(C)2025「花まんま」製作委員会
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2025.3.29

鈴木亮平と有村架純が初共演。ネイティブな関西弁が心地よい、下町に暮らす兄妹の物語|『花まんま』

毎週・木曜日の深夜1時30分から北海道・札幌のエフエムノースウェーブで放送されている、矢武企画制作・映画専門ラジオ番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!

キャプテン・ポップコーンこと矢武企画が映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報をお届けします。

キャプテン・ポップコーンは、スマホのアプリやインターネットで聴けるradikoのタイムフリー(無料)と、道外にお住まいの方はradikoのエリアフリー(月額¥385)で放送後1週間以内であれば聴くことができます。
さらに、radikoでこの番組をフォローして頂けると番組放送前に、オンエア通知が届いたり、フォロー欄から、簡単に番組情報やプレゼントキャンペーンの情報、番組ブログへ、アクセスできます!

※この記事では3月20日(木)放送の内容をお届けします。
※公開される映画館名や作品情報は上記日程の放送時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

「映画.com・大塚副編集長が語る銀幕最前線」#10

このコーナーは、映画.com の大塚さんが、「映画のメディア最前線」で見てきたこと、感じたことをお話し頂くコーナーです!
今回、お話頂くのは4月25日(金)公開の映画『花まんま』についてです。

大塚:第133 回直木賞を受賞した朱川湊人の小説「花まんま」を前田哲監督のメガホンで映画化したものです。大阪の下町で暮らす加藤俊樹とフミ子の兄妹。兄の俊樹は、死んだ父と交わした「どんなことがあっても妹を守る」という約束を胸に、兄として親代わりをつとめてきました。フミ子の結婚が決まり、やっと肩の荷が下りるはずが、遠い昔に2人で封印したはずの、フミ子のある秘密がよみがえる…というストーリーになっています。

今回、見どころをいくつかご紹介させていただくと、まず第一に鈴木亮平さんと有村架純さんの初共演というところをあげたいと思います。日本映画界にとって欠かすことのできない実力派の二人による関西弁が実に心地良いですね。

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お2人とも兵庫県出身ということもあって、ネイティブな関西弁とともに関西人特有の“間”が作品全体を引き立たせているように感じました。
何気ない日常の中での会話はもちろんですが、本音をぶつけ合う舌戦に至るまでネイティブだからこそ気張っていないのですよね。いつまでも聞いていたくなる関西弁に出会えた気がします。

また、お二人の人柄というものを垣間見るような感じがしましたね。鈴木さんは芸能界トップ2といわれるぐらいのナイスガイですね。
本当に素敵な穏やかな方で、松坂桃李さんと鈴木亮平さんがトップ2といわれるぐらいナイスガイで、取材していてもすごく落ち着く方なのですよね。
一方で、有村さんも饒舌な方ではないですが、ちゃんと言葉をひとつひとう選びながら真摯に答えを出してくれるような方です。

矢武:有村さんは宮藤官九郎さんのドラマの時から知っていて、同い年だからずっと応援している気持ちはありますね。
大塚:共演陣についても言及しなければならないと思っていて、関西弁という括りでいきますと、他の共演陣もネイティブスピーカーが揃っています。
鈴木亮平さん演じる俊樹の幼なじみで、お好み焼き屋「みよし」の看板娘・駒子に扮したファーストサマーウイカさんは大阪出身、フミ子の婚約者である動物行動学者の太郎役の鈴鹿央士さんは岡山出身、オール阪神・巨人さん、六角精児さん、キムラ緑子さんという主要キャストが関西出身なので、このようなキャスティングを成立させた製作サイドの勝利といっても良いのではないでしょうか。極めつけは前田監督も大阪出身ですしね。

ネタバレにならないように気をつけてお話しすると、記憶を巡る物語があるんですよ。何とも説明のしようのない記憶が残っていることってあったりしませんか?

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矢武:頻繁にいろんなところで会う人がいますね。知らない人で札幌市外でも会うんですよ。ただいつもいるなと思っていて、大学生の時は内偵されているのかなと思うぐらい現れるんです。

大塚:風貌は年とともに変わったりするんですか?

矢武:あんまりしないです。今思えば本当に実在する人なのかなと思ってきましたけれど、服もそんなに変わんないんですよ。何かのきっかけで話しかけられないかなとはいつも思っています。
大塚:進捗を楽しみにしています!

行ったこともない場所や会ったことのない人が夢の中で何度も出てくるみたいなことってあったりしませんか?
私は子供の頃から体調が悪い時に限って見る夢があって、舞台は戦後なんですよね。
引き揚げ船で京都の舞鶴港に到着し、もうクタクタの状態で、それでもやっと帰ってこれたんだという安堵感で胸が満たされ、仲間たちと関東へ向かう設定というか、そういう夢なんですね。
とにかく関東に帰ろうっていう夢なんですけど、子供の頃はそもそも舞鶴ってどこなんだろう?という疑問と共に、風邪をひいたりするとまたその夢を見るんだろうかって怖くなったりしたんです。
今作の内容にも多少ふれるようなテーマがありますけれども、もはやなんでなんだろうとか原因究明するようなことの方が無意味なのかなと思って自然と受け入れちゃってるんですけどね。

(C)2025「花まんま」製作委員会


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矢武:むしろ大塚さんすごいなって。映画みたいだなって思います。でもこういう不思議なことはありそうですよね。前世の記憶とか。

大塚:ないって断言する方がちょっとおかしいかなっていう気もするので、もう受け入れるしかないのかなっていう感じですかね。

矢武:この映画はコメディとしても面白いですし、家族の話としても素晴らしい作品なので、多くの人に観てほしいなと思いますね。

映画『花まんま』はTOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、室蘭、稚内で4月25日(金)から公開です!
シネマ太陽帯広は5月30日(金)から公開予定です!
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さらに、radikoでこの番組をフォローして頂けると番組放送前に、オンエア通知が届いたり、フォロー欄から、簡単に番組情報やプレゼントキャンペーンの情報、番組ブログへ、アクセスできます!

