(C) 2025 映画『アオショー!』製作委員会
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2025.8.25

舞台からスクリーンへ!潮風とハーモニーが繋ぐ青春の絆・映画『アオショー!』レビュー

累計動員数10万人を突破し、新国立劇場で満員御礼、チケットはわずか2分で完売した舞台『絶対青春合唱コメディ「SING!!!」』シリーズが、映画『アオショー!』として帰ってきました。

主人公・飯田悉平役のRAN(MAZZEL)と、波島沫乃役の山川ひろみによるW主演で描かれる本作の舞台は、離島・折後島。閉校を控えた唯一の高校で、高校生たちが合唱を通じて心をひとつにしていきます。舞台版の熱量をどのように映像へ昇華させたのか――その答えが本作にあります。

青と夕日が奏でる“映像のごほうび”


(C) 2025 映画『アオショー!』製作委員会

東京から母と2人で移住してきた高校生の飯田悉平が島に降り立つ場面では、青く輝く海や黄金色の夕日が観客を包み込みます。

青く輝く朝の海、自然光を活かした夕暮れのショットは、まるで自分が島に立っているような臨場感を生み出しています。光と影のコントラストが登場人物の心情と響き合い、映像そのものが物語を紡いでいます。

音と表情が響き合う、青春のクレッシェンド

主人公・悉平は戸惑いながらも島の人々と自然に打ち解けていく素直な少年。その優しさは観客にも温かく響きます。
一方ヒロインの沫乃は「島には何もない」と言いながらも友情や島への思いを秘め、悉平との出会いで心を開いていきます。
また、明るく人懐っこい雷音丸(小泉光咲)や問題児の銀太(三浦僚太)など同級生たちも個性豊かな音色を持ち、やがて合唱を通じてひとつの響きに。
そこへ佐野史郎、川上麻衣子、田畑智子らベテラン陣が加わり、物語全体に包容力を与えています。

※三浦僚太の「僚」の正式表記は、にんべんがけものへん

(C) 2025 映画『アオショー!』製作委員会


(C) 2025 映画『アオショー!』製作委員会

合唱は単なる音楽活動ではなく、彼らにとって心を重ね合わせる手段となっています。心をひとつに声を響かせ合う瞬間に生まれる一体感こそ、この物語の真髄です。若手キャストたちはそれぞれの個性を声に乗せ、合唱シーンでは互いの存在を確かめ合うような響きを生み出します。また、マルチマイク収録によって一人ひとりの声が鮮明に重なり、スクリーン全体が音楽で満たされる瞬間は圧巻。

moon dropが初めて映画のために書き下ろした主題歌「ブルーフィッシュ」が島で暮らす悉平と沫乃の様子や風景と共に流れるラストは、島の風景とともに青春の輝きをやさしく包み込み、深い余韻を残します。

島の温もりが後押しするドラマ

木造校舎のぬくもり、港町で交わされる気さくな挨拶、漁師町の豪快な人情。島の空気が物語を優しく支え、合唱という活動に温かな意味を与えます。青い海や夕日の光景は、ただ美しい背景ではありません。仲間と過ごす時間を包み込み、未完成な彼らの歌声と共鳴することで、かけがえのない青春の記憶へと変わっていきます。

やがて本土にある統廃合予定の合唱エリート校との交流が訪れ、価値観の違いが浮かび上がります。ですが、島の生徒たちはぶつかり合いながらもその壁を乗り越えようとします。その姿には、胸を熱くする観客もきっと多いはず。

(C) 2025 映画『アオショー!』製作委員会

心に残る、青春の島時間


(C) 2025 映画『アオショー!』製作委員会

舞台では観客と一体となる熱量が魅力でしたが、映画『アオショー!』は折後島の青い空と海を背景に、その爽やかさを映像表現へと昇華させています。かっこわるくてもいい、未完成でもいい──仲間と共に響かせる歌声こそが青春の宝物なのだと、スクリーンを通じて観る者に語りかけてきます。

『アオショー!』は、舞台の熱気を映像美と音響によって再構築した、青春合唱ドラマの新しい挑戦作です。脚本は感情の変化を丁寧に追い、演技は真っすぐに心を射抜き、演出は島の魅力と音楽の力を余すことなく引き出しています。映像と音が溶け合うことで心地よい余韻が生まれ、静かに心に染み渡る青春物語を求める方にふさわしい作品となっています。観終わったあと、あなたの胸にも“青いハーモニー”が残るはず。ぜひスクリーンで響く青春の歌声を体感してください!

