深田晃司監督最新作『恋愛裁判』(2026年1月23日公開)は、実際の裁判に着想を得て、アイドルの恋愛禁止ルールを題材に監督自ら企画、そして共同脚本も手掛けるオリジナルストーリーです。
既に第78回カンヌ国際映画祭ではカンヌ・プレミア部門正式出品を果たし、世界最速となる公式上映を実施。その後も、韓国・釜山、中国・平遥、タイ・バンコクなどの国際映画祭に出品し、現時点で10以上の映画祭への出品を予定するなど、世界中の映画祭が注目。
10月28日(火)には、第38回東京国際映画祭で世界の国際映画祭で脚光を浴びた話題作が扱われる「ガラ・セレクション部門」にてジャパンプレミア上映に先立ち、上映前に舞台挨拶が行われました。主演の齊藤京子に加え、共に劇中アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバーを演じた仲村悠菜(私立恵比寿中学)、小川未祐、今村美月、桜ひなの(いぎなり東北産)が登壇。深田監督と完成までの経緯や、オーディション、撮影現場でのエピソードを語りました。
SASARU movieでは矢武企画・矢武兄輔が東京国際映画祭からレポートします。
仲村悠菜 (撮影|矢武企画)
元・日向坂46に所属したアイドルであり、映画初主演の齊藤京子は「ひとりの人生を考えさせられる、ドキュメンタリー映画を観ているような感覚」と懐古。アイドルグループ私立恵比寿中学の現役メンバー・仲村悠菜は「観る方の反応がとても楽しみ」、元・STU48でキャプテンを務めた経験もある今村美月は「すごく踏み込んだ衝撃的な作品」と、振り返った。
また、幼少期から当たり前のように存在したアイドルに対し深田監督は「アイドルにとって恋愛は御法度なんだろうな」と空気のように当たり前と感じていたが、裁判という形になり、とても興味深く「改めてアイドル業界というローカルな話ではなく、もっと普遍的なことができるのではないか」と考えを述べた。
本作はアイドル経験の有無に関係なく、全てオーディションでキャスティング。「俳優とアイドルが入り乱れるオーディションの中で、本当に素晴らしい5人と出会うことができた」と壇上に出演者の方々へ感謝の気持ちを改めて伝えた。
写真左から、深田・桜・小川・齋藤・仲村・今村 (撮影|矢武企画)
小川未祐 (撮影|矢武企画)
『よこがお』(19)から6年ぶりに深田組に参加した俳優・小川未祐は「久しぶりに5人全員が揃ったから嬉しい」とメンバーの再会を喜び一方、5人の中で唯一アイドル経験がないことに触れ「みんなにたくさんのことを教えてもらいながら、自分が役者として“このグループの中でできることはないか”と、役割みたいなものをすごく意識しながら作品に挑もうと思った」とコメント。
また、映画初出演の“いぎなり東北産”の現役メンバー・桜ひなのは「10年間のアイドル活動している私の力をこの作品で活かしたいと思い、私なりのアイドルを演じた」と、これまでのアイドル経験を活かしたことを語った。
今村美月 (撮影|矢武企画)
齊藤京子 (撮影|矢武企画)
映画『恋愛裁判』作品情報
【スタッフ】
監督/脚本|深田晃司
共同脚本|三谷伸太朗
音楽|agehasprings
エグゼクティブ・プロデューサー|山口 晋
エグゼクティブ・プロデューサー|臼井 央
プロデューサー|阿部瑶子
プロデューサー|山野 晃
【出演】
齊藤京子、倉 悠貴、仲村悠菜
小川未祐、今村美月、桜 ひなの
唐田えりか、津田健次郎
※記事内の原稿・写真の無断転載、無断使用は禁止します。
(C)2025「恋愛裁判」製作委員会
仲村悠菜 (撮影|矢武企画)
元・日向坂46に所属したアイドルであり、映画初主演の齊藤京子は「ひとりの人生を考えさせられる、ドキュメンタリー映画を観ているような感覚」と懐古。アイドルグループ私立恵比寿中学の現役メンバー・仲村悠菜は「観る方の反応がとても楽しみ」、元・STU48でキャプテンを務めた経験もある今村美月は「すごく踏み込んだ衝撃的な作品」と、振り返った。
写真左から、深田・桜・小川・齋藤・仲村・今村 (撮影|矢武企画)
また、幼少期から当たり前のように存在したアイドルに対し深田監督は「アイドルにとって恋愛は御法度なんだろうな」と空気のように当たり前と感じていたが、裁判という形になり、とても興味深く「改めてアイドル業界というローカルな話ではなく、もっと普遍的なことができるのではないか」と考えを述べた。
本作はアイドル経験の有無に関係なく、全てオーディションでキャスティング。「俳優とアイドルが入り乱れるオーディションの中で、本当に素晴らしい5人と出会うことができた」と壇上に出演者の方々へ感謝の気持ちを改めて伝えた。
小川未祐 (撮影|矢武企画)
『よこがお』(19)から6年ぶりに深田組に参加した俳優・小川未祐は「久しぶりに5人全員が揃ったから嬉しい」とメンバーの再会を喜び一方、5人の中で唯一アイドル経験がないことに触れ「みんなにたくさんのことを教えてもらいながら、自分が役者として“このグループの中でできることはないか”と、役割みたいなものをすごく意識しながら作品に挑もうと思った」とコメント。
今村美月 (撮影|矢武企画)
また、映画初出演の“いぎなり東北産”の現役メンバー・桜ひなのは「10年間のアイドル活動している私の力をこの作品で活かしたいと思い、私なりのアイドルを演じた」と、これまでのアイドル経験を活かしたことを語った。
齊藤京子 (撮影|矢武企画)
映画『恋愛裁判』作品情報
(C)2025「恋愛裁判」製作委員会
【スタッフ】
監督/脚本|深田晃司
共同脚本|三谷伸太朗
音楽|agehasprings
エグゼクティブ・プロデューサー|山口 晋
エグゼクティブ・プロデューサー|臼井 央
プロデューサー|阿部瑶子
プロデューサー|山野 晃
【出演】
齊藤京子、倉 悠貴、仲村悠菜
小川未祐、今村美月、桜 ひなの
唐田えりか、津田健次郎
※記事内の原稿・写真の無断転載、無断使用は禁止します。
矢武兄輔
まちのえいが屋さん/キャプテン・ポップコーン
20歳の1月。札幌映画サークルに入会直後、さぬき映画祭への参加で『踊る大捜査線』の製作陣や深田晃司監督と出逢い、映画界の現実や地方から発信するエンタメの可能性を知る。そこから「映画館へ行く人を増やす」という目標を持ち、カネゴンを呼んでみたり、学生向け媒体をつくったり、休学して東京国際映画祭で勤務、映画館へ就職→退職→「矢武企画」を起業からの今は某局でラジオDJ。 すべては『踊る』の完結が始まりだった。そして、踊るプロジェクト再始動と共に…! ということで、皆さんにとって映画がもっと近くなれますように。