11/22(金)に公開された「六人の嘘つきな大学生」をいち早くチェックした就職活動中の大学生がリアルな面接事情や作品の感想、見どころを語る匿名座談会をUHBで開催!
彼らが語る本音とは?SASARU movie編集部がレポートします。
本作のストーリーや試写会レビューはこちらをチェック▼
https://movie.sasaru.media/article/20241119_002/
Aさん:グループディスカッションで告発文が入った封筒を最初に開けるところです。罪が暴かれて怒り狂うシーンで一気に空気感がパッと変わって、それまでは一緒に頑張ろうという雰囲気でしたが、サスペンスにガラッと変わったところが印象的でした。
Bさん:最終面接のディスカッションも印象的でしたが、みんなに信頼されている人物に対して一気に疑いの目が向けられたシーンが驚きでした!
Dさん:ある人物の罪が暴露され、被害に合ったとされる人が証言をしているシーンです。昔、悪いことをしたからといって、その人がずっと悪い人なわけではないですし、自分が傷つけられてもずっと立ち直れないわけではない。どのように過去の体験と折り合いをつけるのかということが、この映画の主題になってくるなと思って観ていました。
Aさん:年収やきれいなオフィスで働きたいというのが本音だという話があり、そこに共感しました。結局は年収やネームバリューなどに流されて企業を選ぶ部分があります。まだ自分のやりたいことが明確ではない大学生にとっては、よくあることなのかなと思いました。
面接で「きれいなオフィスで働きたいから志望しました」とは言えないね(笑)
では、企業の内定を獲得するために自分を良く見せようとしてしまったことはありますか?
Dさん:自分は1度、嘘をついてミスをした経験があるので嘘はつかない方がいいかなと...。強調することはもちろんありますが、自分を根底から変えることはないですね。
Aさん:私は少し偽ってしまったことがあります。外向的な性格ではないのですが、入社したい会社が求めていたので面接で外向的な雰囲気が出るように話をしました。でも、インターンシップでばれてしまって、最後に「印象が違ったね」と言われてしまい、落ち込んだことがあります。
Bさん:少し話を広げてしまうことは、正直みんなやっていると思う。面接で挫折経験を聞かれた際、自分では挫折だと思っていない出来事を、挫折したかのように話してしまったことがあります。面接官に「それは挫折なの?どう乗り越えたの?」と突っ込まれて、ばれたと思いました(笑)
Bさん:既に自分の告発文が開けられていたとしたら、他の人の分も開けないとおかしいと言ってしまうと思う。
Dさん:誰の告発文も開けていない状態なら告発文を開けるよりも、これは誰が置いたのか、犯人捜しに焦点を持っていきますね。
Cさん:映画では、告発文を開けるごとに有利な人が変わっていて、自分が有利なタイミングで止めると怪しいと思われるので、自分の番が来る前の有利な段階で止めるのがいいのかなと思いました。
タイミングを見極めるのがすごく難しそうですね(笑)
Cさん:もし自分が犯人だったら、不利な状況に追い込みたい相手を誘導できたかもしれません。
この映画は、どのような人が観たら楽しめると思いましたか?
Cさん:現状、うまくいってないことがある人です。努力不足など自分が原因で挫折した場合は、納得ができると思いますが、違う場合は人のせい、何かのせいにしたいと考えることがあると思います。物事の一面だけではなく色々な考え方をして解釈を変え、自分のことを整理するきっかけになるのではと感じました。
Aさん:私は、落ち込んでいたり挫折をしている人に観てほしいと思っています。採用試験に落ちてしまっても、自分に合う会社がきっとあると思えて励みになるような気がします。
Bさん:経験を積んだ30~40代の社会人が観ると自分の人生を振り返るような気持ちになれると思います。就活の時の焦りや葛藤を思い出したり、この道を選んで正解だったと思えるのではないかと。社会人にもおすすめの内容です。
Dさん:人間関係に悩んでる人が観ると良いかなと思います。何かひとつの行為で人格が決定するわけでは絶対にないですし、人間に対して過度に一辺倒な役割を期待してしまう人や逆に自分が特定の行動を取らなければいけないと強く思っている人にとっては救われる話だと感じました。
Aさん:大学名が具体的に出ていて、各大学のイメージと役柄が合っているなと思いました。こちらが勝手に思っているイメージですけど(笑)
Dさん:実際にその大学にいそうな気がしましたね。リアリティがあるのでストーリーが入ってきやすいのかも!
最後に伝えたいことはありますか?
Aさん:最終面接に残った6人は、優秀な人ばかりですが自信がなかったり、後ろめたいことがあったりと人間らしい部分があるので、自分も就活で自信がなくなった時にこの映画を思い出したいです。
Bさん:就活をしていると自分自身の良いところばかり見せようとしてしまいますが、自分が良くないと思っている部分も他の人から見ると素敵なところかもしれない。自分だけで判断しないようにしようと思いました。色々な人に関わって自分がどういう人間なのかをもっと探っていきたいです。
Dさん:人間の多面性という部分が映画の主題なのかなと思いました。自分自身の多面性をどう認めてあげるのかが、生きやすさに繋がっていくと考えています。生きていれば後ろめたいこともありますが、どうやって自分を許しながら人生を送っていくかを大事にしてほしいなと思いました。
今回は、映画「六人の嘘つきな大学生」を実際に観た就活生4名の座談会の様子をレポートしました。1秒たりとも目が離せない本作をぜひ劇場でチェックしてください!
「六人の嘘つきな大学生」の基本情報
公開日:2024年11月22日(金)
出演 :浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠 ほか
監督 :佐藤祐市
脚本 :矢島弘一
主題歌:緑黄色社会「馬鹿の一つ覚え」(Sony Music Labels Inc.)
