(C) 2024 YBK3
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2024.11.23

札幌の新たな映画祭が開幕。北海道フードフィルムフェスティバル、気になる略し方は「フゥゥゥ〜」?!

11月22日(金)〜24日(日)の3日間、北海道の食文化と映画を融合させた新たな文化祭典「北海道フードフィルムフェスティバル」が開幕しました。初日は、札幌市中央区の東1丁目劇場でオープニングセレモニーが開かれ、舞台に設けられたレッドカーペットに、映画祭で上演される作品の監督や俳優、映画に出演したシェフらが登壇。会場には道内外から約900人が詰めかけ、歓声と共に登壇者を迎えました。
TEAM NACS(チームナックス)の森崎博之さんとお笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービーさんが総合司会を務め、芸能事務所クリエイティブオフィスキュー、札幌市、北海道新聞社でつくる実行委員会が主催。

(text/photo|矢武兄輔[キャプテン・ポップコーン])

セレモニーはレストランテーブルを囲む6人の演劇からスタートし、グラスや皿を叩き、音が重なり始めると「HFFFジャズバンド」の生演奏の音楽へ発展。大団円から幕開けし、光と音が交差する中、スペシャルサポーターに就任した演劇ユニット「TEAM NACS(チームナックス)」のメンバーや俳優の小雪さん、小林薫さん、井ノ原快彦さんのほか、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督や映画『しあわせのパン』の三島有紀子監督、ショコラティエの辻口博啓さんらがステージに登壇しました。
 
チームナックスの音尾琢真さんは「札幌の地から日本の映画の新しい祭典が始まっていく。この大切な日にここにいられてうれしい」とコメント。安田顕さんは「今回が1回目で、末永く続けていただきたい。末長く続くためには、集まって頂いたみなさんの宣伝、拡散が本当に必要。」と会場の笑いを取りました。
大泉洋さんは「オフィスキューが中心となって、素晴らしい新しい映画祭をつくろうと聞いたとき、最初はこんなことできるのと思っていたけれど、こんな豪華な出演者に集まってもらって、感無量」と、感謝を述べた一方で「『HFFF』って、なんて呼べばいいんでしょうね? 縮めて呼びたくなりますけどね、『フゥゥゥ〜』。もうちょっと呼びやすい名前があるといいな」と、大泉節も炸裂。戸次重幸さんは別の現場があるため欠席で、24日からHFFFに参加します。
 
登壇した監督を代表して三島有紀子監督は「大泉洋さん“という方”と(伊藤)亜由美さん、森谷(雄)プロデューサーと『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』という作品を北海道のみなさんとつくらせて頂いた。毎年北海道に来ていて、洞爺湖観光大使に任命して頂きました」とあいさつ。大泉さんは「『しあわせのパン』を観て、移住した人が多かったから、貢献度がすごい」とコメントしました。
23日(土)に上映される『LE CHOCOLAT DE H』に出演したショコラティエの辻口博啓さんは「(スペイン)サン・セバスチャン国際映画祭の縁で参加できていることがうれしい。アートと食がいろんな形で融合していることがすごく意味のあること」とコメント。世界料理学会in HAKODATEを主宰する深谷宏治さんは「いまから50年前に研修していたサンセバスチャンの街が映画と料理をもって北海道で実現できることが夢のようで涙が出てくるくらいうれしい」と喜びを述べました。
 
秋元克広札幌市長は「札幌市としても、食と映像を一つの産業として、盛り上げていこうと進めて参りました。この3日間、食にまつわる映画をご覧いただき、色々な店で食を楽しむシネマバルも楽しんでもらいたい」と話し、鈴木直道知事は「記者会見が予定されていたので(映画祭に)伺えないと伝えていたのに、伊藤亜由美実行委員長から『早く記者会見を終わらせてこっち来い!』と(笑)。伊藤委員長は、この映画祭はかなり長い期間、構想されておりました。『しあわせのパン』など、食と北海道の素晴らしさを多くの方に知ってほしいと映画を撮られていて、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭(に参加)のときからおっしゃっていました。そして、私が知事になってからも『札幌で映画祭をやりたい』と話されていて、こうやって実現できたことを心からお祝い申し上げたい」と述べました。
 
 
株式会社クリエイティブオフィスキュー・代表取締役の伊藤実行委員長は「チームナックスが俳優という職業で色々な舞台に出させて頂いて今年で20年。次の世代に、北海道が誇るべき食と映像をマッチングするプラットフォームをつくりたい」とHFFFを構想した想いを語り、「札幌とサンセバスチャンは北緯43度と同じ。北海道・札幌も美食のまちとして勉強をさせて頂き、交流を繋げて頂きたい。このHFFFとサン・セバスチャン国際映画祭、是非とも何か連携をお願いしたい!!!」とスペインから招いたサン・セバスチャン映画祭の総合ディレクターのホセ=ルイス・レボルディノスさんに呼びかけました。

キャプテン・ポップコーンが気になるプログラム3本!!!

