2026.10.30

福地桃子が語る『恒星の向こう側』|「今日と明日のことに真剣に生きる」母との確執と向き合い、その先に見えた自分自身

2026年10月30日(金)公開の映画『恒星の向こう側』は、母・可那子(河瀨直美)が進行性のがんを患っていることを知り、奈良の実家へ戻った未知(福地桃子)が、母との残された時間に向き合っていく物語です。

母との間に確執を抱えながらも、奈良で再び母と暮らす中で、これまで見えていなかったものに気づいていく未知。一方で、未知自身もこれから母になるという人生の転機を迎えています。

本作では、脚本が完成する前の段階から作品に参加し、北海道・野付半島を巡るシナハン(シナリオハンティング)の旅を経験してから未知を演じたという福地桃子さん。河瀨直美さんとの距離を置いた関係性や、中川龍太郎監督の現場で生まれた予想外の瞬間、野付半島で感じた未知の心の変化について話を聞きました。

北海道への旅から始まった未知との出会い


(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――最初に脚本を読まれたときの心境を教えてください。

福地:今回は撮影だけではなく、脚本が出来上がる前の段階から参加させてもらっていました。プロットと未知という名前のみが決まっている段階で野付半島を巡るシナハンの旅にも参加していて、そこから時間が空いて脚本をいただいたんです。なので、脚本を読みながら北海道の旅を思い出していました。

 
――北海道を旅している段階では、未知という役柄についてはまだ細かく決まっていなかったんですね。 

福地:そうですね。プロットと未知という名前だけがある状態で、中川さんや撮影監督の上野千蔵さんをはじめ、皆さんと野付半島を巡りました。そこで出会った風景や、そこにある温度を大切にしながら、それぞれの中にある大切にしたい想いを出し合ったり、感じたことを共有したりしました。それがそのまま脚本になるというよりは、そのときに感じた温度が作品の中にも刻まれている、という感覚がありました。

(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

奈良に戻った未知が向き合った、本来の自分


(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――未知を演じる上で、母親との距離や、東京で暮らす未知と奈良に戻った未知の違いについては、どのように捉えていましたか? 

福地:母と娘の確執をテーマにした作品でもあるので、会うときの体の緊張感は意識していました。物語の中では、母親に会うのは少し後で、それまでに東京で生活している未知のパートがあります。そこから奈良に戻ったときの違いをどう描くかということは、考えていたと思います。そういうことを考えていく中で、 未知は、いろんな顔を持っている人だと思いました。 
――奈良で母の看病をしながら過ごす中で、未知は少しずつ変化していきます。その変化を、どのように捉えていましたか? 

福地:関わっていなかった期間があった分、見えていなかったものが見えていくという変化があったと思います。だから、気持ちというより、「そこを知りたいのか、知りたくないのか」というところにあるのかなと。病気という大きな障壁があったことをきっかけに、もう一度会えることになった。そして、未知自身が選択して奈良に戻ったと思うんです。故郷に戻ると、それは物語の中でもはっきり描かれていますが、言葉が変わっていったり、ふるさとの懐かしい空気に自然と触れたりする中で、本当の自分、本来の自分と向き合う時間になっていたのかなと思います。

(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

「今日と明日のことに真剣に生きる」

――未知自身もこれから母親になるという状況の中、そのことをどのように捉えていましたか? 

福地:あまり意識していなかったです。そこに関しては、自分自身もまだ想像できていない初めての経験でした。未知は、目の前で起きていることに向き合うことで精いっぱいだったと思います。未来のことというより、すごく気持ちが忙しかったんですよね。だから、今日と明日のことに対して真剣に生きることしかできなかったと思います。
――母との関係に向き合うことは、未知自身が自分を知ることにもつながっていったのでしょうか? 

