(C)2024映画『本心』製作委員会
(C)2024映画『本心』製作委員会

2024.11.21

石井裕也監督最新作、映画『本心』主演の池松壮亮さん・三吉彩花さんインタビュー

急逝した母にもう一度会って話を聞くために、VF(バーシャルフィギュア)でよみがえらせる物語が原作の映画。AIと共存する世界を生きることについて考えさせられるこの作品の立ち上げから携わり、今やる意義を強く感じたという主演の池松壮亮さん、三吉彩花さんに、UHBアナウンサーの柴田平美がインタビュー。

池松壮亮さん・三吉彩花さんインタビュー

―――池松さん、台本を初めて読んだ時の感想から教えてください。
 
池松:
原作が魅力的なトピックが多いので、2時間の映画にするために原作からだいぶ映画的な改編がされています。原作の心髄を借りながら、何か原作の読後感と同じような映画として新しく生まれ変わらせるということをずっと目指していました。脚本を作っている最中から見ていたので、読んだときにこれはいけるんじゃないか、素晴らしい設計図が出来上がったと非常に撮影が楽しみになりました。
 
―――三吉さんはどのように感じましたか?

三吉:
今回、“三好彩花(みよしあやか)”という役どころだったので、そういう部分も含めて運命というかご縁を感じていました。ちょうど去年の夏頃に撮っていたのですが、その前に私が、自分の“本心”や、何が楽しくて何が辛いんだっけ…ということを自分の中で悶々と考えていた時期でもありました。その点がすごく役柄とマッチ して、一緒に自分自身の“本心”を探求していく感覚で、グっと入りやすい脚本だったと思います。
 
―――“三好彩花”という役名が、三吉さんご本人の名前と読みが一緒だったので、どういう気持ちなのだろうと思っていました。
 
三吉:
本当にすごくご縁を感じました。作品が終わって、試写会の時に原作を書いた平野啓一郎さんにお会いして、あの役名はどういうことだったんでしょうか?と話を伺ったんですけど、本当に偶然だったようで!すごく驚きました。
 
―――運命を感じますよね。そして、そう遠くない未来の話、AIによってもたらされる進化の素晴らしさと恐ろしさを両方感じられる作品かと思うのですが、池松さんがこの映画から感じたメッセージは何ですか?
 
池松:
大きなメッセージというより、もう少し普遍的な、簡単に言うと“未来の迷子エンタメ”。そう遠くないこれから生きる時代で彷徨っている青年が、いかにして生きることを選ぶか、何を求めてそれぞれがどう生きているか。ちょっと先の未来の人のお話を観ていただいて、同時代の人たちとこれからのことを共有できたらなというふうに思っています。
 
―――池松さんは、この物語を見た時に「これは映画にするべきだ」と話していたことを聞きました。どのような思いからそういう風に感じたのですか?
 
池松:
2020年の夏に(原作に)出会ったのですけど、あの頃やっぱりコロナで人と対面でない状況の中、あまりにも先見の明がある原作に出会って、ものすごいインパクトを受けました。なぜ、コロナがまだ終わってないのにアフターコロナのことがこれだけ書かれているのだろうと。非常に映像的なお話でもあったので、これは急いでなんとか映像的な具現化ができないかなというふうに思いました。
 
―――三吉さんはこの映画からどういうメッセージを感じましたか?
 
三吉:
この作品は誰しもが自分に当てはまるというか、自分に置き換えて考えられる題材でもあると思いますし、私自身も“三好”という役を演じながら自分の“本心”を感じたのと同じように、すごく自分の中で考えたり感じたりできる作品だと思います。AIの技術などが私たちのところに迫ってきている中で、ここだけはアナログを守らなければいけないとか、何を大事にしなければいけないということを考えて、今後どうやって生きていくのかということに気付かせてくれる作品なのかなと感じます。

(C)2024映画『本心』製作委員会


(C)2024映画『本心』製作委員会

―――三好を演じるのは本当に心が苦しかったということですが、どういうアプローチで作品に臨んだか聞いてみたいです。
 
三吉:
今まで、映像の作品で関わった中でも、本当に体力的にも精神的にも結構ぎりぎりな感じでした(笑)。でも、それはネガティブな意味ではなくて、自分の女優というキャリアにおいても、自分自身にとっても必要なことだったと思います。三好という役を追求することも簡単なことではないと思いつつ、それと同時に、自分の本心も探求していく“2本の軸”でずっと現場にいたので、そういう意味ではしんどかったのですが、タイミングとして必要な役だったと感じています。
 
―――成長に繋がったということですね。この映画の中には、VF(バーチャル フィギュア)が出てくると思います。実際にVFで何か作ることができるとしたら、池松さんは何か作りたいと思いますか?
 
