(C)2025「恋愛裁判」製作委員会
(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

2026.1.31

民事裁判は静かで当事者同士が近くて怖い!1日は『恋愛裁判』劇中アイドルのライブ中継を道内3館でも実施

毎週・木曜日の25:30から北海道・札幌のFM NORTH WAVE(JFL系)で放送されている、矢武企画制作・映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!
キャプテン・ポップコーンこと矢武企画・矢武兄輔が、映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報、映画がもっと近くなる内容をお届けします。

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。
この記事では1月29日(木)に放送した番組内容をお届けしています。 進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #92

このコーナーは、年内の劇場鑑賞·110作品を目指す鰹節ノ富樫政雄商店・ゆーへいさんに、映画館での劇場体験を。そして、クジで引かなければ、観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです!!

映画『恋愛裁判』

アイドルが恋をすることは罪なのか――。
本作は、アイドルの恋愛禁止ルールを題材に、実際の裁判に着想を得て描かれたオリジナル作品です。

監督・企画・脚本を手がけたのは、キャプテン・ポップコーンでもおなじみの深田晃司。
主演は、元日向坂46の齊藤京子が務め、本作が映画初主演となります。

ゆーへい:タイトルと物語のテーマについてですが、特に印象に残ったのが、英題の「Love on Trial」です。これは“恋愛裁判”という意味と同時に、恋愛そのものが試練である、という2重の意味が込められているのではないかと感じましたがどう思いますか?

矢武:深田監督に直接聞いた所、海外担当の方が付けたタイトルなので「分からない」と仰っていました。(笑)もしかしたら含んでいるのかもしれませんね。

(C)2025「恋愛裁判」製作委員会


(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

ゆーへい:テーマについてですが、「恋愛禁止」というルールは、単純に人権侵害として片付けられる問題ではないと感じました。日本のアイドル文化が長年背負ってきた、いわば“覚悟”の問題でもあるのではないでしょうか。実際に、ファンの思い入れが過剰になった結果、襲撃事件に発展したケースも過去にありました。そうした現実を思い起こすと、本作で描かれている世界観も、アイドルとファンの距離感が、ほんの一歩間違えれば恐怖に変わってしまう危うさを孕んでいるように感じられました。

 
矢武:作中でアイドルがファンに向けて「大好きだよ」とメッセージを書くシーンがありましたが、それについてゆーへいさんはどう思いますか?

ゆーへい:正直、難しい問題だと感じました。本当にアイドルを一生懸命応援している人ほど、言葉の選び方ひとつで、受け取り方を誤ってしまう可能性が大いにあると思います。

矢武:そのような“距離感のバグ”が描かれていましたよね。

 

(C)2025「恋愛裁判」製作委員会


(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

ゆーへい:人気を得たい、支持を集めたいという思いから、あのような言葉を書いてしまうのだとは思いますが、非常に難しいバランスだと感じました。

矢武:ただ一方で、同じ環境の中でも、距離感をきちんと保ちながら活動できているアイドルの方も男女問わずいますよね。そう考えると、やはり運営する側のリテラシーが重要なのだと思いました。マニュアルと言ってしまうと少し夢がなくなりますが・・・。

ゆーへい:線引きが必要かもしれませんね。
ゆーへい:マネージャーや社長との関係性も印象的でした。両者とも、分かりやすい「悪」として描かれているわけではなく、個人的な感情を抑えたうえで、システムと責任を背負う立場として存在していたように感じます。法廷の場面で登場するのは基本的にマネージャー、社長、真衣とその恋人の4人に弁護士を加えた少人数で、その構図が、気まずさや緊張感をより強調し、実際の法廷に近いリアルさを生み出していました。

矢武:タイトルに「恋愛裁判」とあることから、激しい法廷バトルを想像していた人も多いかもしれません。しかし、本作で描かれているのは民事裁判であり、現実的にはあの静かな空気感がむしろ正しいと思います。
 

(C)2025「恋愛裁判」製作委員会


(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

ゆーへい:齋藤京子さん演じる真衣の演技も非常に印象的でした。感情を前面に押し出すのではなく、淡々とした佇まいと、法廷での低めの声のトーンによって、内面の揺れを表現している点が印象に残ります。特に、子どもたちがダンスをする場面を見つめる表情は、笑顔というよりも、親が静かに見守るような眼差しで、彼女の感情が自然に伝わってきました。

 
ゆーへい:深田晃司監督の演出と音楽の使い方も、本作の大きな魅力です。これまでの作品と同様に、感情を過度に煽ることなく、判断を観る側に委ねる距離感が保たれています。誰が正しいのか、どこにそれぞれの正義があるのかを、最後まで考えさせられる構成で、観賞中も思考が止まることはありませんでした。また、劇中歌についても印象的でした。恋愛禁止という世界観の中で歌われるのが、あくまで恋愛ソングであるという点が象徴的で、現実のアイドルたちは、この楽曲をどのような思いで歌っているのだろうかと、自然と想像が広がりました。

