『ナギダイアリー』フォトコール (C) Kazuko Wakayama
『ナギダイアリー』フォトコール (C) Kazuko Wakayama

2026.5.22

『ナギダイアリー』深田晃司監督に聞く 今年のカンヌの注目点、そして"スタオベ△分間"は何しているの?

毎週・木曜日の25:30から北海道・札幌のFM NORTH WAVE(JFL系)で放送されている、矢武企画制作・映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!

※この記事では「キャプテン・ポップコーン」5月21日(木)の放送内容をお届けしています。

日本映画3作品が快挙 深田晃司監督が語る“今年のカンヌ”と現地の熱気


『ナギダイアリー』フォトコール (C) Kazuko Wakayama

第79回カンヌ国際映画祭が5月23日まで開催中です。今年は、是枝裕和監督『箱の中の羊』、濱口竜介監督『急に具合が悪くなる』、そして・・・深田晃司監督『ナギダイアリー』の日本映画3作品がコンペティション部門に選出され、大きな注目を集めています。
「キャプテン・ポップコーン」では、そして・・・深田晃司監督とオンラインで接続。時差7時間のカンヌから、“深田晃司のカンヌ便り”をお届けします。

矢武:第79回カンヌ国際映画祭が開催中ですが、今年のカンヌはいかがですか?

深田:今年のカンヌ国際映画祭は、日本映画が比較的多く選出されている印象があります。カンヌでは毎年「マルシェ・デュ・フィルム」という世界最大規模の映画見本市が開催されていて、その中で毎年1カ国を重点的に取り上げる「カントリー・オブ・オナー」という取り組みがあります。今年は日本が選ばれている影響もあり、作品の選出に加えて、日本映画に関連する上映やイベントも数多く行われていて、今年は例年以上に日本映画の存在感を感じる映画祭になっていると思います。

 
矢武:今回、深田さんは『ナギダイアリー』でカンヌに参加されていますが、どんな映画なのでしょうか。また、キャストはどなたが出演されているのですか?

深田:『ナギダイアリー』は、鳥取県との県境にある岡山県・奈義町という町をモデルにした作品です。松たか子さんが、その町でひとり暮らしをしながら彫刻を続けている女性を演じています。そこへ、弟の元妻役として石橋静河さんが訪れます。ふたりのやり取りや交流を通して、物語が少しずつ積み重なっていく作品になっています。

矢武:実際に、松たか子さんと石橋静河さんも現地に来られているんですよね。

深田:そうですね。ふたりとも上映に合わせて登壇しました。

矢武:レッドカーペットはいかがでしたか? 今回はコンペティション部門の上映作品の中でもトップバッターでしたよね。

深田:トップバッターということで独特の緊張感はありました。今年のカンヌがどんな作品から始まるのか、観客のみなさんも期待しながら待っている空気があって、少し身が引き締まる感覚がありました。とはいえ、やること自体は変わりません。レッドカーペットを歩いて、上映をして、観客のみなさんに挨拶をするという流れです。松たか子さんも石橋静河さんも、カンヌ国際映画祭への参加は今回が初めてだったそうですが、とてもリラックスして楽しんでいる様子でした。

 

『ナギダイアリー』レッドカーペット (C) Kazuko Wakayama


『ナギダイアリー』公式上映 (C) Kazuko Wakayama

矢武:よく“スタンディングオベーション○分”という形でニュースになりますが、あの間って実際は何をしているんですか?

深田:人それぞれだと思いますが、自分は「観ていただいてありがとうございます」という感謝の気持ちを考えながら立っています。ただ、どんな表情をしていれば正解なのかは毎回よく分からなくて、少し微笑みながら過ごしていますね(笑)。

 
矢武:ニュースだと映像が切り取られて使われることがほとんどですが、あれは本当に何分間も拍手が続いているんですか?!

深田:本当に続いています。拍手してくださる方々にも、やめるタイミングの難しさがあるんじゃないでしょうか。始まると、数分間ずっと続くことも珍しくありません。カンヌでは上映後、映画祭ディレクターのティエリー・フレモーさんがマイクを持って現れて、監督にコメントを求めることがあります。今回も登壇後にコメントをして、その流れで退場する形になりました。
 

(C) 2026 ナギダイアリー・パートナーズ (スターサンズ/八朔ラボ/ワンダーストラック) / Survivance / Momo Film Co.


『ナギダイアリー』フォトコール (C) Kazuko Wakayama

矢武:地上波の方はこのあたりで締めたいと思います。ただ、まだまだ伺いたいことはたくさんあるので、このあと配信される「ポッドキャストもキャプテン・ポップコーン」では、今回のカンヌについてさらに深く深田さんにお話を聞いていきます。5月21日(木)26時から配信スタートですので、ぜひそちらもチェックしてください!!

