(C)2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved
(C)2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved

2026.6.21

新天地で共同体を築く姿が北海道の開拓史と重なる テンポあるミュージカル『アン・リー/はじまりの物語』

毎週・木曜日の25:30から北海道・札幌のFM NORTH WAVE(JFL系)で放送されている、矢武企画制作・映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!

※この記事では「キャプテン・ポップコーン」6月11日(木)の放送内容をお届けしています。

カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #111


(C)2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved

このコーナーは、年内の劇場鑑賞·110作品を目指す鰹節ノ富樫政雄商店・ゆーへいさんに、映画館での劇場体験を。そして、クジで引かなければ、観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです!!

映画『アン・リー/はじまりの物語』

かつて性差・人種を超えた人間の平等を唱え、数々の受難にも耐え、史上最大のユートピアを築いた女性がいた。彼女の名前は、アン・リー。今なお“シェーカースタイル”としてそのライフスタイルが世界に影響を与え続ける彼女の人生には何があったのか?

監督・脚本・製作は『ブルータリスト』(25)のモナ・ファストヴォールド。主演は『レ・ミゼラブル』(12)などのアマンダ・セイフライド。

ゆーへい:この作品を観ていて印象に残ったのは、日本とは異なる欧米諸国の信仰のあり方です。アン・リーや教団の人々は、自分たちの信じるものが本当に正しいと信じていて、祈りや歌、踊りからも、その強い熱意が伝わってきました。その熱意があったからこそ、多くの人々が集まったのだろうと思いますし、人は何を心の支えにして生きているのかを考えさせられる作品でした。

 
ゆーへい:また、サブタイトルの“はじまりの物語”が示すように、本作はアン・リー個人の伝記というよりも、シェーカー教団がどのように生まれ、人々が何を求めてユートピアを築こうとしたのかを描いた作品だと感じました。アン・リーは4人の子どもを幼くして亡くしていて、その喪失感が彼女の信仰や教えの根底にあることも、映画を通して伝わってきます。さらに、危険な宗教として迫害や拘束を受ける場面もたびたび登場し、当時は現在ほど信仰の自由が認められていなかったことも感じさせられました。

矢武:結論から言うと、とても面白い作品でした。ただ、その魅力を人に伝えるのが少し難しい作品でもあります。実在した教団を題材にしているため、難しそうな印象を受けるかもしれませんが、全体的にはミュージカル作品で、頭から離れない音楽や踊りもありました。

Copyright 2025 (C) Adore Rights LLC. All Rights Reserved


Copyright 2025 (C) Adore Rights LLC. All Rights Reserved

ゆーへい:舞台となっているニューイングランド地方も印象に残りました。実は僕自身、コネチカット州に住んでいたことがあるので、風景にも親しみを感じながら観ていました。ニューイングランド地方はアメリカ建国の歴史とも深く関わっていて、映画の中でもジョージ・ワシントンの勝利について語られていました。そんな時代に、アン・リーたちが新天地で共同体を築いていく姿には、どこか北海道の開拓史とも重なるものを感じました。また、人々が椅子や机を作りながら暮らしていく様子も印象的でした。シェーカー教団から生まれた、装飾を抑えたシンプルで機能的なシェーカー家具が、今もなお受け継がれていることも興味深かったです。
余談ですが、私が在籍していたコネチカット州のホテル学校で会計学を教えてくれていた先生が、イギリス・マンチェスター出身でした。映画を観ながら、そんなこともふと思い出しました。

映画『アン・リー/はじまりの物語』(PG12)は、シアターキノで6月5日(金)から絶賛公開中です!

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。また番組の一部を「ポッドキャストもキャプテン・ポップコーン」で毎週木曜日の26時から配信中。
この記事では6月11日(木)に放送した番組内容をお届けしています。進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #111


(C)2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved

このコーナーは、年内の劇場鑑賞·110作品を目指す鰹節ノ富樫政雄商店・ゆーへいさんに、映画館での劇場体験を。そして、クジで引かなければ、観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです!!

映画『アン・リー/はじまりの物語』

かつて性差・人種を超えた人間の平等を唱え、数々の受難にも耐え、史上最大のユートピアを築いた女性がいた。彼女の名前は、アン・リー。今なお“シェーカースタイル”としてそのライフスタイルが世界に影響を与え続ける彼女の人生には何があったのか?

監督・脚本・製作は『ブルータリスト』(25)のモナ・ファストヴォールド。主演は『レ・ミゼラブル』(12)などのアマンダ・セイフライド。

ゆーへい:この作品を観ていて印象に残ったのは、日本とは異なる欧米諸国の信仰のあり方です。アン・リーや教団の人々は、自分たちの信じるものが本当に正しいと信じていて、祈りや歌、踊りからも、その強い熱意が伝わってきました。その熱意があったからこそ、多くの人々が集まったのだろうと思いますし、人は何を心の支えにして生きているのかを考えさせられる作品でした。

 