 

(C)2025「恋愛裁判」製作委員会


(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

矢武:音楽の使い方も、非常に無駄がなく、作品全体のトーンに合っていました。

ゆーへい:今回の音楽プロデュースはagehasprings(アゲハスプリングス)が担当していますが、玉井健二さんや百田留衣さんによる編曲も素晴らしく、楽曲そのものの完成度も高かったと感じます。個人的に以前から好きな音楽制作チームであったこともあり、本作で再びその音に触れられたことは嬉しい体験でした。
2月1日の日曜日には、15時40分からライブビューイングも予定されていますね。
ゆーへい:テレビ番組「キョコロヒー」を通じて齋藤京子さんに親しみを感じていたこともあり、本作への没入感はより深いものになりました。

映画『恋愛裁判』(G)は、TOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、イオンシネマ旭川駅前で1月23日(金)から絶賛公開中です!
また上記3館にて、2月1日(日)15時40分の上映終了後には、劇中アイドルの「ハッピー☆ファンファーレ」が1日限りのライブ付き舞台札を開催し、それが中継されます。
映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。
この記事では1月29日(木)に放送した番組内容をお届けしています。 進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #92


(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

このコーナーは、年内の劇場鑑賞·110作品を目指す鰹節ノ富樫政雄商店・ゆーへいさんに、映画館での劇場体験を。そして、クジで引かなければ、観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです!!

映画『恋愛裁判』

アイドルが恋をすることは罪なのか――。
本作は、アイドルの恋愛禁止ルールを題材に、実際の裁判に着想を得て描かれたオリジナル作品です。

監督・企画・脚本を手がけたのは、キャプテン・ポップコーンでもおなじみの深田晃司。
主演は、元日向坂46の齊藤京子が務め、本作が映画初主演となります。

ゆーへい:タイトルと物語のテーマについてですが、特に印象に残ったのが、英題の「Love on Trial」です。これは“恋愛裁判”という意味と同時に、恋愛そのものが試練である、という2重の意味が込められているのではないかと感じましたがどう思いますか?

矢武:深田監督に直接聞いた所、海外担当の方が付けたタイトルなので「分からない」と仰っていました。(笑)もしかしたら含んでいるのかもしれませんね。

(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

ゆーへい:テーマについてですが、「恋愛禁止」というルールは、単純に人権侵害として片付けられる問題ではないと感じました。日本のアイドル文化が長年背負ってきた、いわば“覚悟”の問題でもあるのではないでしょうか。実際に、ファンの思い入れが過剰になった結果、襲撃事件に発展したケースも過去にありました。そうした現実を思い起こすと、本作で描かれている世界観も、アイドルとファンの距離感が、ほんの一歩間違えれば恐怖に変わってしまう危うさを孕んでいるように感じられました。

 

(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

矢武:作中でアイドルがファンに向けて「大好きだよ」とメッセージを書くシーンがありましたが、それについてゆーへいさんはどう思いますか?

ゆーへい:正直、難しい問題だと感じました。本当にアイドルを一生懸命応援している人ほど、言葉の選び方ひとつで、受け取り方を誤ってしまう可能性が大いにあると思います。

矢武:そのような“距離感のバグ”が描かれていましたよね。

 

(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

ゆーへい:人気を得たい、支持を集めたいという思いから、あのような言葉を書いてしまうのだとは思いますが、非常に難しいバランスだと感じました。

矢武:ただ一方で、同じ環境の中でも、距離感をきちんと保ちながら活動できているアイドルの方も男女問わずいますよね。そう考えると、やはり運営する側のリテラシーが重要なのだと思いました。マニュアルと言ってしまうと少し夢がなくなりますが・・・。

ゆーへい:線引きが必要かもしれませんね。

(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

ゆーへい:マネージャーや社長との関係性も印象的でした。両者とも、分かりやすい「悪」として描かれているわけではなく、個人的な感情を抑えたうえで、システムと責任を背負う立場として存在していたように感じます。法廷の場面で登場するのは基本的にマネージャー、社長、真衣とその恋人の4人に弁護士を加えた少人数で、その構図が、気まずさや緊張感をより強調し、実際の法廷に近いリアルさを生み出していました。

矢武:タイトルに「恋愛裁判」とあることから、激しい法廷バトルを想像していた人も多いかもしれません。しかし、本作で描かれているのは民事裁判であり、現実的にはあの静かな空気感がむしろ正しいと思います。
 

(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

ゆーへい:齋藤京子さん演じる真衣の演技も非常に印象的でした。感情を前面に押し出すのではなく、淡々とした佇まいと、法廷での低めの声のトーンによって、内面の揺れを表現している点が印象に残ります。特に、子どもたちがダンスをする場面を見つめる表情は、笑顔というよりも、親が静かに見守るような眼差しで、彼女の感情が自然に伝わってきました。

