毎週・木曜日の深夜1時30分から北海道・札幌のエフエムノースウェーブで放送されている、矢武企画制作・映画専門ラジオ番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!
キャプテン・ポップコーンこと矢武企画が映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報をお届けします。

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※この記事では3月20日(木)放送の内容をお届けします。
※公開される映画館名や作品情報は上記日程の放送時点のものになりますのでご留意ください。
【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画
「カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ」のコーナー#47
今回は、映画『Flow』をご紹介!
この映画は、世界が大洪水に包まれ、今にも街が消えようとする中、ある一匹の猫が、居場所を後に、旅立つ事を決意する。流れて来たボートに乗り合わせた多様な動物たちと、想像を超えた出来事や、予期せぬ危機に襲われることに。
しかし、彼らの中で少しずつ友情が芽生えはじめ、たくましくなっていく。彼らは、運命を、変える事が出来るのか?
そして、この冒険の果てにあるものとは?米国アカデミー賞長編アニメーション賞やゴールデングローブ賞アニメ映画賞など数多くの賞を受賞。世界が絶賛するアニメーション映画です。
ゆーへい:まずセリフがないということに観ながら気が付いたので、それに驚きました。動物たちの鳴き声や表情で全てが物語られていたなと思って観ていましたね。
人間社会やメタファー(比喩)のような感じで、観た人の想像力に委ねられている部分が大きい映画かなと思いました。
あと、フローという言葉の意味が、洪水で溢れることや、川に流されること、あるいは様々な流れに身を任せることなど、いろいろな意味合いを含んでいるように思いました。

(C)Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.

(C)Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.
ゆーへい:そうですね。そして、 魅力的な動物たちがたくさんいて、それぞれ特徴がありますよね。物を集めたがるキツネザルや人に飼われて愛されていたであろう猫、マイペースですぐ寝てしまうカピバラなど多種多様性の部分が表現されていたのかなと思いました。
矢武:どの動物が一番好きでした?
ゆーへい:僕はキツネザルです。 物を集めて鏡を見ている様子が印象的でしたね。
矢武: 表情とかね。喋るわけではないのですが、気持ちがよく伝わってきました。
あと、比喩的な部分で少し感じたのが、もし全世界が洪水で水没したら、今回の映画の動物たちのように場所を分け合い、人は高い土地を分け合って暮らしていけるのか、動物たちが乗る船の冒険から学ぶことがたくさんあったというところが、想像力をかき立てられた素晴らしい映画だと思います。
矢武:自分のことしか考えない動物も出てきますからね。
ゆーへい:きちんと協力してというところがキーになるかなと思いました。
映画『Flow』(G)はTOHO シネマズ すすきの、シネプレックス旭川、イオンシネマ北見で3月14日(金)から絶賛公開中です!
函館シネマアイリスは5月2日(金)から公開予定。
苫小牧シネマトーラスは近日公開予定。
本作には、水が押し寄せるシーンや濁流、波や水中での揺れ等の描写が含まれております。ご留意ください。

(C)Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.
矢武企画ことキャプテン・ポップコーンが最新映画をご紹介っ!

