毎週・木曜日の25:30から北海道・札幌のFM NORTH WAVE(JFL系)で放送されている、矢武企画制作・映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!
キャプテン・ポップコーンこと矢武企画・矢武兄輔が、映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報、映画がもっと近くなる内容をお届けします。

この記事では7月17日(木)に放送した番組内容をお届けしています。 進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。
【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画
カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #64
映画『この夏の星を見る』
2020年。新型コロナウイルスの感染拡大により登校や部活動が制限されるなか、茨城県の高校の天文部に所属する2年生・亜紗の提案で、リモート会議を活用し、各地で同時に天体観測をする競技「オンラインスターキャッチコンテスト」が実施されることになる。
長崎の五島列島や東京都心の生徒たちも参加してスタートしたこの活動はやがて全国へと拡がり、ある奇跡を起こす。
監督は山本環が長編商業映画初監督。主演は『大きな玉ねぎの下で』(25)などの桜田ひよりです。直木賞受賞作家・辻村深月の同名小説を映画化し、コロナ禍で複雑な思いを抱える中高生たちの青春を描く。
矢武:この映画の原作は北海道新聞の夕刊で連載された小説なんですって!
ゆーへい:そうなんですね。それは知りませんでした。

(C)2025「この夏の星を見る」製作委員会

(C)2025「この夏の星を見る」製作委員会
矢武:この時代の学生たちが抱えていた心情や置かれた環境は、私たちにはなかなか想像ができません。学校間の交流がなくなり、大学でもサークル活動などが制限され、まさに“分断された世代”だったと感じました。コミュニケーションそのものが難しくなっていたのだと思います。
ゆーへい:映画では、そのような状況の中、自分たちに何ができるのかを模索していた姿が印象的でした。
矢武:“青春の儚さ”が丁寧に描かれていたのも心に残りました。映画の中で“大人にとっての1年と、学生にとっての1年は違う”というようなセリフがあったのですが、私自身も学生時代に同じようなことを感じていたことを思い出しました。学生時代はたった3年間しかなく、その時間は本当に限られているのだと、改めて実感しました。
矢武:この“スターキャッチ”という競技、ご存じでしたか?私は知らなかったんですが、本当にある体育会系の競技で、望遠鏡をお題の星の方向に向けてスタートの合図で構え、星を見つけて三脚を固定し、捉えたことを確認してもらう。星の位置もすべて暗記していないといけないというような競技です。
ゆーへい:かなり勉強が必要で、大変そうだなと思いました。しかも天候によって左右される競技ですよね。望遠鏡も自作で用意して、そこから実際に星を発見するというプロセスには、夢中になれる魅力が詰まっていたと感じました。コロナ禍という環境を忘れるくらい没頭できる時間だったのではないかと思いました。また、長崎・東京・茨城という3地域をつなぎ、空を通じて時間を共有するという体験にも特別な充実感があったのではとも思いました。

(C)2025「この夏の星を見る」製作委員会

(C)2025「この夏の星を見る」製作委員会
矢武:ちなみに、映画館では観客の年齢層がとても幅広かったですね。高校生から高齢の方までいらっしゃって、口コミで息の長い作品になればいいなと感じました。今のところ、上映は札幌シネマフロンティアの7月24日(木)までの予定のようです。
ゆーへい:ぜひ中高生に観ていただきたい作品です。
ゆーへい:心に残るセリフも随所にあって、あのような先生がいると、きっと良い学校生活になるだろうなと感じました。
映画『この夏の星を見る』(G)は、札幌シネマフロンティアで7月4日(土)から絶賛公開中です!

(C)2025「この夏の星を見る」製作委員会

この記事では7月17日(木)に放送した番組内容をお届けしています。 進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。
【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画
カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #64

(C)2025「この夏の星を見る」製作委員会
映画『この夏の星を見る』
2020年。新型コロナウイルスの感染拡大により登校や部活動が制限されるなか、茨城県の高校の天文部に所属する2年生・亜紗の提案で、リモート会議を活用し、各地で同時に天体観測をする競技「オンラインスターキャッチコンテスト」が実施されることになる。
長崎の五島列島や東京都心の生徒たちも参加してスタートしたこの活動はやがて全国へと拡がり、ある奇跡を起こす。
監督は山本環が長編商業映画初監督。主演は『大きな玉ねぎの下で』(25)などの桜田ひよりです。直木賞受賞作家・辻村深月の同名小説を映画化し、コロナ禍で複雑な思いを抱える中高生たちの青春を描く。
矢武:この映画の原作は北海道新聞の夕刊で連載された小説なんですって!
ゆーへい:そうなんですね。それは知りませんでした。

(C)2025「この夏の星を見る」製作委員会
矢武:この時代の学生たちが抱えていた心情や置かれた環境は、私たちにはなかなか想像ができません。学校間の交流がなくなり、大学でもサークル活動などが制限され、まさに“分断された世代”だったと感じました。コミュニケーションそのものが難しくなっていたのだと思います。
ゆーへい:映画では、そのような状況の中、自分たちに何ができるのかを模索していた姿が印象的でした。
矢武:“青春の儚さ”が丁寧に描かれていたのも心に残りました。映画の中で“大人にとっての1年と、学生にとっての1年は違う”というようなセリフがあったのですが、私自身も学生時代に同じようなことを感じていたことを思い出しました。学生時代はたった3年間しかなく、その時間は本当に限られているのだと、改めて実感しました。

(C)2025「この夏の星を見る」製作委員会
矢武:この“スターキャッチ”という競技、ご存じでしたか?私は知らなかったんですが、本当にある体育会系の競技で、望遠鏡をお題の星の方向に向けてスタートの合図で構え、星を見つけて三脚を固定し、捉えたことを確認してもらう。星の位置もすべて暗記していないといけないというような競技です。
ゆーへい:かなり勉強が必要で、大変そうだなと思いました。しかも天候によって左右される競技ですよね。望遠鏡も自作で用意して、そこから実際に星を発見するというプロセスには、夢中になれる魅力が詰まっていたと感じました。コロナ禍という環境を忘れるくらい没頭できる時間だったのではないかと思いました。また、長崎・東京・茨城という3地域をつなぎ、空を通じて時間を共有するという体験にも特別な充実感があったのではとも思いました。

(C)2025「この夏の星を見る」製作委員会
矢武:ちなみに、映画館では観客の年齢層がとても幅広かったですね。高校生から高齢の方までいらっしゃって、口コミで息の長い作品になればいいなと感じました。今のところ、上映は札幌シネマフロンティアの7月24日(木)までの予定のようです。
ゆーへい:ぜひ中高生に観ていただきたい作品です。

(C)2025「この夏の星を見る」製作委員会
ゆーへい:心に残るセリフも随所にあって、あのような先生がいると、きっと良い学校生活になるだろうなと感じました。
映画『この夏の星を見る』(G)は、札幌シネマフロンティアで7月4日(土)から絶賛公開中です!
キャプテン・ポップコーン
映画専門ラジオ番組
キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!