2025.2.6

『劇映画 孤独のグルメ』お礼行脚!舞台挨拶キャンペーンin北海道(札幌シネマフロンティア)レポート

公開中の「劇映画 孤独のグルメ」お礼行脚!舞台挨拶キャンペーンin北海道が2月1日(土)にTOHOシネマズ すすきのと札幌シネマフロンティアで行われ、SASARU movie編集部は札幌シネマフロンティアの舞台挨拶に参加しました。

映画の上映後、主演・監督・脚本を務めた松重豊さんが登壇。挨拶も早々に、なんと場内を歩き回りながらのティーチインを実施!「もう何を聞かれても良いよ」と朗らかに笑いつつ、質問者には松重さんのサイン入り井之頭五郎の名刺を自らプレゼントするファンサービスも。

子供から大人まで、幅広い年齢層の観客とふれ合いながら、松重さんがたくさんの質問に答えていく様子をレポートします。

『劇映画 孤独のグルメ』撮影の裏話

松重:数ある映画の中からこの作品を選んでいただき、本当にありがとうございます。
お腹が空いたでしょ?そのように仕組んだ映画なのでご容赦ください。
劇中で「さんせりて」のオダギリジョーくんが着ている厨房服は一風堂ニューヨーク店の制服で、お願いしてお借りしました。実はラーメンの監修もしてもらっているので、機会があればぜひ訪れてください。

松重豊さんへ質問!観客ティーチイン

―――ドラマ「孤独のグルメ」の撮影で行ったお店の中でおいしかったのはどこですか?

松重:中華料理は美味しいです。思い出深いのはシーズン1で訪れた中華屋さんで、スタッフとの打ち上げにも利用しました。
あと、ドラマで取り上げると行列になって2度と行けないお店が多い。放送される前にもう1度行くようにしていて、原作者の久住さんと鉢合わせたこともあります。

―――初めての監督・脚本ということで、映画を作る際に1番ワクワクした作業を教えてください

松重:今まで何百本もの映画に出演しましたが、恥ずかしながら映画の全体像を把握していなかった。スタッフとして関わったことで映画がどのように作られて、どのような努力で良いシーンを生み出しているかがわかりとても楽しかったです。自分が書いたセリフが役者さんによって異なるニュアンスで表現されるというのも映画のおもしろさだなと感じました。
あと、映画が出来上がった後の宣伝活動はワクワクというよりも過酷です(笑)。

―――孤独のグルメ大晦日スペシャル2022で使用していた、カニのオブジェを乗せて走った車の乗り心地を教えてください。

松重:今回の映画にも出てくる、古いローバーミニですね。サスペンションの関係で、車というよりゴーカートのようで乗り心地はガタガタ!
それでも大人4人が乗れるので、楽しいです。
ちなみにあれは僕の私物ですが、撮影中はナンバープレートを「5・63(五郎さん)」に変えて使っています。今後、誰かが井之頭五郎を継いでくれる時には車ごとお渡ししたいと思います。
―――映画撮影で1番大変だったことはなんですか?

松重:ストーリーやロケ地、お店の選定、キャスティングなど色々大変なことばかりですが、楽しい作業なので苦には思わなかった。俳優をやっているより楽しくて、良い経験になりました。
君がこれからどういう仕事につくかは分からないけれど、どれだけ大変な思いをしても楽しいと思えるなら絶対、君にピッタリの仕事。そういう仕事を見つけられたら素敵な人生を送れると思うよ。まだ将来、何になるか決めていない?

―――料理人になりたい

松重:いいね、最高じゃない。食べに行く!

―――北海道グルメで記憶に残っているものはありますか?

