(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ
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2026.4.3

七色に輝く電柱から“かぐや姫”が爆誕!ライブもアクションも理屈抜きでテンションがあがる映画『超かぐや姫!』

2026年1月22日(木)よりNetflixで世界独占配信され、2月20日(金)には劇場公開もされた『超かぐや姫!』は、誰もが知る「かぐや姫」を、仮想空間とライブの熱気に乗せて大胆に生まれ変わらせた1本です。都内の進学校に通う酒寄彩葉が、七色に光る“ゲーミング電柱”から現れた赤ちゃんを連れ帰ったことから、物語は一気に動き出します。昔話でありながら、導入はかなり現代的。そのギャップだけでも十分に引き込まれますが、観ていくうちにこの不思議な光景がきちんと物語の核心へとつながっていくところに本作のおもしろさがあります。

昔話を、ここまで今の物語に変えられるおもしろさ

『超かぐや姫!』レビュー_かぐやと彩葉

(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ

本作の見どころは、「かぐや姫」を単に現代風へ置き換えただけで終わらせない点にあります。配信者(ライバー)文化やネット上での表現活動、誰かを推す感覚まで物語に溶け込ませながら、それでも芯には“居場所を探す2人の話”が残っています。

設定は派手でも、感情の流れは驚くほど追いやすい。VRやメタバースという言葉に馴染みがなくても問題ありません。難しい説明に頼らなくても、彩葉とかぐやが少しずつ距離を縮めていく過程を見ているだけで、自然と作品世界へ入っていけるのが本作の魅力。

映像と音楽の勢いが、そのまま作品を前に進める

監督は山下清悟。『呪術廻戦』などのOP演出で世界を驚かせた山下清悟らしく、全体としては古典の気配よりも、ネット発のエンタメ感を強く打ち出したつくりです。仮想空間「ツクヨミ」ではCGの立体感を生かした演出が鮮やかで、その映像美に圧倒されます。古風な街並みを土台にしながら、発光演出や立体的なCGギミックを重ねた“和風サイバー”な空間として立ち上がっているのが特徴。

さらに劇中歌にはkz(livetune)、40mP、HoneyWorks、Aqu3ra、yuigotらが参加。とくにライブシーンでは、観客のコール、画面を埋める光の演出、テンポよく切り替わるカットが重なり、ただ楽曲を聴くというより“イベントを浴びる”感覚に近いことも特徴です。
『超かぐや姫!』レビュー_ヤチヨ

(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ

「ツクヨミ」に入りたくなるのも、この映画の強さ

『超かぐや姫!』レビュー_かぐやと彩葉とヤチヨ

(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ

『超かぐや姫!』は、映像がすごい!音楽が良い!で終わる作品ではありません。作中に登場する仮想空間「ツクヨミ」がとにかく生き生きと描かれていて、観ているうちに「自分もあのアバターで歩いてみたい」と思わされます。作中では「ツクヨミ」はユーザー数1億人超の巨大メタバースとして描かれ、アバターで自由に遊び、発信し、誰かとつながれる場になっています。

この世界のおもしろさは、見た目の華やかさだけではありません。彩葉がバトルゲームで小遣いを稼いでいる設定からもわかるように、ここは“眺めるだけの場所”ではなく、しっかり遊べる空間として成立しています。対決シーンにはゲームらしい駆け引きがあり、ローポリ風の背景やスピード感のある動きも効いていて、観ていて純粋に気分が乗る。山下監督らしいダイナミックなカメラワークも加わることで、「ツクヨミ」はただ美しいだけの空間ではなく、実際に入り込んで戦ってみたくなる場所になっています。

2人の関係があるから、最後までしっかり響く

派手な設定や華やかなライブに目を奪われますが、最終的に心に残るのはやはり彩葉とかぐやの関係です。現実では余裕がなく、どこか自分を押し殺している彩葉と、まっすぐで無邪気に見えながら、危うさも抱えたかぐや。この2人が出会うことで、お互いが少しずつ変わっていく。