(C)2015 柚木麻子/祥伝社 (C)2025「早乙女カナコの場合は」製作委員会
男勝りで、過剰な自意識から素直に甘えられない不器用な早乙女カナコは、入学式で知り合った演劇サークルの留年を繰り返しながら脚本家を志す長津田との付かず離れずの関係が、もう3年続いている。
内定先の出版社では、優しくて頼りがいのある先輩・吉沢から、好意を寄せられているが、今年こそ卒業するという約束を破り、脚本を最後まで書きあげることのない長津田を吹っ切れずにいる。
果たして、人生の岐路に立たされたカナコの選ぶ道とは?主人公・カナコの10年にわたる恋愛模様を中心に、彼女と周囲の人々が自分を見つめ直していく姿を描く。
柚木麻子の小説「早稲女、女、男」を、映画化。監督は、『さくら』(20)などの矢崎仁司。『リトル・フォレスト 夏・秋・冬・春』(14・15)などの橋本愛が主演、長津田役は『虹色デイズ』(18)などの中川大志。長津田に片思いする麻衣子役で『ゴールデンカムイ』(24~)のアシリパ役の山田杏奈が出演。
矢武:「腐れ縁」ってあるじゃないですか、そういう映画です。
中川くん演じる長津田先輩が、なかなかなクズ男でね(笑)
決してダイナミックなストーリーではないです。もちろん劇映画としてのキャラクターを演じているんですが、現実世界と地続きのような物語に出てくるメインキャラクターの5 人が確かな芝居で、「あ~」こういう人いるよね、面白い会話劇だなぁ、会話と彼らの生活の空気感を楽しんでほしい、と思う映画でした。
邦画単館系が好きな人へオススメの1 作品だと思います。
映画『早乙女カナコの場合は』(G)は札幌シネマフロンティア、イオンシネマ江別、釧路、シネプレックス旭川で3月14日(金)から絶賛公開中です!
大学の女子寮で同じ部屋に住む後輩・入巣柚実と先輩・鯨井ルカ。
入巣はこれといって打ち込むものがなく、何となく古本屋でバイトする日々を送っている。一方ルカは、いつも金欠状態だがインディーズバンド「ピートモス」のギター・ヴォーカルとして、自らの夢を追いかけている。
2人は安い居酒屋でダラダラ飲んだり、暇つぶしに古い海外ドラマを観たり…緩くもどこか心地良い日々を過ごしていた。そんなある時、ルカは大手音楽レコード会社から連絡を受け、二人の日常に大きな変化が訪れる…。
漫画家・石黒正数の同名青春コミックを実写映画化。『ベイビーわるきゅーれ』(21~)の阪元裕吾が脚本・監督。『誰よりもつよく抱きしめて』(25)の久保史緒里が後輩の入巣役、先輩の鯨井役は『恋は光』(22)の平祐奈。
矢武:さすがは坂元監督という日常描写のセンスはピカイチで、演出としては良い意味で学生的なダラダラ感、二人のぐるぐる回る日常を描いています。
主演2人のやりとりを見ているだけで面白いのですが、観ていると最初のダラダラ感を回収するかのように、中盤から映画のキャラクターが抱く心情、考えが露出していきます。そのセリフのメッセージが深く、的確という妙な庶民の共感性がたくさんある印象でした。
そして、平さんのキャラクター作り、ボーカルとしてアーティストの再現度がすごいです。これは平さんを代表する一作になるのではないでしょか。
インディーズから稼げるプロのアーティストへのステータスもリアルでした。
映画『ネムルバカ』(G)は札幌シネマフロンティア、サツゲキで3月20日(木・祝)から公開です!

(C)石黒正数・徳間書店/映画『ネムルバカ』製作委員会

(C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
雪のように純粋な心を持つ白雪姫の願いは、かつてのような人々が幸せに暮らす希望に満ちた王国。
だが、外見の美しさと権力に執着する邪悪な女王によって、王国は闇に支配されていた。誰もが希望を失いかけた時、白雪姫の優しさが起こした素晴らしい奇跡とは…?
ディズニー初の長編アニメ映画『白雪姫』(37)を新たなミュージカル版として実写化、監督は『(500)日のサマー』(10)などのマーク・ウェブ。白雪姫役は『ウエスト・サイド・ストーリー』(22)のレイチェル・ゼグラー。女王役は『ワンダーウーマン』(17~)シリーズのガル・ガドット。
プレミアム吹替版声優は、白雪姫役に元・宝塚の吉柳咲良。ジョナサン役に JO1 の河野純喜。
矢武:劇中の音楽は『ラ・ラ・ランド』(18)『グレイテスト・ショーマン』(17)『アラジン』(19)の音楽も手がけたソングライターのパセク&ポールの二人が担当。実写版のオリジナル曲と、「ハイ・ホー」をはじめ1937年のアニメーション映画『白雪姫』にも登場した名曲が揃って披露され、まるで夢の世界というか「ディズニーランドに来たみたい!」と思いながら観ていました。
ファンタジックな場面が次々に登場してワクワクします。字幕も吹き替えも、歌声がすごい轟く作品だと思います。とにかく、ミュージカル映画としても音が楽しい映画でした。
あと、ディズニーの純度というんですかね。森の動物たちもたくさん出てきて、ディズニーの真髄を感じました。とにかく愛おしかったです。
ちなみに、みなさんは七人の小人の中では誰が好きでしたか?キャプテンは、「おとぼけ」です。
映画『白雪姫』(G)はTOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、室蘭、函館、帯広、稚内、千歳で3月20日(木・祝)から公開です!

