2026.8.9

亀山陽平監督が札幌で明かした『ミルキー☆サブウェイ』の舞台裏|初公開の知られざる設定から新作まで

2026年8月8日(土)、TOHOシネマズ すすきのにて、『臨時増発 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』の上映前トークイベントが開催され、亀山陽平監督が登壇しました。

会場には北海道の来場者に加え、東京から訪れた人の姿も。亀山監督を直接見るのは初めてという来場者も多いなか、学生時代の自主制作作品『ミルキー☆ハイウェイ』から現在までの心境、これまで明かされていなかった作品世界の設定、制作中の新作などについて語られました。

「一切想像していなかった」学生時代の作品が劇場へ

学生時代に制作した『ミルキー☆ハイウェイ』から、『ミルキー☆サブウェイ』が劇場で上映されるまでになった現在。

当時、この未来を想像していたかと聞かれた亀山監督は、「一切想像していなかったですね」と即答しました。
作中の楽曲を手がける専門学校時代の同級生・土井浩平さんとも、学生時代に作っていた作品が商品になっていることについて「全然実感が湧かない」と話しているそう。
「今、自分が北海道にいるのもあまり実感が湧いていなくて。『私はここで何をしてるんだろう』みたいな感じになることもあります」と、作品がここまで広がった今も、亀山監督自身はまだその状況を実感しきれていない様子。

劇場版の制作中も、作品がスクリーンで上映されることを実感するより、全12話をどうつなげるか、劇場用の音をどう手直しするかといった作業で精いっぱいだったと振り返ります。現在も関連企画や新作が進んでおり、「実感を楽しむ機会があまりない」と語りました。

「今、初めて世に出してる情報」背景に隠された細かな設定

話題は『ミルキー☆サブウェイ』の世界観へ。

作品の設定については、「『その設定いる?』というところまで決めている部分もあれば、『なんでこんな大事なことをまだ決めてないんだろう』という部分もあります」とのこと。

作品の本質として楽しんでほしい部分以外は、あえて説明を入れすぎないようにしているそうで、「単純に1話3分半しかないので、説明している時間がない」とショートアニメならではの事情も明かしました。

一方、画面の細部にはかなり細かな設定も。序盤に登場する警察署では、壁にある電光掲示板のような表示に、重力の強さや酸素濃度、さらに亀山監督が独自に設定した粒子の濃度なども表示されているそうです。

「今、初めて世に出してる情報なんですけど。観ている人からしたら知る由もない、意味のわからない情報なのですが、そういうところを勝手に表示して楽しんでる」と、これまで明かされていなかった設定を紹介しました。

(C)亀山陽平/タイタン工業

自然な会話のヒントは「人生で出会ってきた人」

チハルやマキナたちの自然な掛け合いについては、「キャラクターの立ち振る舞いやセリフは、ある程度、自分が人生で出会ってきた人をベースにしています。『この人ならこういう言葉を使いそうだな』という記憶から構築しています」と亀山監督。

前作『ミルキー☆ハイウェイ』では、キャラクターたちが「本当にただしゃべっているだけ」でよかった一方、『ミルキー☆サブウェイ』には全体をつなぐストーリーがあります。「キャラクターに好き勝手にしゃべらせると収拾がつかないので、ストーリー主体でセリフを書かなきゃいけない。でも、そのキャラクターが言いそうな言葉を考えなきゃいけない」と語り、物語を進めながらも、キャラクターとして違和感がないよう意識していたといいます。

アカネについては、高校時代に出会った“武道一筋”で“強いけれど優しい”人物の立ち振る舞いを参考にしたことも紹介。「現実にいる人間をモデルに立ち振る舞いをさせているので、人としての説得力が生まれているのかなと思います」と、キャラクターづくりの背景を語りました。

