(C) 2025映画「雪の花」製作委員会
(C) 2025映画「雪の花」製作委員会

2025.2.6

江戸時代末期、未曾有の疫病と闘った実在の町医者を描く 『雪の花ーともに在りてー』札幌と旭川で上映中

毎週・木曜日の深夜1時30分から北海道・札幌のエフエムノースウェーブで放送されている、矢武企画制作・映画専門ラジオ番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!

キャプテン・ポップコーンこと矢武企画が映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報をお届けします。

1月30日(木)に放送された「キャプテン・ポップコーン」は、『室町無頼』、『雪の花 ーともに在りてー』、『キノ・ライカ 小さな町の映画館』、『遺書、公開。』をご紹介!

キャプテン・ポップコーンは、番組放送後スマホのアプリやインターネットで聴けるradikoのタイムフリー(有料)で日本全国、どこでも、いつでも、聴くことができます!

またradikoで、この番組をフォローして頂けると番組放送前に、オンエア通知が届いたり、フォロー欄から、簡単に番組情報やプレゼントキャンペーンの情報、番組ブログへ、アクセスできます!

※提供:キャプテンポップコーン
この記事では1月30日(木)放送の内容をお届けします。
まずはリスナーさんからのメッセージ紹介。
--------------------------
『室町無頼』を見に行きました〜〜。
いつもの大泉さんとは違い(?)めちゃくちゃかっこよかったです!
朝の番宣では安定の大泉洋になっていて、安心な気持ちにもなりました(笑)
さすが、北海道の大泉洋です!
--------------------------

矢武:三船敏郎感がありましたよね、自分も「あれ天パーじゃない!」と途中から思っていました(笑)。ちなみに、この間IMAX®で2回目を観てきました!大きなスクリーンで観ると印象がすごく変わります。細かいところまで観えます。というか作り込まれていますね。もっと早く観て、この気づきをみなさんに共有したかった。まだスクリーンで観られるので、なるべく大きなスクリーンで観に行ってみてくださいね!!

映画『室町無頼』(PG12)はTOHOシネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、室蘭、函館、帯広、稚内、千歳で絶賛上映中です!



 

(C)2025「室町無頼」製作委員会

「カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ」のコーナー#40


(C) 2025映画「雪の花」製作委員会

このコーナーは全国大会で大阪府知事賞を受賞した「やぶやぶ節」がインターネットと平岸直売店で好評販売中のカツオ節の富樫政雄商店・ゆーへいさんに映画館での劇場体験、そしてクジで引けなければ観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです。

前回、引き当てたのは映画『雪の花 ーともに在りてー』。

江戸時代末期。
死に至る病として恐れられていた疱瘡(天然痘のこと)が猛威を振るい、多くの人命を奪っていた。福井藩の町医者で漢方医の笠原は、患者を救いたくとも何もすることができない自分に無力感を抱く。自らを責め、落ち込む笠原を、妻の千穂は明るく励まし続ける。
どうにかして人々を救う方法を見つけようとする笠原は、京都の蘭方医・日野の教えを請うことに。日野の塾で疱瘡の治療法を探し求めていたある日、異国では種痘(予防接種)という方法があると知るが、そのためには「種痘の苗」を海外から取り寄せる必要があり、幕府の許可も必要。実現は極めて困難だが、絶対に諦めない笠原の想いは、藩、そして幕府をも巻き込んでいく。
無名の町医者は、未曾有の疫病から日本をどのように救ったのか?
 
黒澤明監督の助監督を務め、『博士の愛した数式』(06)の小泉堯史が監督。主人公の笠原を松坂桃李、妻・千穂を芳根京子、蘭方医・日野を役所広司が演じる。

 
矢武:ゆーへいさんはどうでしたか?

ゆーへい:天然痘に立ち向かう医師たちはもちろん、夫・笠原を支える妻・千穂の優さ、困難に耐えながらも協力する周りの人たちを見ていると、古来からの日本人の素晴らしさを感じ、こうした人たちがいたからこそ、今の自分たちが平和に暮らして生きていけるのだと改めて実感しました。

吹雪の中を命がけで山越えをする場面など、張り詰めた緊張感のある印象の映画の中で、時々おどけたように発する千穂のセリフ「えっへん、えっへん!!」や千穂の芯の強さが垣間見れるような和太鼓のシーンなどは少しほっとするような場面でもあり、緊張と緩和がうまく作品の中で表現されていたように感じます。
 

(C) 2025映画「雪の花」製作委員会


(C) 2025映画「雪の花」製作委員会

矢武:千穂のキャラクターは良いですよね。コミカルな感じで。

ゆーへい:コミカルさと強さがあって、とても良かったと思います。天然痘に対して何もできない無力さを感じていた笠原が、1人でも多くの患者を救いたいと、使命感を持って行動する人の強さを見せてくれていますね。実話に基づいた、とても勇気づけられる素敵な作品だったと思います。


映画『雪の花 ーともに在りてー』は札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌、イオンシネマ旭川駅前で絶賛公開中です!
 