さらに、radikoでこの番組をフォローして頂けると番組放送前に、オンエア通知が届いたり、フォロー欄から、簡単に番組情報やプレゼントキャンペーンの情報、番組ブログへ、アクセスできます!
※この記事では3月20日(木)放送の内容をお届けします。
※公開される映画館名や作品情報は上記日程の放送時点のものになりますのでご留意ください。
【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画
「カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ」のコーナー#47

(C)Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.
今回は、映画『Flow』をご紹介!
この映画は、世界が大洪水に包まれ、今にも街が消えようとする中、ある一匹の猫が、居場所を後に、旅立つ事を決意する。流れて来たボートに乗り合わせた多様な動物たちと、想像を超えた出来事や、予期せぬ危機に襲われることに。
しかし、彼らの中で少しずつ友情が芽生えはじめ、たくましくなっていく。彼らは、運命を、変える事が出来るのか?
そして、この冒険の果てにあるものとは?米国アカデミー賞長編アニメーション賞やゴールデングローブ賞アニメ映画賞など数多くの賞を受賞。世界が絶賛するアニメーション映画です。
ゆーへい:まずセリフがないということに観ながら気が付いたので、それに驚きました。動物たちの鳴き声や表情で全てが物語られていたなと思って観ていましたね。
人間社会やメタファー(比喩)のような感じで、観た人の想像力に委ねられている部分が大きい映画かなと思いました。
あと、フローという言葉の意味が、洪水で溢れることや、川に流されること、あるいは様々な流れに身を任せることなど、いろいろな意味合いを含んでいるように思いました。

(C)Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.
ゆーへい:そうですね。そして、 魅力的な動物たちがたくさんいて、それぞれ特徴がありますよね。物を集めたがるキツネザルや人に飼われて愛されていたであろう猫、マイペースですぐ寝てしまうカピバラなど多種多様性の部分が表現されていたのかなと思いました。
矢武:どの動物が一番好きでした?
ゆーへい:僕はキツネザルです。 物を集めて鏡を見ている様子が印象的でしたね。
矢武: 表情とかね。喋るわけではないのですが、気持ちがよく伝わってきました。

(C)Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.
あと、比喩的な部分で少し感じたのが、もし全世界が洪水で水没したら、今回の映画の動物たちのように場所を分け合い、人は高い土地を分け合って暮らしていけるのか、動物たちが乗る船の冒険から学ぶことがたくさんあったというところが、想像力をかき立てられた素晴らしい映画だと思います。
矢武:自分のことしか考えない動物も出てきますからね。
ゆーへい:きちんと協力してというところがキーになるかなと思いました。
映画『Flow』(G)はTOHO シネマズ すすきの、シネプレックス旭川、イオンシネマ北見で3月14日(金)から絶賛公開中です!
函館シネマアイリスは5月2日(金)から公開予定。
苫小牧シネマトーラスは近日公開予定。
本作には、水が押し寄せるシーンや濁流、波や水中での揺れ等の描写が含まれております。ご留意ください。
矢武企画ことキャプテン・ポップコーンが最新映画をご紹介っ!

(C)2015 柚木麻子/祥伝社 (C)2025「早乙女カナコの場合は」製作委員会
男勝りで、過剰な自意識から素直に甘えられない不器用な早乙女カナコは、入学式で知り合った演劇サークルの留年を繰り返しながら脚本家を志す長津田との付かず離れずの関係が、もう3年続いている。
内定先の出版社では、優しくて頼りがいのある先輩・吉沢から、好意を寄せられているが、今年こそ卒業するという約束を破り、脚本を最後まで書きあげることのない長津田を吹っ切れずにいる。
果たして、人生の岐路に立たされたカナコの選ぶ道とは?主人公・カナコの10年にわたる恋愛模様を中心に、彼女と周囲の人々が自分を見つめ直していく姿を描く。
柚木麻子の小説「早稲女、女、男」を、映画化。監督は、『さくら』(20)などの矢崎仁司。『リトル・フォレスト 夏・秋・冬・春』(14・15)などの橋本愛が主演、長津田役は『虹色デイズ』(18)などの中川大志。長津田に片思いする麻衣子役で『ゴールデンカムイ』(24~)のアシリパ役の山田杏奈が出演。
矢武:「腐れ縁」ってあるじゃないですか、そういう映画です。
中川くん演じる長津田先輩が、なかなかなクズ男でね(笑)
決してダイナミックなストーリーではないです。もちろん劇映画としてのキャラクターを演じているんですが、現実世界と地続きのような物語に出てくるメインキャラクターの5 人が確かな芝居で、「あ~」こういう人いるよね、面白い会話劇だなぁ、会話と彼らの生活の空気感を楽しんでほしい、と思う映画でした。
邦画単館系が好きな人へオススメの1 作品だと思います。
映画『早乙女カナコの場合は』(G)は札幌シネマフロンティア、イオンシネマ江別、釧路、シネプレックス旭川で3月14日(金)から絶賛公開中です!

