(C)2022 ZABRISKIE FILMS SL, BASQUE FILM SERVICES SL, SYGNATIA SL, UPON ENTRY AIE
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2025.8.14

わずか17日間で撮影。監督の実体験から創出された深層心理サスペンス映画『入国審査』

毎週・木曜日の25:30から北海道・札幌のFM NORTH WAVE(JFL系)で放送されている、矢武企画制作・映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!
キャプテン・ポップコーンこと矢武企画・矢武兄輔が、映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報、映画がもっと近くなる内容をお届けします。

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。
この記事では8月7日(木)に放送した番組内容をお届けしています。 進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #67

このコーナーは、年内の劇場鑑賞·100作品を目指す鰹節ノ富樫政雄商店・ゆーへいさんに、映画館での劇場体験を。そして、クジで引かなければ、観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです!!

映画『入国審査』

エレナがグリーンカードの抽選で移民ビザに当選し、事実婚のパートナーであるディエゴとともに、新天地での幸せな生活を夢見てやって来た。ふたりを待ち受ける入国審査での尋問の行方を緊迫感を描くサスペンス。
監督が故郷ベネズエラからスペインに移住した際の実体験に着想を得て制作。わずか17日間で撮影した低予算の作品ですが、各国で評価されています。

ゆーへい:“入国審査”ということで、映画を観た時に、私の過去の経験が頭をよぎりました。入国時に審査官がとても厳しくて、別室に呼ばれたこともありました。その時の不安感が強く記憶に残っています。

矢武:何か悪いことをしたのですか?

ゆーへい:いいえ、悪いことは一切していません(笑)。
ただ、ビザの切り替え手続きがうまくいかず、私の拙い英語では専門用語まで分からなかったので、最終的には日本語を話せる通訳の方が来てくれました。その間、とても緊張してどうなるのか不安でした。

矢武:どのくらいの時間、拘束されたのですか?

ゆーへい:およそ1時間程度だったと思います。その時間は非常に長く感じました。
 

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ゆーへい:映画の話に戻り、アメリカ社会におけるスパニッシュ系移民の立場についてですが、かつて私が働いていたホテルにはベネズエラ出身の方もいて、ビザの切り替えをしながらワーキングで働いている人も多くいました。そのことを思い出しながら映画を観ていました。

また、アメリカのグリーンカードと移民に関して、実際にグリーンカード取得を目的に入国する人もいるため、入国審査が厳しくなっているのだと感じました。

さらに、トランプ政権下での移民制限の時代背景が描かれていて、政治的・社会的な要素も絡む映画でした。派手さはありませんが、非常に緊張感のある作品です。
 
ゆーへい:密室で心理的な圧迫を受けながらの質問、限られた空間での緊張感、そしてパートナーが別々に質問を受けることでお互いの信頼が揺らいでいく様子が印象的でした。
心理的圧迫のなかで、どこまで自分の意思や正しさを主張できるかが、この映画の見どころのひとつだと思います。

矢武:似たようなシチュエーションの映画で、デンマークの『THE GUILTY/ギルティ』(18)という作品があります。110番の緊急指令室が舞台で、電話越しの声だけで誘拐事件を解決する映画です。本当に通信室内の会話だけで展開する作品でした。それを思い出しました。

ゆーへい:とても面白かったです。自分自身の経験と重なる部分もあり、非常に印象に残る作品でした。

映画『入国審査』(G)は札幌シネマフロンティアで8月1日(金)から絶賛公開中です!
 

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週末興行ランキング3!!!!!


(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

8月1日(金)から3日(日)まで、全国の映画館でたくさんの人に観られた映画はコチラ!

第3位:映画『国宝』

公開9週目に入った『国宝』は累計成績は動員604万人、興収85億円を突破!
『シン・ゴジラ』(16)を抜き、日本実写映画歴代興行収入10位になりましたね!
これは100億円近くも現実的になってきましたね!

第2位:『劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション』

初日から3日間で動員67万5000人、興収9億1100万円をあげ、今年公開の実写映画としては、最高のオープニング成績を獲得!
オペ室搭載の大型車両で事故や災害現場に駆けつける救命医療チーム(MER)の活躍を描いた鈴木亮平主演の作品です。

第1位:映画『劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来』

週末3日間で動員173万9600人、興行収入24億5700万円をあげ、3週連続で1位!
8月2日からドルビーシネマ版の上映がスタートしました。

いま映画館で、みんなに多く観られている上映作品です、ぜひ、映画選びの参考にしてみてくださいね!
 
