2025.11.2

アイドルの恋愛禁止ルールが題材『恋愛裁判』 齊藤京子「ドキュメンタリー映画ような感覚」再結成も熱望

深田晃司監督最新作『恋愛裁判』(2026年1月23日公開)は、実際の裁判に着想を得て、アイドルの恋愛禁止ルールを題材に監督自ら企画、そして共同脚本も手掛けるオリジナルストーリーです。
既に第78回カンヌ国際映画祭ではカンヌ・プレミア部門正式出品を果たし、世界最速となる公式上映を実施。その後も、韓国・釜山、中国・平遥、タイ・バンコクなどの国際映画祭に出品し、現時点で10以上の映画祭への出品を予定するなど、世界中の映画祭が注目。

10月28日(火)には、第38回東京国際映画祭で世界の国際映画祭で脚光を浴びた話題作が扱われる「ガラ・セレクション部門」にてジャパンプレミア上映に先立ち、上映前に舞台挨拶が行われました。主演の齊藤京子に加え、共に劇中アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバーを演じた仲村悠菜(私立恵比寿中学)、小川未祐、今村美月、桜ひなの(いぎなり東北産)が登壇。深田監督と完成までの経緯や、オーディション、撮影現場でのエピソードを語りました。
SASARU movieでは矢武企画・矢武兄輔が東京国際映画祭からレポートします。


仲村悠菜 (撮影|矢武企画)

本作はアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンターを務める山岡真衣が恋愛禁止のルールを破り、法廷で追求される物語。煌びやかな日本独自のアイドル業界に潜む孤独や犠牲、自己を取り戻すための闘いを、痛切なリアリティーと繊細な人間ドラマで描いた映画である。

元・日向坂46に所属したアイドルであり、映画初主演の齊藤京子は「ひとりの人生を考えさせられる、ドキュメンタリー映画を観ているような感覚」と懐古。アイドルグループ私立恵比寿中学の現役メンバー・仲村悠菜は「観る方の反応がとても楽しみ」、元・STU48でキャプテンを務めた経験もある今村美月は「すごく踏み込んだ衝撃的な作品」と、振り返った。
深田監督は「アイドルの女性の方が恋愛をしたことで事務所から裁判を起こされるという事案があり、それを記事で見たときに、びっくりして。そのときの恋人同士や事務所はどういう気持ちだったのだろうと考えを膨らませて、映画を完成させました」と、10年前から構想していたことを回想。
また、幼少期から当たり前のように存在したアイドルに対し深田監督は「アイドルにとって恋愛は御法度なんだろうな」と空気のように当たり前と感じていたが、裁判という形になり、とても興味深く「改めてアイドル業界というローカルな話ではなく、もっと普遍的なことができるのではないか」と考えを述べた。

本作はアイドル経験の有無に関係なく、全てオーディションでキャスティング。「俳優とアイドルが入り乱れるオーディションの中で、本当に素晴らしい5人と出会うことができた」と壇上に出演者の方々へ感謝の気持ちを改めて伝えた。

写真左から、深田・桜・小川・齋藤・仲村・今村 (撮影|矢武企画)


小川未祐 (撮影|矢武企画)

司会から改めて本作に挑まれた気持ちを聞かれ、齊藤は「脚本を読んだときに、シンプルに物語がすごく面白くて“この映画に出たい!”とまず思いました。また山岡真衣のアイドルやグループへの思いに自分自身もすごく共感したので、絶対に真衣を演じたいと強く思いました」と振り返る。

『よこがお』(19)から6年ぶりに深田組に参加した俳優・小川未祐は「久しぶりに5人全員が揃ったから嬉しい」とメンバーの再会を喜び一方、5人の中で唯一アイドル経験がないことに触れ「みんなにたくさんのことを教えてもらいながら、自分が役者として“このグループの中でできることはないか”と、役割みたいなものをすごく意識しながら作品に挑もうと思った」とコメント。
今村は「7年間所属していたグループを卒業して上京しました。そのタイミングで初めて受けたオーディションがこの作品で、今まで培ってきたものを違う新しい形で表現できる、そういった作品に参加できたこともすごくありがたかったです。作品の中でハッピーファンファーレのリーダー役を務めさせていただいたので、撮影外のところでもリーダーっぽいと思ってもらえるような心意気で挑んでおりました」と、思いを打ち明けた。