矢武企画ことキャプテン・ポップコーンが 最新映画をご紹介っ!

映画『キノ・ライカ 小さな町の映画館』

北欧、フィンランドの鉄工の街が舞台で、深い森と湖と今は使われなくなった鉄工工場しかなかった人口9000人の小さなその街に、『ロッキー4』(86)や『枯れ葉』(23)などのフィンランドの巨匠アキ・カウリスマキ監督が初めての映画館をその街に作るんですよ。キノライカという映画館。その映画館を、仲間たちと作った姿を映したドキュメンタリーです。
街にとっての映画館とは何かというのを感じさせてくれる作品で、ドキュメンタリーなのにすごく画が馴染んでいて、ドラマに見えてくるんですよ。不思議な魅力ですよね。
途中、住民の方が「街に映画館ができてよかったな」と話し合っているシーンがあって、とても良い言葉だなと思いました。
映画人目線にはなりますが、やはり自分が住む街に映画館があるっていうのは素晴らしいことだなと思います。映像を見ているとどんどん映画館が完成していくんですよ。スクリーンを貼っていたりね。

ちなみにこの映画の公式サイトも可愛いのでぜひ見てみてください。
「アキ・カウリスマキの映画館キノ・ライカへようこそ」と声をかけられているような作品です。

映画『キノ・ライカ 小さな町の映画館』シアターキノで1月25(土)から上映中です。
 

(C)43eParallele


(C)2024 映画「遺書、公開。」製作委員会 (C)陽東太郎/SQUARE ENIX

映画『遺書、公開。』
 
1学期の春、2年D組にSNSで送られてきた【序列】。
そこには生徒と担任の全員の明確な順位が示されていた。タチの悪いイタズラだとしたら、誰が何のために決めたものなのか?犯人が分からないまま時は過ぎ、ある日誰もが羨む序列1位の姫山椿が学内で自殺した。
 
そして葬儀の次の日、クラス全員に姫山からの遺書が届く。
死んだ姫山の遺書がなぜ教室に?
1位の彼女はそもそもなぜ自殺したのか?
遺書は本当に姫山が書いたのか?
 
衝撃の事態の中、姫山の自殺の真相に迫るべく、25人全員が自分の遺書をHRの時間にクラスメイトの前で公開することになる。それでは、遺書公開を始めます。 
『東京リベンジャーズ』(21〜23)シリーズの英勉監督がメガホンをとり、元放送作家の鈴木おさむが脚本を担当。主人公は映画『MY(K)Nightマイナイト』(23)の吉野北人。
 
24人の生徒役の役者さんがすごい魅力的で、中でも『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ(21)の高石あかり(「高」は正式にはハシゴの高)さんが御門凛奈役をやっているのですが、すごいカメレオン俳優で、特に目を見開いて感情を剥き出す演技は、本当に主役なんじゃないかと思うぐらい魅力的なキャラクターを演じてましたね。

映画全体としては暴力のない、深作欣二監督『バトルロワイヤル』(00)みたいでした。本当のラストに、ゾゾっとしました。
観察してみてください。
 
映画『遺書、公開。』(PG12)はTOHOシネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、室蘭、稚内、千歳で1月31日(金)から公開です!
映画『リアル・ペイン 〜心の旅〜』
 
ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッドとベンジー。亡くなった最愛の祖母の遺言で、ポーランドでのツアー旅行に参加することになります。従兄弟同士でありながら正反対の性格な2人は、時に騒動を起こしながらも、ツアーに参加したユニークな人々との交流、そして家族のルーツでもあり、祖母に縁があるポーランドを巡る中で、40代を迎えた彼ら自身の“生きるシンドさ”に向き合う力を得ていく。
 
映画『ソーシャル・ネットワーク』(11)のジェシー・アイゼンバーグが、監督・脚本・製作・主演を務め、キーラン・カルキンが従兄弟ベンジーを演じ、第82回ゴールデングローブ賞で助演男優賞を受賞。第97回アカデミー賞で脚本賞と助演男優賞にノミネートされたロードムービーです。
 
