ディズニー&ピクサー最新作8月1日(金)に日本での公開を迎えた『星つなぎのエリオ』。週末動員ランキングで洋画作品ではNo.1の大ヒットスタート!『リメンバー・ミー』を手掛けたスタッフが集結したこの映画は、温かな家族と友情の物語。映画館の大きなスクリーンで観ると、まるで本当に星々の世界に迷い込んだような感覚を味わえる映像美が際立った魅力たっぷりの作品です。日本版エンドソングであるBUMP OF CHICKENの「リボン」も世界観に合っていて何度も聞きたくなるんですよね。今回は、主人公・エリオを助けるコンピューター・ウゥゥゥゥの日本版声優を務めた野呂佳代さんに柴田平美がインタビュー!野呂さんの願望に共感です(笑)。
ウゥゥゥゥ役・野呂佳代さんインタビュー

野呂:オーディションの話をいただけたこと自体もとても嬉しくて。その日はがむしゃらにオーディション受けて、合格まで来て、本当に「えっ」と、少し引いてしまうくらい嬉しすぎました。その後に、うわっと熱が来て「やった!」と実感しました。
野呂:ゥゥゥゥと小さいウが4つです。
―――初めのうちはどう読むのだろうと思っていました。
野呂:各々の思う”ゥ”4つ分で大丈夫だと私は思っています。自分の感じる長さで大丈夫です(笑)
―――野呂さんは俳優活動などもされていますが、今回は役作りをどのようにされましたか?
野呂:私は声優をやったことなかったので、オリジナルのアメリカの声優の方の声を聞いてキャラクターの絵と合わせて、スタッフの皆さんと色々相談しながら作っていきました。役作りというより、形になったという感じですね。いいところを使っていただきました。

(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

野呂:試しました。それもすごく楽しかったです。「こういうふうに言ってみたらいいんじゃないか」と自分の提案もできました。スタッフの皆さんからも提案を受けてやらせていただいたりして、その中のいいカットでお願いしますと。出来上がった作品を観て、「ああ、嬉しい!」と感じました。
―――自分で工夫したものが採用されていることもありましたか?
野呂:そういうところもありましたね。ウゥゥゥゥだったらどういうふうに言うかなということを自分も含め、皆さんに提案した中でやらせてもらいました。「この絵にこの言葉の言い方はまったらいいですね」と話し合いながら。声優の仕事は突き詰めれば、本当はもっと難しいことなのだと思いますが、私なりにやらせてもらいました。
野呂:まさにこのことで、突き詰めたらめちゃくちゃ難しいのです。「野呂さんの方で楽しくやってもらって大丈夫です」と言ってもらった言葉がすごく嬉しくて、そのまま信じてやりました。
―――ぜひ、ここに注目してほしいというお気に入りのセリフはありますか?
野呂:あります!映画が完成する前に感じた、みなさんに観てほしいポイントと、完成した映画を観てから観てほしいポイントが変わりました。観る前は、エリオが「ペンを出して」と言った時にウゥゥゥゥが「ペーン」と言って口からペンを出す時の言い方がすごく好きで気に入っていたんです。でも、観た後は、「重力オン!」と言う冒頭のシーンがあって、その「オン!」を少し力強く「オ゛ン!」と言っているので注目してほしいですね。


野呂:みんなに触りたいですよね。私、キャラクターたちのことを抱きしめたくてしょうがなくて、特にグロードンは映画を観たときから触れたくて仕方ないんです!映画を観たときにも想像力が働いて、どういう感触なのかな、かわいらしいなとか色々と想像をしながら映画を観ていました。
―――グロードン、かわいいですよね!私も触ってみたい!一体どんな触り心地でしょうね…。
野呂:やっぱり「ぽよーんっ!」となっているはずなんですよ(笑)。飼っているワンちゃん抱きしめて、こんな感じかな?とか色々想像しているのですが、死ぬまでそういう想像できたらいいなと思うくらい、この映画からすごく素敵な想像力をいただいていて、とてもワクワクします。
映画『星つなぎのエリオ』作品情報
監督:マデリン・シャラフィアン(『リメンバー・ミー』)
ドミー・シー(『私ときどきレッサーパンダ』)
エイドリアン・モリーナ(『リメンバー・ミー』)
制作:メアリー・アリス・ドラム(『リメンバー・ミー』)
日本版声優:川原瑛都 (エリオ役)、清野菜名 (オルガ役)、佐藤大空 (グロードン役)
渡辺直美 (オーヴァ役)、野呂佳代(ウゥゥゥゥ役)、マユリカ中谷(メルマック役)
関智一(ヘリックス役)、沢城みゆき(クエスタ役)
安原義人(テグメン役)、子安武人(ユニバーサル・ユーザー・マニュアル役)
日本版エンドソング:BUMP OF CHICKEN 「リボン」
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/elio