新作では「アクションに気合いを」

トーク後半には、現在制作中のショートアニメ『ミルキー☆バイウェイ スプリングスペシャル “恐怖のチェロビン・パーティー”』についても言及。『ミルキー☆サブウェイ』では「アクションは、もう少しできたな」と感じているそうで、「このショートアニメでは、アクションに気合いを入れた内容で作れたら良いなと思っています」と意気込みを語りました。

また、『ミルキー☆サブウェイ』のコミカライズはストーリーが完結し、そこからのスピンオフともいえる、続きの書き下ろし物語がスタートする予定です。「この人たちが住んでいる街だったり、『何食べているのかな』というような情報が公開していけたら」と、作品世界をさらに掘り下げていく構想も明かしました。

特別ゲストにポッピーくんが登場!新たな企画も制作中

イベント途中には、特別ゲストとしてポッピーくんが登場。会場は笑顔と拍手に包まれました。

作品世界では、ポッピーくんは「銀京府」の警察のマスコットキャラクター。銀京府は日本でいう東京都ほどの存在感がある街という設定で、その知名度についても「東京都の警察のマスコットぐらい」と紹介しました。

さらに、「我ながら、いじりがいのある、掘り下げがいのあるキャラだなと思っているので、出していきたい」と今後にも意欲を見せていました。

さらに亀山監督は、「実は今、テーマソングというか……制作中でありまして」と、ポッピーくんにまつわる新たな展開にも言及。今後、具体的な情報が追加されていく予定だとし、その頃には「ポッピーくんの見た目が変わっているかもしれない」とも予告しました。

イベント終盤には、亀山監督のサイン入りポッピーくんアクリルスタンドが3名に当たる抽選会も行われ、会場を盛り上げました。

エンディング後にも追加映像 上映前に見どころを紹介

最後は、『臨時増発 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』の注目ポイントへ。
亀山監督は、「エンディングの後にも細かい映像が追加されているので、まずそちらにご注目ください」と呼びかけました。

さらに、この日のトークで明かされた背景に流れる文字にも注目してほしいとのこと。「ポッピーくんもちゃんと活躍するので、そこはぜひご注目ください」と、上映を前に見どころを伝えました。

『臨時増発 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』は、TOHOシネマズ すすきので上映中です。

(C)亀山陽平/タイタン工業

「一切想像していなかった」学生時代の作品が劇場へ

学生時代に制作した『ミルキー☆ハイウェイ』から、『ミルキー☆サブウェイ』が劇場で上映されるまでになった現在。

当時、この未来を想像していたかと聞かれた亀山監督は、「一切想像していなかったですね」と即答しました。
作中の楽曲を手がける専門学校時代の同級生・土井浩平さんとも、学生時代に作っていた作品が商品になっていることについて「全然実感が湧かない」と話しているそう。
「今、自分が北海道にいるのもあまり実感が湧いていなくて。『私はここで何をしてるんだろう』みたいな感じになることもあります」と、作品がここまで広がった今も、亀山監督自身はまだその状況を実感しきれていない様子。

劇場版の制作中も、作品がスクリーンで上映されることを実感するより、全12話をどうつなげるか、劇場用の音をどう手直しするかといった作業で精いっぱいだったと振り返ります。現在も関連企画や新作が進んでおり、「実感を楽しむ機会があまりない」と語りました。

「今、初めて世に出してる情報」背景に隠された細かな設定


(C)亀山陽平/タイタン工業

話題は『ミルキー☆サブウェイ』の世界観へ。

作品の設定については、「『その設定いる?』というところまで決めている部分もあれば、『なんでこんな大事なことをまだ決めてないんだろう』という部分もあります」とのこと。

作品の本質として楽しんでほしい部分以外は、あえて説明を入れすぎないようにしているそうで、「単純に1話3分半しかないので、説明している時間がない」とショートアニメならではの事情も明かしました。

一方、画面の細部にはかなり細かな設定も。序盤に登場する警察署では、壁にある電光掲示板のような表示に、重力の強さや酸素濃度、さらに亀山監督が独自に設定した粒子の濃度なども表示されているそうです。

