(C)2024「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」製作委員会
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2025.2.28

『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』3000文字インタビュー 道産子・近藤監督の「映さない怖さ」

“怖い”Jホラー正統派後継作品として注目の『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』。
1月24日(金)に全国15館からスタートし、映画ファンの間で瞬く間に話題となり、劇場パンフレットは増刷、上映館が拡大中。
本作は「第2回日本ホラー映画大賞」(23)で大賞を受賞した近藤監督による同名短編ホラーを、杉田雷麟主演で初長編商業映画化。弟が失踪する一部始終を捉えたビデオテープが中心に物語が進み、「ノーCG、ノー特殊メイク、ノージャンプスケア」で挑むJホラーです。総合プロデューサーを劇場映画版『呪怨』(03)、『あのコはだぁれ?』(24)などの清水崇監督が務めています。
 
SASARU movieでは、道産子・近藤亮太監督への3000文字インタビューを実行しました。『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』ファンが垂涎する内容になっているはず!

(text|矢武兄輔[キャプテン・ポップコーン])

――北海道出身とのことなのですが、映像業界に入るキッカケは?

大学を卒業してすぐに映像業界へ就職したわけではないです。少し期間を置いてから、(北海道の)テレビ制作会社に入って、制作進行として主にテレビCMを作っていました。映像の仕事を始めて4年ぐらい勤めてから上京し、映画美学校(以下、「美学校」と表記)に通いながら、自主制作映画を撮っていました。美学校で教えてくれていた三宅唱監督のNetflixドラマ「呪怨:呪いの家」(20)の助監督をやりつつ、映像とは関係ない仕事もしていて、日本ホラー映画大賞で受賞したことで商業映画を撮れることになりました。なので、付かず離れずな感じでしたね。
 
――では美学校に入ってから助監督をされるまでの期間は短かったのですか?

2015年に美学校へ入学しているのでちょうど10年です。
――本作は「正統派の怖いJホラー」と謳われていますが、実際に公開されてお客様の反応はいかがですか?

SNSで反応をよくチェックするので、基本的には、想像していた通りの反応を頂いている気がしていますね。僕自身「あまり幽霊を映さないで怖がらせるようなJホラーが観たい」気持ちで制作したので「こういうのが観たかった!」という感想を目にしてとても嬉しいです。
もちろん、今の主流なホラー映画とも少し違う自覚があるので「地味じゃないか」「これだと怖くない」という感想もあります。いろいろな感想が一通りある中で、それも想定していましたが、全体としてはものすごく好意的です。あと、想像以上に遠くまで響いたみたいで! 若いお客さんも結構劇場に足を運んでくださっているようなので「こんな観てもらえるものなんだな」と感じています。
 

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――確かに東京国際映画祭での先行上映や札幌凱旋舞台挨拶でのお客様を観ていると熱量が高いと感じましたね。

キャラクターを愛してくれている方が結構いらっしゃって。それはSNSでもわかって、すごい嬉しいことです!

――本作は近藤監督にとって初商業作品。総合プロデュースに清水崇監督が、参加しているとわかったときはどんな気持ちでしたか?

清水さんは日本ホラー映画大賞の選考委員長をされていたのですが、僕自身は「呪怨」(99、03)※1がキッカケでホラー映画を撮ろうと思ったので、そういう意味でも清水監督の下でデビューできるという…何か「こんないいことがあるのかよ!」と、本当に光栄なことでした。すごく嬉しかったですね。あと、シンプルに話が早い。清水さんの映画を観て、清水さんがどういう風につくってきたかを見てきた自分なりのアプローチをしているので。しかも、同じ美学校の出身なので、脚本の話をする際も同じ言語で話せるという、すごく良い環境でした。

※1:オリジナルビデオが99年、劇場映画版が03年公開
 
――細かく説明しなくてもフィーリングが合う的な?

というよりは、前提として、知識や考え方が結構近いという。例えば、「幽霊か怪異の主観視点」。マニアックな話なのですが、清水さんらホラークリエイターの方々がかつてJホラーにおける基礎的な演出理論をおっしゃっていて、「霊の主観視点」は怖くないから基本的にやらない方がいいとされているんですが、今回は脚本に明確に書かれていました。「主観やるね!」って。それを知らない人にとっては何の確認をされているのかわからないですよね。そういうところですぐ意思疎通できるのが良かったです。

――どうして霊の主観視点は怖くないのですか?

