(C)2025 MARVEL
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2025.2.17

MCUって長いの?シリーズ未見の人へ勧めたいから「新キャプテン・アメリカ」になるまでをまとめてみた件

2月14日(金)、世界が待望する新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』が公開。今作は、各国政府間の陰謀や世界大戦の危機、襲われるアメリカ合衆国大統領と、サスペンスやアクション要素が盛りだくさん。それらは、筆者も大好きな『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14)を彷彿させ、リアリズムを感じるドラマだということが予告編から想像できる。また、総理大臣や桜の木など日本の要素も目立ち、本編にどう影響するのか。そして、有名なハルクは、皆さんが認知している緑色ではなく、赤いハルクが登場する。この時点でかなり映画が気になる。


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でも・・・「マーベル・シネマティック・ユニバース(略称:MCU)」のレガシーはとても濃く、今からシリーズに合流できるのか不安な方はいると思うし、限られた時間で過去作を見返すのも悩むでしょう。しかし、いつの時代も、キャプテン・アメリカは、MCUの新しい幕開けを担ってきたヒーローであり、中心的な役割を担ってきたキャラクター。そして、次のアベンジャーズにもつながりそうな雰囲気もある。こんな面白そうなアクション映画を見逃してほしくないし、その危機を守るチカラを持っているのは誰なのか、映画館で見届けてほしいと思う。世界はいま無防備だ。だからこそ、キャプテン・アメリカは帰ってくるのだ。
 
SASARU movieでは、これさえ読んでくれたら、初めて観る方も新キャプテン・アメリカを楽しんでほしい! そんな想いから、キャプテン・アメリカのレガシーを振り返る!!

そもそも、今回のキャプテン・アメリカは?

“正義の象徴”を受け継いだ<新たなキャプテン・アメリカ>の物語。アメリカ大統領ロスが開く国際会議でテロ事件が発生。それをきっかけに生まれた各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展してしまう。

この混乱を食い止めようとする新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンに、〈赤いハルク〉と化した大統領ロスが襲いかかる…!
だが、全ては“ある人物”によって仕組まれた陰謀だった。究極の空中戦で繰り広げるサスペンス・アクション超大作!

(C)2025 MARVEL

ファルコンこと、サム・ウィルソンの軌跡


『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』 ディズニープラスで配信中 (C)2025 MARVEL

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14)
サム(ファルコン)は早朝ランニングでスティーブ(キャプテン・アメリカ[以後"キャップ"と表記もあり])と親しくなる。サムは軍のパラシュート部隊だったが、戦場で仲間を失った後に除隊。退役軍人省に務め、自身のようにトラウマに悩む退役軍人をサポートしている。ある日、キャップが助けを必要としたとき、躊躇なく協力し、空中戦でキャップを援護した。そして、新たな仲間になる。
 
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)
本編ラストにファルコンはアベンジャーズに加わる。
 
『アントマン』(15)
ファルコンは、アベンジャーズの基地にアントマンが不法侵入して逃げられる。ちなみにこのミス、キャップにナイショ。
 
『シヴル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)
愛機のレッドウイングを駆使して援護。しかし、戦闘中に民間人の犠牲と街への損害を出し続けたことでアベンジャーズに対し各国が憤激。その結果、国連の管理下で活動することを規定したソコヴィア協定をロス国務長官が通達しにくる。
協定をめぐる意見の対立からアイアンマン派とキャプテン・アメリカ派で対立し、「権力は腐敗する」という考えから協定反対派のキャップをファルコンは支持する。
空港での戦い。引き裂き合う友情。アイアンマンの胸に打ち込まれたまま残される、キャップの盾。
そして、それぞれが信じた道へ…。
 
『アベンジャーズ/インフィ二ティ・ウォー』(18)
逃亡中のワンダとヴィジョンのピンチに駆けつけ、銀河のすべてが脅かされる中、”元”アベンジャーズのメンバーが再開し始める。しかし、最も強力な敵・サノス軍との戦いが始まり、「指パッチン」を阻止できず、ファルコンも塵となり消失。宇宙の人口が半分になり、最悪が始まる。
 
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)
キャップが1人でサノス軍に立ち向かおうとした時、ファルコンをはじめ、生き返ったヒーローたちが”アッセンブル(集結)”、サノスはアベンジャーズに敗れる。
その後、スティーブは「キャプテン・アメリカ」の職責と盾を後継者としてサムに託す。
 
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(21)
キャプテン・アメリカ(初代)という絶対的な正義の象徴を失った世界を舞台に、サムがキャップの重責に思い悩み辞退する。 “正義の象徴“が必要なアメリカ政府から、サムの代わりに盾を与えられた新キャプテン・アメリカ。しかし、これまでのキャップの功績を汚す行為をしてしまう。その現状を見て、サムは考えを改め、盾を持ち、スーツを着ることを決意。サムは、真のキャプテン・アメリカとして、人々を救うために立ち向かう。
 
※今回の記事では、ヒーローとして活動しているときはヒーロー名、ひとりの人間として接しているときは本名で、キャラクター名を表記しています。

『シヴル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ディズニープラスで配信中 (C)2025 MARVEL

