2026.3.25

サツゲキ・横澤支配人[後篇]狸小路へ移転当時のバタバタ話とサツゲキのマル秘。リスナーからの質問回答

毎週・木曜日の25:30から北海道・札幌のFM NORTH WAVE(JFL系)で放送されている、矢武企画制作・映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!
キャプテン・ポップコーンこと矢武企画・矢武兄輔が、映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報、映画がもっと近くなる内容をお届けします。

※この記事では映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」3月12日(木)の放送内容をお届けしています。

サツゲキ横澤支配人インタビュー【後篇】

2026年3月29日の閉館を前に、多くの映画ファンの記憶に刻まれてきたサツゲキ。
今回は館内のシアター4にて、劇場を支えてきた支配人・横澤康彦さんに、サツゲキリスタートにも深く関わったキャプテンがインタビュー。劇場の裏側やこれまでの歩み、そして今の想いに迫ります。放送では泣く泣くカットされた内容も含め、ディレクターズカット版でお届けします。

矢武:2020年7月にリスタートしたサツゲキですが、ちょうどコロナ禍のタイミングで新たに劇場を作っていましたよね。20年3月に現在の場所へ移転し、そこから建築が始まったわけですが、あの状況で新しい映画館を立ち上げたケースは地球規模でウチだけだったと思います。
 
横澤:そうですね。工事計画を立てていた段階ではまだコロナ前だったのですが、いざ準備を進めようとしたタイミングで状況が一変しました。資材が入ってこない、スピーカーやアンプが届かないといったことが次々に起きて、ヨーロッパから船で輸送していた機材がどこにあるのか分からない、という状況もありました。そうした中でのスタートだったので、消毒やマスク対応など、これまで経験したことのない環境に対応しながら準備を進めていく必要がありました。あらゆる面で手探りの状態が続き、非常に大変なタイミングだったと思います。

 

工事中のシアター1


クラウドファンディングをした支援者の名前が記される

矢武:そんな状況の中で、我々は月350時間以上働いていた時期もありましたよね。

横澤:そのあたりは、あまり多くは語りたくはありませんが……。(笑)

矢武:ちょうどその頃、「半沢直樹」シーズン2が放送されていましたが、現場と重なっていて、放送時はリアタイできなかった記憶があります。

横澤:オープン前はとにかく忙しく、やるべきことが山積みでした。クラウドファンディングも実施していたため、お客様の期待を強く感じていましたし「その期待に応える映画館をつくりたい」という思いは、私を含め当時のスタッフ全員が持っていたと思います。
矢武:オープン当日も大変でしたよね。開場3時間前に、シアター1で投影した映像がすべて緑色になっていたのを覚えています。

横澤:覚えています。その少し前にはスクリーンが破損して、貼り直しが必要になりました。再入荷が前日になり、急遽設置してテストを行ったのですが、今度はサラウンドスピーカーから音が出ないトラブルも発生しました。最終的には機材を交換して対応しましたが、前日まで調整が続く、非常に慌ただしいオープンでした。

矢武:(もはや、前日なのか当日なのかわかりませんが)。映画館を立ち上げるというのは、想像以上に大変なものですね。

 

工事中のシアター2


シアター4映写室の窓から舞台挨拶の様子

横澤:そうですね。オープンする以上は、正しい映像と音でお客様を迎えなければならないので、事前のテストは徹底して行いました。そこは決して手を抜けない部分です。

矢武:シアター4の音響は『トップガン マーヴェリック』(20)の予告編で調整したんですよね。

横澤:はい。飛行機の音の動きや広がりを基準にバランスを取っています。いわば、『トップガン マーヴェリック』を観るための劇場とも言えます。

矢武:あの時は、公開が何度も延期されるとは思っていなかったですよね。
 
矢武:さて、これまで明かしてきませんでしたが、建設時に僕が驚愕した横澤さんの“職権乱用疑惑”についても触れておきましょうか。

横澤:職権乱用ですか。何かありましたかね。

矢武:サツゲキの秘密のひとつであろう、サツゲキのロビー照明の高さです。

横澤:そのことですね。私の身長が190センチあるので、その影響はありますね。最初、ロビーの吊り照明を設置した際に頭が当たってしまい、すべて195センチ以上になるよう調整してもらいました。売店の厨房も同様で、照明が当たらないよう高さを上げています。さらに、1番シアターのサインの高さも調整していて、私が立ったときにちょうど当たらない位置になっています。結果的に、館内の設計は「私の頭が当たらないこと」を基準に整えられています。

