(C)2003 フジテレビジョン
(C)2003 フジテレビジョン

2025.3.18

番組注目の大阪・泉佐野フィルムフェス 踊る大捜査線2の無料上映、本広克行監督らの生コメンタリー実施!

毎週・木曜日の深夜1時30分から北海道・札幌のエフエムノースウェーブで放送されている、矢武企画制作・映画専門ラジオ番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!

キャプテン・ポップコーンこと矢武企画が映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報をお届けします。

キャプテン・ポップコーンは、スマホのアプリやインターネットで聴けるradikoのタイムフリー(無料)と、道外にお住まいの方はradikoのエリアフリー(月額¥385)で放送後1週間以内であれば聴くことができます。
さらに、radikoでこの番組をフォローして頂けると番組放送前に、オンエア通知が届いたり、フォロー欄から、簡単に番組情報やプレゼントキャンペーンの情報、番組ブログへ、アクセスできます!

※この記事では3月13日(木)放送の内容をお届けします。
※公開される映画館名や作品情報は上記日程の放送時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

矢武企画ことキャプテン・ポップコーンの注目イベント!

泉佐野フィルムフェス3月に開催!

2025年3月21日(金)〜23日(日)の3日間、関西国際空港がある街・大阪府泉佐野市で初めて開催する映像フェスティバルです!
ロゴもカタカナの「フフフ」と強調された、特撮っぽいロゴです。セレクション上映では、作品の裏側や制作秘話を知ることができる「コメンタリー上映」が実施されます。

会場は新千歳空港からの直行便は少ないですが、関西国際空港の近所です。
詳しくは泉佐野フィルムフェスの公式サイトをご確認ください!

■泉佐野フィルムフェス公式サイト
https://izumisano-film.com/

(C)2003 フジテレビジョン

「コメンタリー上映」でオープニング無料上映の作品は『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(03)!! しかも、ゲストは本広克行監督と明石幸男役で『室井慎次 敗れざる者』(24)に出演した赤ペン瀧川さんがゲストです。
 
また、『亜人』(17)は本広監督と「ゴリパラ見聞録」の富永治明さん、『シン・ゴジラ』(16)では樋口真嗣監督と「まずは君が落ち着け」のセリフでお馴染み、泉修一保守第一党政調副会長役の松尾諭さんの参加が決定!
 
他にも、声優の大西綺華さんと野島健児さんがコラボした活弁映画上映[※1]では片岡一郎弁士が無声映画に命を吹き込みます。
 
短編映画コンペティションもあり、NTTドコモが提供する動画配信サービス・Lemino(レミノ)と『海猿』(04~14)シリーズ、『ゴジラ -1.0』(20)など制作のコンテンツメーカー・ROBOTが共同で実施。462作品から選ばれた10作品を上映し、グランプリを決定します。

4月25日(金)に公開される関西が舞台の映画で、鈴木亮平と有村架純が主演の『花まんま』特別上映(試写会)もあり、前田哲監督のアフタートークなど、初めて開催する映画祭で盛りたくさん!!
 
※1:活弁とは、映画に音がない「無声映画」時代に弁士の語りと生演奏を吹き込む映画鑑賞方法です。
 

キャプテン・ポップコーンが最新映画をご紹介っ!

映画『35 年目のラブレター』

過酷な幼少時代を過ごしてきたゆえに、読み書きができないまま大人になってしまった主人公・西畑保。保を支え続けたしっかり者の妻・皎子。仲良く寄り添うように生きてきた2 人。
定年退職を機に、保はあることを決意する。最愛の妻にこれまでの感謝を込めたラブレターを書くこと。60歳を超えた保は、夜間中学へ通い、長い奮闘の日々が始まる。