「今、初めて世に出してる情報なんですけど。観ている人からしたら知る由もない、意味のわからない情報なのですが、そういうところを勝手に表示して楽しんでる」と、これまで明かされていなかった設定を紹介しました。

自然な会話のヒントは「人生で出会ってきた人」

チハルやマキナたちの自然な掛け合いについては、「キャラクターの立ち振る舞いやセリフは、ある程度、自分が人生で出会ってきた人をベースにしています。『この人ならこういう言葉を使いそうだな』という記憶から構築しています」と亀山監督。

前作『ミルキー☆ハイウェイ』では、キャラクターたちが「本当にただしゃべっているだけ」でよかった一方、『ミルキー☆サブウェイ』には全体をつなぐストーリーがあります。「キャラクターに好き勝手にしゃべらせると収拾がつかないので、ストーリー主体でセリフを書かなきゃいけない。でも、そのキャラクターが言いそうな言葉を考えなきゃいけない」と語り、物語を進めながらも、キャラクターとして違和感がないよう意識していたといいます。

アカネについては、高校時代に出会った“武道一筋”で“強いけれど優しい”人物の立ち振る舞いを参考にしたことも紹介。「現実にいる人間をモデルに立ち振る舞いをさせているので、人としての説得力が生まれているのかなと思います」と、キャラクターづくりの背景を語りました。

新作では「アクションに気合いを」

トーク後半には、現在制作中のショートアニメ『ミルキー☆バイウェイ スプリングスペシャル “恐怖のチェロビン・パーティー”』についても言及。『ミルキー☆サブウェイ』では「アクションは、もう少しできたな」と感じているそうで、「このショートアニメでは、アクションに気合いを入れた内容で作れたら良いなと思っています」と意気込みを語りました。

また、『ミルキー☆サブウェイ』のコミカライズはストーリーが完結し、そこからのスピンオフともいえる、続きの書き下ろし物語がスタートする予定です。「この人たちが住んでいる街だったり、『何食べているのかな』というような情報が公開していけたら」と、作品世界をさらに掘り下げていく構想も明かしました。

特別ゲストにポッピーくんが登場!新たな企画も制作中

イベント途中には、特別ゲストとしてポッピーくんが登場。会場は笑顔と拍手に包まれました。

作品世界では、ポッピーくんは「銀京府」の警察のマスコットキャラクター。銀京府は日本でいう東京都ほどの存在感がある街という設定で、その知名度についても「東京都の警察のマスコットぐらい」と紹介しました。

さらに、「我ながら、いじりがいのある、掘り下げがいのあるキャラだなと思っているので、出していきたい」と今後にも意欲を見せていました。

さらに亀山監督は、「実は今、テーマソングというか……制作中でありまして」と、ポッピーくんにまつわる新たな展開にも言及。今後、具体的な情報が追加されていく予定だとし、その頃には「ポッピーくんの見た目が変わっているかもしれない」とも予告しました。

イベント終盤には、亀山監督のサイン入りポッピーくんアクリルスタンドが3名に当たる抽選会も行われ、会場を盛り上げました。

エンディング後にも追加映像 上映前に見どころを紹介


(C)亀山陽平/タイタン工業

最後は、『臨時増発 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』の注目ポイントへ。
亀山監督は、「エンディングの後にも細かい映像が追加されているので、まずそちらにご注目ください」と呼びかけました。

さらに、この日のトークで明かされた背景に流れる文字にも注目してほしいとのこと。「ポッピーくんもちゃんと活躍するので、そこはぜひご注目ください」と、上映を前に見どころを伝えました。

『臨時増発 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』は、TOHOシネマズ すすきので上映中です。

休日のスケジュールが決まっていない方、何を見ようか迷っている方など"ライトな映画ファン"に対して、映画館に出かけて、映画を楽しむことをおすすめします。SASARU movie編集部では、話題性の高い最新映画を中心にその情報や魅力を継続的に発信していきます。

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