Copyright 2025 (C) Adore Rights LLC. All Rights Reserved

ゆーへい:また、サブタイトルの“はじまりの物語”が示すように、本作はアン・リー個人の伝記というよりも、シェーカー教団がどのように生まれ、人々が何を求めてユートピアを築こうとしたのかを描いた作品だと感じました。アン・リーは4人の子どもを幼くして亡くしていて、その喪失感が彼女の信仰や教えの根底にあることも、映画を通して伝わってきます。さらに、危険な宗教として迫害や拘束を受ける場面もたびたび登場し、当時は現在ほど信仰の自由が認められていなかったことも感じさせられました。

矢武:結論から言うと、とても面白い作品でした。ただ、その魅力を人に伝えるのが少し難しい作品でもあります。実在した教団を題材にしているため、難しそうな印象を受けるかもしれませんが、全体的にはミュージカル作品で、頭から離れない音楽や踊りもありました。

Copyright 2025 (C) Adore Rights LLC. All Rights Reserved

ゆーへい:舞台となっているニューイングランド地方も印象に残りました。実は僕自身、コネチカット州に住んでいたことがあるので、風景にも親しみを感じながら観ていました。ニューイングランド地方はアメリカ建国の歴史とも深く関わっていて、映画の中でもジョージ・ワシントンの勝利について語られていました。そんな時代に、アン・リーたちが新天地で共同体を築いていく姿には、どこか北海道の開拓史とも重なるものを感じました。また、人々が椅子や机を作りながら暮らしていく様子も印象的でした。シェーカー教団から生まれた、装飾を抑えたシンプルで機能的なシェーカー家具が、今もなお受け継がれていることも興味深かったです。
余談ですが、私が在籍していたコネチカット州のホテル学校で会計学を教えてくれていた先生が、イギリス・マンチェスター出身でした。映画を観ながら、そんなこともふと思い出しました。

映画『アン・リー/はじまりの物語』(PG12)は、シアターキノで6月5日(金)から絶賛公開中です!

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。また番組の一部を「ポッドキャストもキャプテン・ポップコーン」で毎週木曜日の26時から配信中。
この記事では6月11日(木)に放送した番組内容をお届けしています。進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

キャプテン・ポップコーン

映画専門ラジオ番組

キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!

point注目映画一覧(外部サイト)

Resident Evil

バイオハザード

2026-10-09

ある医療品の配送を請け負った男を襲う、地獄の一夜。 男は、己の命運を懸けた壮絶なサバイバルを余儀なくされる…

The Odyssey

オデュッセイア

2026-09-11

トロイア戦争の終結後、イタケーの伝説的な王オデュッセウスは、故郷への長く危険に満ちた帰還の旅に出る。その航海の途上、彼は神々の気まぐれや神話の怪物たち、そして自身の知略と人間性の双方を極限まで試す過酷な試練に立ち向かうことを余儀なくされる――。

Digger

DIGGER/ディガー

2026-10-09

石油採掘会社のCEOとして君臨する傲慢な権力者、ディガー・ロックウェル。己の利益しか考えていない彼の欲深い行動のせいで、地球は滅亡の危機に陥ってしまう。大統領から事態の収拾を命じられたディガーは、世界を救うべくシャベルを片手に立ち上がるが……。

Heart of the Beast

ハート・オブ・ビースト

2026-09-25

アラスカ上空を飛行中、不意のアクシデントにより“魔の領域(ハート・オブ・ビースト)”と呼ばれる奥地に不時着した、退役兵のジェームズと元偵察犬で義足のオーディン。立ちはだかる大自然を乗り越え「生きて還る」には、愛する存在のためにすべてを捧げる覚悟が必要だった。

Backrooms

バックルームズ

2026-09-04

舞台は、都市伝説とされていた空間“Backrooms”。「ある日突然 “現実世界の裏側”へ墜ちてしまったら…?」どこまでも続く黄色い壁紙の部屋、終わりのない廊下。不自然な間取りと、意味を失い床に埋まった設置物。 わずかに現実からズレている――そんな出口のない“リミナルスペース”で、観客は“最高密度の不安と恐怖”を体験する。

Disclosure Day

ディスクロージャー・デイ

2026-10-01

気象キャスターのマーガレットとサイバーセキュリティのエキスパート、ダニエル。接点のないはずの二人が衝撃的な機密情報を知ることとなった。やがて、その秘密を明らかにする使命を負った彼らの前に謎の組織が立ちはだかる――。

超かぐや姫!

超かぐや姫!

2026-02-20

月から逃げてきた自由奔放な少女・かぐやと暮らすことになった彩葉は、かぐやにねだられ、共に仮想空間でライバー活動を始める。だがかぐやには、地球に長く居られない理由が...。

映画ちいかわ 人魚の島のひみつ

映画ちいかわ 人魚の島のひみつ

2026-07-24

ある日、ちいかわとハチワレが広場でくつろいでいると、突如として顔にチラシを貼り付けたうさぎがやって来る。ハチワレがそのチラシを確認すると、それは「特別な島へご招待」と書かれた招待状であった。 「島でのカンタンな討伐で100倍の報酬をもらおう」「限定島ラーメンに限定スイーツ、甘いもの辛いもの全部実質無料」といった言葉に釣られ、島合宿に行くことを決めたちいかわたち。チラシの内容を怪しがるラッコとともに乗船し、島に上陸したちいかわ一同を待ち受けていたものとは…!?