(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

2025.12.10

ディズニー『ズートピア2』が好発進!ジュディ&ニックの成長と「ズートピア」の謎とは?試写会レビュー

2016年公開の前作『ズートピア』は、動物たちが人間のように暮らす街を舞台に“多様性”を描き、ゴールデングローブ賞とアカデミー賞(R)をW受賞した名作です。そんな伝説的ヒット作の続編が、9年ぶりに帰ってきました。制作陣は「前作を超えるテーマが見つかるまで続編は作らない」という姿勢で臨み、今回は共同監督だったジャレド・ブッシュが脚本・監督を担当。『塔の上のラプンツェル』(11)を手がけたバイロン・ハワードも続投し、主要スタッフが再集結。パワーアップした“本気の続編”『ズートピア2』が12月5日(金)に公開されました。

前作のおさらい&『ズートピア2』のあらすじ


(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

前作では、憧れの警察官になり小さな田舎町からズートピアに配属されたウサギのジュディが、詐欺師のキツネ・ニックとまさかのバディを結成。街に潜む巨大な陰謀を暴き、種族を越えて絆を深めました。今作『ズートピア2』では、その関係がさらに深まる一方で、思いのすれ違いも生まれていきます。正義感が強いジュディと、皮肉屋で余裕たっぷりのニックというバランスは健在。ズートピアの謎を追いながら、2人の関係にも向き合っていく物語は、軽やかに見せつつ、今回も胸に刺さる深みのある続編に仕上がっています。
 

ニックに新たなライバル?!新キャラクター・パウバートの登場

今作も気になるのが、ジュディとニックの絶妙な距離感。信頼し合いながらも思いのすれ違いで噛み合わない様子に、「完全にカップルの会話じゃん!」と共感してしまう人も多いはず。そこに登場するのが、日本語吹き替えを山田涼介さんが担当する新キャラクター・オオヤマネコのパウバートです。柔和でお調子者、一族の中ではちょっと浮いている御曹司で、実はジュディの大ファン?!ニックとは正反対のタイプで、明るく愛嬌たっぷり。ジュディとの出会いは“運命”のようにも感じられ、その様子に動揺するニックがまた可愛いと感じてしまうのです(笑)。それぞれの感情が揺れる瞬間に、思わずキュンとします。

(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

最大の謎は“なぜズートピアに爬虫類がいないのか?”


(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

多くのファンが抱いていた「爬虫類はどこにいるの?」という疑問が、今作でついに掘り下げられます。突如登場するヘビのゲイリー。恐れられがちな爬虫類たちは、本当にズートピアの“脅威”なのか? 謎を追うジュディとニックを支えるのは、ポッドキャストでズートピアの陰謀論を配信するビーバー・ニブルス。SNS時代に馴染むキャラクターで、物語を軽やかに動かしていきます。予告にもあるセイウチ・ラスとの“挨拶シーン”をはじめ、シリーズらしいクスッと笑えるユーモアも健在。パワーアップした世界観は、老若男女問わず楽しめます。

ズートピアらしい“風刺”が今作にも

『ズートピア』といえば、種族間の偏見や思い込みを、楽しげなエンタメとして描きながら社会の縮図を映し出す点が魅力です。続編の今作も、その魅力をしっかり受け継いでいます。舞台は同じズートピアですが、「誰かに認められたい」という気持ちや、善良な存在ほど、大きな声や力を持つ者に押しつぶされてしまうことがあるという、どこか現代に通じるテーマが軸になっています。直接語られることはありませんが、街に潜む“力関係”がふわりと見えてくるのです。動物たちの物語の中で、観る人それぞれが違う角度から今の社会を思い浮かべるような、そんな深い余韻が残るはずです。

(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

映画『ズートピア2』作品情報


(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

公開日:2025年12月5日(金)

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

監督:
ジャレド・ブッシュ(『ズートピア』、『モアナと伝説の海2』)
バイロン・ハワード(『ズートピア』、『塔の上のラプンツェル』)

日本版声優:上戸彩、森川智之、下野紘、江口のりこ
山田涼介、梅沢富美男、三宅健太Dream Ami、
高嶋政宏、水樹奈々、 柄本明、高橋茂雄(サバンナ)
熊元プロレス(紅しょうが)、高木渉、山路和弘
ジャンボたかお(レインボー)
※高嶋政宏の「高」の字は正式にはハシゴの「高」

前作のおさらい&『ズートピア2』のあらすじ


(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

前作では、憧れの警察官になり小さな田舎町からズートピアに配属されたウサギのジュディが、詐欺師のキツネ・ニックとまさかのバディを結成。街に潜む巨大な陰謀を暴き、種族を越えて絆を深めました。今作『ズートピア2』では、その関係がさらに深まる一方で、思いのすれ違いも生まれていきます。正義感が強いジュディと、皮肉屋で余裕たっぷりのニックというバランスは健在。ズートピアの謎を追いながら、2人の関係にも向き合っていく物語は、軽やかに見せつつ、今回も胸に刺さる深みのある続編に仕上がっています。
 

ニックに新たなライバル?!新キャラクター・パウバートの登場


(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

今作も気になるのが、ジュディとニックの絶妙な距離感。信頼し合いながらも思いのすれ違いで噛み合わない様子に、「完全にカップルの会話じゃん!」と共感してしまう人も多いはず。そこに登場するのが、日本語吹き替えを山田涼介さんが担当する新キャラクター・オオヤマネコのパウバートです。柔和でお調子者、一族の中ではちょっと浮いている御曹司で、実はジュディの大ファン?!ニックとは正反対のタイプで、明るく愛嬌たっぷり。ジュディとの出会いは“運命”のようにも感じられ、その様子に動揺するニックがまた可愛いと感じてしまうのです(笑)。それぞれの感情が揺れる瞬間に、思わずキュンとします。

最大の謎は“なぜズートピアに爬虫類がいないのか?”