池松:
何かいい付き合い方が出来ればいいですけどね。やっぱり僕はまだ恐怖しか感じていないのですが、きっとVFって、子供をカメラで写真におさめるとか記録をするというところの延長にあると思うんですよ。でも、バーチャルだとしても、その先のことを考えると、人間を創り出すというある一線を超えてしまう事、死の克服においては神の領域だったものに対してテクノロジーが追いついてしまうことへの恐怖は、今作でかなり体感しましたね。実際、VFの母と再会して、嬉しいけれどあまりにも複雑な心境でした。でも、もう韓国でも中国でもサービスとして実際に始まっているので、そう遠くない未来なのかなと思ってはいますけど、この役を経験してこういうのを作りたいということは今はないですね。
 
―――すごく考えさせられますよね。
 
池松:
ただ、自分がすごくおじいちゃん子だったので、15歳の時に亡くなってからもいまだに脳内で会話をしていますし、これまでに何度も脳内で再会していて。死者との対面というのは、昔からあるみんなが持っている欲求だと思うんですよね。それを実際やるかやらないか、やりたい気持ちは正直あるけど怖いというふうに思っています。
―――最後に、北海道でのロケの仕事などもあるかと思います。北海道の印象を聞かせてもらってもいいでしょうか。
 
池松:
もう、大好きです。ご飯が美味しい、景色が綺麗!冬に行きましたが、本当に雪景色が美しくて、どこに行っても最高でした。
 
―――三吉さんはいかがですか?
 
三吉:
北海道は、最近あまり行けていないのです、何回かプライベートでもお仕事でも行っています。とにかくずっと食べていますね、ずっーと。ジンギスカンやら海鮮やら…本当にAIで自分の胃袋を作りたいくらい(笑)。胃袋だけパっと入れ替えて。それだったらしてみたいかも。
池松:それだったらいいのかな…ま、いいか(笑)!
三吉:食べ続けたいので。
池松:そんなことも簡単にもうできる日が来るかもしれないですよね。
 

(C)2024映画『本心』製作委員会

ナルミのススメ。~『本心』~

怖い。うん、やっぱり怖い。近い将来起こりうる、とても怖い世界を垣間見た気がしました。ホラー要素があるような作品ではないだけに、じわじわと不安に駆られるような感覚。VFという素晴らしい技術だからこそ没入しすぎてしまいそうな、人間の心の脆い部分に優しくふれてくるような危険性を感じました。過度にのめり込むことは良くないことも想像できるし、それを防ぐための心の強さをどこまで保てるのだろうかとAIに人間の強さを問われているような気までしました。池松さんや三吉さんの演技はもちろんのこと、周りをかためる豪華なキャストの皆さんが放つどこか歪んでいるような空気感にたくさん心が揺り動かされて、不思議な世界を2時間旅していたような感覚でした。もちろん、会って話をしたいと思う今はこの世にいない人が誰の心の中にもいるのでしょうが、人のすべてを知りたいと思う反面、知らなくてもいいこともやっぱりあるのかもしれません。便利になっていく一方で、生と死に関しては、自然に身を任せる方が個人的にはいいのではないかとも感じたり。すごいスピードで変化するこの世界の人間として、“あなたはどう生きていきますか?”と問われているような映画でした。VFの世界観もスクリーンで楽しんでほしいので、ぜひ映画館で。
 

『本心』作品情報 

公開日:2024年11月8日(金)

出演:池松壮亮
    三吉彩花、水上恒司、仲野太賀 / 田中 泯 綾野 剛 / 妻夫木 聡、田中裕子

原作:平野啓一郎「本心」(文春文庫 / コルク)