(C)石黒正数・徳間書店/映画『ネムルバカ』製作委員会
大学の女子寮で同じ部屋に住む後輩・入巣柚実と先輩・鯨井ルカ。
入巣はこれといって打ち込むものがなく、何となく古本屋でバイトする日々を送っている。一方ルカは、いつも金欠状態だがインディーズバンド「ピートモス」のギター・ヴォーカルとして、自らの夢を追いかけている。
2人は安い居酒屋でダラダラ飲んだり、暇つぶしに古い海外ドラマを観たり…緩くもどこか心地良い日々を過ごしていた。そんなある時、ルカは大手音楽レコード会社から連絡を受け、二人の日常に大きな変化が訪れる…。
漫画家・石黒正数の同名青春コミックを実写映画化。『ベイビーわるきゅーれ』(21~)の阪元裕吾が脚本・監督。『誰よりもつよく抱きしめて』(25)の久保史緒里が後輩の入巣役、先輩の鯨井役は『恋は光』(22)の平祐奈。
矢武:さすがは坂元監督という日常描写のセンスはピカイチで、演出としては良い意味で学生的なダラダラ感、二人のぐるぐる回る日常を描いています。
主演2人のやりとりを見ているだけで面白いのですが、観ていると最初のダラダラ感を回収するかのように、中盤から映画のキャラクターが抱く心情、考えが露出していきます。そのセリフのメッセージが深く、的確という妙な庶民の共感性がたくさんある印象でした。
そして、平さんのキャラクター作り、ボーカルとしてアーティストの再現度がすごいです。これは平さんを代表する一作になるのではないでしょか。
インディーズから稼げるプロのアーティストへのステータスもリアルでした。
映画『ネムルバカ』(G)は札幌シネマフロンティア、サツゲキで3月20日(木・祝)から公開です!

(C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
雪のように純粋な心を持つ白雪姫の願いは、かつてのような人々が幸せに暮らす希望に満ちた王国。
だが、外見の美しさと権力に執着する邪悪な女王によって、王国は闇に支配されていた。誰もが希望を失いかけた時、白雪姫の優しさが起こした素晴らしい奇跡とは…?
ディズニー初の長編アニメ映画『白雪姫』(37)を新たなミュージカル版として実写化、監督は『(500)日のサマー』(10)などのマーク・ウェブ。白雪姫役は『ウエスト・サイド・ストーリー』(22)のレイチェル・ゼグラー。女王役は『ワンダーウーマン』(17~)シリーズのガル・ガドット。
プレミアム吹替版声優は、白雪姫役に元・宝塚の吉柳咲良。ジョナサン役に JO1 の河野純喜。
矢武:劇中の音楽は『ラ・ラ・ランド』(18)『グレイテスト・ショーマン』(17)『アラジン』(19)の音楽も手がけたソングライターのパセク&ポールの二人が担当。実写版のオリジナル曲と、「ハイ・ホー」をはじめ1937年のアニメーション映画『白雪姫』にも登場した名曲が揃って披露され、まるで夢の世界というか「ディズニーランドに来たみたい!」と思いながら観ていました。
ファンタジックな場面が次々に登場してワクワクします。字幕も吹き替えも、歌声がすごい轟く作品だと思います。とにかく、ミュージカル映画としても音が楽しい映画でした。
あと、ディズニーの純度というんですかね。森の動物たちもたくさん出てきて、ディズニーの真髄を感じました。とにかく愛おしかったです。
ちなみに、みなさんは七人の小人の中では誰が好きでしたか?キャプテンは、「おとぼけ」です。
映画『白雪姫』(G)はTOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、室蘭、函館、帯広、稚内、千歳で3月20日(木・祝)から公開です!
キャプテン・ポップコーン
映画専門ラジオ番組
キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!