『リメンバー・ミー』で涙し、『インサイド・ヘッド』で心の奥を覗き込んだあなたなら、きっとこの物語にも心揺さぶられるはずです。ディズニー&ピクサーが贈る最新作『星つなぎのエリオ』。「ディズニー&ピクサー史上もっとも“やさしい”感動作」との声が上がっている本作。その“やさしさ”の秘密とは一体――。
SASARU movieでは、2025年7月24日(木)にTOHOシネマズすすきので開催された『星つなぎのエリオ』北海道先行試写会の様子と、来場した観客の皆さんの声をご紹介!“やさしさ”に包まれた一夜の詳細を、じっくりとレポートします。
ディズニー&ピクサー史上もっとも“やさしい”感動作、その魅力に迫る

本作は『リメンバー・ミー』や『インサイド・ヘッド2』を手がけたディズニー&ピクサーが贈る最新作。滝谷さんは「ディズニー&ピクサー史上もっとも“やさしい”感動に包まれる物語」と紹介し、その魅力を熱く語りました。
心がつながる時、孤独は勇気に変わる|『星つなぎのエリオ』のストーリー
そこでエリオが出会ったのが、同じく孤独を抱えるエイリアンの少年・グロードン。「そのままの君が好きだよ」と心を通わせた2人は、コミュニバースの危機に立ち向かう中で、自分自身の本当の気持ちと向き合っていきます。
滝谷さんもこの物語に深く共感したと語り、「誰もが感じたことのある孤独や寂しさをまるごと抱きしめてくれるような作品。『そのままの自分でいいんだよ』と気づかせてくれて、自分や大切な人を愛そうと思える勇気をもらいました」と、作品の温かさを紹介しました。

(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
上映後に広がっていた、静かな余韻と観客の声

どの年代の声にも共通していたのは、誰かと気持ちを分かち合うことの喜びや、自分らしくいることの大切さ。
私自身も、作品を観ながら自然と心がほぐれていくのを感じ、自分の家族や友人の顔がふと浮かびました。人を想うぬくもりというあたたかい感情が、静かに胸に広がっていくような作品でした。
上映後には観客へのインタビューも実施され、幅広い年代からの感想が寄せられました。
30代の女性は「子どもの頃、ひとりでいることが多かったのでエリオの気持ちがよく分かりました。大人になると友達を作るのが難しくなるから、子どものうちにいろんな人と関わることが大切なんだと感じました」と、自身の経験を重ねながら語ってくれました。
別の20代の女性は、「美しい映像とやさしい物語に感動しました。想像もできないような色とりどりの景色が広がっていて、まるで宇宙を旅したような気持ちになりました。」と語り、「年齢問わず、共感できる作品だと思います」と話していました。


10歳の女の子は、「グロードンがエリオのことをちゃんとわかってくれていて、すごくやさしいなって思いました」と笑顔で話してくれました。
一方、10歳の男の子は「楽しかった!感動したし、また観たいと思いました」と、目を輝かせながら話し、「100点満点中100点!」と元気いっぱいに答えてくれました。
壮大な宇宙と色鮮やかな映像が描く“もうひとつの世界” ――そして、その先に広がるやさしさの秘密
私が感じた『星つなぎのエリオ』の“やさしさ”とは、ありのままを受け入れるまなざしでした。欠けていても、迷っていても、寄り添い合える関係こそが“やさしさ”の正体なのだというメッセージが、静かに胸に残りました。
上映後の静けさが、物語のやさしさを改めて教えてくれた気がします。星を見上げたくなるような、静かな時間が流れる一夜でした。観終えたあと、大切な人に会いたくなるような本作。ぜひ劇場でそのやさしさにふれてください。

(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
『星つなぎのエリオ』基本情報

(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2025年8月1日(金)
■監督
マデリン・シャラフィアン(『リメンバー・ミー』)
ドミー・シー(『私ときどきレッサーパンダ』)
エイドリアン・モリーナ(『リメンバー・ミー』)
■制作
メアリー・アリス・ドラム(『リメンバー・ミー』)
(原題:Elio)
■日本版声優
川原瑛都 (エリオ役)、清野菜名 (オルガ役)、佐藤大空 (グロードン役)
渡辺直美 (オーヴァ役)、野呂佳代(ウゥゥゥゥ役)、マユリカ中谷(メルマック役)
関智一(ヘリックス役)、沢城みゆき(クエスタ役)
安原義人(テグメン役)、子安武人(ユニバーサル・ユーザー・マニュアル役)
■日本版エンドソング
BUMP OF CHICKENの「リボン」
■配給
ウォルト・ディズニー・ジャパン
■公式サイト
https://www.disney.co.jp/movie/elio
ディズニー&ピクサー史上もっとも“やさしい”感動作、その魅力に迫る