 

(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

ゆーへい:深田晃司監督の演出と音楽の使い方も、本作の大きな魅力です。これまでの作品と同様に、感情を過度に煽ることなく、判断を観る側に委ねる距離感が保たれています。誰が正しいのか、どこにそれぞれの正義があるのかを、最後まで考えさせられる構成で、観賞中も思考が止まることはありませんでした。また、劇中歌についても印象的でした。恋愛禁止という世界観の中で歌われるのが、あくまで恋愛ソングであるという点が象徴的で、現実のアイドルたちは、この楽曲をどのような思いで歌っているのだろうかと、自然と想像が広がりました。

 

(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

矢武:音楽の使い方も、非常に無駄がなく、作品全体のトーンに合っていました。

ゆーへい:今回の音楽プロデュースはagehasprings(アゲハスプリングス)が担当していますが、玉井健二さんや百田留衣さんによる編曲も素晴らしく、楽曲そのものの完成度も高かったと感じます。個人的に以前から好きな音楽制作チームであったこともあり、本作で再びその音に触れられたことは嬉しい体験でした。
2月1日の日曜日には、15時40分からライブビューイングも予定されていますね。
ゆーへい:テレビ番組「キョコロヒー」を通じて齋藤京子さんに親しみを感じていたこともあり、本作への没入感はより深いものになりました。

映画『恋愛裁判』(G)は、TOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、イオンシネマ旭川駅前で1月23日(金)から絶賛公開中です!
また上記3館にて、2月1日(日)15時40分の上映終了後には、劇中アイドルの「ハッピー☆ファンファーレ」が1日限りのライブ付き舞台札を開催し、それが中継されます。

キャプテン・ポップコーン

映画専門ラジオ番組

キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!

point注目映画一覧(外部サイト)

Resident Evil

バイオハザード

2026-10-09

ある医療品の配送を請け負った男を襲う、地獄の一夜。 男は、己の命運を懸けた壮絶なサバイバルを余儀なくされる…

The Odyssey

オデュッセイア

2026-09-11

トロイア戦争の終結後、イタケーの伝説的な王オデュッセウスは、故郷への長く危険に満ちた帰還の旅に出る。その航海の途上、彼は神々の気まぐれや神話の怪物たち、そして自身の知略と人間性の双方を極限まで試す過酷な試練に立ち向かうことを余儀なくされる――。

Digger

DIGGER/ディガー

2026-10-09

石油採掘会社のCEOとして君臨する傲慢な権力者、ディガー・ロックウェル。己の利益しか考えていない彼の欲深い行動のせいで、地球は滅亡の危機に陥ってしまう。大統領から事態の収拾を命じられたディガーは、世界を救うべくシャベルを片手に立ち上がるが……。

Heart of the Beast

ハート・オブ・ビースト

2026-09-25

アラスカ上空を飛行中、不意のアクシデントにより“魔の領域(ハート・オブ・ビースト)”と呼ばれる奥地に不時着した、退役兵のジェームズと元偵察犬で義足のオーディン。立ちはだかる大自然を乗り越え「生きて還る」には、愛する存在のためにすべてを捧げる覚悟が必要だった。

Disclosure Day

ディスクロージャー・デイ

2026-10-01

気象キャスターのマーガレットとサイバーセキュリティのエキスパート、ダニエル。接点のないはずの二人が衝撃的な機密情報を知ることとなった。やがて、その秘密を明らかにする使命を負った彼らの前に謎の組織が立ちはだかる――。

Backrooms

バックルームズ

2026-09-04

舞台は、都市伝説とされていた空間“Backrooms”。「ある日突然 “現実世界の裏側”へ墜ちてしまったら…?」どこまでも続く黄色い壁紙の部屋、終わりのない廊下。不自然な間取りと、意味を失い床に埋まった設置物。 わずかに現実からズレている――そんな出口のない“リミナルスペース”で、観客は“最高密度の不安と恐怖”を体験する。

超かぐや姫!

超かぐや姫!

2026-02-20

月から逃げてきた自由奔放な少女・かぐやと暮らすことになった彩葉は、かぐやにねだられ、共に仮想空間でライバー活動を始める。だがかぐやには、地球に長く居られない理由が...。

映画ちいかわ 人魚の島のひみつ

映画ちいかわ 人魚の島のひみつ

2026-07-24

ある日、ちいかわとハチワレが広場でくつろいでいると、突如として顔にチラシを貼り付けたうさぎがやって来る。ハチワレがそのチラシを確認すると、それは「特別な島へご招待」と書かれた招待状であった。 「島でのカンタンな討伐で100倍の報酬をもらおう」「限定島ラーメンに限定スイーツ、甘いもの辛いもの全部実質無料」といった言葉に釣られ、島合宿に行くことを決めたちいかわたち。チラシの内容を怪しがるラッコとともに乗船し、島に上陸したちいかわ一同を待ち受けていたものとは…!?