2024.12.7

飯島奈美さんが手がける『南極料理人』のグルメが登場! 6日~「キュイジーヌシネマin 函館」開幕!

2024年12月6日(金)〜12月9日(月)の4日間、食と映画のイベント「キュイジーヌシネマin 函館 あなたの美味しい物語り」が開幕しました。初日は、函館市の歴史的建造物「旧函館区公会堂」の前夜祭からスタート。本企画の総合プロデューサーを務める俳優で映像プロデューサーのMEGUMIさんが挨拶し、大泉潤函館市長らと開催を祝しました。このイベントは函館の地場企業などでつくる運営委員会の主催で、観光庁の特別体験事業に採択されています。
 
(text/photo|矢武兄輔[キャプテン・ポップコーン])

前夜祭は、雪がしんしんと降る中、窓の外から見える打ち上げ花火を眺めながら幻想的な始まりをしました。旧函館区公会堂の大広間に招かれると、中央のテーブルには、道産食彩を使用した料理が並べられ、まさに「晩餐」という表現が当てはまる演出。MEGUMI総合プロデューサーは「美味しい映画を観て頂き、素晴らしい場所で美味しい食事と非日常のような時間を過ごしてほしい」と挨拶しました。
乾杯のあと、RICE ENTERATINMENTS制作のドキュメンタリー映画『FISHMONGER』(23)を上映。この作品は、静岡県焼津市で営む「サスエ前田魚店」を軸に、自然が育む魚との向き合い方や料理人の想いを記録した短編映画です。
上映の後は、同日に函館山を中心に開催している函館港イルミナシオン映画祭から駆けつけた大泉潤函館市長とMEGUMI総合プロデューサーが対談。大泉市長は「(『FISHMONGER』観て)食材の魅力、人間をしっかり伝えている。函館も、いい食材はあるし、人生を変えてくれるような料理を提供してくれる料理人もたくさんいます。そして、街全体の魅力、人間。函館に揃っていますから、切ってもきれない魅力・強みを活かした映像があると嬉しい」とコメント。司会のATSUMI.Kさんから「(市長の)好物」を聞かれると、「がごめ昆布!(笑)」と返答。そこから昆布愛トークが炸裂し、MEGUMIさんも「市長がまさかこんなに昆布熱がすごいとは…(笑)。買って帰ります!」と興味津々な模様、会場に参加する市民の方々からも拍手と笑いが生まれました。談笑の一方、大泉市長は地球環境の変化の影響から天然昆布の危機を警鐘し、「フィッシャーズの方々も環境が暖かくなるにつれ、お魚が取りづらくなると話していて、地球環境問題は撮影している私たちも毎回あたってしまう壁。昆布も、その観点から深掘りしたい」とMEGUMIさんは想いを述べました。
会場には本企画で上映する作品を選定した、前東京国際映画祭作品選定ディレクターの矢田部吉彦さんが駆けつけ挨拶。矢田部さんは「食と映画は相性がよいです。函館は映画の街であり、食の街でもある地で開催するのはピッタリで素晴らしいこと」とコメント。
矢田部さんが選定しアドバイスした映画は約30作品でその中から数作品を主催サイドが選びました。「映画は幅が広いので『食べる』にしても…人に言えない食べ物が出てくる作品がたくさんあるんですが、今回は推薦せず(笑)。いつか、オールナイト上映などがあるときは『八仙飯店之人肉饅頭』(1993)とかオススメしたいと思います!!」と映画祭の専門家らしい話を聞けました。
 
「キュイジーヌシネマin 函館 あなたの美味しい物語り」は12月9日(月)まで旧開拓使函館支庁書籍庫などで開催中です。
 
 

飯島奈美さんがプロデュースした映画の中の"おいしいごはん"

元町公園にはフードストリートが登場!フードプロデューサー飯島奈美さんが手がける『南極料理人』の唐揚げや『深夜食堂』の豚汁、イカメシ(マルナマ食品提供)がセットになった「キュイジーヌシネマ飯島奈美定食」が味わえますよ。どこか懐かしく優しい味わいが広がるメニューはまさに映画のイメージそのもの!

NIPPONIA HOTEL函館 港町の齋藤寿樹シェフがプロデュースしたキュイジーヌにも注目。「坂井鮮魚店より北海道産鰤の米粉バーガー」は、分厚くボリュームたっぷりの鰤をもっちりとした米粉のバンズで挟んだメニュー。鰤の旨みとお米の風味が絶妙にマッチしたバーガーをぜひ召し上がれ。そのほかにも函館エゾシカを赤ワインで煮込んだ逸品も楽しめます。

