毎週・木曜日の25:30から北海道・札幌のFM NORTH WAVE(JFL系)で放送されている、矢武企画制作・映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!
キャプテン・ポップコーンこと矢武企画・矢武兄輔が、映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報、映画がもっと近くなる内容をお届けします。
※この記事では映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」3月26日(木)の放送内容をお届けしています。
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』作品情報
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』
親友のゴミ人間・プペルを失った少年ルビッチは、時を支配する異世界「千年砦」に迷い込む。そこには、壊れていないのに“11時59分”で止まっている不思議な時計台があった。ルビッチは元の世界に戻るため、新たな相棒の異世界ネコ・モフと共に止まった時計台の謎を追う中、約束を信じ待つ人々と出会う。もう1度“信じる勇気”を取り戻したとき、ハロウィンの夜に奇跡が起こる冒険ファンタジー。
前作同様、製作総指揮・原作・脚本を西野亮廣さん、監督を廣田裕介さん、アニメーション制作をSTUDIO4℃が担当。
ヒットを生み出す原動力は?
西野:特別なノウハウがあるわけではありません。本当に行き当たりばったりで、意地で続けてきたというのが正直なところです。絵本であれば手売りで届け、映画であれば前売り券を直接販売する。そうした積み重ねで広げてきました。明確な戦略があったわけではありません。
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
西野:メディアを移動する際に、ひとつ徹底していることがあります。それは“コピペ禁止”です。絵本の絵をそのまま映画に使うことも、映画のビジュアルを舞台に流用することも行いません。例えば、アニメーション作品を舞台化したとき、キャラクターのデフォルメをそのまま再現すると違和感が生まれることがあります。アニメーションでは成立していた表現でも、舞台では別の意味を持ってしまう。だからこそ、本質だけを抽出し、そのメディアに適した形で再構築する必要があると考えています。
矢武:確かに、同じビジュアルだけで展開されるグッズなどを見ると、物足りなさを感じることもあります。「ああ、この画像しか使用許諾されてないのね」って。
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
物語の元ネタは「20代の頃の実体験」と長針と短針が重ならない時間帯
西野:ベルリンには先日行ってきましたが、反応は非常に良かったです。上映中に歓声が上がったり、拍手が起こったりと、分かりやすいリアクションがありました。今回の作品はタイトルに、続編であるという意味の「2」と付けていませんが、実際には前作から1年後の世界を描いた続編です。ベルリンの観客の多くは前作を観ていない状態だったと思いますが、それでもしっかり反応が返ってきたというのは、大きな手応えになりました。
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
西野:大きく2つあります。ひとつは、キングコングとしての過去の出来事です。僕らはデビューが早く、実力も伴わないまま多くの仕事をいただいていました。ただ、結果を出せない中で、相方の梶原君が精神的に追い込まれ、失踪してしまったことがありました。数日後に見つかったものの、会話ができる状態ではなく、活動は無期限停止に。そのとき、キングコングの“時計の針”が止まったような感覚がありました。
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
ムビチケを地球で1番手売りする!自分たちの祭りに!
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
西野:手売りもしていますが、オンラインでチケットをまとめて購入してくださった方のもとへ、直接届けに行く取り組みです。全国で何百カ所も回っていて、離島にも足を運びました。船で移動して、インターホンを押して「西野です」と名乗る。そうすると、ご家族や親戚の方が集まってくださることも多く、その場で作品を応援していただけるようになります。この“地上戦”が、今はとても重要だと感じています。
西野:やはり離島ですね。沖縄や鹿児島の離島は、飛行機に乗って1度で辿り着けない場所も多く、陸路しかない場所が多いため大変です。九州の島原なども時間がかかりました。
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
西野:そうなんです。根室や釧路のエリアは、中標津空港からさらに車で2〜3時間かかることもあります。
矢武:仕事で別海町によく行くのですが、あのあたりは本当に距離があり、空港からも高速道路がないため、移動に時間がかかります。場合によっては、車で東京から大阪へ向かうほうが早いかもしれません(笑)。
矢武:確かに、映画1本1本を大切にできていないと感じる場面もあります。宣伝がルーティンになっていて。お客さんにバレていると思いますよ、誤魔化しても隠せない、いまはSNSとかあるから。やはり「正直ベース」も大切だと思います。片面で見たら、ネガティブだけど、意外と受け入れて観てくれることもあると思うんですよね。
西野:そう思います。どれだけ広告で取り繕っても、その姿勢は伝わってしまう。だからこそ、正直に、真正面から届けることが大切だと感じています。
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
ペル 〜約束の時計台〜』を通じて届けたいメッセージを教えてください。
西野:テーマは「待つ」ということです。実は前作も、自分自身の経験がベースになっていました。当時は、自分を信じて挑戦し続けること。その強さを描いていたと思います。ただ本作では、それ以上に難しいテーマに向き合いました。それが「相手を信じる」ということです。自分を信じるよりも、誰かを信じるほうが、はるかに難しい。例えば、帰ってこないかもしれない相手を信じて待つこと。あるいは子育ての中で、失敗すると分かっていても口を出さず、見守ること。簡単ではありませんが、相手を信じるからこそできる行為だと思います。そうした“待つ”という選択は、大きな挑戦でもあります。今、何かに挑戦している方や、誰かを信じて踏みとどまっている方に向けて、エールを届けたい。そうした思いで、この映画を作りました。
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』(G)は、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌、TOHOシネマズ すすきののほか、旭川、江別、小樽、北見、釧路、函館、帯広、苫小牧で3月27日(金)から絶賛公開中です。
映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」
この記事では3月26日(木)に放送した番組内容をお届けしています。進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。
【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』作品情報
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』
親友のゴミ人間・プペルを失った少年ルビッチは、時を支配する異世界「千年砦」に迷い込む。そこには、壊れていないのに“11時59分”で止まっている不思議な時計台があった。ルビッチは元の世界に戻るため、新たな相棒の異世界ネコ・モフと共に止まった時計台の謎を追う中、約束を信じ待つ人々と出会う。もう1度“信じる勇気”を取り戻したとき、ハロウィンの夜に奇跡が起こる冒険ファンタジー。
前作同様、製作総指揮・原作・脚本を西野亮廣さん、監督を廣田裕介さん、アニメーション制作をSTUDIO4℃が担当。
ヒットを生み出す原動力は?
