(C)2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.
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2026.2.26

『レンタル・ファミリー』山口Pに聴く【後篇】活発化する国際共同制作。機会が多い時期に何を学ぶのか?

毎週・木曜日の25:30から北海道・札幌のFM NORTH WAVE(JFL系)で放送されている、矢武企画制作・映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!
キャプテン・ポップコーンこと矢武企画・矢武兄輔が、映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報、映画がもっと近くなる内容をお届けします。

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。
この記事では2月19日(木)に放送した番組内容をお届けしています。 進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

映画『レンタル・ファミリー』山口晋プロデューサーインタビュー【後篇】

2月27日(金)から公開の映画『レンタル・ファミリー』の山口晋プロデューサーがゲストとして登場。企画誕生の背景やブレンダン・フレイザーとの撮影秘話など、泣く泣く放送ではカットされたインタビュー内容を【前篇】【中篇】【後篇】に分け、ディレクターズカット版でご紹介します。

映画『レンタル・ファミリー』

東京に暮らす落ちぶれた俳優フィリップは、日本での生活に居心地よさを感じながらも、本来の自分を見失いかけていた。そんな彼が出会ったのは、“レンタル家族”という仕事。他人の人生に入り込み、“仮”家族の一員や友人として役割を演じるうちに、想像もしなかった"人生”を体験し始める。彼がそこで見つけたものは「生きる喜び」だった。

脚本・監督・P は『37 セカンズ』(19)などのHIKARI。主演は『ザ・ホエール』(22)などのブレイダン・フレイザー。

 

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矢武:これまで国際共同制作に携わってこられた山口さんですが、今後、日本での外国映画の撮影はどのように変化していくとお考えですか。

山口:現在は円安の影響もあり、インバウンド需要の拡大とともに、日本そのものが世界的な注目を集めています。観光のみならず、「日本に行けば美味しいものがある」「美しい風景がある」といったイメージが広がり、いわば“日本ブーム”のような状況にあると感じています。それは映画業界においても同様です。海外作品の撮影地として日本が選ばれる機会は増え、国際共同制作の動きも活発化しています。
山口:しかし、この状況はやや加熱気味でもあると感じています。観光においても、映画業界においても、ブームやバブルのような局面は、いずれ落ち着きを取り戻す可能性があります。為替や国際情勢の変化によって、現在の追い風が弱まることも十分に考えられるでしょう。そうなったとき、国際共同制作の現場にも少なからず影響が及ぶはずです。だからこそ、今この“機会が多い時期”に何を学ぶかが重要だと考えています。数多くの案件が動いている今こそ、海外のクリエイターと創作する経験、プロダクションとして実務を担う経験、そして海外からの撮影を受け入れる経験を積み重ねるべき時期です。そこには価値観の違い、仕事の進め方の違い、契約や責任範囲の考え方の違いなど、さまざまな“ギャップ”が存在します。そのズレを一つひとつ理解し、吸収していくことが、次の段階へ進むための土台になります。

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山口:ブームが過ぎ去った後に求められるのは、本質的な国際共同制作です。その時代に備えるために、今は多くのケースを経験し、成功も失敗も含めて蓄積していくことが不可欠だと感じています。特にプロデューサーの役割は大きいでしょう。異文化間の橋渡しを担い、創作とビジネスの両面を理解しながらプロジェクトを前進させる力が求められます。ブームの熱量に流されるのではなく、その先を見据えて準備を重ねること。それこそが、日本発の国際共同制作を持続的に発展させる鍵になるのではないでしょうか。

山口晋プロデューサーのプロフィール

山口晋さん

1973年、大阪府生まれ。
制作会社ノックオンウッドのプロデューサー兼創設者。
2005年から国際共同製作に力を発揮し、世界水準の映画、エピソードドラマ、ブランドコンテンツを製作。現在、プロデュースした『恋愛裁判』(26)絶賛公開中。道産子・福永壮志監督や『ナイトフラワー』(25)の内田英治監督と新作準備中。『レンタル・ファミリー』(26)のHIKARI 監督とは2019 年の『37セカンズ』(19)などを長年、プロデュースしています。

映画『レンタル・ファミリー』(G)は、TOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧で2月27日(金)から公開です!