脚本・監督は『今日も嫌がらせ弁当』(19)の塚本連平。保役は笑福亭鶴瓶、皎子役は原田知世。そして若き日の2 人をWEST.の重岡大毅と上白石萌音が演じています。
この物語は実在する西畑夫妻の、本当にあったお話です。夜間中学にコツコツと通い、イチから文字を学んだ保さんのエピソードは各メディアで取り上げられ、創作落語になるほどの広がりもありました。
現代パートの方は、実際の西畑夫妻よりは年齢差のあるキャストになりましたが、仲のいい夫婦の空気感、関西弁のコミカルさを面白く演じています。

映画『35年目のラブレター』(G)はTOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、室蘭、帯広で3月7日(金)から絶賛公開中です!
函館シネマアイリスは4月18日(金)に公開予定です。

(C)2025「35年目のラブレター」製作委員会 


(C)2024 Flight Risk Holdings, LLC. All Rights Reserved 

映画『フライト・リスク』
現場復帰したばかりのハリス保安官補は、重要参考人ウィンストンを、アラスカからニューヨークまで航空輸送する機密任務に就く。
初顔合わせとなったベテランパイロットのダリルは、陽気な会話でハリスの緊張をほぐしていく。離陸した一行が乗る機体は、壮大なアラスカ山脈上空10,000 フィートまで上昇。ウィンストンに証言をさせる裁判開始までのタイムリミットが気になるハリスだが、頼もしいダリルのお陰で順風満帆な航行になるかに思えた。
一方、ひとり後部座席に繋がれるウィンストンが、足元に落ちているライセンス証を何気なく表に返すと、そこには、目の前に座るパイロットとは全くの別人が写し出されていた。

監督は『マッドマックス』(79)などハリウッドの最前線で活躍する名優として知られながら、アカデミー賞®5部門を受賞した『ブレイブハート』(95)で監督としての才能も高く評価されたメル・ギブソンの『ハクソー・リッジ』(16)以来9年ぶりの監督最新作。主演は『テッド』(12)のマーク・ウォールバーグ。
予測不能のノンストップ・スリル・ライドです。
大手スタジオがつくっているわけではないので、基本的なドラマはプロペラ機内の限られた空間ですが約90分間、手に汗握るドラマで飽きずに集中して観ちゃいます。
でも、クライマックスの見せ方はさすがメル・ギブソンという感じで王道のハリウッドアクション満載です。
そして、結構序盤で判明する、まあ映画の場面画像でも気づきますが、とある秘密にも驚きです!

映画『フライト・リスク』(G)は札幌シネマフロンティア、サツゲキで3月7日(金)から絶賛公開中です!
映画『LONGLEGS/ロングレッグス』

ごく平凡な家族の父親が妻子を殺害したのち、自ら命を絶つ。そのような不可解な殺人事件が過去30 年間に10 回も発生していた。いずれの現場にも侵入者の痕跡はなく、「ロングレッグス」という署名付きの暗号文が残されていたのみ。「ロングレッグス」とは一体何者なのか。
FBI の新人捜査官のリー・ハーカーは重大な未解決事件の担当に抜擢され捜査するが進展なし。だが、ハーカーの過去とロングレッグスの意外な接点が浮上し、やがて事件はさらなる恐ろしい事態へ。

脚本・監督はアルフレッド・ヒッチコック監督の名作『サイコ』(60)の主演俳優アンソニー・パーキンスの息子オズグッド・パーキンス。
出演は、『神は銃弾』(24)のマイカ・モンローと『ドリーム・シナリオ』(24)などのニコラス・ケイジ。ケイジは製作も務めています。
本国での公開を手がけるのは「NEON」です。この会社は『落下の解剖学』(24)、『ANORA アノーラ』(25)などカンヌ国際映画祭のパルムドール受賞作の全米配給権を5年連続で獲得し、その審美眼で急成長を遂げている独立系映画会社。作品を取り巻く環境から期待です。そのときの演出で画面の画角を広くしたり狭くしたり
してくるんですよね。アバンタイトルから面白いと確信できる始まり方をします。
いきなり驚かす、ジャンプスクエアはほぼなくホラーというよりは不穏な不気味なスリラー映画といった感じです。

この映画の解説コラムを執筆したのでぜひ読んでみてくださいね!
視える不穏、見えぬ怪奇 30年で10家族を惨殺、暗号を残す殺人鬼vsFBI新米捜査官|ロングレッグス

映画『ロングレッグス』(PG12)は札幌シネマフロンティア、イオンシネマ江別で3月14日(金)から公開です!
 

