(C)「そこにきみはいて」製作委員会
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2025.12.15

映画監督であり詩人の中川龍太郎が原案・出演、福地桃子が主演『そこにきみはいて』

毎週・木曜日の25:30から北海道・札幌のFM NORTH WAVE(JFL系)で放送されている、矢武企画制作・映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!
キャプテン・ポップコーンこと矢武企画・矢武兄輔が、映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報、映画がもっと近くなる内容をお届けします。

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。
この記事では12月4日(木)に放送した番組内容をお届けしています。 進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #84

このコーナーは、年内の劇場鑑賞·100作品を目指す鰹節ノ富樫政雄商店・ゆーへいさんに、映画館での劇場体験を。そして、クジで引かなければ、観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです!!

映画『そこにきみはいて』

アロマンティック・アセクシュアル(=他人に恋愛感情を持たない人)であり、恋愛というものに実感を覚えられないまま、 唯一の理解者と思えた相手との結婚を決めた女性が主人公の映画。名づけようのない感情や、誰にも理解されない痛みを、繊細でありながら大胆な“詩的リアリズム”で綴られたドラマです。

『四月の永い夢』(18)などの映画監督で詩人としても知られる中川龍太郎が原案であり出演。監督は『の方へ、流れる』(22)などの竹馬靖具。主演は『恒星の向こう側』(26)の福地桃子。 

ゆーへい:本作では“名前をつけられない感情と関係性”が印象的で、恋人とも家族とも一言では言い表せない距離感が描かれ、悲しさや寂しさ、独りでいることの楽しさと苦しみが混在しているように感じました。登場人物たちがそれらの感情をあえて表に出さずに演じているようにも見え、「誰かが誰かの理解者であったのか」という問いが常に揺れ動く、複雑な関係性が心に残りました。

(C)「そこにきみはいて」製作委員会


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ゆーへい:3人それぞれが抱える思いが複雑に絡み合う対比も印象的でした。福地桃子さん演じる香里は、自身の恋愛感情をうまく言葉にできず、他者に心を開けない存在として描かれます。
寛一郎さん演じる健流は、忘れられない“誰か”の存在にとらわれ、どこか満たされていない印象がありました。また、中川龍太郎監督が演じる慎吾は、過去と現在の葛藤を抱えながら作家として生きる迷いが滲み出ており、それぞれの心の揺らぎが丁寧に表現されていたと感じました。
ゆーへい:本作は“物語の余白”が多く残されています。つらい出来事があったであろう過去はあえて細かく描かれず、説明を省いた表現が随所に見られました。観る側が想像し、意味を見つけていく余白のある作品でした。
タイトルの『そこにきみはいて』には、深い意味が込められていると感じました。心の中に存在しているのか、そばに“なんとなくいる”という感覚なのか、あるいは“そこにいてほしい”という願いなのか――さまざまな捉え方ができる言葉だと思います。その多義性こそが、この作品の魅力を象徴しているように感じました。

矢武:全体の尺はおよそ97分ですが、随所に“考える余白”が残されており、その余白こそが作品の特徴だと思います。観る側が想像しながら寄り添うように鑑賞できるつくりになっていると思います。

映画『そこにきみはいて』(G)は サツゲキで11月28日(金)から絶賛公開中です! 
※12/12時点で道内上映なし。

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映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。
この記事では12月4日(木)に放送した番組内容をお届けしています。 進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #84


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このコーナーは、年内の劇場鑑賞·100作品を目指す鰹節ノ富樫政雄商店・ゆーへいさんに、映画館での劇場体験を。そして、クジで引かなければ、観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです!!

映画『そこにきみはいて』

アロマンティック・アセクシュアル(=他人に恋愛感情を持たない人)であり、恋愛というものに実感を覚えられないまま、 唯一の理解者と思えた相手との結婚を決めた女性が主人公の映画。名づけようのない感情や、誰にも理解されない痛みを、繊細でありながら大胆な“詩的リアリズム”で綴られたドラマです。

『四月の永い夢』(18)などの映画監督で詩人としても知られる中川龍太郎が原案であり出演。監督は『の方へ、流れる』(22)などの竹馬靖具。主演は『恒星の向こう側』(26)の福地桃子。 

ゆーへい:本作では“名前をつけられない感情と関係性”が印象的で、恋人とも家族とも一言では言い表せない距離感が描かれ、悲しさや寂しさ、独りでいることの楽しさと苦しみが混在しているように感じました。登場人物たちがそれらの感情をあえて表に出さずに演じているようにも見え、「誰かが誰かの理解者であったのか」という問いが常に揺れ動く、複雑な関係性が心に残りました。

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ゆーへい:3人それぞれが抱える思いが複雑に絡み合う対比も印象的でした。福地桃子さん演じる香里は、自身の恋愛感情をうまく言葉にできず、他者に心を開けない存在として描かれます。
寛一郎さん演じる健流は、忘れられない“誰か”の存在にとらわれ、どこか満たされていない印象がありました。また、中川龍太郎監督が演じる慎吾は、過去と現在の葛藤を抱えながら作家として生きる迷いが滲み出ており、それぞれの心の揺らぎが丁寧に表現されていたと感じました。

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ゆーへい:本作は“物語の余白”が多く残されています。つらい出来事があったであろう過去はあえて細かく描かれず、説明を省いた表現が随所に見られました。観る側が想像し、意味を見つけていく余白のある作品でした。
タイトルの『そこにきみはいて』には、深い意味が込められていると感じました。心の中に存在しているのか、そばに“なんとなくいる”という感覚なのか、あるいは“そこにいてほしい”という願いなのか――さまざまな捉え方ができる言葉だと思います。その多義性こそが、この作品の魅力を象徴しているように感じました。

矢武:全体の尺はおよそ97分ですが、随所に“考える余白”が残されており、その余白こそが作品の特徴だと思います。観る側が想像しながら寄り添うように鑑賞できるつくりになっていると思います。

映画『そこにきみはいて』(G)は サツゲキで11月28日(金)から絶賛公開中です! 
※12/12時点で道内上映なし。

キャプテン・ポップコーン

映画専門ラジオ番組

キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!

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