映画と地域のセミナー 「映画製作と映画祭開催、北海道の強みと弱み」の様子2026年1月18日(日)

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。
この記事では2月19日(木)に放送した番組内容をお届けしています。 進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

映画『レンタル・ファミリー』山口晋プロデューサーインタビュー【後篇】


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2月27日(金)から公開の映画『レンタル・ファミリー』の山口晋プロデューサーがゲストとして登場。企画誕生の背景やブレンダン・フレイザーとの撮影秘話など、泣く泣く放送ではカットされたインタビュー内容を【前篇】【中篇】【後篇】に分け、ディレクターズカット版でご紹介します。

映画『レンタル・ファミリー』

東京に暮らす落ちぶれた俳優フィリップは、日本での生活に居心地よさを感じながらも、本来の自分を見失いかけていた。そんな彼が出会ったのは、“レンタル家族”という仕事。他人の人生に入り込み、“仮”家族の一員や友人として役割を演じるうちに、想像もしなかった"人生”を体験し始める。彼がそこで見つけたものは「生きる喜び」だった。

脚本・監督・P は『37 セカンズ』(19)などのHIKARI。主演は『ザ・ホエール』(22)などのブレイダン・フレイザー。

 

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矢武:これまで国際共同制作に携わってこられた山口さんですが、今後、日本での外国映画の撮影はどのように変化していくとお考えですか。

山口:現在は円安の影響もあり、インバウンド需要の拡大とともに、日本そのものが世界的な注目を集めています。観光のみならず、「日本に行けば美味しいものがある」「美しい風景がある」といったイメージが広がり、いわば“日本ブーム”のような状況にあると感じています。それは映画業界においても同様です。海外作品の撮影地として日本が選ばれる機会は増え、国際共同制作の動きも活発化しています。

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山口:しかし、この状況はやや加熱気味でもあると感じています。観光においても、映画業界においても、ブームやバブルのような局面は、いずれ落ち着きを取り戻す可能性があります。為替や国際情勢の変化によって、現在の追い風が弱まることも十分に考えられるでしょう。そうなったとき、国際共同制作の現場にも少なからず影響が及ぶはずです。だからこそ、今この“機会が多い時期”に何を学ぶかが重要だと考えています。数多くの案件が動いている今こそ、海外のクリエイターと創作する経験、プロダクションとして実務を担う経験、そして海外からの撮影を受け入れる経験を積み重ねるべき時期です。そこには価値観の違い、仕事の進め方の違い、契約や責任範囲の考え方の違いなど、さまざまな“ギャップ”が存在します。そのズレを一つひとつ理解し、吸収していくことが、次の段階へ進むための土台になります。

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山口:ブームが過ぎ去った後に求められるのは、本質的な国際共同制作です。その時代に備えるために、今は多くのケースを経験し、成功も失敗も含めて蓄積していくことが不可欠だと感じています。特にプロデューサーの役割は大きいでしょう。異文化間の橋渡しを担い、創作とビジネスの両面を理解しながらプロジェクトを前進させる力が求められます。ブームの熱量に流されるのではなく、その先を見据えて準備を重ねること。それこそが、日本発の国際共同制作を持続的に発展させる鍵になるのではないでしょうか。

山口晋プロデューサーのプロフィール


映画と地域のセミナー 「映画製作と映画祭開催、北海道の強みと弱み」の様子2026年1月18日(日)

山口晋さん

1973年、大阪府生まれ。
制作会社ノックオンウッドのプロデューサー兼創設者。
2005年から国際共同製作に力を発揮し、世界水準の映画、エピソードドラマ、ブランドコンテンツを製作。現在、プロデュースした『恋愛裁判』(26)絶賛公開中。道産子・福永壮志監督や『ナイトフラワー』(25)の内田英治監督と新作準備中。『レンタル・ファミリー』(26)のHIKARI 監督とは2019 年の『37セカンズ』(19)などを長年、プロデュースしています。

映画『レンタル・ファミリー』(G)は、TOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧で2月27日(金)から公開です!

キャプテン・ポップコーン

映画専門ラジオ番組

キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!

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