(C)MMXXIII C2 Motion Picture Group, LLC. All Rights Reserved. 

キャプテン・ポップコーンは、スマホのアプリやインターネットで聴けるradikoのタイムフリー(無料)と、道外にお住まいの方はradikoのエリアフリー(月額¥385)で放送後1週間以内であれば聴くことができます。
さらに、radikoでこの番組をフォローして頂けると番組放送前に、オンエア通知が届いたり、フォロー欄から、簡単に番組情報やプレゼントキャンペーンの情報、番組ブログへ、アクセスできます!

※この記事では3月13日(木)放送の内容をお届けします。
※公開される映画館名や作品情報は上記日程の放送時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

矢武企画ことキャプテン・ポップコーンの注目イベント!

泉佐野フィルムフェス3月に開催!

2025年3月21日(金)〜23日(日)の3日間、関西国際空港がある街・大阪府泉佐野市で初めて開催する映像フェスティバルです!
ロゴもカタカナの「フフフ」と強調された、特撮っぽいロゴです。セレクション上映では、作品の裏側や制作秘話を知ることができる「コメンタリー上映」が実施されます。

会場は新千歳空港からの直行便は少ないですが、関西国際空港の近所です。
詳しくは泉佐野フィルムフェスの公式サイトをご確認ください!

■泉佐野フィルムフェス公式サイト
https://izumisano-film.com/

(C)2003 フジテレビジョン

「コメンタリー上映」でオープニング無料上映の作品は『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(03)!! しかも、ゲストは本広克行監督と明石幸男役で『室井慎次 敗れざる者』(24)に出演した赤ペン瀧川さんがゲストです。
 
また、『亜人』(17)は本広監督と「ゴリパラ見聞録」の富永治明さん、『シン・ゴジラ』(16)では樋口真嗣監督と「まずは君が落ち着け」のセリフでお馴染み、泉修一保守第一党政調副会長役の松尾諭さんの参加が決定!
 
他にも、声優の大西綺華さんと野島健児さんがコラボした活弁映画上映[※1]では片岡一郎弁士が無声映画に命を吹き込みます。
 
短編映画コンペティションもあり、NTTドコモが提供する動画配信サービス・Lemino(レミノ)と『海猿』(04~14)シリーズ、『ゴジラ -1.0』(20)など制作のコンテンツメーカー・ROBOTが共同で実施。462作品から選ばれた10作品を上映し、グランプリを決定します。

4月25日(金)に公開される関西が舞台の映画で、鈴木亮平と有村架純が主演の『花まんま』特別上映(試写会)もあり、前田哲監督のアフタートークなど、初めて開催する映画祭で盛りたくさん!!
 
※1:活弁とは、映画に音がない「無声映画」時代に弁士の語りと生演奏を吹き込む映画鑑賞方法です。
 

キャプテン・ポップコーンが最新映画をご紹介っ!


(C)2025「35年目のラブレター」製作委員会 

映画『35 年目のラブレター』

過酷な幼少時代を過ごしてきたゆえに、読み書きができないまま大人になってしまった主人公・西畑保。保を支え続けたしっかり者の妻・皎子。仲良く寄り添うように生きてきた2 人。
定年退職を機に、保はあることを決意する。最愛の妻にこれまでの感謝を込めたラブレターを書くこと。60歳を超えた保は、夜間中学へ通い、長い奮闘の日々が始まる。

脚本・監督は『今日も嫌がらせ弁当』(19)の塚本連平。保役は笑福亭鶴瓶、皎子役は原田知世。そして若き日の2 人をWEST.の重岡大毅と上白石萌音が演じています。
この物語は実在する西畑夫妻の、本当にあったお話です。夜間中学にコツコツと通い、イチから文字を学んだ保さんのエピソードは各メディアで取り上げられ、創作落語になるほどの広がりもありました。
現代パートの方は、実際の西畑夫妻よりは年齢差のあるキャストになりましたが、仲のいい夫婦の空気感、関西弁のコミカルさを面白く演じています。