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の基本情報


(C)2025 MARVEL

■監督:ジュリアス・オナー

■製作:ケヴィン・ファイギ

■出演:アンソニー・マッキー/ダニー・ラミレス/リヴ・タイラー
ジャンカルロ・エスポジート/ハリソン・フォード 他

■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

■公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-america-bnw

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でも・・・「マーベル・シネマティック・ユニバース(略称:MCU)」のレガシーはとても濃く、今からシリーズに合流できるのか不安な方はいると思うし、限られた時間で過去作を見返すのも悩むでしょう。しかし、いつの時代も、キャプテン・アメリカは、MCUの新しい幕開けを担ってきたヒーローであり、中心的な役割を担ってきたキャラクター。そして、次のアベンジャーズにもつながりそうな雰囲気もある。こんな面白そうなアクション映画を見逃してほしくないし、その危機を守るチカラを持っているのは誰なのか、映画館で見届けてほしいと思う。世界はいま無防備だ。だからこそ、キャプテン・アメリカは帰ってくるのだ。
 
SASARU movieでは、これさえ読んでくれたら、初めて観る方も新キャプテン・アメリカを楽しんでほしい! そんな想いから、キャプテン・アメリカのレガシーを振り返る!!

そもそも、今回のキャプテン・アメリカは?


(C)2025 MARVEL

“正義の象徴”を受け継いだ<新たなキャプテン・アメリカ>の物語。アメリカ大統領ロスが開く国際会議でテロ事件が発生。それをきっかけに生まれた各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展してしまう。

この混乱を食い止めようとする新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンに、〈赤いハルク〉と化した大統領ロスが襲いかかる…!
だが、全ては“ある人物”によって仕組まれた陰謀だった。究極の空中戦で繰り広げるサスペンス・アクション超大作!

ファルコンこと、サム・ウィルソンの軌跡


『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』 ディズニープラスで配信中 (C)2025 MARVEL

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14)
サム(ファルコン)は早朝ランニングでスティーブ(キャプテン・アメリカ[以後"キャップ"と表記もあり])と親しくなる。サムは軍のパラシュート部隊だったが、戦場で仲間を失った後に除隊。退役軍人省に務め、自身のようにトラウマに悩む退役軍人をサポートしている。ある日、キャップが助けを必要としたとき、躊躇なく協力し、空中戦でキャップを援護した。そして、新たな仲間になる。
 
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)
本編ラストにファルコンはアベンジャーズに加わる。
 
『アントマン』(15)
ファルコンは、アベンジャーズの基地にアントマンが不法侵入して逃げられる。ちなみにこのミス、キャップにナイショ。
 
『シヴル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)
愛機のレッドウイングを駆使して援護。しかし、戦闘中に民間人の犠牲と街への損害を出し続けたことでアベンジャーズに対し各国が憤激。その結果、国連の管理下で活動することを規定したソコヴィア協定をロス国務長官が通達しにくる。
協定をめぐる意見の対立からアイアンマン派とキャプテン・アメリカ派で対立し、「権力は腐敗する」という考えから協定反対派のキャップをファルコンは支持する。
空港での戦い。引き裂き合う友情。アイアンマンの胸に打ち込まれたまま残される、キャップの盾。
そして、それぞれが信じた道へ…。
 

『シヴル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ディズニープラスで配信中 (C)2025 MARVEL

『アベンジャーズ/インフィ二ティ・ウォー』(18)
逃亡中のワンダとヴィジョンのピンチに駆けつけ、銀河のすべてが脅かされる中、”元”アベンジャーズのメンバーが再開し始める。しかし、最も強力な敵・サノス軍との戦いが始まり、「指パッチン」を阻止できず、ファルコンも塵となり消失。宇宙の人口が半分になり、最悪が始まる。
 
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)
キャップが1人でサノス軍に立ち向かおうとした時、ファルコンをはじめ、生き返ったヒーローたちが”アッセンブル(集結)”、サノスはアベンジャーズに敗れる。
その後、スティーブは「キャプテン・アメリカ」の職責と盾を後継者としてサムに託す。
 
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(21)
キャプテン・アメリカ(初代)という絶対的な正義の象徴を失った世界を舞台に、サムがキャップの重責に思い悩み辞退する。 “正義の象徴“が必要なアメリカ政府から、サムの代わりに盾を与えられた新キャプテン・アメリカ。しかし、これまでのキャップの功績を汚す行為をしてしまう。その現状を見て、サムは考えを改め、盾を持ち、スーツを着ることを決意。サムは、真のキャプテン・アメリカとして、人々を救うために立ち向かう。
 
