(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2026
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2026.8.19

異なる文化やコミュニティとの共生とは? 孫目線、祖父目線、子ども目線…『映画クレしん』最新作

毎週・木曜日の25:30から北海道・札幌のFM NORTH WAVE(JFL系)で放送されている、矢武企画制作・映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!

※この記事では「キャプテン・ポップコーン」8月13日(木)の放送内容をお届けしています。

カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #120


(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2026

このコーナーは、年内の劇場鑑賞·110作品を目指す鰹節ノ富樫政雄商店・ゆーへいさんに、映画館での劇場体験を。そして、クジで引かなければ、観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです!!

『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』

夏の日本で怪奇現象が多発する中、野原家は秋田のひろしの実家・銀の介の家へ帰省。翌朝、しんのすけ達の部屋に「おばけーしょん村」のチラシが散乱する奇妙な事件が発生。しんのすけの希望で目的地へ向かう一行だったが、道中の山奥で奇妙な空間に迷い込んでしまう。そこは人間禁制の「妖怪の国」への入り口だった。どこか懐かしくも奇々怪々な世界を舞台に、野原家の大冒険が幕を開ける。

監督は、テレビアニメ「クレヨンしんちゃん」の演出を2022年から担当する渡辺正樹が映画シリーズ初監督。ゲスト声優は『劇場版 虎に翼』(27)などの伊藤沙莉と、お笑いコンビ「マユリカ」の阪本と中谷。




 
ゆーへい:今回はしんちゃん一家の家族の絆の物語が中心で、幼稚園の仲間・「かすかべ防衛隊」の出番は少なかったのですが、その分、野原家の魅力がしっかりと描かれていたように感じました。妖怪の世界を舞台にした作品ですが、怖さよりも不思議さや懐かしさが印象に残り、子どもの頃の夏休みに戻ったような気持ちになりました。花火や風鈴、縁側で食べるスイカなど、日本の夏の風景もたくさん描かれていて、夏休みの終わりに感じる、どこか懐かしくて少し寂しい気持ちまで詰まった、夏らしい作品だと思います。

矢武:おじいちゃんのところに行くというのが、すごくお盆らしいなと思って観ていました。しんちゃんのおじいちゃん、つまりひろしのお父さんの銀の介がフィーチャーされた映画だったので、個人的にはそこもちょっと良いなと思ったポイントでしたね。

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ゆーへい:今回の映画のテーマのひとつが、自分の世界だけじゃなくて、相手の世界を思いやることだったと思います。人間と妖怪という異なる存在だからこそ、お互いを理解しようとする気持ちが描かれていました。もうひとつのテーマとして、「受け継がれていくもの」ということもあって、妖怪の世界にも独自の決まりやしきたりがあり、世襲という要素も物語の大きな軸になっていたと思います。あと、野球ボールにまつわる思い出もとても印象的で、何気ないものに込められた気持ちが、人と人とのつながりを生み出していくところに、「クレヨンしんちゃん」らしい優しさとノスタルジーを感じました。


 
矢武:クレヨンしんちゃんらしいといえば、やっぱりギャグシーンじゃないですか。少し前までは、個人的にはゲラゲラ笑えるようなギャグシーンって、あまりなかった印象なんです。でも、近年のしんちゃんは、またそういう部分が盛り上がってきていて、今回もちょっと笑っちゃうシーンがありましたね。ひろしの靴下のくだりとか。(笑)
 

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ゆーへい:伊藤沙莉さんが演じた「やこ」はとても魅力的でした。登場した瞬間に、声で伊藤沙莉さんだと分かるくらい特徴的でしたけど、それも含めて、頼りになる「やこ」というキャラクターによく合っていたなと思いました。

矢武:ゲストというよりは、本当に「やこ」が主軸のような物語でしたよね。

 
ゆーへい:また、「父ちゃんも母ちゃんも、ひまもシロも、みんな一緒に帰るんだゾ!」という言葉にも心を打たれました。誰かを置いていくのではなく、大切な人はみんな一緒。その言葉に、しんのすけの優しさが詰まっていたと思います。妖怪としんのすけは友達として助け合って、人間だから、妖怪だからと区別することがありませんでした。その姿に、相手を知ろうとすることの大切さを改めて感じさせられました。