監督・脚本:石井裕也

音楽:Inyoung Park  河野丈洋

公式サイト:https://happinet-phantom.com/honshin/
 

(C)2024映画『本心』製作委員会

池松壮亮さん・三吉彩花さんインタビュー

―――池松さん、台本を初めて読んだ時の感想から教えてください。
 
池松:
原作が魅力的なトピックが多いので、2時間の映画にするために原作からだいぶ映画的な改編がされています。原作の心髄を借りながら、何か原作の読後感と同じような映画として新しく生まれ変わらせるということをずっと目指していました。脚本を作っている最中から見ていたので、読んだときにこれはいけるんじゃないか、素晴らしい設計図が出来上がったと非常に撮影が楽しみになりました。
 
―――三吉さんはどのように感じましたか?

三吉:
今回、“三好彩花(みよしあやか)”という役どころだったので、そういう部分も含めて運命というかご縁を感じていました。ちょうど去年の夏頃に撮っていたのですが、その前に私が、自分の“本心”や、何が楽しくて何が辛いんだっけ…ということを自分の中で悶々と考えていた時期でもありました。その点がすごく役柄とマッチ して、一緒に自分自身の“本心”を探求していく感覚で、グっと入りやすい脚本だったと思います。
 
―――“三好彩花”という役名が、三吉さんご本人の名前と読みが一緒だったので、どういう気持ちなのだろうと思っていました。
 
三吉:
本当にすごくご縁を感じました。作品が終わって、試写会の時に原作を書いた平野啓一郎さんにお会いして、あの役名はどういうことだったんでしょうか?と話を伺ったんですけど、本当に偶然だったようで!すごく驚きました。
 

(C)2024映画『本心』製作委員会

―――運命を感じますよね。そして、そう遠くない未来の話、AIによってもたらされる進化の素晴らしさと恐ろしさを両方感じられる作品かと思うのですが、池松さんがこの映画から感じたメッセージは何ですか?
 
池松:
大きなメッセージというより、もう少し普遍的な、簡単に言うと“未来の迷子エンタメ”。そう遠くないこれから生きる時代で彷徨っている青年が、いかにして生きることを選ぶか、何を求めてそれぞれがどう生きているか。ちょっと先の未来の人のお話を観ていただいて、同時代の人たちとこれからのことを共有できたらなというふうに思っています。
 
―――池松さんは、この物語を見た時に「これは映画にするべきだ」と話していたことを聞きました。どのような思いからそういう風に感じたのですか?
 
池松:
2020年の夏に(原作に)出会ったのですけど、あの頃やっぱりコロナで人と対面でない状況の中、あまりにも先見の明がある原作に出会って、ものすごいインパクトを受けました。なぜ、コロナがまだ終わってないのにアフターコロナのことがこれだけ書かれているのだろうと。非常に映像的なお話でもあったので、これは急いでなんとか映像的な具現化ができないかなというふうに思いました。
 
―――三吉さんはこの映画からどういうメッセージを感じましたか?
 
三吉:
この作品は誰しもが自分に当てはまるというか、自分に置き換えて考えられる題材でもあると思いますし、私自身も“三好”という役を演じながら自分の“本心”を感じたのと同じように、すごく自分の中で考えたり感じたりできる作品だと思います。AIの技術などが私たちのところに迫ってきている中で、ここだけはアナログを守らなければいけないとか、何を大事にしなければいけないということを考えて、今後どうやって生きていくのかということに気付かせてくれる作品なのかなと感じます。

(C)2024映画『本心』製作委員会

―――三好を演じるのは本当に心が苦しかったということですが、どういうアプローチで作品に臨んだか聞いてみたいです。
 
三吉:
今まで、映像の作品で関わった中でも、本当に体力的にも精神的にも結構ぎりぎりな感じでした(笑)。でも、それはネガティブな意味ではなくて、自分の女優というキャリアにおいても、自分自身にとっても必要なことだったと思います。三好という役を追求することも簡単なことではないと思いつつ、それと同時に、自分の本心も探求していく“2本の軸”でずっと現場にいたので、そういう意味ではしんどかったのですが、タイミングとして必要な役だったと感じています。
 
―――成長に繋がったということですね。この映画の中には、VF(バーチャル フィギュア)が出てくると思います。実際にVFで何か作ることができるとしたら、池松さんは何か作りたいと思いますか?
 