(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

多くのファンが抱いていた「爬虫類はどこにいるの?」という疑問が、今作でついに掘り下げられます。突如登場するヘビのゲイリー。恐れられがちな爬虫類たちは、本当にズートピアの“脅威”なのか? 謎を追うジュディとニックを支えるのは、ポッドキャストでズートピアの陰謀論を配信するビーバー・ニブルス。SNS時代に馴染むキャラクターで、物語を軽やかに動かしていきます。予告にもあるセイウチ・ラスとの“挨拶シーン”をはじめ、シリーズらしいクスッと笑えるユーモアも健在。パワーアップした世界観は、老若男女問わず楽しめます。

ズートピアらしい“風刺”が今作にも


(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

『ズートピア』といえば、種族間の偏見や思い込みを、楽しげなエンタメとして描きながら社会の縮図を映し出す点が魅力です。続編の今作も、その魅力をしっかり受け継いでいます。舞台は同じズートピアですが、「誰かに認められたい」という気持ちや、善良な存在ほど、大きな声や力を持つ者に押しつぶされてしまうことがあるという、どこか現代に通じるテーマが軸になっています。直接語られることはありませんが、街に潜む“力関係”がふわりと見えてくるのです。動物たちの物語の中で、観る人それぞれが違う角度から今の社会を思い浮かべるような、そんな深い余韻が残るはずです。

映画『ズートピア2』作品情報


(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

公開日:2025年12月5日(金)

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

監督:
ジャレド・ブッシュ(『ズートピア』、『モアナと伝説の海2』)
バイロン・ハワード(『ズートピア』、『塔の上のラプンツェル』)

日本版声優:上戸彩、森川智之、下野紘、江口のりこ
山田涼介、梅沢富美男、三宅健太Dream Ami、
高嶋政宏、水樹奈々、 柄本明、高橋茂雄(サバンナ)
熊元プロレス(紅しょうが)、高木渉、山路和弘
ジャンボたかお(レインボー)
※高嶋政宏の「高」の字は正式にはハシゴの「高」

柴田平美

UHBアナウンサー

UHBアナウンサー。ねむろ観光大使。土曜の情報番組「いっとこ!」の映画コーナーを担当。私が初めて観た映画は『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』(2001)。故郷・根室に映画館がなかったため、観たい映画があると隣町の釧路まで行って観ていました。映画館では、一番後ろの真ん中で、ひとりで観るのが好き。ジャンルは、ラブ・ファンタジー・アクションを中心に、話題作をチェックしています。皆さんの心に残る映画を見つけるきっかけとなれますように。

point注目映画一覧(外部サイト)

Hamnet

ハムネット

2026-04-10

1580年、イングランド。貧しいラテン語教師ウィリアム・シェイクスピアは自由奔放なアグネスと出会い、互いに惹かれ合って熱烈な恋に落ちる。やがてふたりは結婚し、3人の子をもうける。しかし、ウィリアムが遠く離れたロンドンで演劇の道に進みはじめ、アグネスはひとりで家庭を切り盛りすることに。悲劇がふたりを襲った時、かつて揺るぎなかったその絆は試練を迎えるが。

전지적 독자 시점

全知的な読者の視点から

2026-03-20

幼少期のトラウマを抱えながら生きてきた平凡な会社員ドクシャにとって、10年以上読み続けたWEB小説「滅亡した世界で生き残る三つの方法」だけが心の支えだった。しかし待望の最終回に深く失望した彼のもとへ、作者から「あなたが望む結末を見せてください」というメッセージが届く。次の瞬間、小説の世界が現実となり、ドクシャは崩壊した世界でのデスゲームへと放り込まれる。 ムンピア発の人気小説を実写映画化。アン・ヒョソプが映画初主演、イ・ミンホが共演。

Song Sung Blue

ソング・サング・ブルー

2026-04-17

かつて夢を追い、音楽にすべてを捧げた男マイク。しかし今や、誰かの“歌まね”でしかステージに立てない、人生のどん底にいた。そんな彼の運命を変えたのは、同じ情熱を抱く女性クレアとの出会いだった。敬愛するニール・ダイアモンドのトリビュートバンドを結成し、小さなガレージから始まったふたりの歌声は、やがて街の人々の心を掴んでいく。だがその矢先、突然の悲劇が彼らを襲う——。

Amélie et la métaphysique des tubes

アメリと雨の物語

2026-03-20

1960年代神戸—日本で生まれたベルギー人の小さな女の子アメリ。彼女の成長を描く物語。外交官の家庭に生まれ、2歳半までは無反応状態だったアメリ。その後、子ども時代に突入した彼女は自らを「神」だと信じ、魔法のような世界を生きている。家政婦のニシオさんや家族との日々の生活は、彼女にとって冒険であり、新たな発見の連続。少しずつ変化していくアメリ。しかし、3歳の誕生日に人生を変える出来事が起こり、彼女の世界は大きく変わっていく…。誰もが子供時代に夢見た世界を描く感動のアニメーション作品