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矢武:先週の『トロフィー』にも通じることですけど、他者への理解というか、相手の文化や、別のコミュニティとの共生や理解ですよね。昨今、世界的にも重要なテーマとされるものが詰まっていた気がしますし、日本らしい部分でいうと、「村八分」とか、自分が知らないことから恐怖心や暴力、差別につながるという部分もあって、現実社会にも通じる普遍的なメッセージになっていたなと思います。とても良い映画でしたね。

『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』(G)は、TOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、室蘭、函館、帯広、稚内、千歳で絶賛公開中です!
ローソン・ユナイテッドシネマ札幌、シネプレックス旭川の「デビューdeシネマ」は 8月14日(金)~8月20日(木)まで上映!

■公開日
 
2026年7月31日(金)より公開中
■タイトル
 
『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~
 ション』
■原作:
 
臼井儀人(らくだ社)/「まんがクレヨン
 しんちゃん.com」(双葉社)連載中
■監督
 
渡辺正樹
■脚本
 
中村能子
■声の出演
 
小林由美子、ならはしみき
 森川智之、こおろぎさとみ
■声の特別出演
 
伊藤沙莉 阪本(マユリカ) 中谷(マユリカ)
■主題歌
 TOMOO「大人になったら」(IRORI Records/
 PONY CANYON)
■製作
 シンエイ動画 テレビ朝日 ADKエモーションズ 双葉社
■配給
 
東宝
■映画公式HP
 
https://www.shinchan-movie.com/

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映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。また番組の一部を「ポッドキャストもキャプテン・ポップコーン」で毎週木曜日の26時から配信中。
この記事では8月13日(木)に放送した番組内容をお届けしています。進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #120


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このコーナーは、年内の劇場鑑賞·110作品を目指す鰹節ノ富樫政雄商店・ゆーへいさんに、映画館での劇場体験を。そして、クジで引かなければ、観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです!!

『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』

夏の日本で怪奇現象が多発する中、野原家は秋田のひろしの実家・銀の介の家へ帰省。翌朝、しんのすけ達の部屋に「おばけーしょん村」のチラシが散乱する奇妙な事件が発生。しんのすけの希望で目的地へ向かう一行だったが、道中の山奥で奇妙な空間に迷い込んでしまう。そこは人間禁制の「妖怪の国」への入り口だった。どこか懐かしくも奇々怪々な世界を舞台に、野原家の大冒険が幕を開ける。

監督は、テレビアニメ「クレヨンしんちゃん」の演出を2022年から担当する渡辺正樹が映画シリーズ初監督。ゲスト声優は『劇場版 虎に翼』(27)などの伊藤沙莉と、お笑いコンビ「マユリカ」の阪本と中谷。




 

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ゆーへい:今回はしんちゃん一家の家族の絆の物語が中心で、幼稚園の仲間・「かすかべ防衛隊」の出番は少なかったのですが、その分、野原家の魅力がしっかりと描かれていたように感じました。妖怪の世界を舞台にした作品ですが、怖さよりも不思議さや懐かしさが印象に残り、子どもの頃の夏休みに戻ったような気持ちになりました。花火や風鈴、縁側で食べるスイカなど、日本の夏の風景もたくさん描かれていて、夏休みの終わりに感じる、どこか懐かしくて少し寂しい気持ちまで詰まった、夏らしい作品だと思います。

矢武:おじいちゃんのところに行くというのが、すごくお盆らしいなと思って観ていました。しんちゃんのおじいちゃん、つまりひろしのお父さんの銀の介がフィーチャーされた映画だったので、個人的にはそこもちょっと良いなと思ったポイントでしたね。

