかけとなれますように。

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