①映画『映画祭のつくり方』コメンタリー上映

11月23日(土)18:00開始/サツゲキ3番スクリーン
「映画の面白さを地元の人に伝えたい」さぬき映画祭2013からディレクターに就任した本広克行監督にカメラが密着。会場探しから、資金集め、チラシ折込を監督自ら行い、ときには渋滞、大雪に見舞われながら次々とやってくる大物ゲストの対応に走り回る!現役映画監督×行政×地元の人々が作り上げる映画祭のドタバタ舞台裏密着ドキュメンタリー。本広克行監督と、尾野慎太郎監督も登壇します!
以前の本作には、大学生のキャプテン・ポップコーンも出ていた?!


②World Culinary Film Selection B〜D ※Aは終了

11月23日(土)〜24日(日)/サツゲキ3番スクリーン
世界73ヵ国から寄せられた490作品の食にまつわる映画(カリナリー・フィルム)の中から厳選したセレクションを上映いたします。
③『北の食景』ジャパンプレミア上映 & クロージングイベント

11月24日(日)16:00開始/東1丁目劇場施設
北海道フードフィルムフェスティバルクロージング作品としてドキュメンタリー映画『北の食景』を上映いたします。本作では、生産者や北海道の文化・風土とそれぞれの形で向き合う4人の料理人たちの春夏秋冬を追いました。2024年9月25日に第72回サン・セバスティアン国際映画祭カリナリー部門でワールドプレミア上映され、今回、日本初上映となります。

イベント詳細は公式ページをチェック!
公式HP:https://foodfilm.jp/

 

(C)Northern Food Story Film Partners 2024. All rights reserved.

セレモニーはレストランテーブルを囲む6人の演劇からスタートし、グラスや皿を叩き、音が重なり始めると「HFFFジャズバンド」の生演奏の音楽へ発展。大団円から幕開けし、光と音が交差する中、スペシャルサポーターに就任した演劇ユニット「TEAM NACS(チームナックス)」のメンバーや俳優の小雪さん、小林薫さん、井ノ原快彦さんのほか、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督や映画『しあわせのパン』の三島有紀子監督、ショコラティエの辻口博啓さんらがステージに登壇しました。
 
チームナックスの音尾琢真さんは「札幌の地から日本の映画の新しい祭典が始まっていく。この大切な日にここにいられてうれしい」とコメント。安田顕さんは「今回が1回目で、末永く続けていただきたい。末長く続くためには、集まって頂いたみなさんの宣伝、拡散が本当に必要。」と会場の笑いを取りました。
大泉洋さんは「オフィスキューが中心となって、素晴らしい新しい映画祭をつくろうと聞いたとき、最初はこんなことできるのと思っていたけれど、こんな豪華な出演者に集まってもらって、感無量」と、感謝を述べた一方で「『HFFF』って、なんて呼べばいいんでしょうね? 縮めて呼びたくなりますけどね、『フゥゥゥ〜』。もうちょっと呼びやすい名前があるといいな」と、大泉節も炸裂。戸次重幸さんは別の現場があるため欠席で、24日からHFFFに参加します。
 
登壇した監督を代表して三島有紀子監督は「大泉洋さん“という方”と(伊藤)亜由美さん、森谷(雄)プロデューサーと『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』という作品を北海道のみなさんとつくらせて頂いた。毎年北海道に来ていて、洞爺湖観光大使に任命して頂きました」とあいさつ。大泉さんは「『しあわせのパン』を観て、移住した人が多かったから、貢献度がすごい」とコメントしました。
23日(土)に上映される『LE CHOCOLAT DE H』に出演したショコラティエの辻口博啓さんは「(スペイン)サン・セバスチャン国際映画祭の縁で参加できていることがうれしい。アートと食がいろんな形で融合していることがすごく意味のあること」とコメント。世界料理学会in HAKODATEを主宰する深谷宏治さんは「いまから50年前に研修していたサンセバスチャンの街が映画と料理をもって北海道で実現できることが夢のようで涙が出てくるくらいうれしい」と喜びを述べました。
 