また、映画初出演の“いぎなり東北産”の現役メンバー・桜ひなのは「10年間のアイドル活動している私の力をこの作品で活かしたいと思い、私なりのアイドルを演じた」と、これまでのアイドル経験を活かしたことを語った。

今村美月 (撮影|矢武企画)


齊藤京子 (撮影|矢武企画)

最後に斉藤は「この映画は、日本の暗黙の了解としてある、アイドルの恋愛禁止ということを題材としている物語ですが、私が(昨年4月に日向坂46を)卒業してからまたこうして『ハッピー☆ファンファーレ』というグループを結成できたということが本当に嬉しくて。このグループがすごい大好きです。みんなのクランクアップの時に号泣してしまうぐらい。また結成したい」と劇中のアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」への想いが作品に反映されていることを吐露。「アイドルパートに関しては別にそんなに重くないので!そんなに気負いせず、みんなの仲の良さであったりというのを微笑ましく観ていただけたらなと思います」と観客へ呼びかけた。

映画『恋愛裁判』作品情報

アイドルが恋をすることは罪なのか? アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンターを務める女性が「恋愛禁止ルール」を破ったことで裁判にかけられる物語を通じて、華やかな世界の裏側に潜む孤独や犠牲、そして自己を取り戻すための闘いを痛切なリアリティで描く。監督は国際的に評価される深田晃司。実際の裁判に着想を得て約10年を費やし、企画・脚本も手掛けた。主演は元・日向坂46の齊藤京子がアイドルの内面的な葛藤をリアルに体現。共演には倉悠貴、唐田えりか、津田健次郎ら実力派俳優陣が集結した。

【スタッフ】
監督/脚本|深田晃司
共同脚本|三谷伸太朗
音楽|agehasprings
エグゼクティブ・プロデューサー|山口 晋
エグゼクティブ・プロデューサー|臼井 央
プロデューサー|阿部瑶子
プロデューサー|山野 晃

【出演】
齊藤京子、倉 悠貴、仲村悠菜
小川未祐、今村美月、桜 ひなの
唐田えりか、津田健次郎

※記事内の原稿・写真の無断転載、無断使用は禁止します。

(C)2025「恋愛裁判」製作委員会


仲村悠菜 (撮影|矢武企画)

本作はアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンターを務める山岡真衣が恋愛禁止のルールを破り、法廷で追求される物語。煌びやかな日本独自のアイドル業界に潜む孤独や犠牲、自己を取り戻すための闘いを、痛切なリアリティーと繊細な人間ドラマで描いた映画である。

元・日向坂46に所属したアイドルであり、映画初主演の齊藤京子は「ひとりの人生を考えさせられる、ドキュメンタリー映画を観ているような感覚」と懐古。アイドルグループ私立恵比寿中学の現役メンバー・仲村悠菜は「観る方の反応がとても楽しみ」、元・STU48でキャプテンを務めた経験もある今村美月は「すごく踏み込んだ衝撃的な作品」と、振り返った。

写真左から、深田・桜・小川・齋藤・仲村・今村 (撮影|矢武企画)

深田監督は「アイドルの女性の方が恋愛をしたことで事務所から裁判を起こされるという事案があり、それを記事で見たときに、びっくりして。そのときの恋人同士や事務所はどういう気持ちだったのだろうと考えを膨らませて、映画を完成させました」と、10年前から構想していたことを回想。
また、幼少期から当たり前のように存在したアイドルに対し深田監督は「アイドルにとって恋愛は御法度なんだろうな」と空気のように当たり前と感じていたが、裁判という形になり、とても興味深く「改めてアイドル業界というローカルな話ではなく、もっと普遍的なことができるのではないか」と考えを述べた。

本作はアイドル経験の有無に関係なく、全てオーディションでキャスティング。「俳優とアイドルが入り乱れるオーディションの中で、本当に素晴らしい5人と出会うことができた」と壇上に出演者の方々へ感謝の気持ちを改めて伝えた。