福地:自分と母親との関係に向き合うことで、自分自身を知る場面があったと思うんです。自分の中でくすぶっているものとは違う選択をしたときに生まれてくるものがあって、それが本来の姿に近づく一歩でもあると思っています。その選択にチャレンジしたことで、次の自分のステップに進める気がしていて、そこに待っているのが、今自分の中に宿っているものと、自分の子どもとの向き合い方につながってくると思います。

(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

河瀨直美との距離が生んだ、未知と可那子の関係


(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――可那子を演じた河瀨直美さんとの撮影についても伺います。河瀨さんとは、どのように親子の関係性を作っていったのでしょうか? 

福地:今回が初めての共演だったんですが、顔合わせでご挨拶をしたときから、河瀨さん自身としてではなく、役である可那子として私に接してくださったので、本来の河瀨さんがどういう人なのかをつかみきれないまま、それを知ることなく撮影に入ることができました。そのアプローチについて話し合うことはありませんでしたが、河瀨さんがしてくださったことに対して、私も乗っかってみようと思いました。きっと何年も会っていなかったであろう親子の距離や、2人の確執をどう作っていくかということを、河瀨さんが仕掛けてくださった。それをすごく心強く思いましたし、委ねてみたいなと思いました。 
――河瀨さん自身を知らないことと、未知が可那子をつかみきれないことには、どこか重なる部分があったのでしょうか? 

福地:撮影は短い期間で、物語の中で描かれている部分だけではなく、その前後にあるものも見せないといけないですよね。それをどう埋めていくかというときに、私自身が河瀨さんのことを知らないという感覚と、未知が可那子のことをつかみきれない、分かり合えないという感覚は、すごく似ていると思うんです。そういうアプローチを仕掛けてくださったことで、短い期間で解放しなければいけないものを支えてくれた、ひとつのやり方だったと思います。

(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

中川監督の「感情の鋭さと柔らかさ」


(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――脚本ができる前から中川監督とお話をされていた中で、監督や作品にどのようなものを感じていたのでしょうか? 

福地:今回はオリジナル作品ということで、脚本ができる前から中川さんといろいろお話をする機会がありました。中川さんの中にある感情の鋭さと柔らかさが、同時に迫ってくるような感覚があって、これまでとは違う挑戦のタイミングでもあるように感じました。そのエネルギーの強さに自分も引っ張られて、参加したいと思っていたんです。なので、一つひとつの演出方法というより、自分が参加した根源にあるものと、未知の人生の変化のタイミング、未知の中での挑戦と自分の中での挑戦。そこには似たものがあったので、そこをつなげられたらと思いました。

スケジュールより「その瞬間」を大切にした撮影

――今回の撮影現場は、一般的な映画撮影とは少し違う部分もあったのでしょうか? 

福地:それは、この作品のすべてのシーンに言えることだと思います。普段の撮影では、その日にやることが決まっているスケジュールがありますよね。でも、このチームはスケジュール通りに進まなくなることもよくありました。そのとき、その役がどう動きたいのかという感情や、そこにある風景、生き物たちの居心地のいいタイミングで収めていくことを優先していたんです。だから、スケジュールを崩すことを恐れていなかった。チーム全体が同じ温度で参加している感覚があり、予想していないことが起きることのほうが多かったんです。

(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会


(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――スケジュールよりも、その場で生まれるものや、そこにあるものを大切にしながら撮影していたんですね。 

福地:今回は、自分たちが旅をする中でも、「何を撮ろう」「これを目指して撮ろう」というより、そこにあったものを切り取って、それがどういう感情につながっていくのかを大事にしたかった。美しい風景も含めて見ていただきたいんですけど、それも狙って撮っていたものではないからこそ、心が動くのかなと思いました。だから、美しいと感じるのかな、と自分では思っています。

野付半島で感じた「母を知る」ということ

――実際に野付半島に立ったことで、未知の感情や演じ方に影響したことはありましたか?