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。また番組の一部を「ポッドキャストもキャプテン・ポップコーン」で毎週木曜日の26時から配信中。
この記事では5月21日(木)に放送した番組内容をお届けしています。進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

日本映画3作品が快挙 深田晃司監督が語る“今年のカンヌ”と現地の熱気


『ナギダイアリー』フォトコール (C) Kazuko Wakayama

第79回カンヌ国際映画祭が5月23日まで開催中です。今年は、是枝裕和監督『箱の中の羊』、濱口竜介監督『急に具合が悪くなる』、そして・・・深田晃司監督『ナギダイアリー』の日本映画3作品がコンペティション部門に選出され、大きな注目を集めています。
「キャプテン・ポップコーン」では、そして・・・深田晃司監督とオンラインで接続。時差7時間のカンヌから、“深田晃司のカンヌ便り”をお届けします。

矢武:第79回カンヌ国際映画祭が開催中ですが、今年のカンヌはいかがですか?

深田:今年のカンヌ国際映画祭は、日本映画が比較的多く選出されている印象があります。カンヌでは毎年「マルシェ・デュ・フィルム」という世界最大規模の映画見本市が開催されていて、その中で毎年1カ国を重点的に取り上げる「カントリー・オブ・オナー」という取り組みがあります。今年は日本が選ばれている影響もあり、作品の選出に加えて、日本映画に関連する上映やイベントも数多く行われていて、今年は例年以上に日本映画の存在感を感じる映画祭になっていると思います。

 

『ナギダイアリー』レッドカーペット (C) Kazuko Wakayama

矢武:今回、深田さんは『ナギダイアリー』でカンヌに参加されていますが、どんな映画なのでしょうか。また、キャストはどなたが出演されているのですか?

深田:『ナギダイアリー』は、鳥取県との県境にある岡山県・奈義町という町をモデルにした作品です。松たか子さんが、その町でひとり暮らしをしながら彫刻を続けている女性を演じています。そこへ、弟の元妻役として石橋静河さんが訪れます。ふたりのやり取りや交流を通して、物語が少しずつ積み重なっていく作品になっています。

矢武:実際に、松たか子さんと石橋静河さんも現地に来られているんですよね。

深田:そうですね。ふたりとも上映に合わせて登壇しました。

矢武:レッドカーペットはいかがでしたか? 今回はコンペティション部門の上映作品の中でもトップバッターでしたよね。

深田:トップバッターということで独特の緊張感はありました。今年のカンヌがどんな作品から始まるのか、観客のみなさんも期待しながら待っている空気があって、少し身が引き締まる感覚がありました。とはいえ、やること自体は変わりません。レッドカーペットを歩いて、上映をして、観客のみなさんに挨拶をするという流れです。松たか子さんも石橋静河さんも、カンヌ国際映画祭への参加は今回が初めてだったそうですが、とてもリラックスして楽しんでいる様子でした。

 

『ナギダイアリー』公式上映 (C) Kazuko Wakayama

矢武:よく“スタンディングオベーション○分”という形でニュースになりますが、あの間って実際は何をしているんですか?

深田:人それぞれだと思いますが、自分は「観ていただいてありがとうございます」という感謝の気持ちを考えながら立っています。ただ、どんな表情をしていれば正解なのかは毎回よく分からなくて、少し微笑みながら過ごしていますね(笑)。

 

(C) 2026 ナギダイアリー・パートナーズ (スターサンズ/八朔ラボ/ワンダーストラック) / Survivance / Momo Film Co.

矢武:ニュースだと映像が切り取られて使われることがほとんどですが、あれは本当に何分間も拍手が続いているんですか?!

深田:本当に続いています。拍手してくださる方々にも、やめるタイミングの難しさがあるんじゃないでしょうか。始まると、数分間ずっと続くことも珍しくありません。カンヌでは上映後、映画祭ディレクターのティエリー・フレモーさんがマイクを持って現れて、監督にコメントを求めることがあります。今回も登壇後にコメントをして、その流れで退場する形になりました。
 

『ナギダイアリー』フォトコール (C) Kazuko Wakayama

矢武:地上波の方はこのあたりで締めたいと思います。ただ、まだまだ伺いたいことはたくさんあるので、このあと配信される「ポッドキャストもキャプテン・ポップコーン」では、今回のカンヌについてさらに深く深田さんにお話を聞いていきます。5月21日(木)26時から配信スタートですので、ぜひそちらもチェックしてください!!

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。また番組の一部を「ポッドキャストもキャプテン・ポップコーン」で毎週木曜日の26時から配信中。
この記事では5月21日(木)に放送した番組内容をお届けしています。進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

キャプテン・ポップコーン

映画専門ラジオ番組

キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!

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