毎週・木曜日の25:30から北海道・札幌のFM NORTH WAVE(JFL系)で放送されている、矢武企画制作・映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!
キャプテン・ポップコーンこと矢武企画・矢武兄輔が、映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報、映画がもっと近くなる内容をお届けします。
※この記事では映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」10月22日(木)の放送内容をお届けしています。
カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #130
(C)2026「mentor」製作委員会
映画『mentor』
5年前にアパートの火事を起こしてしまった拓海。そんな彼の前に現れたのは、その火事で家族と健康を失った被害者の埜本だ。恨まれて当然の相手なのに、なぜか拓海を優しく包み込む埜本。2人は急速に距離を縮めていくが、当時一緒に火事を起こした龍之介は、その不気味なほどの優しさに違和感を拭えない。オリンピックを目指して平穏に暮らしたい龍之介の願いをよそに、3人の歪な関係は、誰も想像できない結末へと狂い始めていく。
脚本、監督は『ミッシング』(24)などの吉田恵輔。出演は磯村勇斗、Aぇ!groupの末澤誠也、そして綾野剛。
ゆーへい:印象に残ったのは、言葉の持つ力と、その怖さでした。人を救ったり、前向きにさせたりする言葉が、時には人を追い詰めてしまう。そんな危うさを感じる作品でした。自分の弱さや苦しみを押し殺して、無理にポジティブでいようとすることにも違和感を覚えました。前向きな言葉を繰り返すことで、自分自身を納得させようとしているようにも見えます。でも、その前向きさが崩れたときの脆さが怖かったです。観ている途中で何度も印象が変わり、人間ドラマなのか、復讐劇なのか、どこに向かっているのか分からない展開にも引き込まれました。
ゆーへい:もうひとつ、この映画では「赦すこと」も描かれていたと思います。過去を抱えて生きるのか、それとも前を向いて生きるのか。過去を忘れずにいることが償いなのか、それとも自分の人生を生きることが必要なのか。簡単には答えが出ない問いでした。また、怖いと感じたのは、誰かの言葉に心酔してしまうことです。救いを求めて信じた相手の言葉が、いつの間にか自分の考えを支配してしまう。そこも心に残りました。ハグをする場面も印象的で、物語のキーになっていると思います。謝ることと赦すことは簡単ではありませんが、実際に相手に触れることで、それまでとは違う感情が生まれることもある。言葉だけでは伝えられない、人の温もりが持つ力も感じました。
(C)2026「mentor」製作委員会
(C)2026「mentor」製作委員会
ゆーへい:留学中は、男性、女性に関係なく、ハグをすることが結構ありました。日本人同士でもしましたし、外国人の方ともしていました。
矢武:「赦す」ということは難しいですよね。今回の映画は、小学生が遊び半分で花火をして、アパートに火が燃え移り、瞬く間に燃え広がってしまう。埜本さんの奥さんと子どもが亡くなるという、ショッキングな展開から始まります。子どもたちにとっては過失だったわけですが、だからといって簡単に赦せるものではありません。
矢武:賠償責任などの問題もありますし、簡単には割り切れない。なかなか厳しい設定の映画だったと思います。
映画『mentor』(G)は、TOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、釧路、帯広で絶賛公開中です!
シネマサンシャイン苫小牧と函館シネマアイリスは、11月13日(金)に公開予定です。
(C)2026「mentor」製作委員会
映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」
この記事では10月22日(木)に放送した番組内容をお届けしています。進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。
【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画
カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #130
(C)2026「mentor」製作委員会
映画『mentor』
5年前にアパートの火事を起こしてしまった拓海。そんな彼の前に現れたのは、その火事で家族と健康を失った被害者の埜本だ。恨まれて当然の相手なのに、なぜか拓海を優しく包み込む埜本。2人は急速に距離を縮めていくが、当時一緒に火事を起こした龍之介は、その不気味なほどの優しさに違和感を拭えない。オリンピックを目指して平穏に暮らしたい龍之介の願いをよそに、3人の歪な関係は、誰も想像できない結末へと狂い始めていく。
脚本、監督は『ミッシング』(24)などの吉田恵輔。出演は磯村勇斗、Aぇ!groupの末澤誠也、そして綾野剛。
ゆーへい:印象に残ったのは、言葉の持つ力と、その怖さでした。人を救ったり、前向きにさせたりする言葉が、時には人を追い詰めてしまう。そんな危うさを感じる作品でした。自分の弱さや苦しみを押し殺して、無理にポジティブでいようとすることにも違和感を覚えました。前向きな言葉を繰り返すことで、自分自身を納得させようとしているようにも見えます。でも、その前向きさが崩れたときの脆さが怖かったです。観ている途中で何度も印象が変わり、人間ドラマなのか、復讐劇なのか、どこに向かっているのか分からない展開にも引き込まれました。
(C)2026「mentor」製作委員会
ゆーへい:もうひとつ、この映画では「赦すこと」も描かれていたと思います。過去を抱えて生きるのか、それとも前を向いて生きるのか。過去を忘れずにいることが償いなのか、それとも自分の人生を生きることが必要なのか。簡単には答えが出ない問いでした。また、怖いと感じたのは、誰かの言葉に心酔してしまうことです。救いを求めて信じた相手の言葉が、いつの間にか自分の考えを支配してしまう。そこも心に残りました。ハグをする場面も印象的で、物語のキーになっていると思います。謝ることと赦すことは簡単ではありませんが、実際に相手に触れることで、それまでとは違う感情が生まれることもある。言葉だけでは伝えられない、人の温もりが持つ力も感じました。
(C)2026「mentor」製作委員会
ゆーへい:留学中は、男性、女性に関係なく、ハグをすることが結構ありました。日本人同士でもしましたし、外国人の方ともしていました。
矢武:「赦す」ということは難しいですよね。今回の映画は、小学生が遊び半分で花火をして、アパートに火が燃え移り、瞬く間に燃え広がってしまう。埜本さんの奥さんと子どもが亡くなるという、ショッキングな展開から始まります。子どもたちにとっては過失だったわけですが、だからといって簡単に赦せるものではありません。
(C)2026「mentor」製作委員会
矢武:賠償責任などの問題もありますし、簡単には割り切れない。なかなか厳しい設定の映画だったと思います。
映画『mentor』(G)は、TOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、釧路、帯広で絶賛公開中です!
シネマサンシャイン苫小牧と函館シネマアイリスは、11月13日(金)に公開予定です。
映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」
この記事では10月22日(木)に放送した番組内容をお届けしています。進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。
【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画
キャプテン・ポップコーン
映画専門ラジオ番組
キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!