福地:母の大切な人である、万理に会いに行くシーンがあります。母の大切な人がいる場所という設定で野付半島が出てくるので、そこに行くことで、未知は間接的に母のことを知ろうとしているんですよね。自分は今ひとりだけれど、そこが自分の帰る場所になっていくような感覚がありました。野付半島は、本当に自然の力を感じられる場所ですし、今まで出会ったことのない生き物たちがいることもとても新鮮で、いろんな表情を見せてくれる場所だなと思います。

(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

別海町で感じた、地元の人たちの「温度」

――撮影地の別海町では、地元の方に完成披露試写会が行われました。実際に地元の方に完成した作品を観てもらって、どんなお気持ちでしたか?

福地:すごく感動しました。一緒に観させてもらったんですけど、私にとっては新鮮な気持ちでした。東京にはない空気があるし、出会えない体験がいつも待っている。でも、ここに暮らしている人にとっては、この映画に出てくる風景がすごく身近にあり、その場所とのつながりもすごく深いんです。映画の中に散りばめられた美しい風景が、主人公を追っていく中でどうつながっていくのか。そして皆さんがどう感じられたのか、とても気になりました。言葉は交わしていないけれど、そこで真剣に観てくださる温度を感じられたことが、すごくいい体験でした。温かい企画に呼んでいただけたなと思います。

「誰かの心に届くものが見つかれば」

――最後に、これから映画をご覧になる皆さんへメッセージをお願いします。

福地:今を生きている一人ひとりの眼差しが感じられる作品だと思っています。北海道での旅から始まって、未知の成長につながっていくお話なので、この作品の中から、誰かの心に届くものや、救いになるようなものが見つかればうれしいなと思います。

『恒星の向こう側』作品概要


(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

■北海道の上映劇場
シアターキノ(11月7日~)、イオンシネマ釧路(10月30日~)、シネマ・トーラス(近日公開予定)

■公開日
2026年10月30日(金)

■出演
福地桃子
河瀬直美 寛一郎 朝倉あき 南沙良
三浦貴大 久保史緒里 中尾幸世
※河瀬直美さんの「瀬」の字は正しくは右側が「刀」の下に「頁」。

■監督/脚本/編集
中川龍太郎

■音楽
haruka nakamura

■制作プロダクション
Production I.G

■配給
NAKACHIKA

■公式HP
https://nakachikapictures.com/kosei-no-mukogawa

北海道への旅から始まった未知との出会い


(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――最初に脚本を読まれたときの心境を教えてください。

福地:今回は撮影だけではなく、脚本が出来上がる前の段階から参加させてもらっていました。プロットと未知という名前のみが決まっている段階で野付半島を巡るシナハンの旅にも参加していて、そこから時間が空いて脚本をいただいたんです。なので、脚本を読みながら北海道の旅を思い出していました。

 

(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――北海道を旅している段階では、未知という役柄についてはまだ細かく決まっていなかったんですね。 

福地:そうですね。プロットと未知という名前だけがある状態で、中川さんや撮影監督の上野千蔵さんをはじめ、皆さんと野付半島を巡りました。そこで出会った風景や、そこにある温度を大切にしながら、それぞれの中にある大切にしたい想いを出し合ったり、感じたことを共有したりしました。それがそのまま脚本になるというよりは、そのときに感じた温度が作品の中にも刻まれている、という感覚がありました。

奈良に戻った未知が向き合った、本来の自分


(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――未知を演じる上で、母親との距離や、東京で暮らす未知と奈良に戻った未知の違いについては、どのように捉えていましたか? 

福地:母と娘の確執をテーマにした作品でもあるので、会うときの体の緊張感は意識していました。物語の中では、母親に会うのは少し後で、それまでに東京で生活している未知のパートがあります。そこから奈良に戻ったときの違いをどう描くかということは、考えていたと思います。そういうことを考えていく中で、 未知は、いろんな顔を持っている人だと思いました。 

(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――奈良で母の看病をしながら過ごす中で、未知は少しずつ変化していきます。その変化を、どのように捉えていましたか? 