映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。
この記事では8月7日(木)に放送した番組内容をお届けしています。 進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #67


(C)2022 ZABRISKIE FILMS SL, BASQUE FILM SERVICES SL, SYGNATIA SL, UPON ENTRY AIE

このコーナーは、年内の劇場鑑賞·100作品を目指す鰹節ノ富樫政雄商店・ゆーへいさんに、映画館での劇場体験を。そして、クジで引かなければ、観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです!!

映画『入国審査』

エレナがグリーンカードの抽選で移民ビザに当選し、事実婚のパートナーであるディエゴとともに、新天地での幸せな生活を夢見てやって来た。ふたりを待ち受ける入国審査での尋問の行方を緊迫感を描くサスペンス。
監督が故郷ベネズエラからスペインに移住した際の実体験に着想を得て制作。わずか17日間で撮影した低予算の作品ですが、各国で評価されています。

ゆーへい:“入国審査”ということで、映画を観た時に、私の過去の経験が頭をよぎりました。入国時に審査官がとても厳しくて、別室に呼ばれたこともありました。その時の不安感が強く記憶に残っています。

矢武:何か悪いことをしたのですか?

ゆーへい:いいえ、悪いことは一切していません(笑)。
ただ、ビザの切り替え手続きがうまくいかず、私の拙い英語では専門用語まで分からなかったので、最終的には日本語を話せる通訳の方が来てくれました。その間、とても緊張してどうなるのか不安でした。

矢武:どのくらいの時間、拘束されたのですか?

ゆーへい:およそ1時間程度だったと思います。その時間は非常に長く感じました。
 

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ゆーへい:映画の話に戻り、アメリカ社会におけるスパニッシュ系移民の立場についてですが、かつて私が働いていたホテルにはベネズエラ出身の方もいて、ビザの切り替えをしながらワーキングで働いている人も多くいました。そのことを思い出しながら映画を観ていました。

また、アメリカのグリーンカードと移民に関して、実際にグリーンカード取得を目的に入国する人もいるため、入国審査が厳しくなっているのだと感じました。

さらに、トランプ政権下での移民制限の時代背景が描かれていて、政治的・社会的な要素も絡む映画でした。派手さはありませんが、非常に緊張感のある作品です。
 

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ゆーへい:密室で心理的な圧迫を受けながらの質問、限られた空間での緊張感、そしてパートナーが別々に質問を受けることでお互いの信頼が揺らいでいく様子が印象的でした。
心理的圧迫のなかで、どこまで自分の意思や正しさを主張できるかが、この映画の見どころのひとつだと思います。

矢武:似たようなシチュエーションの映画で、デンマークの『THE GUILTY/ギルティ』(18)という作品があります。110番の緊急指令室が舞台で、電話越しの声だけで誘拐事件を解決する映画です。本当に通信室内の会話だけで展開する作品でした。それを思い出しました。

ゆーへい:とても面白かったです。自分自身の経験と重なる部分もあり、非常に印象に残る作品でした。

映画『入国審査』(G)は札幌シネマフロンティアで8月1日(金)から絶賛公開中です!
 

週末興行ランキング3!!!!!


(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

8月1日(金)から3日(日)まで、全国の映画館でたくさんの人に観られた映画はコチラ!

第3位:映画『国宝』

公開9週目に入った『国宝』は累計成績は動員604万人、興収85億円を突破!
『シン・ゴジラ』(16)を抜き、日本実写映画歴代興行収入10位になりましたね!
これは100億円近くも現実的になってきましたね!

第2位:『劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション』

初日から3日間で動員67万5000人、興収9億1100万円をあげ、今年公開の実写映画としては、最高のオープニング成績を獲得!
オペ室搭載の大型車両で事故や災害現場に駆けつける救命医療チーム(MER)の活躍を描いた鈴木亮平主演の作品です。

第1位:映画『劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来』

週末3日間で動員173万9600人、興行収入24億5700万円をあげ、3週連続で1位!
8月2日からドルビーシネマ版の上映がスタートしました。

いま映画館で、みんなに多く観られている上映作品です、ぜひ、映画選びの参考にしてみてくださいね!
 

キャプテン・ポップコーン

映画専門ラジオ番組

キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!

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