また、劇中の随所に散りばめられた小さな違和感──例えば、楽曲の歌詞や「ツクヨミ」のシステムに見え隠れするノイズなどは、すべてが終盤への伏線となっています。自分を出せる場所があること、誰かに見つけてもらえること、その喜びと切なさまできちんと残していく。そこに本作の芯があります。
『超かぐや姫!』レビュー_かぐやと彩葉2

(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ

ラストは、とにかく感情ごと浴びてほしい

『超かぐや姫!』レビュー_かぐや2

(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ

終盤では、序盤から積み重ねてきた違和感の正体が一気につながり、ライブそのものが大きな意味を帯びてきます。結末には触れませんが、この映画は最後の盛り上がりまで観てこそ完成する作品。映像、音楽、関係性、その重なりが生む盛り上がりは、本作の大きな見どころです。

『超かぐや姫!』は、昔話の再解釈としても、音楽アニメとしても見応えがありますが、いちばん印象に残るのは“この世界に行ってみたい”と思わせる力かもしれません。だからこそ、観終わったあとも作品の中のライブや「ツクヨミ」の景色が、しばらく頭から離れなくなります。

『超かぐや姫!』の基本情報

キャスト 
かぐや 夏吉ゆうこ
酒寄彩葉 永瀬アンナ
月見ヤチヨ 早見沙織
帝アキラ 入野自由
駒沢雷 内田雄馬
駒沢乃依 松岡禎丞
綾紬芦花 青山吉能
諌山真実 小原好美
FUSHI 釘宮理恵
忠犬オタ公 ファイルーズあい
乙事照琴 花江夏樹

劇中歌楽曲提供 
ryo (supercell)/yuigot/Aqu3ra/HoneyWorks/40mP/kz(livetune)

音楽ビリング
メインテーマ
「Ex-Otogibanashi」月見ヤチヨ(cv.早見沙織)
作詞・作曲・編曲:ryo (supercell)

エンディングテーマ
「ray 超かぐや姫!Version」かぐや(cv.夏吉ゆうこ)、月見ヤチヨ(cv.早見沙織)
作詞・作曲:藤原基央
編曲:TAKU INOUE

スタッフ
監督 山下清悟
キャラクターデザイン へちま/永江彰浩
製作 コロリド・ツインエンジンパートナーズ
アニメーション制作 スタジオコロリド/スタジオクロマト
『超かぐや姫!』レビュー_ポスター

(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ

昔話を、ここまで今の物語に変えられるおもしろさ

『超かぐや姫!』レビュー_かぐやと彩葉

(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ

本作の見どころは、「かぐや姫」を単に現代風へ置き換えただけで終わらせない点にあります。配信者(ライバー)文化やネット上での表現活動、誰かを推す感覚まで物語に溶け込ませながら、それでも芯には“居場所を探す2人の話”が残っています。

設定は派手でも、感情の流れは驚くほど追いやすい。VRやメタバースという言葉に馴染みがなくても問題ありません。難しい説明に頼らなくても、彩葉とかぐやが少しずつ距離を縮めていく過程を見ているだけで、自然と作品世界へ入っていけるのが本作の魅力。

映像と音楽の勢いが、そのまま作品を前に進める

『超かぐや姫!』レビュー_ヤチヨ

(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ

監督は山下清悟。『呪術廻戦』などのOP演出で世界を驚かせた山下清悟らしく、全体としては古典の気配よりも、ネット発のエンタメ感を強く打ち出したつくりです。仮想空間「ツクヨミ」ではCGの立体感を生かした演出が鮮やかで、その映像美に圧倒されます。古風な街並みを土台にしながら、発光演出や立体的なCGギミックを重ねた“和風サイバー”な空間として立ち上がっているのが特徴。

さらに劇中歌にはkz(livetune)、40mP、HoneyWorks、Aqu3ra、yuigotらが参加。とくにライブシーンでは、観客のコール、画面を埋める光の演出、テンポよく切り替わるカットが重なり、ただ楽曲を聴くというより“イベントを浴びる”感覚に近いことも特徴です。