映画『35年目のラブレター』(G)はTOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、室蘭、帯広で3月7日(金)から絶賛公開中です!
函館シネマアイリスは4月18日(金)に公開予定です。

(C)2024 Flight Risk Holdings, LLC. All Rights Reserved 

映画『フライト・リスク』
現場復帰したばかりのハリス保安官補は、重要参考人ウィンストンを、アラスカからニューヨークまで航空輸送する機密任務に就く。
初顔合わせとなったベテランパイロットのダリルは、陽気な会話でハリスの緊張をほぐしていく。離陸した一行が乗る機体は、壮大なアラスカ山脈上空10,000 フィートまで上昇。ウィンストンに証言をさせる裁判開始までのタイムリミットが気になるハリスだが、頼もしいダリルのお陰で順風満帆な航行になるかに思えた。
一方、ひとり後部座席に繋がれるウィンストンが、足元に落ちているライセンス証を何気なく表に返すと、そこには、目の前に座るパイロットとは全くの別人が写し出されていた。

監督は『マッドマックス』(79)などハリウッドの最前線で活躍する名優として知られながら、アカデミー賞®5部門を受賞した『ブレイブハート』(95)で監督としての才能も高く評価されたメル・ギブソンの『ハクソー・リッジ』(16)以来9年ぶりの監督最新作。主演は『テッド』(12)のマーク・ウォールバーグ。
予測不能のノンストップ・スリル・ライドです。
大手スタジオがつくっているわけではないので、基本的なドラマはプロペラ機内の限られた空間ですが約90分間、手に汗握るドラマで飽きずに集中して観ちゃいます。
でも、クライマックスの見せ方はさすがメル・ギブソンという感じで王道のハリウッドアクション満載です。
そして、結構序盤で判明する、まあ映画の場面画像でも気づきますが、とある秘密にも驚きです!

映画『フライト・リスク』(G)は札幌シネマフロンティア、サツゲキで3月7日(金)から絶賛公開中です!

(C)MMXXIII C2 Motion Picture Group, LLC. All Rights Reserved. 

映画『LONGLEGS/ロングレッグス』

ごく平凡な家族の父親が妻子を殺害したのち、自ら命を絶つ。そのような不可解な殺人事件が過去30 年間に10 回も発生していた。いずれの現場にも侵入者の痕跡はなく、「ロングレッグス」という署名付きの暗号文が残されていたのみ。「ロングレッグス」とは一体何者なのか。
FBI の新人捜査官のリー・ハーカーは重大な未解決事件の担当に抜擢され捜査するが進展なし。だが、ハーカーの過去とロングレッグスの意外な接点が浮上し、やがて事件はさらなる恐ろしい事態へ。

脚本・監督はアルフレッド・ヒッチコック監督の名作『サイコ』(60)の主演俳優アンソニー・パーキンスの息子オズグッド・パーキンス。
出演は、『神は銃弾』(24)のマイカ・モンローと『ドリーム・シナリオ』(24)などのニコラス・ケイジ。ケイジは製作も務めています。
本国での公開を手がけるのは「NEON」です。この会社は『落下の解剖学』(24)、『ANORA アノーラ』(25)などカンヌ国際映画祭のパルムドール受賞作の全米配給権を5年連続で獲得し、その審美眼で急成長を遂げている独立系映画会社。作品を取り巻く環境から期待です。そのときの演出で画面の画角を広くしたり狭くしたり
してくるんですよね。アバンタイトルから面白いと確信できる始まり方をします。
いきなり驚かす、ジャンプスクエアはほぼなくホラーというよりは不穏な不気味なスリラー映画といった感じです。

この映画の解説コラムを執筆したのでぜひ読んでみてくださいね!
視える不穏、見えぬ怪奇 30年で10家族を惨殺、暗号を残す殺人鬼vsFBI新米捜査官|ロングレッグス

映画『ロングレッグス』(PG12)は札幌シネマフロンティア、イオンシネマ江別で3月14日(金)から公開です!
 