松重:いっぱいあります。網走の喫茶店のシーフードカレーが忘れられないですね。北見や帯広のジンギスカンもおいしかった。釧路のおばちゃん3人がやってるラーメン屋さんや札幌の焼肉屋さん、小樽の回転寿司も。
別の映画で大泉洋くんと3日続けて食べに行った油そばもよかった。北海道に来るたびに何を食べようかと楽しみにしています。

松重豊さんからのメッセージ&基本情報

松重:まだまだ公開が続きますので、ぜひ「面白かった」と周りの方に伝えていただければうれしいです。おいしいものを食べながら、この映画の感想を誰かと語り合ってくださいませ。本当に今日はありがとうございました。

『劇映画 孤独のグルメ』基本情報
2025年1月10日(金)より全国公開中

監 督 : 松重 豊

脚 本 : 松重 豊 田口佳宏(「孤独のグルメ」シリーズ)

出 演 : 松重 豊
      内田有紀 磯村勇斗 村田雄浩
      ユ・ジェミョン(特別出演)
      塩見三省 / 杏 オダギリジョー

主題歌:ザ・クロマニヨンズ「空腹と俺」

公式サイト:https://gekieiga-kodokunogurume.jp/

 

(C)2025「劇映画 孤独のグルメ」製作委員会

『劇映画 孤独のグルメ』撮影の裏話

松重:数ある映画の中からこの作品を選んでいただき、本当にありがとうございます。
お腹が空いたでしょ?そのように仕組んだ映画なのでご容赦ください。
劇中で「さんせりて」のオダギリジョーくんが着ている厨房服は一風堂ニューヨーク店の制服で、お願いしてお借りしました。実はラーメンの監修もしてもらっているので、機会があればぜひ訪れてください。

松重豊さんへ質問!観客ティーチイン

―――ドラマ「孤独のグルメ」の撮影で行ったお店の中でおいしかったのはどこですか?

松重:中華料理は美味しいです。思い出深いのはシーズン1で訪れた中華屋さんで、スタッフとの打ち上げにも利用しました。
あと、ドラマで取り上げると行列になって2度と行けないお店が多い。放送される前にもう1度行くようにしていて、原作者の久住さんと鉢合わせたこともあります。

―――初めての監督・脚本ということで、映画を作る際に1番ワクワクした作業を教えてください

松重:今まで何百本もの映画に出演しましたが、恥ずかしながら映画の全体像を把握していなかった。スタッフとして関わったことで映画がどのように作られて、どのような努力で良いシーンを生み出しているかがわかりとても楽しかったです。自分が書いたセリフが役者さんによって異なるニュアンスで表現されるというのも映画のおもしろさだなと感じました。
あと、映画が出来上がった後の宣伝活動はワクワクというよりも過酷です(笑)。

―――孤独のグルメ大晦日スペシャル2022で使用していた、カニのオブジェを乗せて走った車の乗り心地を教えてください。

松重:今回の映画にも出てくる、古いローバーミニですね。サスペンションの関係で、車というよりゴーカートのようで乗り心地はガタガタ!
それでも大人4人が乗れるので、楽しいです。
ちなみにあれは僕の私物ですが、撮影中はナンバープレートを「5・63(五郎さん)」に変えて使っています。今後、誰かが井之頭五郎を継いでくれる時には車ごとお渡ししたいと思います。
―――映画撮影で1番大変だったことはなんですか?

松重:ストーリーやロケ地、お店の選定、キャスティングなど色々大変なことばかりですが、楽しい作業なので苦には思わなかった。俳優をやっているより楽しくて、良い経験になりました。
君がこれからどういう仕事につくかは分からないけれど、どれだけ大変な思いをしても楽しいと思えるなら絶対、君にピッタリの仕事。そういう仕事を見つけられたら素敵な人生を送れると思うよ。まだ将来、何になるか決めていない?

―――料理人になりたい

松重:いいね、最高じゃない。食べに行く!

―――北海道グルメで記憶に残っているものはありますか?

松重:いっぱいあります。網走の喫茶店のシーフードカレーが忘れられないですね。北見や帯広のジンギスカンもおいしかった。釧路のおばちゃん3人がやってるラーメン屋さんや札幌の焼肉屋さん、小樽の回転寿司も。
別の映画で大泉洋くんと3日続けて食べに行った油そばもよかった。北海道に来るたびに何を食べようかと楽しみにしています。

松重豊さんからのメッセージ&基本情報


(C)2025「劇映画 孤独のグルメ」製作委員会

松重:まだまだ公開が続きますので、ぜひ「面白かった」と周りの方に伝えていただければうれしいです。おいしいものを食べながら、この映画の感想を誰かと語り合ってくださいませ。本当に今日はありがとうございました。