福地:関わっていなかった期間があった分、見えていなかったものが見えていくという変化があったと思います。だから、気持ちというより、「そこを知りたいのか、知りたくないのか」というところにあるのかなと。病気という大きな障壁があったことをきっかけに、もう一度会えることになった。そして、未知自身が選択して奈良に戻ったと思うんです。故郷に戻ると、それは物語の中でもはっきり描かれていますが、言葉が変わっていったり、ふるさとの懐かしい空気に自然と触れたりする中で、本当の自分、本来の自分と向き合う時間になっていたのかなと思います。

「今日と明日のことに真剣に生きる」

――未知自身もこれから母親になるという状況の中、そのことをどのように捉えていましたか? 

福地:あまり意識していなかったです。そこに関しては、自分自身もまだ想像できていない初めての経験でした。未知は、目の前で起きていることに向き合うことで精いっぱいだったと思います。未来のことというより、すごく気持ちが忙しかったんですよね。だから、今日と明日のことに対して真剣に生きることしかできなかったと思います。

(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――母との関係に向き合うことは、未知自身が自分を知ることにもつながっていったのでしょうか? 

福地:自分と母親との関係に向き合うことで、自分自身を知る場面があったと思うんです。自分の中でくすぶっているものとは違う選択をしたときに生まれてくるものがあって、それが本来の姿に近づく一歩でもあると思っています。その選択にチャレンジしたことで、次の自分のステップに進める気がしていて、そこに待っているのが、今自分の中に宿っているものと、自分の子どもとの向き合い方につながってくると思います。

河瀨直美との距離が生んだ、未知と可那子の関係


(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――可那子を演じた河瀨直美さんとの撮影についても伺います。河瀨さんとは、どのように親子の関係性を作っていったのでしょうか? 

福地:今回が初めての共演だったんですが、顔合わせでご挨拶をしたときから、河瀨さん自身としてではなく、役である可那子として私に接してくださったので、本来の河瀨さんがどういう人なのかをつかみきれないまま、それを知ることなく撮影に入ることができました。そのアプローチについて話し合うことはありませんでしたが、河瀨さんがしてくださったことに対して、私も乗っかってみようと思いました。きっと何年も会っていなかったであろう親子の距離や、2人の確執をどう作っていくかということを、河瀨さんが仕掛けてくださった。それをすごく心強く思いましたし、委ねてみたいなと思いました。 

(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――河瀨さん自身を知らないことと、未知が可那子をつかみきれないことには、どこか重なる部分があったのでしょうか? 

福地:撮影は短い期間で、物語の中で描かれている部分だけではなく、その前後にあるものも見せないといけないですよね。それをどう埋めていくかというときに、私自身が河瀨さんのことを知らないという感覚と、未知が可那子のことをつかみきれない、分かり合えないという感覚は、すごく似ていると思うんです。そういうアプローチを仕掛けてくださったことで、短い期間で解放しなければいけないものを支えてくれた、ひとつのやり方だったと思います。

中川監督の「感情の鋭さと柔らかさ」


(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――脚本ができる前から中川監督とお話をされていた中で、監督や作品にどのようなものを感じていたのでしょうか? 

福地:今回はオリジナル作品ということで、脚本ができる前から中川さんといろいろお話をする機会がありました。中川さんの中にある感情の鋭さと柔らかさが、同時に迫ってくるような感覚があって、これまでとは違う挑戦のタイミングでもあるように感じました。そのエネルギーの強さに自分も引っ張られて、参加したいと思っていたんです。なので、一つひとつの演出方法というより、自分が参加した根源にあるものと、未知の人生の変化のタイミング、未知の中での挑戦と自分の中での挑戦。そこには似たものがあったので、そこをつなげられたらと思いました。

スケジュールより「その瞬間」を大切にした撮影


(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――今回の撮影現場は、一般的な映画撮影とは少し違う部分もあったのでしょうか? 