「ツクヨミ」に入りたくなるのも、この映画の強さ

『超かぐや姫!』レビュー_かぐやと彩葉とヤチヨ

(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ

『超かぐや姫!』は、映像がすごい!音楽が良い!で終わる作品ではありません。作中に登場する仮想空間「ツクヨミ」がとにかく生き生きと描かれていて、観ているうちに「自分もあのアバターで歩いてみたい」と思わされます。作中では「ツクヨミ」はユーザー数1億人超の巨大メタバースとして描かれ、アバターで自由に遊び、発信し、誰かとつながれる場になっています。

この世界のおもしろさは、見た目の華やかさだけではありません。彩葉がバトルゲームで小遣いを稼いでいる設定からもわかるように、ここは“眺めるだけの場所”ではなく、しっかり遊べる空間として成立しています。対決シーンにはゲームらしい駆け引きがあり、ローポリ風の背景やスピード感のある動きも効いていて、観ていて純粋に気分が乗る。山下監督らしいダイナミックなカメラワークも加わることで、「ツクヨミ」はただ美しいだけの空間ではなく、実際に入り込んで戦ってみたくなる場所になっています。

2人の関係があるから、最後までしっかり響く

『超かぐや姫!』レビュー_かぐやと彩葉2

(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ

派手な設定や華やかなライブに目を奪われますが、最終的に心に残るのはやはり彩葉とかぐやの関係です。現実では余裕がなく、どこか自分を押し殺している彩葉と、まっすぐで無邪気に見えながら、危うさも抱えたかぐや。この2人が出会うことで、お互いが少しずつ変わっていく。

また、劇中の随所に散りばめられた小さな違和感──例えば、楽曲の歌詞や「ツクヨミ」のシステムに見え隠れするノイズなどは、すべてが終盤への伏線となっています。自分を出せる場所があること、誰かに見つけてもらえること、その喜びと切なさまできちんと残していく。そこに本作の芯があります。

ラストは、とにかく感情ごと浴びてほしい

『超かぐや姫!』レビュー_かぐや2

(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ

終盤では、序盤から積み重ねてきた違和感の正体が一気につながり、ライブそのものが大きな意味を帯びてきます。結末には触れませんが、この映画は最後の盛り上がりまで観てこそ完成する作品。映像、音楽、関係性、その重なりが生む盛り上がりは、本作の大きな見どころです。

『超かぐや姫!』は、昔話の再解釈としても、音楽アニメとしても見応えがありますが、いちばん印象に残るのは“この世界に行ってみたい”と思わせる力かもしれません。だからこそ、観終わったあとも作品の中のライブや「ツクヨミ」の景色が、しばらく頭から離れなくなります。

『超かぐや姫!』の基本情報

『超かぐや姫!』レビュー_ポスター

(C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ

キャスト 
かぐや 夏吉ゆうこ
酒寄彩葉 永瀬アンナ
月見ヤチヨ 早見沙織
帝アキラ 入野自由
駒沢雷 内田雄馬
駒沢乃依 松岡禎丞
綾紬芦花 青山吉能
諌山真実 小原好美
FUSHI 釘宮理恵
忠犬オタ公 ファイルーズあい
乙事照琴 花江夏樹

劇中歌楽曲提供 
ryo (supercell)/yuigot/Aqu3ra/HoneyWorks/40mP/kz(livetune)

音楽ビリング
メインテーマ
「Ex-Otogibanashi」月見ヤチヨ(cv.早見沙織)
作詞・作曲・編曲:ryo (supercell)

エンディングテーマ
「ray 超かぐや姫!Version」かぐや(cv.夏吉ゆうこ)、月見ヤチヨ(cv.早見沙織)
作詞・作曲:藤原基央
編曲:TAKU INOUE

スタッフ
監督 山下清悟
キャラクターデザイン へちま/永江彰浩
製作 コロリド・ツインエンジンパートナーズ
アニメーション制作 スタジオコロリド/スタジオクロマト

休日のスケジュールが決まっていない方、何を見ようか迷っている方など"ライトな映画ファン"に対して、映画館に出かけて、映画を楽しむことをおすすめします。SASARU movie編集部では、話題性の高い最新映画を中心にその情報や魅力を継続的に発信していきます。

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