基本的には「幽霊を、生きている人間と同じように描くべきではない」という考え方があります。主観視点は人や生き物に見えているもの。霊という得体の知らないものを、主観視点で描くと“明確に狙っているもの”になるから良くないのではないかというのが(ホラー映画制作人の)考え方です。
でも、今回の企画では「(ホラー映画の基本を)破れる!」と思って実行しました。

 

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――作品の解釈に関わる質問になってしまうのですが、今回人が消えた原因というのは「疎ましいもの」を捨てるということなのでしょうか、姥捨山みたいな・・・。

「山の設定」ということですよね?
あんまり明示していない話なのですが、歴史を遡ると、何かの宗教が「ダメです!」ということがありますよね。「キリスト教がダメです」「仏教はダメ」とか。その時代ごとで、急に“信じちゃいけないもの”が生まれる時がある。それはいろいろな都合で、それまで「信じていたものを捨てなきゃいけなくなった人」がいた時に、めちゃくちゃ捨て場所に困るんじゃないかと。それらをみんなが「ここだからOK」と、決めたとしたら「(その場所が)ものすごく大変なことになるのでは?!」というのが基本的な発想です。
 
歴史上、人間が信仰を捨てなきゃいけなくなった瞬間っていうのはたくさんあったわけだから、こういう場所はあり得るのではないかと。そのうちにだんだん「決まり」がルーズになっていって「困ったら捨てる」という想像を基に「山の設定」を考えました。
――そういう場所はありそう…。

遺品整理や墓じまいをしている知り合いがいて、墓じまいの依頼をする方って、「なんでもいいのでさっさと処分してください」というテンションの方が多いんですって。「厄介だから、なるべく関わりたくない、早く綺麗にしたい」という。信仰や想いも含めて処分に困っていると。だから現実的な感覚としてあるのだろうなと思いました。

 

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――ちなみに、監督自身が怖い体験をされたことありますか?

撮影中は“あまり”ないですね。それどころじゃない感じがあるし。先ほど、舞台挨拶で話したようなことですかね。でも、単純に体験したレベルで言うと、何個かあります。
 
地元の心霊スポットへ友だちと趣味で行っていた時期があったのですが、1度だけ、パーカーのフードを引っ張られたときがあります。振り返っても、誰もいない。
心霊スポットと言われている公園に行った時、友人と2人で歩いていたら、その場所に到着する直前で友人に腕を掴まれて「(進むのを)もうやめよう」と。ちょっと前から、僕もこれ以上進めないかもという感覚がありました。
なんか、そういう時に感じている怖さみたいなのが、映画で描けないかな、という発想は強くありますね。「感覚レベルでこれ以上進めない」という感じをどう引き出すか…。
 
――本作でも身近にありそうな「怖さ」を感じましたね。最後に、ホラー映画が苦手な方にも観てほしい怖い映画はありますか?

ホラー映画ではないですが、リー・ワネル監督の『透明人間』(20)です。今までは透明になった人間が透明になって何をするかを描いていますが、この映画は透明人間に狙われていると思っている人を主人公にし、これまでと視点を逆転させて描いています。透明だから何も映ってないのに「このフレームのどこかに透明人間がいるかもしれません」という話で作っているんですね。そうすると画面の左端に主人公が1人いて、あとは空白。
「映さなくても何かいると想像させることはできるのだな」と、僕もその発想の影響はすごく受けています。
 

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――北海道出身とのことなのですが、映像業界に入るキッカケは?

大学を卒業してすぐに映像業界へ就職したわけではないです。少し期間を置いてから、(北海道の)テレビ制作会社に入って、制作進行として主にテレビCMを作っていました。映像の仕事を始めて4年ぐらい勤めてから上京し、映画美学校(以下、「美学校」と表記)に通いながら、自主制作映画を撮っていました。美学校で教えてくれていた三宅唱監督のNetflixドラマ「呪怨:呪いの家」(20)の助監督をやりつつ、映像とは関係ない仕事もしていて、日本ホラー映画大賞で受賞したことで商業映画を撮れることになりました。なので、付かず離れずな感じでしたね。
 
――では美学校に入ってから助監督をされるまでの期間は短かったのですか?

2015年に美学校へ入学しているのでちょうど10年です。

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――本作は「正統派の怖いJホラー」と謳われていますが、実際に公開されてお客様の反応はいかがですか?

SNSで反応をよくチェックするので、基本的には、想像していた通りの反応を頂いている気がしていますね。僕自身「あまり幽霊を映さないで怖がらせるようなJホラーが観たい」気持ちで制作したので「こういうのが観たかった!」という感想を目にしてとても嬉しいです。
もちろん、今の主流なホラー映画とも少し違う自覚があるので「地味じゃないか」「これだと怖くない」という感想もあります。いろいろな感想が一通りある中で、それも想定していましたが、全体としてはものすごく好意的です。あと、想像以上に遠くまで響いたみたいで! 若いお客さんも結構劇場に足を運んでくださっているようなので「こんな観てもらえるものなんだな」と感じています。
 
――確かに東京国際映画祭での先行上映や札幌凱旋舞台挨拶でのお客様を観ていると熱量が高いと感じましたね。

キャラクターを愛してくれている方が結構いらっしゃって。それはSNSでもわかって、すごい嬉しいことです!

――本作は近藤監督にとって初商業作品。総合プロデュースに清水崇監督が、参加しているとわかったときはどんな気持ちでしたか?

清水さんは日本ホラー映画大賞の選考委員長をされていたのですが、僕自身は「呪怨」(99、03)※1がキッカケでホラー映画を撮ろうと思ったので、そういう意味でも清水監督の下でデビューできるという…何か「こんないいことがあるのかよ!」と、本当に光栄なことでした。すごく嬉しかったですね。あと、シンプルに話が早い。清水さんの映画を観て、清水さんがどういう風につくってきたかを見てきた自分なりのアプローチをしているので。しかも、同じ美学校の出身なので、脚本の話をする際も同じ言語で話せるという、すごく良い環境でした。

※1:オリジナルビデオが99年、劇場映画版が03年公開
 

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――細かく説明しなくてもフィーリングが合う的な?