函館らしい「五島軒のビーフカレー」、めん処はなぶさの「米粉でできたグルテンフリー函館ラーメン(塩味)」なども味わえますよ。

イベントの詳細は公式サイトをチェック
https://www.cuisinecinema-hakodate.com/index.html
前夜祭は、雪がしんしんと降る中、窓の外から見える打ち上げ花火を眺めながら幻想的な始まりをしました。旧函館区公会堂の大広間に招かれると、中央のテーブルには、道産食彩を使用した料理が並べられ、まさに「晩餐」という表現が当てはまる演出。MEGUMI総合プロデューサーは「美味しい映画を観て頂き、素晴らしい場所で美味しい食事と非日常のような時間を過ごしてほしい」と挨拶しました。
乾杯のあと、RICE ENTERATINMENTS制作のドキュメンタリー映画『FISHMONGER』(23)を上映。この作品は、静岡県焼津市で営む「サスエ前田魚店」を軸に、自然が育む魚との向き合い方や料理人の想いを記録した短編映画です。
上映の後は、同日に函館山を中心に開催している函館港イルミナシオン映画祭から駆けつけた大泉潤函館市長とMEGUMI総合プロデューサーが対談。大泉市長は「(『FISHMONGER』観て)食材の魅力、人間をしっかり伝えている。函館も、いい食材はあるし、人生を変えてくれるような料理を提供してくれる料理人もたくさんいます。そして、街全体の魅力、人間。函館に揃っていますから、切ってもきれない魅力・強みを活かした映像があると嬉しい」とコメント。司会のATSUMI.Kさんから「(市長の)好物」を聞かれると、「がごめ昆布!(笑)」と返答。そこから昆布愛トークが炸裂し、MEGUMIさんも「市長がまさかこんなに昆布熱がすごいとは…(笑)。買って帰ります!」と興味津々な模様、会場に参加する市民の方々からも拍手と笑いが生まれました。談笑の一方、大泉市長は地球環境の変化の影響から天然昆布の危機を警鐘し、「フィッシャーズの方々も環境が暖かくなるにつれ、お魚が取りづらくなると話していて、地球環境問題は撮影している私たちも毎回あたってしまう壁。昆布も、その観点から深掘りしたい」とMEGUMIさんは想いを述べました。
会場には本企画で上映する作品を選定した、前東京国際映画祭作品選定ディレクターの矢田部吉彦さんが駆けつけ挨拶。矢田部さんは「食と映画は相性がよいです。函館は映画の街であり、食の街でもある地で開催するのはピッタリで素晴らしいこと」とコメント。
矢田部さんが選定しアドバイスした映画は約30作品でその中から数作品を主催サイドが選びました。「映画は幅が広いので『食べる』にしても…人に言えない食べ物が出てくる作品がたくさんあるんですが、今回は推薦せず(笑)。いつか、オールナイト上映などがあるときは『八仙飯店之人肉饅頭』(1993)とかオススメしたいと思います!!」と映画祭の専門家らしい話を聞けました。
 
「キュイジーヌシネマin 函館 あなたの美味しい物語り」は12月9日(月)まで旧開拓使函館支庁書籍庫などで開催中です。
 
 

飯島奈美さんがプロデュースした映画の中の"おいしいごはん"

元町公園にはフードストリートが登場!フードプロデューサー飯島奈美さんが手がける『南極料理人』の唐揚げや『深夜食堂』の豚汁、イカメシ(マルナマ食品提供)がセットになった「キュイジーヌシネマ飯島奈美定食」が味わえますよ。どこか懐かしく優しい味わいが広がるメニューはまさに映画のイメージそのもの!

NIPPONIA HOTEL函館 港町の齋藤寿樹シェフがプロデュースしたキュイジーヌにも注目。「坂井鮮魚店より北海道産鰤の米粉バーガー」は、分厚くボリュームたっぷりの鰤をもっちりとした米粉のバンズで挟んだメニュー。鰤の旨みとお米の風味が絶妙にマッチしたバーガーをぜひ召し上がれ。そのほかにも函館エゾシカを赤ワインで煮込んだ逸品も楽しめます。

函館らしい「五島軒のビーフカレー」、めん処はなぶさの「米粉でできたグルテンフリー函館ラーメン(塩味)」なども味わえますよ。

イベントの詳細は公式サイトをチェック
https://www.cuisinecinema-hakodate.com/index.html

矢武兄輔

まちのえいが屋さん/キャプテン・ポップコーン

20歳の1月。札幌映画サークルに入会直後、さぬき映画祭への参加で『踊る大捜査線』の製作陣や深田晃司監督と出逢い、映画界の現実や地方から発信するエンタメの可能性を知る。そこから「映画館へ行く人を増やす」という目標を持ち、カネゴンを呼んでみたり、学生向け媒体をつくったり、休学して東京国際映画祭で勤務、映画館へ就職→退職→「矢武企画」を起業からの今は某局でラジオDJ。 すべては『踊る』の完結が始まりだった。そして、踊るプロジェクト再始動と共に…! ということで、皆さんにとって映画がもっと近くなれますように。

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