毎週・木曜日の25:30から北海道・札幌のFM NORTH WAVE(JFL系)で放送されている、矢武企画制作・映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!
キャプテン・ポップコーンこと矢武企画・矢武兄輔が、映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報、映画がもっと近くなる内容をお届けします。
この記事では11月13日(木)に放送した番組内容をお届けしています。 進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。
【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画
矢武企画ことキャプテン・ポップコーンが最新映画をご紹介っ!
原作は、第12回「小説野性時代新人賞」を受賞した君嶋彼方のデビュー作「君の顔では泣けない」。物語の始まりは、高校1年生の夏。プールに一緒に落ちたことがきっかけで、心と体が入れ替わってしまった坂平陸と水村まなみ。これは何かの間違い、と元に戻ることを信じその方法を模索し奔走する。しかし、誰にも言えない秘密を抱えた陸とまなみは、15年経っても元には戻らなかった。人生の転機を入れ替わったまま経験していく2人。しかし、30歳になった夏、まなみは「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる。
監督は東京国際映画祭のコンペティション部門で観客賞を受賞した『金髪』(25)の坂下雄一郎。出演は、『カラオケ行こ!』(24)などの芳根京子と、「King & Prince」のメンバーで『おーい、応為』(25)などの高橋海人。(高橋海人さんの「高」は正式にはハシゴの「高」)
矢武:心と体が入れかわると聞いて、『転校生』(82)や『君の名は。』(16)を思い出す方が多いと思います。この映画は「もう元には戻れないのだろうか。“自分”として生きることを諦め、新たな人生を歩み出すべきか」。迷いを抱えながらも2人は、高校卒業と進学、初恋、就職、結婚、出産、そして親との別れと、人生の転機を経験していく。ということで長い期間を描いています。
(C)2025「君の顔では泣けない」製作委員会
(C)2025「君の顔では泣けない」製作委員会
映画『君の顔では泣けない』(G)は、TOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティアのほか、旭川、江別、釧路で11月14日(金)から絶賛公開中です!
函館シネマアイリスは12月12日(金)、苫小牧シネマトーラスは12月13日(土)から公開予定です。
約1200キロのルートを走る寝台列車に乗り込んだ武装強盗団。だがそこには…最強の特殊部隊員がいた。ノンストップで疾走する寝台列車の中という限定されたシチュエーションで、凶悪強盗団と特殊部隊員の男が繰り広げる死闘を描いたエンタメ大国インド製の爆速エクストリームアクションです。
第48回トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門でワールドプレミア上映。国際インド映画アカデミー賞では5部門受賞!
監督・脚本は、ニキル・ナゲシュ・バート。主演はラクシャ。
矢武:『ジョン・ウィック』(15〜)の制作陣が爆速でリメイク権を獲得しにいくほど、どハマりするようなバイオレンス映画です。何が痺れるかといえば、タイトルバックが出るまでに約40分かかります。前半戦は可哀想な展開が続き、そのあとに覚醒します。ちなみに、格闘シーンの撮影のために用意されたナイフは52種類。ナイフの数からも想像できるように、アクションのクオリティは、これまでのインド映画からは想像できないほど痛烈です。
主人公アムリトが駆使するのは、イスラエルの“クラヴマガ”とフィリピンの“ペキティ・ティルシア・カリ”をベースにした近接格闘術で、強盗団の面々はストリート的な荒々しいケンカ殺法を使います。この対照的な戦闘スタイルによる攻防を指導したアクション監督は、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)などを手がけた韓国人コレオグラファー、オ・セヨンです。
映画『KILL 超覚醒』(R15)は札幌シネマフロンティアで11月14日(金)から絶賛公開中です!
(C) 2024 BY DHARMA PRODUCTIONS PVT. LTD. & SIKHYA ENTERTAINMENT PVT. LTD
(C)2025「港のひかり」製作委員会
北陸の港町を舞台に、過去を捨てた元ヤクザの漁師・三浦は、事故で視力を失った少年・幸太を偶然見かける。交通事故で両親を亡くした幸太と三浦との間には次第に世代を超えた友情が芽生えるが、ある日、三浦は幸太の目の手術費用を残して突然姿を消す。12年後、目が見えるようになり、刑事となった幸太は、ある秘密を知る。
監督・脚本は『正体』(24)などの藤井道人。主演は『帰ってきたあぶない刑事』(24)などの舘ひろし。共演は歌舞伎界の新星・尾上眞秀と、『ブルーピリオド』(24)の眞栄田郷敦。
矢武:「フィルム!! 映画!! 海っ!!」。なぜそのように感じるかというと、数々の名作を手がけてきた撮影監督・木村大作が全編を35ミリフィルムで撮影しているからです。いわゆる“画の力”が非常に強く、港の太陽のカットでは、「大作先生!」と思わず声に出したくなるほど。本当に良い映画で、大人の濃厚なヒューマンドラマを観たという感覚で非常に満足しました。また、後半は意外とクライムアクション的な要素もあります。
映画『港のひかり』(PG12)は、TOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、帯広、稚内で11月14日(金)から絶賛公開中です!函館シネマアイリスは11月28日(金)から公開予定です。
この記事では11月13日(木)に放送した番組内容をお届けしています。 進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。
【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画
矢武企画ことキャプテン・ポップコーンが最新映画をご紹介っ!