(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
ウゥゥゥゥ役・野呂佳代さんインタビュー

野呂:オーディションの話をいただけたこと自体もとても嬉しくて。その日はがむしゃらにオーディション受けて、合格まで来て、本当に「えっ」と、少し引いてしまうくらい嬉しすぎました。その後に、うわっと熱が来て「やった!」と実感しました。

(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
野呂:ゥゥゥゥと小さいウが4つです。
―――初めのうちはどう読むのだろうと思っていました。
野呂:各々の思う”ゥ”4つ分で大丈夫だと私は思っています。自分の感じる長さで大丈夫です(笑)
―――野呂さんは俳優活動などもされていますが、今回は役作りをどのようにされましたか?
野呂:私は声優をやったことなかったので、オリジナルのアメリカの声優の方の声を聞いてキャラクターの絵と合わせて、スタッフの皆さんと色々相談しながら作っていきました。役作りというより、形になったという感じですね。いいところを使っていただきました。

野呂:試しました。それもすごく楽しかったです。「こういうふうに言ってみたらいいんじゃないか」と自分の提案もできました。スタッフの皆さんからも提案を受けてやらせていただいたりして、その中のいいカットでお願いしますと。出来上がった作品を観て、「ああ、嬉しい!」と感じました。
―――自分で工夫したものが採用されていることもありましたか?
野呂:そういうところもありましたね。ウゥゥゥゥだったらどういうふうに言うかなということを自分も含め、皆さんに提案した中でやらせてもらいました。「この絵にこの言葉の言い方はまったらいいですね」と話し合いながら。声優の仕事は突き詰めれば、本当はもっと難しいことなのだと思いますが、私なりにやらせてもらいました。

野呂:まさにこのことで、突き詰めたらめちゃくちゃ難しいのです。「野呂さんの方で楽しくやってもらって大丈夫です」と言ってもらった言葉がすごく嬉しくて、そのまま信じてやりました。
―――ぜひ、ここに注目してほしいというお気に入りのセリフはありますか?
野呂:あります!映画が完成する前に感じた、みなさんに観てほしいポイントと、完成した映画を観てから観てほしいポイントが変わりました。観る前は、エリオが「ペンを出して」と言った時にウゥゥゥゥが「ペーン」と言って口からペンを出す時の言い方がすごく好きで気に入っていたんです。でも、観た後は、「重力オン!」と言う冒頭のシーンがあって、その「オン!」を少し力強く「オ゛ン!」と言っているので注目してほしいですね。

野呂:みんなに触りたいですよね。私、キャラクターたちのことを抱きしめたくてしょうがなくて、特にグロードンは映画を観たときから触れたくて仕方ないんです!映画を観たときにも想像力が働いて、どういう感触なのかな、かわいらしいなとか色々と想像をしながら映画を観ていました。
―――グロードン、かわいいですよね!私も触ってみたい!一体どんな触り心地でしょうね…。
野呂:やっぱり「ぽよーんっ!」となっているはずなんですよ(笑)。飼っているワンちゃん抱きしめて、こんな感じかな?とか色々想像しているのですが、死ぬまでそういう想像できたらいいなと思うくらい、この映画からすごく素敵な想像力をいただいていて、とてもワクワクします。
映画『星つなぎのエリオ』作品情報

(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
監督:マデリン・シャラフィアン(『リメンバー・ミー』)
ドミー・シー(『私ときどきレッサーパンダ』)
エイドリアン・モリーナ(『リメンバー・ミー』)
制作:メアリー・アリス・ドラム(『リメンバー・ミー』)
日本版声優:川原瑛都 (エリオ役)、清野菜名 (オルガ役)、佐藤大空 (グロードン役)
渡辺直美 (オーヴァ役)、野呂佳代(ウゥゥゥゥ役)、マユリカ中谷(メルマック役)
関智一(ヘリックス役)、沢城みゆき(クエスタ役)
安原義人(テグメン役)、子安武人(ユニバーサル・ユーザー・マニュアル役)
日本版エンドソング:BUMP OF CHICKEN 「リボン」
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/elio
柴田平美
UHBアナウンサー
UHBアナウンサー。ねむろ観光大使。土曜の情報番組「いっとこ!」の映画コーナーを担当。私が初めて観た映画は『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』(2001)。故郷・根室に映画館がなかったため、観たい映画があると隣町の釧路まで行って観ていました。映画館では、一番後ろの真ん中で、ひとりで観るのが好き。ジャンルは、ラブ・ファンタジー・アクションを中心に、話題作をチェックしています。皆さんの心に残る映画を見つけるきっかけとなれますように。