この映画はホロコーストがひとつの題材なのですが、全体的に暗い映画ではなく、その史実をどう受け止めて生きるのかという人々を描いている作品でもあります。
 
元々、監督のアイゼンバーグが実際に旅した経験をもとに着想した作品です。
最初は、演劇で描き、作品自体は成功したのですがしっくりこなかったようで、映画を生み出すまで15年かけ、きちんとポーランドで撮影する映画にしたとのことです。
 
ポーランドの歴史をめぐる旅映画の全体を、ショパンの名曲が包み込み、心に寄り添う映画でした。
 
映画『リアル・ペイン 〜心の旅〜』(PG12)はTOHOシネマズ すすきので1月31日(金)から公開です!

(C)2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

1月30日(木)に放送された「キャプテン・ポップコーン」は、『室町無頼』、『雪の花 ーともに在りてー』、『キノ・ライカ 小さな町の映画館』、『遺書、公開。』をご紹介!

キャプテン・ポップコーンは、番組放送後スマホのアプリやインターネットで聴けるradikoのタイムフリー(有料)で日本全国、どこでも、いつでも、聴くことができます!

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※提供:キャプテンポップコーン
この記事では1月30日(木)放送の内容をお届けします。

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まずはリスナーさんからのメッセージ紹介。
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『室町無頼』を見に行きました〜〜。
いつもの大泉さんとは違い(?)めちゃくちゃかっこよかったです!
朝の番宣では安定の大泉洋になっていて、安心な気持ちにもなりました(笑)
さすが、北海道の大泉洋です!
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矢武:三船敏郎感がありましたよね、自分も「あれ天パーじゃない!」と途中から思っていました(笑)。ちなみに、この間IMAX®で2回目を観てきました!大きなスクリーンで観ると印象がすごく変わります。細かいところまで観えます。というか作り込まれていますね。もっと早く観て、この気づきをみなさんに共有したかった。まだスクリーンで観られるので、なるべく大きなスクリーンで観に行ってみてくださいね!!

映画『室町無頼』(PG12)はTOHOシネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、室蘭、函館、帯広、稚内、千歳で絶賛上映中です!



 

「カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ」のコーナー#40


(C) 2025映画「雪の花」製作委員会

このコーナーは全国大会で大阪府知事賞を受賞した「やぶやぶ節」がインターネットと平岸直売店で好評販売中のカツオ節の富樫政雄商店・ゆーへいさんに映画館での劇場体験、そしてクジで引けなければ観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです。

前回、引き当てたのは映画『雪の花 ーともに在りてー』。

江戸時代末期。
死に至る病として恐れられていた疱瘡(天然痘のこと)が猛威を振るい、多くの人命を奪っていた。福井藩の町医者で漢方医の笠原は、患者を救いたくとも何もすることができない自分に無力感を抱く。自らを責め、落ち込む笠原を、妻の千穂は明るく励まし続ける。
どうにかして人々を救う方法を見つけようとする笠原は、京都の蘭方医・日野の教えを請うことに。日野の塾で疱瘡の治療法を探し求めていたある日、異国では種痘(予防接種)という方法があると知るが、そのためには「種痘の苗」を海外から取り寄せる必要があり、幕府の許可も必要。実現は極めて困難だが、絶対に諦めない笠原の想いは、藩、そして幕府をも巻き込んでいく。
無名の町医者は、未曾有の疫病から日本をどのように救ったのか?
 
黒澤明監督の助監督を務め、『博士の愛した数式』(06)の小泉堯史が監督。主人公の笠原を松坂桃李、妻・千穂を芳根京子、蘭方医・日野を役所広司が演じる。

 

(C) 2025映画「雪の花」製作委員会

矢武:ゆーへいさんはどうでしたか?