『劇映画 孤独のグルメ』基本情報
2025年1月10日(金)より全国公開中

監 督 : 松重 豊

脚 本 : 松重 豊 田口佳宏(「孤独のグルメ」シリーズ)

出 演 : 松重 豊
      内田有紀 磯村勇斗 村田雄浩
      ユ・ジェミョン(特別出演)
      塩見三省 / 杏 オダギリジョー

主題歌:ザ・クロマニヨンズ「空腹と俺」

公式サイト:https://gekieiga-kodokunogurume.jp/

 

休日のスケジュールが決まっていない方、何を見ようか迷っている方など"ライトな映画ファン"に対して、映画館に出かけて、映画を楽しむことをおすすめします。SASARU movie編集部では、話題性の高い最新映画を中心にその情報や魅力を継続的に発信していきます。

point注目映画一覧(外部サイト)

The Wild Robot

野生の島のロズ

2025-02-07

嵐の夜、人間をサポートするプログラムがインストールされた〈最新型アシストロボット〉が入った箱が、無人島に流れ着いた。偶然にも起動ボタンが押されて、“彼女”は目覚める。誰もいない大自然の中で、ロズは命令を求め、歩き出す。島の動物たちからは“怪物”呼ばわりされ、大自然を孤独にあてもなくさまようロズ。誰からも命令されない、過酷な野生の島では、ロズに組み込まれたプログラムは通用しない。しかしある日、ひとつの“小さな出会い”をきっかけに、ロズに思いもよらない変化の兆しが現れ始める――

Emmanuelle

Emmanuelle

2025-01-10

A Real Pain

リアル・ペイン〜心の旅〜

2025-01-31

ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッドとベンジーは、亡くなった最愛の祖母の遺言で、ポーランドのアウシュビッツまでのツアー旅行に参加する。従兄弟同士でありながら正反対の性格な二人は、時に騒動を起こしながらも、ツアーに参加したユニークな人々との交流、そして祖母に縁あるポーランドの地を巡る中で、40代を迎えた彼ら自身の“生きるシンドさ”に向き合う力を得ていく。

Se7en

セブン

1996-01-27

定年退職間近の刑事サマセットと新人のミルズは、ある殺人現場に向かう。そこには肥満の大男の凄惨な死体があった。またほどなくして、今度はビジネスマンの死体が発見される。サマセットはそれぞれの現場に残されていた文字から、犯人がキリスト教における七つの大罪(傲慢・嫉妬・憤怒・怠惰・強欲・暴食・色欲)に因んだ殺人に及んでいると分析、残るは5件となった。事件を未然に防ごうと犯人の特定を急ぐ2人。やがて一人の男が容疑者に浮上、しかし接近するも取り逃がし、さらなる犠牲者を出してしまう。そんな中、大罪に沿った犯行が残り2件となったところで、犯人を名乗る男が自首して来るのだが…。

九龍城寨之圍城

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦

2025-01-17

九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)――そこは、かつて無数の黒社会が野望を燃やし、覇権を争っていた。 1980年代、香港へ密入国した若者チャンは、黒社会のルールを拒み、己の道を選んだために組織に目を付けられる。追い詰められたチャンが命がけで逃げ込んだ先は、まさに運命が導いた九龍城砦だった。彼はここで3人の仲間と出会い、深い友情を育んでいく。しかし、九龍城砦を巻き込む抗争が激化する中、チャンたちはそれぞれの信念を胸に、命を賭けた戦いに挑むことになる――。

కల్కి 2898-ఎ.డి

Kalki 2898 AD

2025-01-03

故郷の抑圧的な束縛と賞金稼ぎの危険な生活にうんざりしたバイラヴァは、コンプレックスでのより快適な生活に憧れている。新しい生活を求めるバイラヴァは、人類を悪意ある勢力の支配から解放することに専心する反乱軍の集団と、うっかり絡み合うことになる。

The Apprentice

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方

2025-01-17

成功を夢見ていた20代のドナルド・トランプが、伝説の弁護士に導かれて驚愕の変身を遂げ、トップへと成り上がるまでを暴いた衝撃の問題作。不動産業を営む父の会社が政府に訴えられ、破産寸前まで追い込まれたトランプは、悪徳弁護士ロイ・コーンから“勝つための3つのルール”という非道の手段を伝授される。