配給 :東宝
公式サイト:https://6uso-movie.toho.co.jp/
Aさん:グループディスカッションで告発文が入った封筒を最初に開けるところです。罪が暴かれて怒り狂うシーンで一気に空気感がパッと変わって、それまでは一緒に頑張ろうという雰囲気でしたが、サスペンスにガラッと変わったところが印象的でした。
Bさん:最終面接のディスカッションも印象的でしたが、みんなに信頼されている人物に対して一気に疑いの目が向けられたシーンが驚きでした!
Dさん:ある人物の罪が暴露され、被害に合ったとされる人が証言をしているシーンです。昔、悪いことをしたからといって、その人がずっと悪い人なわけではないですし、自分が傷つけられてもずっと立ち直れないわけではない。どのように過去の体験と折り合いをつけるのかということが、この映画の主題になってくるなと思って観ていました。
Aさん:年収やきれいなオフィスで働きたいというのが本音だという話があり、そこに共感しました。結局は年収やネームバリューなどに流されて企業を選ぶ部分があります。まだ自分のやりたいことが明確ではない大学生にとっては、よくあることなのかなと思いました。
面接で「きれいなオフィスで働きたいから志望しました」とは言えないね(笑)
では、企業の内定を獲得するために自分を良く見せようとしてしまったことはありますか?
Dさん:自分は1度、嘘をついてミスをした経験があるので嘘はつかない方がいいかなと...。強調することはもちろんありますが、自分を根底から変えることはないですね。
Aさん:私は少し偽ってしまったことがあります。外向的な性格ではないのですが、入社したい会社が求めていたので面接で外向的な雰囲気が出るように話をしました。でも、インターンシップでばれてしまって、最後に「印象が違ったね」と言われてしまい、落ち込んだことがあります。
Bさん:少し話を広げてしまうことは、正直みんなやっていると思う。面接で挫折経験を聞かれた際、自分では挫折だと思っていない出来事を、挫折したかのように話してしまったことがあります。面接官に「それは挫折なの?どう乗り越えたの?」と突っ込まれて、ばれたと思いました(笑)
Bさん:既に自分の告発文が開けられていたとしたら、他の人の分も開けないとおかしいと言ってしまうと思う。
Dさん:誰の告発文も開けていない状態なら告発文を開けるよりも、これは誰が置いたのか、犯人捜しに焦点を持っていきますね。
Cさん:映画では、告発文を開けるごとに有利な人が変わっていて、自分が有利なタイミングで止めると怪しいと思われるので、自分の番が来る前の有利な段階で止めるのがいいのかなと思いました。
タイミングを見極めるのがすごく難しそうですね(笑)
Cさん:もし自分が犯人だったら、不利な状況に追い込みたい相手を誘導できたかもしれません。
(C)2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会
この映画は、どのような人が観たら楽しめると思いましたか?
Cさん:現状、うまくいってないことがある人です。努力不足など自分が原因で挫折した場合は、納得ができると思いますが、違う場合は人のせい、何かのせいにしたいと考えることがあると思います。物事の一面だけではなく色々な考え方をして解釈を変え、自分のことを整理するきっかけになるのではと感じました。
Aさん:私は、落ち込んでいたり挫折をしている人に観てほしいと思っています。採用試験に落ちてしまっても、自分に合う会社がきっとあると思えて励みになるような気がします。
Bさん:経験を積んだ30~40代の社会人が観ると自分の人生を振り返るような気持ちになれると思います。就活の時の焦りや葛藤を思い出したり、この道を選んで正解だったと思えるのではないかと。社会人にもおすすめの内容です。
Dさん:人間関係に悩んでる人が観ると良いかなと思います。何かひとつの行為で人格が決定するわけでは絶対にないですし、人間に対して過度に一辺倒な役割を期待してしまう人や逆に自分が特定の行動を取らなければいけないと強く思っている人にとっては救われる話だと感じました。
(C)2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会
Aさん:大学名が具体的に出ていて、各大学のイメージと役柄が合っているなと思いました。こちらが勝手に思っているイメージですけど(笑)
Dさん:実際にその大学にいそうな気がしましたね。リアリティがあるのでストーリーが入ってきやすいのかも!
最後に伝えたいことはありますか?
Aさん:最終面接に残った6人は、優秀な人ばかりですが自信がなかったり、後ろめたいことがあったりと人間らしい部分があるので、自分も就活で自信がなくなった時にこの映画を思い出したいです。
Bさん:就活をしていると自分自身の良いところばかり見せようとしてしまいますが、自分が良くないと思っている部分も他の人から見ると素敵なところかもしれない。自分だけで判断しないようにしようと思いました。色々な人に関わって自分がどういう人間なのかをもっと探っていきたいです。
(C)2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会
Dさん:人間の多面性という部分が映画の主題なのかなと思いました。自分自身の多面性をどう認めてあげるのかが、生きやすさに繋がっていくと考えています。生きていれば後ろめたいこともありますが、どうやって自分を許しながら人生を送っていくかを大事にしてほしいなと思いました。
今回は、映画「六人の嘘つきな大学生」を実際に観た就活生4名の座談会の様子をレポートしました。1秒たりとも目が離せない本作をぜひ劇場でチェックしてください!
「六人の嘘つきな大学生」の基本情報
(C)2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会
公開日:2024年11月22日(金)
出演 :浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠 ほか
監督 :佐藤祐市
脚本 :矢島弘一
主題歌:緑黄色社会「馬鹿の一つ覚え」(Sony Music Labels Inc.)
配給 :東宝
公式サイト:https://6uso-movie.toho.co.jp/
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