小川未祐 (撮影|矢武企画)

司会から改めて本作に挑まれた気持ちを聞かれ、齊藤は「脚本を読んだときに、シンプルに物語がすごく面白くて“この映画に出たい!”とまず思いました。また山岡真衣のアイドルやグループへの思いに自分自身もすごく共感したので、絶対に真衣を演じたいと強く思いました」と振り返る。

『よこがお』(19)から6年ぶりに深田組に参加した俳優・小川未祐は「久しぶりに5人全員が揃ったから嬉しい」とメンバーの再会を喜び一方、5人の中で唯一アイドル経験がないことに触れ「みんなにたくさんのことを教えてもらいながら、自分が役者として“このグループの中でできることはないか”と、役割みたいなものをすごく意識しながら作品に挑もうと思った」とコメント。

今村美月 (撮影|矢武企画)

今村は「7年間所属していたグループを卒業して上京しました。そのタイミングで初めて受けたオーディションがこの作品で、今まで培ってきたものを違う新しい形で表現できる、そういった作品に参加できたこともすごくありがたかったです。作品の中でハッピーファンファーレのリーダー役を務めさせていただいたので、撮影外のところでもリーダーっぽいと思ってもらえるような心意気で挑んでおりました」と、思いを打ち明けた。

また、映画初出演の“いぎなり東北産”の現役メンバー・桜ひなのは「10年間のアイドル活動している私の力をこの作品で活かしたいと思い、私なりのアイドルを演じた」と、これまでのアイドル経験を活かしたことを語った。

齊藤京子 (撮影|矢武企画)

最後に斉藤は「この映画は、日本の暗黙の了解としてある、アイドルの恋愛禁止ということを題材としている物語ですが、私が(昨年4月に日向坂46を)卒業してからまたこうして『ハッピー☆ファンファーレ』というグループを結成できたということが本当に嬉しくて。このグループがすごい大好きです。みんなのクランクアップの時に号泣してしまうぐらい。また結成したい」と劇中のアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」への想いが作品に反映されていることを吐露。「アイドルパートに関しては別にそんなに重くないので!そんなに気負いせず、みんなの仲の良さであったりというのを微笑ましく観ていただけたらなと思います」と観客へ呼びかけた。

映画『恋愛裁判』作品情報


(C)2025「恋愛裁判」製作委員会

アイドルが恋をすることは罪なのか? アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンターを務める女性が「恋愛禁止ルール」を破ったことで裁判にかけられる物語を通じて、華やかな世界の裏側に潜む孤独や犠牲、そして自己を取り戻すための闘いを痛切なリアリティで描く。監督は国際的に評価される深田晃司。実際の裁判に着想を得て約10年を費やし、企画・脚本も手掛けた。主演は元・日向坂46の齊藤京子がアイドルの内面的な葛藤をリアルに体現。共演には倉悠貴、唐田えりか、津田健次郎ら実力派俳優陣が集結した。

【スタッフ】
監督/脚本|深田晃司
共同脚本|三谷伸太朗
音楽|agehasprings
エグゼクティブ・プロデューサー|山口 晋
エグゼクティブ・プロデューサー|臼井 央
プロデューサー|阿部瑶子
プロデューサー|山野 晃

【出演】
齊藤京子、倉 悠貴、仲村悠菜
小川未祐、今村美月、桜 ひなの
唐田えりか、津田健次郎

※記事内の原稿・写真の無断転載、無断使用は禁止します。

矢武兄輔

まちのえいが屋さん/キャプテン・ポップコーン

20歳の1月。札幌映画サークルに入会直後、さぬき映画祭への参加で『踊る大捜査線』の製作陣や深田晃司監督と出逢い、映画界の現実や地方から発信するエンタメの可能性を知る。そこから「映画館へ行く人を増やす」という目標を持ち、カネゴンを呼んでみたり、学生向け媒体をつくったり、休学して東京国際映画祭で勤務、映画館へ就職→退職→「矢武企画」を起業からの今は某局でラジオDJ。 すべては『踊る』の完結が始まりだった。そして、踊るプロジェクト再始動と共に…! ということで、皆さんにとって映画がもっと近くなれますように。

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