池松:
何かいい付き合い方が出来ればいいですけどね。やっぱり僕はまだ恐怖しか感じていないのですが、きっとVFって、子供をカメラで写真におさめるとか記録をするというところの延長にあると思うんですよ。でも、バーチャルだとしても、その先のことを考えると、人間を創り出すというある一線を超えてしまう事、死の克服においては神の領域だったものに対してテクノロジーが追いついてしまうことへの恐怖は、今作でかなり体感しましたね。実際、VFの母と再会して、嬉しいけれどあまりにも複雑な心境でした。でも、もう韓国でも中国でもサービスとして実際に始まっているので、そう遠くない未来なのかなと思ってはいますけど、この役を経験してこういうのを作りたいということは今はないですね。
 
―――すごく考えさせられますよね。
 
池松:
ただ、自分がすごくおじいちゃん子だったので、15歳の時に亡くなってからもいまだに脳内で会話をしていますし、これまでに何度も脳内で再会していて。死者との対面というのは、昔からあるみんなが持っている欲求だと思うんですよね。それを実際やるかやらないか、やりたい気持ちは正直あるけど怖いというふうに思っています。

(C)2024映画『本心』製作委員会

―――最後に、北海道でのロケの仕事などもあるかと思います。北海道の印象を聞かせてもらってもいいでしょうか。
 
池松:
もう、大好きです。ご飯が美味しい、景色が綺麗!冬に行きましたが、本当に雪景色が美しくて、どこに行っても最高でした。
 
―――三吉さんはいかがですか?
 
三吉:
北海道は、最近あまり行けていないのです、何回かプライベートでもお仕事でも行っています。とにかくずっと食べていますね、ずっーと。ジンギスカンやら海鮮やら…本当にAIで自分の胃袋を作りたいくらい(笑)。胃袋だけパっと入れ替えて。それだったらしてみたいかも。
池松:それだったらいいのかな…ま、いいか(笑)!
三吉:食べ続けたいので。
池松:そんなことも簡単にもうできる日が来るかもしれないですよね。
 

ナルミのススメ。~『本心』~

怖い。うん、やっぱり怖い。近い将来起こりうる、とても怖い世界を垣間見た気がしました。ホラー要素があるような作品ではないだけに、じわじわと不安に駆られるような感覚。VFという素晴らしい技術だからこそ没入しすぎてしまいそうな、人間の心の脆い部分に優しくふれてくるような危険性を感じました。過度にのめり込むことは良くないことも想像できるし、それを防ぐための心の強さをどこまで保てるのだろうかとAIに人間の強さを問われているような気までしました。池松さんや三吉さんの演技はもちろんのこと、周りをかためる豪華なキャストの皆さんが放つどこか歪んでいるような空気感にたくさん心が揺り動かされて、不思議な世界を2時間旅していたような感覚でした。もちろん、会って話をしたいと思う今はこの世にいない人が誰の心の中にもいるのでしょうが、人のすべてを知りたいと思う反面、知らなくてもいいこともやっぱりあるのかもしれません。便利になっていく一方で、生と死に関しては、自然に身を任せる方が個人的にはいいのではないかとも感じたり。すごいスピードで変化するこの世界の人間として、“あなたはどう生きていきますか?”と問われているような映画でした。VFの世界観もスクリーンで楽しんでほしいので、ぜひ映画館で。
 

『本心』作品情報 


(C)2024映画『本心』製作委員会

公開日:2024年11月8日(金)

出演:池松壮亮
    三吉彩花、水上恒司、仲野太賀 / 田中 泯 綾野 剛 / 妻夫木 聡、田中裕子

原作:平野啓一郎「本心」(文春文庫 / コルク)