福地:それは、この作品のすべてのシーンに言えることだと思います。普段の撮影では、その日にやることが決まっているスケジュールがありますよね。でも、このチームはスケジュール通りに進まなくなることもよくありました。そのとき、その役がどう動きたいのかという感情や、そこにある風景、生き物たちの居心地のいいタイミングで収めていくことを優先していたんです。だから、スケジュールを崩すことを恐れていなかった。チーム全体が同じ温度で参加している感覚があり、予想していないことが起きることのほうが多かったんです。

(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――スケジュールよりも、その場で生まれるものや、そこにあるものを大切にしながら撮影していたんですね。 

福地:今回は、自分たちが旅をする中でも、「何を撮ろう」「これを目指して撮ろう」というより、そこにあったものを切り取って、それがどういう感情につながっていくのかを大事にしたかった。美しい風景も含めて見ていただきたいんですけど、それも狙って撮っていたものではないからこそ、心が動くのかなと思いました。だから、美しいと感じるのかな、と自分では思っています。

野付半島で感じた「母を知る」ということ


(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

――実際に野付半島に立ったことで、未知の感情や演じ方に影響したことはありましたか?

福地:母の大切な人である、万理に会いに行くシーンがあります。母の大切な人がいる場所という設定で野付半島が出てくるので、そこに行くことで、未知は間接的に母のことを知ろうとしているんですよね。自分は今ひとりだけれど、そこが自分の帰る場所になっていくような感覚がありました。野付半島は、本当に自然の力を感じられる場所ですし、今まで出会ったことのない生き物たちがいることもとても新鮮で、いろんな表情を見せてくれる場所だなと思います。

別海町で感じた、地元の人たちの「温度」

――撮影地の別海町では、地元の方に完成披露試写会が行われました。実際に地元の方に完成した作品を観てもらって、どんなお気持ちでしたか?

福地:すごく感動しました。一緒に観させてもらったんですけど、私にとっては新鮮な気持ちでした。東京にはない空気があるし、出会えない体験がいつも待っている。でも、ここに暮らしている人にとっては、この映画に出てくる風景がすごく身近にあり、その場所とのつながりもすごく深いんです。映画の中に散りばめられた美しい風景が、主人公を追っていく中でどうつながっていくのか。そして皆さんがどう感じられたのか、とても気になりました。言葉は交わしていないけれど、そこで真剣に観てくださる温度を感じられたことが、すごくいい体験でした。温かい企画に呼んでいただけたなと思います。

「誰かの心に届くものが見つかれば」

――最後に、これから映画をご覧になる皆さんへメッセージをお願いします。

福地:今を生きている一人ひとりの眼差しが感じられる作品だと思っています。北海道での旅から始まって、未知の成長につながっていくお話なので、この作品の中から、誰かの心に届くものや、救いになるようなものが見つかればうれしいなと思います。

『恒星の向こう側』作品概要


(C)2025 映画「恒星の向こう側」製作委員会

■北海道の上映劇場
シアターキノ(11月7日~)、イオンシネマ釧路(10月30日~)、シネマ・トーラス(近日公開予定)

■公開日
2026年10月30日(金)

■出演
福地桃子
河瀬直美 寛一郎 朝倉あき 南沙良
三浦貴大 久保史緒里 中尾幸世
※河瀬直美さんの「瀬」の字は正しくは右側が「刀」の下に「頁」。

■監督/脚本/編集
中川龍太郎

■音楽
haruka nakamura

■制作プロダクション
Production I.G

■配給
NAKACHIKA

■公式HP
https://nakachikapictures.com/kosei-no-mukogawa

早川真澄

ライター・編集者

北海道の情報誌の編集者として勤務し映画や観光、人材など地域密着の幅広いジャンルの制作を手掛ける。現在は編集プロダクションを運営し雑誌、webなど媒体を問わず企画制作を行っています。

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