スレスレでぶつからない?!

フレーバー(リスナー)からのメッセージ


ディノスシネマズ札幌劇場閉館時の7Fロビー

―――第2の実家であるサツゲキが閉館するなんて、まだ信じたくありません。 先日のサツゲキ初オールナイト上映、最高に楽しかったです!素敵な思い出をありがとうございます!支配人のサツゲキ人生で、今だから言える・笑えるというような衝撃の珍事件や思い出はありますか?

横澤:
この業界に23年いるので、いろいろありましたが、印象的なのは当時の須貝興行入社説明会での出来事ですね。説明会に早く着きすぎて会場前で待っていたところ、たまたま声をかけてきた方と雑談をしていたんですが、後からその方が会社の専務だったと知りまして。その後の面接でも顔を覚えてくださっていて、緊張のせいもあり、かなりラフに受け答えしてしまったのですが、よくそれで採用されたなと思っています。

 
―――サツゲキは札幌の映画好きにおけるライフラインだったので、日々北海道の映画界を盛り上げようとしているキャプテンには申し訳ないのですが、サツゲキがない札幌で今後私は映画好きを続けていけるのかが心配です。サツゲキがない世界なら、映画好きをやめた方が幸せになれるのではないかと思うほどです。話は変わって横澤支配人にお聞きしたいのは、サツゲキの興行収入ベスト3です。私の予想は『超かぐや姫!』(26)、『RRR』(22)、『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(25)のトップ3だと思います。

横澤:
狸小路5丁目のサツゲキの動員トップ3でいうと、1位が『KING OF PRISM Your Endless Call み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ』(25)、2位が『超かぐや姫!』、3位が『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』です。『RRR』は惜しくもランク外でした。

矢武:サツゲキといえば、インド映画の応援上映のイメージも強いですよね。

横澤:そうですね。応援上映も含めて、インド作品は思い入れの強いジャンルのひとつです。

矢武:このリスナーさんは「サツゲキがなくなるなら映画好きをやめた方が幸せになれるかも」と・・・。

横澤:サツゲキはあくまで映画を届ける場所のひとつです。場所がなくなったからといって、映画を好きな気持ちまで変える必要はありません。むしろ、その気持ちがあることで、新しい映画館が生まれていくと思います。映画好きがたくさんいる街であってほしいですね。

 
似た内容の質問なので2つ続けてご紹介。

―――ディノス時代から合わせて長い間本当にお世話になりました!サツゲキのある土地に住んでいて本当に良かったです。サツゲキのない日常は考えられずとても寂しいのですが、またいつか会えると信じています。サツゲキもサツゲキスタッフさんも大好き!質問。好きな映画、去年1年間で観た映画でお気に入りがあれば聞きたいです!

―――普通の質問ですが、たくさん映画を観てきた中で1番思い出深い作品はなんですか?あと、何を食べたらそんなに身長が高くなるかも知りたいです。

横澤:ベタではありますが、やはり『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』は強く印象に残っています。アジア作品特有の暗いトーンの中で、アクションの完成度が高く、キャラクターも立っている。作品としての魅力はもちろん、ファンがつきやすい構造になっている点も含めて、非常によくできた1本だと感じました。