※この記事では3月20日(木)放送の内容をお届けします。
※公開される映画館名や作品情報は上記日程の放送時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

「映画.com・大塚副編集長が語る銀幕最前線」#10


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このコーナーは、映画.com の大塚さんが、「映画のメディア最前線」で見てきたこと、感じたことをお話し頂くコーナーです!
今回、お話頂くのは4月25日(金)公開の映画『花まんま』についてです。

大塚:第133 回直木賞を受賞した朱川湊人の小説「花まんま」を前田哲監督のメガホンで映画化したものです。大阪の下町で暮らす加藤俊樹とフミ子の兄妹。兄の俊樹は、死んだ父と交わした「どんなことがあっても妹を守る」という約束を胸に、兄として親代わりをつとめてきました。フミ子の結婚が決まり、やっと肩の荷が下りるはずが、遠い昔に2人で封印したはずの、フミ子のある秘密がよみがえる…というストーリーになっています。

今回、見どころをいくつかご紹介させていただくと、まず第一に鈴木亮平さんと有村架純さんの初共演というところをあげたいと思います。日本映画界にとって欠かすことのできない実力派の二人による関西弁が実に心地良いですね。

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お2人とも兵庫県出身ということもあって、ネイティブな関西弁とともに関西人特有の“間”が作品全体を引き立たせているように感じました。
何気ない日常の中での会話はもちろんですが、本音をぶつけ合う舌戦に至るまでネイティブだからこそ気張っていないのですよね。いつまでも聞いていたくなる関西弁に出会えた気がします。

また、お二人の人柄というものを垣間見るような感じがしましたね。鈴木さんは芸能界トップ2といわれるぐらいのナイスガイですね。
本当に素敵な穏やかな方で、松坂桃李さんと鈴木亮平さんがトップ2といわれるぐらいナイスガイで、取材していてもすごく落ち着く方なのですよね。
一方で、有村さんも饒舌な方ではないですが、ちゃんと言葉をひとつひとう選びながら真摯に答えを出してくれるような方です。

矢武:有村さんは宮藤官九郎さんのドラマの時から知っていて、同い年だからずっと応援している気持ちはありますね。

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大塚:共演陣についても言及しなければならないと思っていて、関西弁という括りでいきますと、他の共演陣もネイティブスピーカーが揃っています。
鈴木亮平さん演じる俊樹の幼なじみで、お好み焼き屋「みよし」の看板娘・駒子に扮したファーストサマーウイカさんは大阪出身、フミ子の婚約者である動物行動学者の太郎役の鈴鹿央士さんは岡山出身、オール阪神・巨人さん、六角精児さん、キムラ緑子さんという主要キャストが関西出身なので、このようなキャスティングを成立させた製作サイドの勝利といっても良いのではないでしょうか。極めつけは前田監督も大阪出身ですしね。

ネタバレにならないように気をつけてお話しすると、記憶を巡る物語があるんですよ。何とも説明のしようのない記憶が残っていることってあったりしませんか?

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矢武:頻繁にいろんなところで会う人がいますね。知らない人で札幌市外でも会うんですよ。ただいつもいるなと思っていて、大学生の時は内偵されているのかなと思うぐらい現れるんです。

大塚:風貌は年とともに変わったりするんですか?

矢武:あんまりしないです。今思えば本当に実在する人なのかなと思ってきましたけれど、服もそんなに変わんないんですよ。何かのきっかけで話しかけられないかなとはいつも思っています。

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大塚:進捗を楽しみにしています!

行ったこともない場所や会ったことのない人が夢の中で何度も出てくるみたいなことってあったりしませんか?
私は子供の頃から体調が悪い時に限って見る夢があって、舞台は戦後なんですよね。
引き揚げ船で京都の舞鶴港に到着し、もうクタクタの状態で、それでもやっと帰ってこれたんだという安堵感で胸が満たされ、仲間たちと関東へ向かう設定というか、そういう夢なんですね。
とにかく関東に帰ろうっていう夢なんですけど、子供の頃はそもそも舞鶴ってどこなんだろう?という疑問と共に、風邪をひいたりするとまたその夢を見るんだろうかって怖くなったりしたんです。
今作の内容にも多少ふれるようなテーマがありますけれども、もはやなんでなんだろうとか原因究明するようなことの方が無意味なのかなと思って自然と受け入れちゃってるんですけどね。

(C)2025「花まんま」製作委員会

矢武:むしろ大塚さんすごいなって。映画みたいだなって思います。でもこういう不思議なことはありそうですよね。前世の記憶とか。

大塚:ないって断言する方がちょっとおかしいかなっていう気もするので、もう受け入れるしかないのかなっていう感じですかね。

矢武:この映画はコメディとしても面白いですし、家族の話としても素晴らしい作品なので、多くの人に観てほしいなと思いますね。

映画『花まんま』はTOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、室蘭、稚内で4月25日(金)から公開です!
シネマ太陽帯広は5月30日(金)から公開予定です!

キャプテン・ポップコーン

映画専門ラジオ番組

キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!

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