キャプテン・ポップコーン

映画専門ラジオ番組

キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!

point注目映画一覧(外部サイト)

Anora

ANORA アノーラ

2025-02-28

第77回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールに輝いたショーン・ベイカーのロマンティックコメディ。ニューヨークを舞台に、ロシア系アメリカ人のストリップダンサー、アノーラのジェットコースターのようなロマンスと騒動を、ユーモラスに、そして真摯に描く。

逃走

逃走

2025-03-15

Straume

Flow

2025-03-14

世界が大洪水に包まれ、今にも街が消えようとする中、ある一匹の猫は居場所を後に旅立つ事を決意する。流れて来たボートに乗り合わせた動物たちと、想像を超えた出来事や予期せぬ危機に襲われることに。しかし、彼らの中で少しずつ友情が芽生えはじめ、たくましくなっていく。彼らの運命を変える事が出来るのか?そして、この冒険の果てにあるものとは―?

Captain America: Brave New World

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド

2025-02-14

“初代”キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、盾を託されたファルコンことサム・ウィルソンは、その後、重圧と葛藤しながら“二代目”を受け入れる心を決めた。これまでアベンジャーズの中心人物としてリーダーシップを発揮してきた“キャプテン・アメリカ”は、単なるひとりのヒーローに留まらず、アメリカの象徴でもあり、さらにはヒーローの象徴とさえ言える存在だった。“ヒーローの象徴”キャプテン・アメリカを受け継いだ男の物語がここから始まる。

The Wild Robot

野生の島のロズ

2025-02-07

嵐の夜、人間をサポートするプログラムがインストールされた〈最新型アシストロボット〉が入った箱が、無人島に流れ着いた。偶然にも起動ボタンが押されて、“彼女”は目覚める。誰もいない大自然の中で、ロズは命令を求め、歩き出す。島の動物たちからは“怪物”呼ばわりされ、大自然を孤独にあてもなくさまようロズ。誰からも命令されない、過酷な野生の島では、ロズに組み込まれたプログラムは通用しない。しかしある日、ひとつの“小さな出会い”をきっかけに、ロズに思いもよらない変化の兆しが現れ始める――

A Complete Unknown

名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN

2025-02-28

1960年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、フォーク・シンガーとしてコンサートホールやチャートの寵児となり、彼の歌と神秘性が世界的なセンセーションを巻き起こしつつ、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルでの画期的なエレクトリック・ロックンロール・パフォーマンスで頂点を極めるまでを描く。

The Brutalist

ブルータリスト

2025-02-21

第二次世界大戦下にホロコーストを生き延び、アメリカへと渡ったハンガリー系ユダヤ人建築家ラースロー・トートの30年にわたる数奇な運命を描いたヒューマン・ドラマ。新天地に到着したひとりの男を待ち受ける出会い、離れ離れの妻への愛、そして大きな困難と代償を壮大なスケールで活写する。

STEP OUT にーにーのニライカナイ

STEP OUT にーにーのニライカナイ

2025-03-14

舞台は独自の環境とカルチャーによって、暮らしの中に音楽やダンスが溶け込む沖縄。母親の朱音(あかね)、妹の舞(まい)と3人暮らしの照屋踊(てるやよう)はダンススクールのリサに憧れ、ダンスをはじめる。朱音は家計を支えるためにスナックで働き、人とのかかわりが苦手な舞はスクールの前でいつも兄の姿を一心に見つめていた。やがて踊はリサとペアを組むようになり、だんだんとその才能を開花させていく。そんな中、朱音のもとに一本の電話があり、ある男が訪ねて来る。偶然、家の前で男を目撃する踊。後日、テレビでダンスオーディションを開催すると発表した音楽プロデューサーのHIROKIが、その人だった―。