矢武:続編も予定されているので、楽しみです。ちなみに、身長が高くなる秘訣はあるんでしょうか(笑)。

横澤:体質もあると思いますが、小中学生の頃は毎日1リットルの牛乳を飲んでいました。3兄弟それぞれに1本ずつあったので、結果的にかなり飲んでいたと思います。
―――サツゲキで横澤支配人や顔見知りのスタッフさんを見かけると、まるでホームに帰ってきたような安心感があります。サツゲキが無くなると思うと寂しく、ふと思い出して涙することもあります。10年間の“キンプリ”の生誕上映で1番心に残る出来事は何ですか?最後までお祭りのように楽しみたいです。

横澤:
『KING OF PRISM』(16~)シリーズは、この10年間で特に印象深い作品ですね。オープン前には、スタッフが“キンプリ”のコスプレをして生誕イベントの寸劇を撮影し、動画として公開していた時期もありました。今振り返っても印象に残っています。また、菱田正和総監督がサプライズで来場されたこともありました。札幌の応援上映を体感したいということで足を運んでくださり、その熱量に触れて感動されていたのが印象的でした。そうした体験を通して、作品への愛や熱量を改めて実感できたことが、10年続いてきた理由のひとつだと思っています。

矢武:近年の札劇〜サツゲキの歴史は、『KING OF PRISM』とともにあると言っても過言ではないですね。狭くてとんでもなく深いコミュニティ、非常に濃い関係性でした。

横澤:まさにその通りだと思います。

ディノスシネマズ札幌劇場閉館時の様子。受付へ向かうところの階段


サツゲキ再オープン時のメッセージ

矢武:最後に、フレーバー(リスナー)の皆さんへメッセージをお願いします。

横澤:閉館すること、そして皆さんと直接お会いできなくなることは、とても寂しく感じています。ただ、サツゲキは“お祭り騒ぎが好きな劇場”として親しんでいただいてきた場所でもあります。だからこそ最後までしんみりするのではなく、サツゲキらしく盛り上がって終えたいと思っています。3月29日まで、ぜひ劇場に足を運んでいただき、サツゲキという空間を楽しんでいただければ嬉しいです。

▼サツゲキ・クロージングイベントの詳細についてはコチラの記事をチェック!
https://movie.sasaru.media/article/20260227_003/

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。
この記事では3月12日(木)に放送した番組内容をお届けしています。進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

サツゲキ横澤支配人インタビュー【後篇】

2026年3月29日の閉館を前に、多くの映画ファンの記憶に刻まれてきたサツゲキ。
今回は館内のシアター4にて、劇場を支えてきた支配人・横澤康彦さんに、サツゲキリスタートにも深く関わったキャプテンがインタビュー。劇場の裏側やこれまでの歩み、そして今の想いに迫ります。放送では泣く泣くカットされた内容も含め、ディレクターズカット版でお届けします。

矢武:2020年7月にリスタートしたサツゲキですが、ちょうどコロナ禍のタイミングで新たに劇場を作っていましたよね。20年3月に現在の場所へ移転し、そこから建築が始まったわけですが、あの状況で新しい映画館を立ち上げたケースは地球規模でウチだけだったと思います。
 

工事中のシアター1

横澤:そうですね。工事計画を立てていた段階ではまだコロナ前だったのですが、いざ準備を進めようとしたタイミングで状況が一変しました。資材が入ってこない、スピーカーやアンプが届かないといったことが次々に起きて、ヨーロッパから船で輸送していた機材がどこにあるのか分からない、という状況もありました。そうした中でのスタートだったので、消毒やマスク対応など、これまで経験したことのない環境に対応しながら準備を進めていく必要がありました。あらゆる面で手探りの状態が続き、非常に大変なタイミングだったと思います。

 

クラウドファンディングをした支援者の名前が記される

矢武:そんな状況の中で、我々は月350時間以上働いていた時期もありましたよね。

横澤:そのあたりは、あまり多くは語りたくはありませんが……。(笑)