(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2026

ゆーへい:今回の映画のテーマのひとつが、自分の世界だけじゃなくて、相手の世界を思いやることだったと思います。人間と妖怪という異なる存在だからこそ、お互いを理解しようとする気持ちが描かれていました。もうひとつのテーマとして、「受け継がれていくもの」ということもあって、妖怪の世界にも独自の決まりやしきたりがあり、世襲という要素も物語の大きな軸になっていたと思います。あと、野球ボールにまつわる思い出もとても印象的で、何気ないものに込められた気持ちが、人と人とのつながりを生み出していくところに、「クレヨンしんちゃん」らしい優しさとノスタルジーを感じました。


 

(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2026

矢武:クレヨンしんちゃんらしいといえば、やっぱりギャグシーンじゃないですか。少し前までは、個人的にはゲラゲラ笑えるようなギャグシーンって、あまりなかった印象なんです。でも、近年のしんちゃんは、またそういう部分が盛り上がってきていて、今回もちょっと笑っちゃうシーンがありましたね。ひろしの靴下のくだりとか。(笑)
 

(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2026

ゆーへい:伊藤沙莉さんが演じた「やこ」はとても魅力的でした。登場した瞬間に、声で伊藤沙莉さんだと分かるくらい特徴的でしたけど、それも含めて、頼りになる「やこ」というキャラクターによく合っていたなと思いました。

矢武:ゲストというよりは、本当に「やこ」が主軸のような物語でしたよね。

 

(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2026

ゆーへい:また、「父ちゃんも母ちゃんも、ひまもシロも、みんな一緒に帰るんだゾ!」という言葉にも心を打たれました。誰かを置いていくのではなく、大切な人はみんな一緒。その言葉に、しんのすけの優しさが詰まっていたと思います。妖怪としんのすけは友達として助け合って、人間だから、妖怪だからと区別することがありませんでした。その姿に、相手を知ろうとすることの大切さを改めて感じさせられました。

(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2026

矢武:先週の『トロフィー』にも通じることですけど、他者への理解というか、相手の文化や、別のコミュニティとの共生や理解ですよね。昨今、世界的にも重要なテーマとされるものが詰まっていた気がしますし、日本らしい部分でいうと、「村八分」とか、自分が知らないことから恐怖心や暴力、差別につながるという部分もあって、現実社会にも通じる普遍的なメッセージになっていたなと思います。とても良い映画でしたね。

『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』(G)は、TOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、室蘭、函館、帯広、稚内、千歳で絶賛公開中です!
ローソン・ユナイテッドシネマ札幌、シネプレックス旭川の「デビューdeシネマ」は 8月14日(金)~8月20日(木)まで上映!

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■公開日
 
2026年7月31日(金)より公開中
■タイトル
 
『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~
 ション』
■原作:
 
臼井儀人(らくだ社)/「まんがクレヨン
 しんちゃん.com」(双葉社)連載中
■監督
 
渡辺正樹
■脚本
 
中村能子
■声の出演
 
小林由美子、ならはしみき
 森川智之、こおろぎさとみ
■声の特別出演
 
伊藤沙莉 阪本(マユリカ) 中谷(マユリカ)
■主題歌
 TOMOO「大人になったら」(IRORI Records/
 PONY CANYON)
■製作
 シンエイ動画 テレビ朝日 ADKエモーションズ 双葉社
■配給
 
東宝
■映画公式HP
 
https://www.shinchan-movie.com/

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。また番組の一部を「ポッドキャストもキャプテン・ポップコーン」で毎週木曜日の26時から配信中。
この記事では8月13日(木)に放送した番組内容をお届けしています。進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

キャプテン・ポップコーン

映画専門ラジオ番組

キャプテン・ポップコーンは、エフエムノースウェーブで毎週木曜日深夜1時半から放送するラジオ番組です。北海道・札幌で映画のお仕事に従事する「まちのえいが屋さん・矢武企画」が気になった映画の情報、映画に関係したまちの情報、そして、映画がもっと近くなるようなお話をお届けします。映画がはじける、映画で踊る夜、きょうも映画と、コミュニケーションしていきましょう!

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