秋元克広札幌市長は「札幌市としても、食と映像を一つの産業として、盛り上げていこうと進めて参りました。この3日間、食にまつわる映画をご覧いただき、色々な店で食を楽しむシネマバルも楽しんでもらいたい」と話し、鈴木直道知事は「記者会見が予定されていたので(映画祭に)伺えないと伝えていたのに、伊藤亜由美実行委員長から『早く記者会見を終わらせてこっち来い!』と(笑)。伊藤委員長は、この映画祭はかなり長い期間、構想されておりました。『しあわせのパン』など、食と北海道の素晴らしさを多くの方に知ってほしいと映画を撮られていて、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭(に参加)のときからおっしゃっていました。そして、私が知事になってからも『札幌で映画祭をやりたい』と話されていて、こうやって実現できたことを心からお祝い申し上げたい」と述べました。
 
 
株式会社クリエイティブオフィスキュー・代表取締役の伊藤実行委員長は「チームナックスが俳優という職業で色々な舞台に出させて頂いて今年で20年。次の世代に、北海道が誇るべき食と映像をマッチングするプラットフォームをつくりたい」とHFFFを構想した想いを語り、「札幌とサンセバスチャンは北緯43度と同じ。北海道・札幌も美食のまちとして勉強をさせて頂き、交流を繋げて頂きたい。このHFFFとサン・セバスチャン国際映画祭、是非とも何か連携をお願いしたい!!!」とスペインから招いたサン・セバスチャン映画祭の総合ディレクターのホセ=ルイス・レボルディノスさんに呼びかけました。

キャプテン・ポップコーンが気になるプログラム3本!!!

①映画『映画祭のつくり方』コメンタリー上映

11月23日(土)18:00開始/サツゲキ3番スクリーン
「映画の面白さを地元の人に伝えたい」さぬき映画祭2013からディレクターに就任した本広克行監督にカメラが密着。会場探しから、資金集め、チラシ折込を監督自ら行い、ときには渋滞、大雪に見舞われながら次々とやってくる大物ゲストの対応に走り回る!現役映画監督×行政×地元の人々が作り上げる映画祭のドタバタ舞台裏密着ドキュメンタリー。本広克行監督と、尾野慎太郎監督も登壇します!
以前の本作には、大学生のキャプテン・ポップコーンも出ていた?!


②World Culinary Film Selection B〜D ※Aは終了

11月23日(土)〜24日(日)/サツゲキ3番スクリーン
世界73ヵ国から寄せられた490作品の食にまつわる映画(カリナリー・フィルム)の中から厳選したセレクションを上映いたします。

(C)Northern Food Story Film Partners 2024. All rights reserved.

③『北の食景』ジャパンプレミア上映 & クロージングイベント

11月24日(日)16:00開始/東1丁目劇場施設
北海道フードフィルムフェスティバルクロージング作品としてドキュメンタリー映画『北の食景』を上映いたします。本作では、生産者や北海道の文化・風土とそれぞれの形で向き合う4人の料理人たちの春夏秋冬を追いました。2024年9月25日に第72回サン・セバスティアン国際映画祭カリナリー部門でワールドプレミア上映され、今回、日本初上映となります。

イベント詳細は公式ページをチェック!
公式HP:https://foodfilm.jp/

 

矢武兄輔

まちのえいが屋さん/キャプテン・ポップコーン

20歳の1月。札幌映画サークルに入会直後、さぬき映画祭への参加で『踊る大捜査線』の製作陣や深田晃司監督と出逢い、映画界の現実や地方から発信するエンタメの可能性を知る。そこから「映画館へ行く人を増やす」という目標を持ち、カネゴンを呼んでみたり、学生向け媒体をつくったり、休学して東京国際映画祭で勤務、映画館へ就職→退職→「矢武企画」を起業からの今は某局でラジオDJ。 すべては『踊る』の完結が始まりだった。そして、踊るプロジェクト再始動と共に…! ということで、皆さんにとって映画がもっと近くなれますように。

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