(C)2025「君の顔では泣けない」製作委員会
原作は、第12回「小説野性時代新人賞」を受賞した君嶋彼方のデビュー作「君の顔では泣けない」。物語の始まりは、高校1年生の夏。プールに一緒に落ちたことがきっかけで、心と体が入れ替わってしまった坂平陸と水村まなみ。これは何かの間違い、と元に戻ることを信じその方法を模索し奔走する。しかし、誰にも言えない秘密を抱えた陸とまなみは、15年経っても元には戻らなかった。人生の転機を入れ替わったまま経験していく2人。しかし、30歳になった夏、まなみは「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる。
監督は東京国際映画祭のコンペティション部門で観客賞を受賞した『金髪』(25)の坂下雄一郎。出演は、『カラオケ行こ!』(24)などの芳根京子と、「King & Prince」のメンバーで『おーい、応為』(25)などの高橋海人。(高橋海人さんの「高」は正式にはハシゴの「高」)
矢武:心と体が入れかわると聞いて、『転校生』(82)や『君の名は。』(16)を思い出す方が多いと思います。この映画は「もう元には戻れないのだろうか。“自分”として生きることを諦め、新たな人生を歩み出すべきか」。迷いを抱えながらも2人は、高校卒業と進学、初恋、就職、結婚、出産、そして親との別れと、人生の転機を経験していく。ということで長い期間を描いています。
(C)2025「君の顔では泣けない」製作委員会
映画『君の顔では泣けない』(G)は、TOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティアのほか、旭川、江別、釧路で11月14日(金)から絶賛公開中です!
函館シネマアイリスは12月12日(金)、苫小牧シネマトーラスは12月13日(土)から公開予定です。
(C) 2024 BY DHARMA PRODUCTIONS PVT. LTD. & SIKHYA ENTERTAINMENT PVT. LTD
約1200キロのルートを走る寝台列車に乗り込んだ武装強盗団。だがそこには…最強の特殊部隊員がいた。ノンストップで疾走する寝台列車の中という限定されたシチュエーションで、凶悪強盗団と特殊部隊員の男が繰り広げる死闘を描いたエンタメ大国インド製の爆速エクストリームアクションです。
第48回トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門でワールドプレミア上映。国際インド映画アカデミー賞では5部門受賞!
監督・脚本は、ニキル・ナゲシュ・バート。主演はラクシャ。
矢武:『ジョン・ウィック』(15〜)の制作陣が爆速でリメイク権を獲得しにいくほど、どハマりするようなバイオレンス映画です。何が痺れるかといえば、タイトルバックが出るまでに約40分かかります。前半戦は可哀想な展開が続き、そのあとに覚醒します。ちなみに、格闘シーンの撮影のために用意されたナイフは52種類。ナイフの数からも想像できるように、アクションのクオリティは、これまでのインド映画からは想像できないほど痛烈です。
主人公アムリトが駆使するのは、イスラエルの“クラヴマガ”とフィリピンの“ペキティ・ティルシア・カリ”をベースにした近接格闘術で、強盗団の面々はストリート的な荒々しいケンカ殺法を使います。この対照的な戦闘スタイルによる攻防を指導したアクション監督は、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)などを手がけた韓国人コレオグラファー、オ・セヨンです。
映画『KILL 超覚醒』(R15)は札幌シネマフロンティアで11月14日(金)から絶賛公開中です!
(C)2025「港のひかり」製作委員会
北陸の港町を舞台に、過去を捨てた元ヤクザの漁師・三浦は、事故で視力を失った少年・幸太を偶然見かける。交通事故で両親を亡くした幸太と三浦との間には次第に世代を超えた友情が芽生えるが、ある日、三浦は幸太の目の手術費用を残して突然姿を消す。12年後、目が見えるようになり、刑事となった幸太は、ある秘密を知る。
監督・脚本は『正体』(24)などの藤井道人。主演は『帰ってきたあぶない刑事』(24)などの舘ひろし。共演は歌舞伎界の新星・尾上眞秀と、『ブルーピリオド』(24)の眞栄田郷敦。
矢武:「フィルム!! 映画!! 海っ!!」。なぜそのように感じるかというと、数々の名作を手がけてきた撮影監督・木村大作が全編を35ミリフィルムで撮影しているからです。いわゆる“画の力”が非常に強く、港の太陽のカットでは、「大作先生!」と思わず声に出したくなるほど。本当に良い映画で、大人の濃厚なヒューマンドラマを観たという感覚で非常に満足しました。また、後半は意外とクライムアクション的な要素もあります。
映画『港のひかり』(PG12)は、TOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、帯広、稚内で11月14日(金)から絶賛公開中です!函館シネマアイリスは11月28日(金)から公開予定です。
キャプテン・ポップコーン
映画専門ラジオ番組
キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!