ゆーへい:天然痘に立ち向かう医師たちはもちろん、夫・笠原を支える妻・千穂の優さ、困難に耐えながらも協力する周りの人たちを見ていると、古来からの日本人の素晴らしさを感じ、こうした人たちがいたからこそ、今の自分たちが平和に暮らして生きていけるのだと改めて実感しました。

吹雪の中を命がけで山越えをする場面など、張り詰めた緊張感のある印象の映画の中で、時々おどけたように発する千穂のセリフ「えっへん、えっへん!!」や千穂の芯の強さが垣間見れるような和太鼓のシーンなどは少しほっとするような場面でもあり、緊張と緩和がうまく作品の中で表現されていたように感じます。
 

(C) 2025映画「雪の花」製作委員会

矢武:千穂のキャラクターは良いですよね。コミカルな感じで。

ゆーへい:コミカルさと強さがあって、とても良かったと思います。天然痘に対して何もできない無力さを感じていた笠原が、1人でも多くの患者を救いたいと、使命感を持って行動する人の強さを見せてくれていますね。実話に基づいた、とても勇気づけられる素敵な作品だったと思います。


映画『雪の花 ーともに在りてー』は札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌、イオンシネマ旭川駅前で絶賛公開中です!
 

矢武企画ことキャプテン・ポップコーンが 最新映画をご紹介っ!


(C)43eParallele

映画『キノ・ライカ 小さな町の映画館』

北欧、フィンランドの鉄工の街が舞台で、深い森と湖と今は使われなくなった鉄工工場しかなかった人口9000人の小さなその街に、『ロッキー4』(86)や『枯れ葉』(23)などのフィンランドの巨匠アキ・カウリスマキ監督が初めての映画館をその街に作るんですよ。キノライカという映画館。その映画館を、仲間たちと作った姿を映したドキュメンタリーです。
街にとっての映画館とは何かというのを感じさせてくれる作品で、ドキュメンタリーなのにすごく画が馴染んでいて、ドラマに見えてくるんですよ。不思議な魅力ですよね。
途中、住民の方が「街に映画館ができてよかったな」と話し合っているシーンがあって、とても良い言葉だなと思いました。
映画人目線にはなりますが、やはり自分が住む街に映画館があるっていうのは素晴らしいことだなと思います。映像を見ているとどんどん映画館が完成していくんですよ。スクリーンを貼っていたりね。

ちなみにこの映画の公式サイトも可愛いのでぜひ見てみてください。
「アキ・カウリスマキの映画館キノ・ライカへようこそ」と声をかけられているような作品です。

映画『キノ・ライカ 小さな町の映画館』シアターキノで1月25(土)から上映中です。
 

(C)2024 映画「遺書、公開。」製作委員会 (C)陽東太郎/SQUARE ENIX

映画『遺書、公開。』
 
1学期の春、2年D組にSNSで送られてきた【序列】。
そこには生徒と担任の全員の明確な順位が示されていた。タチの悪いイタズラだとしたら、誰が何のために決めたものなのか?犯人が分からないまま時は過ぎ、ある日誰もが羨む序列1位の姫山椿が学内で自殺した。
 
そして葬儀の次の日、クラス全員に姫山からの遺書が届く。
死んだ姫山の遺書がなぜ教室に?
1位の彼女はそもそもなぜ自殺したのか?
遺書は本当に姫山が書いたのか?
 
衝撃の事態の中、姫山の自殺の真相に迫るべく、25人全員が自分の遺書をHRの時間にクラスメイトの前で公開することになる。それでは、遺書公開を始めます。 
『東京リベンジャーズ』(21〜23)シリーズの英勉監督がメガホンをとり、元放送作家の鈴木おさむが脚本を担当。主人公は映画『MY(K)Nightマイナイト』(23)の吉野北人。
 
24人の生徒役の役者さんがすごい魅力的で、中でも『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ(21)の高石あかり(「高」は正式にはハシゴの高)さんが御門凛奈役をやっているのですが、すごいカメレオン俳優で、特に目を見開いて感情を剥き出す演技は、本当に主役なんじゃないかと思うぐらい魅力的なキャラクターを演じてましたね。

映画全体としては暴力のない、深作欣二監督『バトルロワイヤル』(00)みたいでした。本当のラストに、ゾゾっとしました。
観察してみてください。
 
映画『遺書、公開。』(PG12)はTOHOシネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、室蘭、稚内、千歳で1月31日(金)から公開です!