映画『アオショー!』基本情報

公開日:2025年9月5日(金)

出演:RAN (MAZZEL)、山川ひろみ
小山慶一郎(特別出演)
飯島寛騎、小泉光咲(原因は自分にある。)、三浦僚太、福崎那由他、大川泰雅
田畑智子、徳重聡、堤下敦 (インパルス)、
渡辺いっけい、川上麻衣子、佐野史郎
※三浦僚太の「僚」の正式表記は、にんべんがけものへん

監督 :山口 喬司

主題歌:moon drop「ブルーフィッシュ」(Getting Better / ビクターエンタテインメント)

公式HP:https://aosho-movie.jp/

 

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青と夕日が奏でる“映像のごほうび”


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東京から母と2人で移住してきた高校生の飯田悉平が島に降り立つ場面では、青く輝く海や黄金色の夕日が観客を包み込みます。

青く輝く朝の海、自然光を活かした夕暮れのショットは、まるで自分が島に立っているような臨場感を生み出しています。光と影のコントラストが登場人物の心情と響き合い、映像そのものが物語を紡いでいます。

音と表情が響き合う、青春のクレッシェンド


(C) 2025 映画『アオショー!』製作委員会

主人公・悉平は戸惑いながらも島の人々と自然に打ち解けていく素直な少年。その優しさは観客にも温かく響きます。
一方ヒロインの沫乃は「島には何もない」と言いながらも友情や島への思いを秘め、悉平との出会いで心を開いていきます。
また、明るく人懐っこい雷音丸(小泉光咲)や問題児の銀太(三浦僚太)など同級生たちも個性豊かな音色を持ち、やがて合唱を通じてひとつの響きに。
そこへ佐野史郎、川上麻衣子、田畑智子らベテラン陣が加わり、物語全体に包容力を与えています。

※三浦僚太の「僚」の正式表記は、にんべんがけものへん

(C) 2025 映画『アオショー!』製作委員会

合唱は単なる音楽活動ではなく、彼らにとって心を重ね合わせる手段となっています。心をひとつに声を響かせ合う瞬間に生まれる一体感こそ、この物語の真髄です。若手キャストたちはそれぞれの個性を声に乗せ、合唱シーンでは互いの存在を確かめ合うような響きを生み出します。また、マルチマイク収録によって一人ひとりの声が鮮明に重なり、スクリーン全体が音楽で満たされる瞬間は圧巻。

moon dropが初めて映画のために書き下ろした主題歌「ブルーフィッシュ」が島で暮らす悉平と沫乃の様子や風景と共に流れるラストは、島の風景とともに青春の輝きをやさしく包み込み、深い余韻を残します。

島の温もりが後押しするドラマ


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木造校舎のぬくもり、港町で交わされる気さくな挨拶、漁師町の豪快な人情。島の空気が物語を優しく支え、合唱という活動に温かな意味を与えます。青い海や夕日の光景は、ただ美しい背景ではありません。仲間と過ごす時間を包み込み、未完成な彼らの歌声と共鳴することで、かけがえのない青春の記憶へと変わっていきます。

やがて本土にある統廃合予定の合唱エリート校との交流が訪れ、価値観の違いが浮かび上がります。ですが、島の生徒たちはぶつかり合いながらもその壁を乗り越えようとします。その姿には、胸を熱くする観客もきっと多いはず。

心に残る、青春の島時間


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舞台では観客と一体となる熱量が魅力でしたが、映画『アオショー!』は折後島の青い空と海を背景に、その爽やかさを映像表現へと昇華させています。かっこわるくてもいい、未完成でもいい──仲間と共に響かせる歌声こそが青春の宝物なのだと、スクリーンを通じて観る者に語りかけてきます。

『アオショー!』は、舞台の熱気を映像美と音響によって再構築した、青春合唱ドラマの新しい挑戦作です。脚本は感情の変化を丁寧に追い、演技は真っすぐに心を射抜き、演出は島の魅力と音楽の力を余すことなく引き出しています。映像と音が溶け合うことで心地よい余韻が生まれ、静かに心に染み渡る青春物語を求める方にふさわしい作品となっています。観終わったあと、あなたの胸にも“青いハーモニー”が残るはず。ぜひスクリーンで響く青春の歌声を体感してください!

映画『アオショー!』基本情報


(C) 2025 映画『アオショー!』製作委員会

公開日:2025年9月5日(金)

出演:RAN (MAZZEL)、山川ひろみ
小山慶一郎(特別出演)
飯島寛騎、小泉光咲(原因は自分にある。)、三浦僚太、福崎那由他、大川泰雅
田畑智子、徳重聡、堤下敦 (インパルス)、
渡辺いっけい、川上麻衣子、佐野史郎
※三浦僚太の「僚」の正式表記は、にんべんがけものへん

監督 :山口 喬司

主題歌:moon drop「ブルーフィッシュ」(Getting Better / ビクターエンタテインメント)

公式HP:https://aosho-movie.jp/

 

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