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
西野:特別なノウハウがあるわけではありません。本当に行き当たりばったりで、意地で続けてきたというのが正直なところです。絵本であれば手売りで届け、映画であれば前売り券を直接販売する。そうした積み重ねで広げてきました。明確な戦略があったわけではありません。
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
西野:メディアを移動する際に、ひとつ徹底していることがあります。それは“コピペ禁止”です。絵本の絵をそのまま映画に使うことも、映画のビジュアルを舞台に流用することも行いません。例えば、アニメーション作品を舞台化したとき、キャラクターのデフォルメをそのまま再現すると違和感が生まれることがあります。アニメーションでは成立していた表現でも、舞台では別の意味を持ってしまう。だからこそ、本質だけを抽出し、そのメディアに適した形で再構築する必要があると考えています。
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
矢武:確かに、同じビジュアルだけで展開されるグッズなどを見ると、物足りなさを感じることもあります。「ああ、この画像しか使用許諾されてないのね」って。
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
物語の元ネタは「20代の頃の実体験」と長針と短針が重ならない時間帯
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
西野:ベルリンには先日行ってきましたが、反応は非常に良かったです。上映中に歓声が上がったり、拍手が起こったりと、分かりやすいリアクションがありました。今回の作品はタイトルに、続編であるという意味の「2」と付けていませんが、実際には前作から1年後の世界を描いた続編です。ベルリンの観客の多くは前作を観ていない状態だったと思いますが、それでもしっかり反応が返ってきたというのは、大きな手応えになりました。
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
西野:大きく2つあります。ひとつは、キングコングとしての過去の出来事です。僕らはデビューが早く、実力も伴わないまま多くの仕事をいただいていました。ただ、結果を出せない中で、相方の梶原君が精神的に追い込まれ、失踪してしまったことがありました。数日後に見つかったものの、会話ができる状態ではなく、活動は無期限停止に。そのとき、キングコングの“時計の針”が止まったような感覚がありました。
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
ムビチケを地球で1番手売りする!自分たちの祭りに!
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
西野:手売りもしていますが、オンラインでチケットをまとめて購入してくださった方のもとへ、直接届けに行く取り組みです。全国で何百カ所も回っていて、離島にも足を運びました。船で移動して、インターホンを押して「西野です」と名乗る。そうすると、ご家族や親戚の方が集まってくださることも多く、その場で作品を応援していただけるようになります。この“地上戦”が、今はとても重要だと感じています。
西野:やはり離島ですね。沖縄や鹿児島の離島は、飛行機に乗って1度で辿り着けない場所も多く、陸路しかない場所が多いため大変です。九州の島原なども時間がかかりました。
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
西野:そうなんです。根室や釧路のエリアは、中標津空港からさらに車で2〜3時間かかることもあります。
矢武:仕事で別海町によく行くのですが、あのあたりは本当に距離があり、空港からも高速道路がないため、移動に時間がかかります。場合によっては、車で東京から大阪へ向かうほうが早いかもしれません(笑)。
(C)西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
矢武:確かに、映画1本1本を大切にできていないと感じる場面もあります。宣伝がルーティンになっていて。お客さんにバレていると思いますよ、誤魔化しても隠せない、いまはSNSとかあるから。やはり「正直ベース」も大切だと思います。片面で見たら、ネガティブだけど、意外と受け入れて観てくれることもあると思うんですよね。
西野:そう思います。どれだけ広告で取り繕っても、その姿勢は伝わってしまう。だからこそ、正直に、真正面から届けることが大切だと感じています。
ペル 〜約束の時計台〜』を通じて届けたいメッセージを教えてください。
西野:テーマは「待つ」ということです。実は前作も、自分自身の経験がベースになっていました。当時は、自分を信じて挑戦し続けること。その強さを描いていたと思います。ただ本作では、それ以上に難しいテーマに向き合いました。それが「相手を信じる」ということです。自分を信じるよりも、誰かを信じるほうが、はるかに難しい。例えば、帰ってこないかもしれない相手を信じて待つこと。あるいは子育ての中で、失敗すると分かっていても口を出さず、見守ること。簡単ではありませんが、相手を信じるからこそできる行為だと思います。そうした“待つ”という選択は、大きな挑戦でもあります。今、何かに挑戦している方や、誰かを信じて踏みとどまっている方に向けて、エールを届けたい。そうした思いで、この映画を作りました。
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』(G)は、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌、TOHOシネマズ すすきののほか、旭川、江別、小樽、北見、釧路、函館、帯広、苫小牧で3月27日(金)から絶賛公開中です。
映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」
この記事では3月26日(木)に放送した番組内容をお届けしています。進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。
【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画
キャプテン・ポップコーン
映画専門ラジオ番組
キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!