矢武:ちょうどその頃、「半沢直樹」シーズン2が放送されていましたが、現場と重なっていて、放送時はリアタイできなかった記憶があります。

横澤:オープン前はとにかく忙しく、やるべきことが山積みでした。クラウドファンディングも実施していたため、お客様の期待を強く感じていましたし「その期待に応える映画館をつくりたい」という思いは、私を含め当時のスタッフ全員が持っていたと思います。

工事中のシアター2

矢武:オープン当日も大変でしたよね。開場3時間前に、シアター1で投影した映像がすべて緑色になっていたのを覚えています。

横澤:覚えています。その少し前にはスクリーンが破損して、貼り直しが必要になりました。再入荷が前日になり、急遽設置してテストを行ったのですが、今度はサラウンドスピーカーから音が出ないトラブルも発生しました。最終的には機材を交換して対応しましたが、前日まで調整が続く、非常に慌ただしいオープンでした。

矢武:(もはや、前日なのか当日なのかわかりませんが)。映画館を立ち上げるというのは、想像以上に大変なものですね。

 

シアター4映写室の窓から舞台挨拶の様子

横澤:そうですね。オープンする以上は、正しい映像と音でお客様を迎えなければならないので、事前のテストは徹底して行いました。そこは決して手を抜けない部分です。

矢武:シアター4の音響は『トップガン マーヴェリック』(20)の予告編で調整したんですよね。

横澤:はい。飛行機の音の動きや広がりを基準にバランスを取っています。いわば、『トップガン マーヴェリック』を観るための劇場とも言えます。

矢武:あの時は、公開が何度も延期されるとは思っていなかったですよね。
 

スレスレでぶつからない?!

矢武:さて、これまで明かしてきませんでしたが、建設時に僕が驚愕した横澤さんの“職権乱用疑惑”についても触れておきましょうか。

横澤:職権乱用ですか。何かありましたかね。

矢武:サツゲキの秘密のひとつであろう、サツゲキのロビー照明の高さです。

横澤:そのことですね。私の身長が190センチあるので、その影響はありますね。最初、ロビーの吊り照明を設置した際に頭が当たってしまい、すべて195センチ以上になるよう調整してもらいました。売店の厨房も同様で、照明が当たらないよう高さを上げています。さらに、1番シアターのサインの高さも調整していて、私が立ったときにちょうど当たらない位置になっています。結果的に、館内の設計は「私の頭が当たらないこと」を基準に整えられています。

フレーバー(リスナー)からのメッセージ


ディノスシネマズ札幌劇場閉館時の7Fロビー

―――第2の実家であるサツゲキが閉館するなんて、まだ信じたくありません。 先日のサツゲキ初オールナイト上映、最高に楽しかったです!素敵な思い出をありがとうございます!支配人のサツゲキ人生で、今だから言える・笑えるというような衝撃の珍事件や思い出はありますか?

横澤:
この業界に23年いるので、いろいろありましたが、印象的なのは当時の須貝興行入社説明会での出来事ですね。説明会に早く着きすぎて会場前で待っていたところ、たまたま声をかけてきた方と雑談をしていたんですが、後からその方が会社の専務だったと知りまして。その後の面接でも顔を覚えてくださっていて、緊張のせいもあり、かなりラフに受け答えしてしまったのですが、よくそれで採用されたなと思っています。

 
―――サツゲキは札幌の映画好きにおけるライフラインだったので、日々北海道の映画界を盛り上げようとしているキャプテンには申し訳ないのですが、サツゲキがない札幌で今後私は映画好きを続けていけるのかが心配です。サツゲキがない世界なら、映画好きをやめた方が幸せになれるのではないかと思うほどです。話は変わって横澤支配人にお聞きしたいのは、サツゲキの興行収入ベスト3です。私の予想は『超かぐや姫!』(26)、『RRR』(22)、『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(25)のトップ3だと思います。

横澤:
狸小路5丁目のサツゲキの動員トップ3でいうと、1位が『KING OF PRISM Your Endless Call み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ』(25)、2位が『超かぐや姫!』、3位が『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』です。『RRR』は惜しくもランク外でした。