※今回の記事では、ヒーローとして活動しているときはヒーロー名、ひとりの人間として接しているときは本名で、キャラクター名を表記しています。

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の基本情報


(C)2025 MARVEL

■監督:ジュリアス・オナー

■製作:ケヴィン・ファイギ

■出演:アンソニー・マッキー/ダニー・ラミレス/リヴ・タイラー
ジャンカルロ・エスポジート/ハリソン・フォード 他

■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

■公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-america-bnw

矢武兄輔

まちのえいが屋さん/キャプテン・ポップコーン

20歳の1月。札幌映画サークルに入会直後、さぬき映画祭への参加で『踊る大捜査線』の製作陣や深田晃司監督と出逢い、映画界の現実や地方から発信するエンタメの可能性を知る。そこから「映画館へ行く人を増やす」という目標を持ち、カネゴンを呼んでみたり、学生向け媒体をつくったり、休学して東京国際映画祭で勤務、映画館へ就職→退職→「矢武企画」を起業からの今は某局でラジオDJ。 すべては『踊る』の完結が始まりだった。そして、踊るプロジェクト再始動と共に…! ということで、皆さんにとって映画がもっと近くなれますように。

point注目映画一覧(外部サイト)

Captain America: Brave New World

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド

2025-02-14

“初代”キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、盾を託されたファルコンことサム・ウィルソンは、その後、重圧と葛藤しながら“二代目”を受け入れる心を決めた。これまでアベンジャーズの中心人物としてリーダーシップを発揮してきた“キャプテン・アメリカ”は、単なるひとりのヒーローに留まらず、アメリカの象徴でもあり、さらにはヒーローの象徴とさえ言える存在だった。“ヒーローの象徴”キャプテン・アメリカを受け継いだ男の物語がここから始まる。

The Brutalist

ブルータリスト

2025-02-21

第二次世界大戦下にホロコーストを生き延び、アメリカへと渡ったハンガリー系ユダヤ人建築家ラースロー・トートの30年にわたる数奇な運命を描いたヒューマン・ドラマ。新天地に到着したひとりの男を待ち受ける出会い、離れ離れの妻への愛、そして大きな困難と代償を壮大なスケールで活写する。

The Wild Robot

野生の島のロズ

2025-02-07

嵐の夜、人間をサポートするプログラムがインストールされた〈最新型アシストロボット〉が入った箱が、無人島に流れ着いた。偶然にも起動ボタンが押されて、“彼女”は目覚める。誰もいない大自然の中で、ロズは命令を求め、歩き出す。島の動物たちからは“怪物”呼ばわりされ、大自然を孤独にあてもなくさまようロズ。誰からも命令されない、過酷な野生の島では、ロズに組み込まれたプログラムは通用しない。しかしある日、ひとつの“小さな出会い”をきっかけに、ロズに思いもよらない変化の兆しが現れ始める――

September 5

セプテンバー5

2025-02-14

1972年9月5日ミュンヘンオリンピックでの、パレスチナ武装組織「黒い九月」による、イスラエル選手団の人質事件。事件発生から終結まで、その緊迫に溢れた一部始終は、当時技術革新がめざましい衛星中継を経て全世界に生中継された。しかし、全世界が固唾を飲んでテレビにくぎ付けとなったその歴史的な生中継を担ったのは、なんとニュース番組とは無縁のスポーツ番組の放送クルーたちだった。

A Real Pain

リアル・ペイン〜心の旅〜

2025-01-31

ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッドとベンジーは、亡くなった最愛の祖母の遺言で、ポーランドのアウシュビッツまでのツアー旅行に参加する。従兄弟同士でありながら正反対の性格な二人は、時に騒動を起こしながらも、ツアーに参加したユニークな人々との交流、そして祖母に縁あるポーランドの地を巡る中で、40代を迎えた彼ら自身の“生きるシンドさ”に向き合う力を得ていく。

Se7en

セブン

1996-01-27

定年退職間近の刑事サマセットと新人のミルズは、ある殺人現場に向かう。そこには肥満の大男の凄惨な死体があった。またほどなくして、今度はビジネスマンの死体が発見される。サマセットはそれぞれの現場に残されていた文字から、犯人がキリスト教における七つの大罪(傲慢・嫉妬・憤怒・怠惰・強欲・暴食・色欲)に因んだ殺人に及んでいると分析、残るは5件となった。事件を未然に防ごうと犯人の特定を急ぐ2人。やがて一人の男が容疑者に浮上、しかし接近するも取り逃がし、さらなる犠牲者を出してしまう。そんな中、大罪に沿った犯行が残り2件となったところで、犯人を名乗る男が自首して来るのだが…。

九龍城寨之圍城

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦

2025-01-17

九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)――そこは、かつて無数の黒社会が野望を燃やし、覇権を争っていた。 1980年代、香港へ密入国した若者チャンは、黒社会のルールを拒み、己の道を選んだために組織に目を付けられる。追い詰められたチャンが命がけで逃げ込んだ先は、まさに運命が導いた九龍城砦だった。彼はここで3人の仲間と出会い、深い友情を育んでいく。しかし、九龍城砦を巻き込む抗争が激化する中、チャンたちはそれぞれの信念を胸に、命を賭けた戦いに挑むことになる――。

The Apprentice

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方

2025-01-17

成功を夢見ていた20代のドナルド・トランプが、伝説の弁護士に導かれて驚愕の変身を遂げ、トップへと成り上がるまでを暴いた衝撃の問題作。不動産業を営む父の会社が政府に訴えられ、破産寸前まで追い込まれたトランプは、悪徳弁護士ロイ・コーンから“勝つための3つのルール”という非道の手段を伝授される。