(C)2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

映画『リアル・ペイン 〜心の旅〜』
 
ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッドとベンジー。亡くなった最愛の祖母の遺言で、ポーランドでのツアー旅行に参加することになります。従兄弟同士でありながら正反対の性格な2人は、時に騒動を起こしながらも、ツアーに参加したユニークな人々との交流、そして家族のルーツでもあり、祖母に縁があるポーランドを巡る中で、40代を迎えた彼ら自身の“生きるシンドさ”に向き合う力を得ていく。
 
映画『ソーシャル・ネットワーク』(11)のジェシー・アイゼンバーグが、監督・脚本・製作・主演を務め、キーラン・カルキンが従兄弟ベンジーを演じ、第82回ゴールデングローブ賞で助演男優賞を受賞。第97回アカデミー賞で脚本賞と助演男優賞にノミネートされたロードムービーです。
 
この映画はホロコーストがひとつの題材なのですが、全体的に暗い映画ではなく、その史実をどう受け止めて生きるのかという人々を描いている作品でもあります。
 
元々、監督のアイゼンバーグが実際に旅した経験をもとに着想した作品です。
最初は、演劇で描き、作品自体は成功したのですがしっくりこなかったようで、映画を生み出すまで15年かけ、きちんとポーランドで撮影する映画にしたとのことです。
 
ポーランドの歴史をめぐる旅映画の全体を、ショパンの名曲が包み込み、心に寄り添う映画でした。
 
映画『リアル・ペイン 〜心の旅〜』(PG12)はTOHOシネマズ すすきので1月31日(金)から公開です!

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映画専門ラジオ番組

キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!

point注目映画一覧(外部サイト)

The Wild Robot

野生の島のロズ

2025-02-07

嵐の夜、人間をサポートするプログラムがインストールされた〈最新型アシストロボット〉が入った箱が、無人島に流れ着いた。偶然にも起動ボタンが押されて、“彼女”は目覚める。誰もいない大自然の中で、ロズは命令を求め、歩き出す。島の動物たちからは“怪物”呼ばわりされ、大自然を孤独にあてもなくさまようロズ。誰からも命令されない、過酷な野生の島では、ロズに組み込まれたプログラムは通用しない。しかしある日、ひとつの“小さな出会い”をきっかけに、ロズに思いもよらない変化の兆しが現れ始める――

Emmanuelle

Emmanuelle

2025-01-10

A Real Pain

リアル・ペイン〜心の旅〜

2025-01-31

ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッドとベンジーは、亡くなった最愛の祖母の遺言で、ポーランドのアウシュビッツまでのツアー旅行に参加する。従兄弟同士でありながら正反対の性格な二人は、時に騒動を起こしながらも、ツアーに参加したユニークな人々との交流、そして祖母に縁あるポーランドの地を巡る中で、40代を迎えた彼ら自身の“生きるシンドさ”に向き合う力を得ていく。

Se7en

セブン

1996-01-27

定年退職間近の刑事サマセットと新人のミルズは、ある殺人現場に向かう。そこには肥満の大男の凄惨な死体があった。またほどなくして、今度はビジネスマンの死体が発見される。サマセットはそれぞれの現場に残されていた文字から、犯人がキリスト教における七つの大罪(傲慢・嫉妬・憤怒・怠惰・強欲・暴食・色欲)に因んだ殺人に及んでいると分析、残るは5件となった。事件を未然に防ごうと犯人の特定を急ぐ2人。やがて一人の男が容疑者に浮上、しかし接近するも取り逃がし、さらなる犠牲者を出してしまう。そんな中、大罪に沿った犯行が残り2件となったところで、犯人を名乗る男が自首して来るのだが…。

九龍城寨之圍城

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦

2025-01-17

九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)――そこは、かつて無数の黒社会が野望を燃やし、覇権を争っていた。 1980年代、香港へ密入国した若者チャンは、黒社会のルールを拒み、己の道を選んだために組織に目を付けられる。追い詰められたチャンが命がけで逃げ込んだ先は、まさに運命が導いた九龍城砦だった。彼はここで3人の仲間と出会い、深い友情を育んでいく。しかし、九龍城砦を巻き込む抗争が激化する中、チャンたちはそれぞれの信念を胸に、命を賭けた戦いに挑むことになる――。

కల్కి 2898-ఎ.డి

Kalki 2898 AD

2025-01-03

故郷の抑圧的な束縛と賞金稼ぎの危険な生活にうんざりしたバイラヴァは、コンプレックスでのより快適な生活に憧れている。新しい生活を求めるバイラヴァは、人類を悪意ある勢力の支配から解放することに専心する反乱軍の集団と、うっかり絡み合うことになる。

The Apprentice

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方

2025-01-17

成功を夢見ていた20代のドナルド・トランプが、伝説の弁護士に導かれて驚愕の変身を遂げ、トップへと成り上がるまでを暴いた衝撃の問題作。不動産業を営む父の会社が政府に訴えられ、破産寸前まで追い込まれたトランプは、悪徳弁護士ロイ・コーンから“勝つための3つのルール”という非道の手段を伝授される。