最愛の妻をテロにより失ったCIA分析官が、自らの手で犯人に復讐しようと“殺しのアマチュア”ながら奮闘する様を描くスパイアクション・サスペンス映画『アマチュア』が4月11日(金)に公開されます。
主演は『ボヘミアン・ラプソディ』(18)でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(21)、『オッペンハイマー』(24)など話題作に出演するラミ・マレック。『ボヘミアン・ラプソディ』以来、7年ぶりの主演映画で、制作総指揮も兼任しています。
公開に先駆けて試写会に参加したSASARU movie編集部が映画の見どころをレビューします。“アマチュア”がたった1人で挑む、誰も予測できない復讐のミッションに注目!
『アマチュア』の気になるストーリー

(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
しかし、彼は戦闘経験ゼロの完全な“デスク専門”アナリスト。上司からは相手にされなかったが、教官のヘンダーソン(ローレンス・フィッシュバーン)のもとで訓練を開始します。しかしながら銃も殴り合いもまったくの素人。思うように動けず苦戦する中、それでも諦めずに、CIAが用意した偽のパスポートを手にロンドンへと向かいます。
ターゲットは、監視カメラに映っていたひとりのテロリスト。CIAの支援もなく、逆に監視されながら、彼は孤独に復讐を進めていく…。“アマチュア”であるチャーリーは、本当に復讐を遂げることができるのか?
戦闘経験ゼロ、超オフィス型頭脳派スパイによる大胆な復讐劇
しかし、本作の主人公、チャーリー・ヘラーは今までのスパイとはひと味違います。なにしろ彼は、タイトルの通りスパイ経験もなく戦闘能力もゼロの“アマチュア”。彼は本来、分析官として細かな情報や記録映像・音声、サーバーのログをつなぎ合わせ、真相への手がかりを見つけ出すプロフェッショナル。従来のスパイ映画でいえば主人公をバックアップする立場です。
拳銃の腕は最低レベル、格闘もできない、そんなチャーリーの武器は「明晰な頭脳」と「妻への強い想い」。分析官の彼にしかできない方法で、冷静にデータを分析しITを駆使して、潜伏しているテロリストたちを追い詰めます。

(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
この復讐は冷静な頭脳によるものか、狂気の暴走か? チャーリーの心情に注目
映画冒頭では、出張に向かうサラを笑顔で見送る日常のひとコマが描かれ、2人の穏やかな関係性やチャーリーの深い愛情が印象的に映し出されています。
そんな彼がサラの死を知り、突然の喪失に打ちひしがれてしまいます。特に印象的だったのは、サラを失ってからの日々の描写。過剰な音楽演出を避け、環境音だけが響く静寂の中で、チャーリーの深い喪失感や悲しみをじっくりと描いていました。妻のいない部屋の静けさ、思い出の品を見つめる表情など、音による強調がない分、ラミ・マレックの繊細な演技を通して、よりダイレクトにチャーリーの心情が伝わってきます。そして、最愛の妻を理不尽に奪われたことで、チャーリーの内面に大きな変化が生まれます。

(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
静謐なドラマと躍動感のある映像。これまでにないスパイアクション映画を体感
また、映像自体は没入型のリアリティにこだわり、ヨーロッパの各都市を渡り歩く全編ロケ撮影を敢行。監督であるジェームズ・ホーズは「リアルな空間や手触りを味わえる。大きなスクリーンで観てほしい」と述べています。静謐なドラマを軸にした、迫力のスパイアクション映画をぜひスクリーンで楽しんでくださいね。

(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
『アマチュア』の基本情報

(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
■監督: ジェームズ・ホーズ
■製作: ハッチ・パーカー、ダン・ウィルソン、ラミ・マレック、ジョエル・B・マイケルズ
■脚本: ゲイリー・スピネリ、ケン・ノーラン
■原作: ロバート・リテル
■出演
ラミ・マレック
ローレンス・フィッシュバーン
レイチェル・ブロズナハン
カトリーナ・バルフ
ジョン・バーンサル
■公式サイト:https://www.20thcenturystudios.jp/movies/amateur
『アマチュア』の気になるストーリー

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しかし、彼は戦闘経験ゼロの完全な“デスク専門”アナリスト。上司からは相手にされなかったが、教官のヘンダーソン(ローレンス・フィッシュバーン)のもとで訓練を開始します。しかしながら銃も殴り合いもまったくの素人。思うように動けず苦戦する中、それでも諦めずに、CIAが用意した偽のパスポートを手にロンドンへと向かいます。
ターゲットは、監視カメラに映っていたひとりのテロリスト。CIAの支援もなく、逆に監視されながら、彼は孤独に復讐を進めていく…。“アマチュア”であるチャーリーは、本当に復讐を遂げることができるのか?
戦闘経験ゼロ、超オフィス型頭脳派スパイによる大胆な復讐劇

(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
しかし、本作の主人公、チャーリー・ヘラーは今までのスパイとはひと味違います。なにしろ彼は、タイトルの通りスパイ経験もなく戦闘能力もゼロの“アマチュア”。彼は本来、分析官として細かな情報や記録映像・音声、サーバーのログをつなぎ合わせ、真相への手がかりを見つけ出すプロフェッショナル。従来のスパイ映画でいえば主人公をバックアップする立場です。
拳銃の腕は最低レベル、格闘もできない、そんなチャーリーの武器は「明晰な頭脳」と「妻への強い想い」。分析官の彼にしかできない方法で、冷静にデータを分析しITを駆使して、潜伏しているテロリストたちを追い詰めます。

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この復讐は冷静な頭脳によるものか、狂気の暴走か? チャーリーの心情に注目

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映画冒頭では、出張に向かうサラを笑顔で見送る日常のひとコマが描かれ、2人の穏やかな関係性やチャーリーの深い愛情が印象的に映し出されています。
そんな彼がサラの死を知り、突然の喪失に打ちひしがれてしまいます。特に印象的だったのは、サラを失ってからの日々の描写。過剰な音楽演出を避け、環境音だけが響く静寂の中で、チャーリーの深い喪失感や悲しみをじっくりと描いていました。妻のいない部屋の静けさ、思い出の品を見つめる表情など、音による強調がない分、ラミ・マレックの繊細な演技を通して、よりダイレクトにチャーリーの心情が伝わってきます。そして、最愛の妻を理不尽に奪われたことで、チャーリーの内面に大きな変化が生まれます。

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静謐なドラマと躍動感のある映像。これまでにないスパイアクション映画を体感

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また、映像自体は没入型のリアリティにこだわり、ヨーロッパの各都市を渡り歩く全編ロケ撮影を敢行。監督であるジェームズ・ホーズは「リアルな空間や手触りを味わえる。大きなスクリーンで観てほしい」と述べています。静謐なドラマを軸にした、迫力のスパイアクション映画をぜひスクリーンで楽しんでくださいね。
『アマチュア』の基本情報

(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
■監督: ジェームズ・ホーズ
■製作: ハッチ・パーカー、ダン・ウィルソン、ラミ・マレック、ジョエル・B・マイケルズ
■脚本: ゲイリー・スピネリ、ケン・ノーラン
■原作: ロバート・リテル
■出演
ラミ・マレック
ローレンス・フィッシュバーン
レイチェル・ブロズナハン
カトリーナ・バルフ
ジョン・バーンサル
■公式サイト:https://www.20thcenturystudios.jp/movies/amateur
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