本作は『リメンバー・ミー』や『インサイド・ヘッド2』を手がけたディズニー&ピクサーが贈る最新作。滝谷さんは「ディズニー&ピクサー史上もっとも“やさしい”感動に包まれる物語」と紹介し、その魅力を熱く語りました。
心がつながる時、孤独は勇気に変わる|『星つなぎのエリオ』のストーリー

(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
そこでエリオが出会ったのが、同じく孤独を抱えるエイリアンの少年・グロードン。「そのままの君が好きだよ」と心を通わせた2人は、コミュニバースの危機に立ち向かう中で、自分自身の本当の気持ちと向き合っていきます。
滝谷さんもこの物語に深く共感したと語り、「誰もが感じたことのある孤独や寂しさをまるごと抱きしめてくれるような作品。『そのままの自分でいいんだよ』と気づかせてくれて、自分や大切な人を愛そうと思える勇気をもらいました」と、作品の温かさを紹介しました。
上映後に広がっていた、静かな余韻と観客の声

どの年代の声にも共通していたのは、誰かと気持ちを分かち合うことの喜びや、自分らしくいることの大切さ。
私自身も、作品を観ながら自然と心がほぐれていくのを感じ、自分の家族や友人の顔がふと浮かびました。人を想うぬくもりというあたたかい感情が、静かに胸に広がっていくような作品でした。
上映後には観客へのインタビューも実施され、幅広い年代からの感想が寄せられました。

30代の女性は「子どもの頃、ひとりでいることが多かったのでエリオの気持ちがよく分かりました。大人になると友達を作るのが難しくなるから、子どものうちにいろんな人と関わることが大切なんだと感じました」と、自身の経験を重ねながら語ってくれました。
別の20代の女性は、「美しい映像とやさしい物語に感動しました。想像もできないような色とりどりの景色が広がっていて、まるで宇宙を旅したような気持ちになりました。」と語り、「年齢問わず、共感できる作品だと思います」と話していました。

10歳の女の子は、「グロードンがエリオのことをちゃんとわかってくれていて、すごくやさしいなって思いました」と笑顔で話してくれました。
一方、10歳の男の子は「楽しかった!感動したし、また観たいと思いました」と、目を輝かせながら話し、「100点満点中100点!」と元気いっぱいに答えてくれました。
壮大な宇宙と色鮮やかな映像が描く“もうひとつの世界” ――そして、その先に広がるやさしさの秘密

(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
私が感じた『星つなぎのエリオ』の“やさしさ”とは、ありのままを受け入れるまなざしでした。欠けていても、迷っていても、寄り添い合える関係こそが“やさしさ”の正体なのだというメッセージが、静かに胸に残りました。
上映後の静けさが、物語のやさしさを改めて教えてくれた気がします。星を見上げたくなるような、静かな時間が流れる一夜でした。観終えたあと、大切な人に会いたくなるような本作。ぜひ劇場でそのやさしさにふれてください。
『星つなぎのエリオ』基本情報

(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2025年8月1日(金)
■監督
マデリン・シャラフィアン(『リメンバー・ミー』)
ドミー・シー(『私ときどきレッサーパンダ』)
エイドリアン・モリーナ(『リメンバー・ミー』)
■制作
メアリー・アリス・ドラム(『リメンバー・ミー』)
(原題:Elio)
■日本版声優
川原瑛都 (エリオ役)、清野菜名 (オルガ役)、佐藤大空 (グロードン役)
渡辺直美 (オーヴァ役)、野呂佳代(ウゥゥゥゥ役)、マユリカ中谷(メルマック役)
関智一(ヘリックス役)、沢城みゆき(クエスタ役)
安原義人(テグメン役)、子安武人(ユニバーサル・ユーザー・マニュアル役)
■日本版エンドソング
BUMP OF CHICKENの「リボン」
■配給
ウォルト・ディズニー・ジャパン
■公式サイト
https://www.disney.co.jp/movie/elio
早川真澄
ライター・編集者
北海道の情報誌の編集者として勤務し映画や観光、人材など地域密着の幅広いジャンルの制作を手掛ける。現在は編集プロダクションを運営し雑誌、webなど媒体を問わず企画制作を行っています。