矢武:サツゲキといえば、インド映画の応援上映のイメージも強いですよね。

横澤:そうですね。応援上映も含めて、インド作品は思い入れの強いジャンルのひとつです。

矢武:このリスナーさんは「サツゲキがなくなるなら映画好きをやめた方が幸せになれるかも」と・・・。

横澤:サツゲキはあくまで映画を届ける場所のひとつです。場所がなくなったからといって、映画を好きな気持ちまで変える必要はありません。むしろ、その気持ちがあることで、新しい映画館が生まれていくと思います。映画好きがたくさんいる街であってほしいですね。

 
似た内容の質問なので2つ続けてご紹介。

―――ディノス時代から合わせて長い間本当にお世話になりました!サツゲキのある土地に住んでいて本当に良かったです。サツゲキのない日常は考えられずとても寂しいのですが、またいつか会えると信じています。サツゲキもサツゲキスタッフさんも大好き!質問。好きな映画、去年1年間で観た映画でお気に入りがあれば聞きたいです!

―――普通の質問ですが、たくさん映画を観てきた中で1番思い出深い作品はなんですか?あと、何を食べたらそんなに身長が高くなるかも知りたいです。

横澤:ベタではありますが、やはり『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』は強く印象に残っています。アジア作品特有の暗いトーンの中で、アクションの完成度が高く、キャラクターも立っている。作品としての魅力はもちろん、ファンがつきやすい構造になっている点も含めて、非常によくできた1本だと感じました。

矢武:続編も予定されているので、楽しみです。ちなみに、身長が高くなる秘訣はあるんでしょうか(笑)。

横澤:体質もあると思いますが、小中学生の頃は毎日1リットルの牛乳を飲んでいました。3兄弟それぞれに1本ずつあったので、結果的にかなり飲んでいたと思います。

ディノスシネマズ札幌劇場閉館時の様子。受付へ向かうところの階段

―――サツゲキで横澤支配人や顔見知りのスタッフさんを見かけると、まるでホームに帰ってきたような安心感があります。サツゲキが無くなると思うと寂しく、ふと思い出して涙することもあります。10年間の“キンプリ”の生誕上映で1番心に残る出来事は何ですか?最後までお祭りのように楽しみたいです。

横澤:
『KING OF PRISM』(16~)シリーズは、この10年間で特に印象深い作品ですね。オープン前には、スタッフが“キンプリ”のコスプレをして生誕イベントの寸劇を撮影し、動画として公開していた時期もありました。今振り返っても印象に残っています。また、菱田正和総監督がサプライズで来場されたこともありました。札幌の応援上映を体感したいということで足を運んでくださり、その熱量に触れて感動されていたのが印象的でした。そうした体験を通して、作品への愛や熱量を改めて実感できたことが、10年続いてきた理由のひとつだと思っています。

矢武:近年の札劇〜サツゲキの歴史は、『KING OF PRISM』とともにあると言っても過言ではないですね。狭くてとんでもなく深いコミュニティ、非常に濃い関係性でした。

横澤:まさにその通りだと思います。

サツゲキ再オープン時のメッセージ

矢武:最後に、フレーバー(リスナー)の皆さんへメッセージをお願いします。

横澤:閉館すること、そして皆さんと直接お会いできなくなることは、とても寂しく感じています。ただ、サツゲキは“お祭り騒ぎが好きな劇場”として親しんでいただいてきた場所でもあります。だからこそ最後までしんみりするのではなく、サツゲキらしく盛り上がって終えたいと思っています。3月29日まで、ぜひ劇場に足を運んでいただき、サツゲキという空間を楽しんでいただければ嬉しいです。

▼サツゲキ・クロージングイベントの詳細についてはコチラの記事をチェック!
https://movie.sasaru.media/article/20260227_003/

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。
この記事では3月12日(木)に放送した番組内容をお届けしています。進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

キャプテン・ポップコーン

映画専門ラジオ番組

キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!

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