監督・脚本:石井裕也

音楽:Inyoung Park  河野丈洋

公式サイト:https://happinet-phantom.com/honshin/
 

柴田平美

UHBアナウンサー

UHBアナウンサー。ねむろ観光大使。土曜の情報番組「いっとこ!」の映画コーナーを担当。私が初めて観た映画は『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』(2001)。故郷・根室に映画館がなかったため、観たい映画があると隣町の釧路まで行って観ていました。映画館では、一番後ろの真ん中で、ひとりで観るのが好き。ジャンルは、ラブ・ファンタジー・アクションを中心に、話題作をチェックしています。皆さんの心に残る映画を見つけるきっかけとなれますように。

point注目映画一覧(外部サイト)

Zootopia 2

ズートピア2

2025-12-05

警察学校を無事卒業し警察官となったニックと、ウサギ初の警官として以前にもまして熱心に任務に挑むジュディが再びバディを組むことに!ある日、ズートピアに突如現れたヘビ・ゲイリーをきっかけに、ジュディとニックはズートピアの過去の歴史にまつわる巨大な謎に挑むことになる。そこでジュディとニックふたりの絆もこれまで以上に試されることになるのだが…。

劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」

劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」

2025-11-07

2018年10月31日。ハロウィンで賑わう渋谷駅周辺に突如“帳”が降ろされ大勢の一般人が閉じ込められる。そこに単独で乗り込む現代最強の呪術師・五条悟。だが、そこには五条の封印を目論む呪詛師・呪霊達が待ち構えていた。渋谷に集結する虎杖悠仁ら、数多くの呪術師たち。かつてない大規模な呪い合い「渋谷事変」が始まる―。そして戦いは、史上最悪の術師・加茂憲倫が仕組んだ殺し合い「死滅回游」へ。「渋谷事変」を経て、魔窟と化す全国10の結界コロニー。そんな大混乱の最中、虎杖の死刑執行役として特級術師・乙骨憂太が立ちはだかる。絶望の中で、なおも戦い続ける虎杖。無情にも、刃を向ける乙骨。加速していく呪いの混沌。同じ師を持つ虎杖と乙骨、二人の死闘が始まる——

もののけ姫

もののけ姫

1997-07-12

山里に住む若者アシタカは、怒りと憎しみにより“タタリ神”と化した猪神から呪いをかけられてしまう。呪いを解く術を求めて旅に出るアシタカはやがて、西方の地で“タタラ”の村にたどり着く。エボシ御前が率いるその村では、鉄を造り続けていたが、同時にそれは神々の住む森を破壊することでもあった。そして、そんなタタラ達に戦いを挑むサンの存在をアシタカは知る。人の子でありながら山犬に育てられた彼女は“もののけ姫”と呼ばれていた。

天使のたまご

天使のたまご

1985-12-22

ノアの方舟が陸地を見つけられなかったもう1つの世界。巨大な眼球を模し、中に複数の人型の彫像が鎮座する宗教の象徴のような機械仕掛けの太陽が海に沈み、世界は夜を迎える。 方舟の中の動物がすべて化石になった頃、忘れ去られた街で一人の少年と一人の少女が出会う。

GHOST IN THE SHELL

GHOST IN THE SHELL

1995-11-18

2029年、二度の大戦を経て、電脳化・義体化技術の発展した世界。新たな可能性の一方で、ゴーストハックや犯罪の多様化といった問題にも悩まされていた。 そんな中、他人の電脳をハックし人形のように使う「人形使い」が入国し公安9課は調査に乗り出す。

罗小黑战记 2

羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来

2025-11-07

中国の人気WEBアニメシリーズを原作に、黒猫の妖精シャオヘイの冒険を描くアクションファンタジーアニメ第2弾。ある襲撃事件により妖精の世界の平和が脅かされ、シャオヘイと師匠ムゲンの運命が大きく揺らいでいく。

WIND BREAKER/ウィンドブレイカー

WIND BREAKER/ウィンドブレイカー

2025-12-05

ケンカだけが取り柄の孤独な高校生・桜 遥。不良の巣窟と恐れられる風鈴高校のてっぺんをとるため街にやってくるも、生徒たちは<防風鈴=ウィンドブレイカー>と呼ばれ、街を守る存在へと変貌を遂げていた―桜は戸惑いながらも防風鈴のメンバーとして、仲間と共に街を守るための戦いに身を投じていく!そんな中、街を脅かすある存在が、防風鈴を新たな標的として動き出していた…