というよりは、前提として、知識や考え方が結構近いという。例えば、「幽霊か怪異の主観視点」。マニアックな話なのですが、清水さんらホラークリエイターの方々がかつてJホラーにおける基礎的な演出理論をおっしゃっていて、「霊の主観視点」は怖くないから基本的にやらない方がいいとされているんですが、今回は脚本に明確に書かれていました。「主観やるね!」って。それを知らない人にとっては何の確認をされているのかわからないですよね。そういうところですぐ意思疎通できるのが良かったです。

――どうして霊の主観視点は怖くないのですか?

基本的には「幽霊を、生きている人間と同じように描くべきではない」という考え方があります。主観視点は人や生き物に見えているもの。霊という得体の知らないものを、主観視点で描くと“明確に狙っているもの”になるから良くないのではないかというのが(ホラー映画制作人の)考え方です。
でも、今回の企画では「(ホラー映画の基本を)破れる!」と思って実行しました。

 

(C)2024「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」製作委員会

――作品の解釈に関わる質問になってしまうのですが、今回人が消えた原因というのは「疎ましいもの」を捨てるということなのでしょうか、姥捨山みたいな・・・。

「山の設定」ということですよね?
あんまり明示していない話なのですが、歴史を遡ると、何かの宗教が「ダメです!」ということがありますよね。「キリスト教がダメです」「仏教はダメ」とか。その時代ごとで、急に“信じちゃいけないもの”が生まれる時がある。それはいろいろな都合で、それまで「信じていたものを捨てなきゃいけなくなった人」がいた時に、めちゃくちゃ捨て場所に困るんじゃないかと。それらをみんなが「ここだからOK」と、決めたとしたら「(その場所が)ものすごく大変なことになるのでは?!」というのが基本的な発想です。
 
歴史上、人間が信仰を捨てなきゃいけなくなった瞬間っていうのはたくさんあったわけだから、こういう場所はあり得るのではないかと。そのうちにだんだん「決まり」がルーズになっていって「困ったら捨てる」という想像を基に「山の設定」を考えました。

(C)2024「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」製作委員会

――そういう場所はありそう…。

遺品整理や墓じまいをしている知り合いがいて、墓じまいの依頼をする方って、「なんでもいいのでさっさと処分してください」というテンションの方が多いんですって。「厄介だから、なるべく関わりたくない、早く綺麗にしたい」という。信仰や想いも含めて処分に困っていると。だから現実的な感覚としてあるのだろうなと思いました。

 

(C)2024「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」製作委員会

――ちなみに、監督自身が怖い体験をされたことありますか?

撮影中は“あまり”ないですね。それどころじゃない感じがあるし。先ほど、舞台挨拶で話したようなことですかね。でも、単純に体験したレベルで言うと、何個かあります。
 
地元の心霊スポットへ友だちと趣味で行っていた時期があったのですが、1度だけ、パーカーのフードを引っ張られたときがあります。振り返っても、誰もいない。
心霊スポットと言われている公園に行った時、友人と2人で歩いていたら、その場所に到着する直前で友人に腕を掴まれて「(進むのを)もうやめよう」と。ちょっと前から、僕もこれ以上進めないかもという感覚がありました。
なんか、そういう時に感じている怖さみたいなのが、映画で描けないかな、という発想は強くありますね。「感覚レベルでこれ以上進めない」という感じをどう引き出すか…。
 

(C)2024「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」製作委員会

――本作でも身近にありそうな「怖さ」を感じましたね。最後に、ホラー映画が苦手な方にも観てほしい怖い映画はありますか?

ホラー映画ではないですが、リー・ワネル監督の『透明人間』(20)です。今までは透明になった人間が透明になって何をするかを描いていますが、この映画は透明人間に狙われていると思っている人を主人公にし、これまでと視点を逆転させて描いています。透明だから何も映ってないのに「このフレームのどこかに透明人間がいるかもしれません」という話で作っているんですね。そうすると画面の左端に主人公が1人いて、あとは空白。
「映さなくても何かいると想像させることはできるのだな」と、僕もその発想の影響はすごく受けています。
 

矢武兄輔

まちのえいが屋さん/キャプテン・ポップコーン

20歳の1月。札幌映画サークルに入会直後、さぬき映画祭への参加で『踊る大捜査線』の製作陣や深田晃司監督と出逢い、映画界の現実や地方から発信するエンタメの可能性を知る。そこから「映画館へ行く人を増やす」という目標を持ち、カネゴンを呼んでみたり、学生向け媒体をつくったり、休学して東京国際映画祭で勤務、映画館へ就職→退職→「矢武企画」を起業からの今は某局でラジオDJ。 すべては『踊る』の完結が始まりだった。そして、踊るプロジェクト再始動と共に…! ということで、皆さんにとって映画がもっと近くなれますように。

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